ウマ娘プリティダービー《Unusual world line》 作:K.T.G.Y
それはある日の生徒会室。
座っているのは会長シンボリルドルフ。その前に立つのは制服姿のライスシャワー。
そして特注の机に置かれた届出。それは退学届けだった。
「どうしても学園を去るのか?」
「はい……」
病院からようやく退院が認められた日の翌日、ライスは即座に動いた。
「もう決めてたんです。最後のレースを走り終わって、退院が認められたら、学園を去るって」
「そうか……」
「どうせ長期入院で単位取れないから留年だし、レースにも出られないし、それならいっそ、と思ってたんです」
「確かに、学園を卒業するにはもう一年ほど在籍してもらうことにはなるな……」
ルドルフはライスの顔を見る。晴れ晴れとしていた。思い残すことはない、そんな表情だった。
「それで、君はこの先どうするんだ? 君の功績なら、何処か就職先を斡旋することもできるが……」
「あ、その点なら問題ないです」
「問題ない、とは?」
「ライス、おばさまの会社の会長秘書に指名されてるんです。お給料もいいんですよ」
そう言って、ニッコリ笑う。
「結局、ライス、入院費と治療費は全額おばさまに出してもらったから、少しでも借りは返さないと」
「そうか……」
止めることは難しそうだ。ルドルフは察した。
「分かった。この届は責任をもって受理しておくよ」
「ご迷惑をおかけします」
ライスは頭を下げた。
「…………」
ルドルフは会長の立場として考えた。
このトレセン学園には、毎年多くのウマ娘が入ってくる。
しかし高等部まで残るのは一握り。卒業まで残るとしたらほんの一つまみというのが現状だ。
(今一度考えなければならないな……全てのウマ娘が幸せに日々を過ごせる学園の構築を……)
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シンザンは学園近くの大学と交渉し、トレーナー課を作ることにまずは成功した。
とりあえず本年度は20名を定員としたところ。瞬く間に埋まった。
しかしその大半は、見目麗しきウマ娘とお近づきになれるかもしれないという甘ったれた男ばかり。即座に雷が飛んだ。
「いいかい。ウマ娘はペットじゃないんだよ! 人間以上のポテンシャルを持つ生物だからこそ、人がいかに歩み寄り、信頼関係を築いていけるか。これはとても難しいことなんだ」
講義を受け持ったシンザンの教鞭にも熱が入る。横にはシンザンの育成理論を是非教わりたいとキングヘイローの姿もあった。
結局、無事単位を取れたのは20名中8名。内女性が5名という結果だった。
「……やれやれ。こんなもんかね。このレベルのトレーナーを学園に輸出したとあっては、下手すりゃ私の首が飛ぶねまったく」
「でも真剣に取り組んでいた学生さんはいずれも好成績でしたわ。後はどれだけ実践を詰めるかでしょう」
「キング、あんたも学園には残るのかい?」
「ええ。おばあさまの理論は大いに勉強になりますし、それに……」
「それに?」
「ウララさんの面倒も見なきゃ。わたしがいなきゃ絶対卒業できないわよ、あの子は」
その後もシンザンは休む間もなく、会社、学園、大学を行き来し、多くの人間、ウマ娘を担当することになる。
ウマ娘の方は重賞勝利した娘こそいるが、夢のGⅠ優勝はまだ出ていない。
しかしウマ娘とて、詰まるところは血統と才能の世界だ。努力しても限界のある娘を指導するのは一苦労だった。
「ふぅ~~……こりゃ骨だね。案外栗田や武田と会えるのも早いかもしれないねえ……」
会社に戻って来たシンザンは、座り心地のいい深めの椅子にどっしりと座り、大きく息を吐いた。
「ふふ、おばさまはまだまだ現役ですから。きっと長生きしますよ。はい、コーヒーです」
「ありがとう、ライス。……うん、これは美味い。すっかり淹れ方が上手になったねえ」
「今、紅茶の淹れ方も練習してるんです。今度ご馳走しますね」
あのライスが、すぐに泣いていたライスが、二度と走れないと言われていたライスが、側にいて笑っている。それだけでシンザンは救われた気がした。
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トレセン学園も多くの新入生やベテランウマ娘がひしめく群雄割拠の時代を迎えていた。
しかしその中で低迷を続けていたウマ娘がいた。
ツインターボである。
どんなウマ娘でもアスリートである以上「衰え」という時期は来てしまう。ツインターボがそうだった。
今まで当たり前のように出来ていた体の駆動が、オイルが切れたように出来なくなり始めていた。
練習量を増やしてもどうにもならなかった。明らかに衰えが体を蝕む方が早かった。
当たり前のように逃げ切れていたレースも、やがて力尽きて逆噴射してしまう。
しかし自分は『諦めない事の伝道師』として戦ってきた。自分が諦めてどうする、とターボは頑なに現役に拘った。
ターボは体が小さい。衰えることによる筋力や内臓の老化も普通のウマ娘より早かった。それでもターボは諦めなかった。
引退を勧められても断った。テイオーやマックイーンに言われても断った。
そして地道に練習を続けた。憑り付かれたように練習を繰り返した。
「ターボは、走るんだ……走らなきゃいけないんだ……テイオーが残した、諦めない事のバトンを、繋ぐために……」
そしてその執念が遂に結ばれる時がくる。それは秋のオールカマ―だった。かつて走って1着になったレースだ。
ファンも期待している。10回負けても11回目に勝ってくれる。何度負けても不屈の精神で蘇ってくれる。それを祈った。
スタート直後、ツインターボはまたまた大逃げを見せる。他を引き離し、ぐんぐんと加速していく。
観客席からは声援が飛ぶ。咆哮に似た声援が。
第3コーナーを回り、第4コーナーを回る。脚色が衰えてきた。
最後の直線に入る。もはや一杯だった。後続が物凄い勢いでリードを詰める。
もはやこれまでか? スタンドが必死に声援を送る。カノープスのメンバーも声援を送る。
視界が歪んできた。もう何処を走っているかも分からない。それでもターボは手足を動かす。
その時、ターボの耳にかつて聞いた声が聞こえた。
「諦めないことが大事だからね」
「諦めないことが大事なんです」
「絶対に諦めちゃいけないんだよ」
(テイオー……イクノ……ばーちゃん……)
その時、ターボの体に、ほんの少しだけ力がこもった。本当に少しだけ。しかしゴール板まで辿り着くには充分な力だった。
「うっ……うあああああああっ!!」
ターボが吠えた。そして遂に後続を振り切り、誰よりも先にゴール板を駆け抜けた。
やった。1着だ。勝った。やっぱりそうだ。諦めなければやれるんだ。
薄れゆく意識の中、ターボの頭に、テイオーの笑顔が、浮かんでは消えていった……。
目が覚めた時、ターボは病院のベッドの中だった。傍にはネイチャもイクノもマチタンも、トレーナーもいる。
「ああよかった! もうターボ、心配したんだからね」
「ターボ……どうしたの?」
「レースが終わった瞬間、意識がなかったんです。医者は心臓の使い過ぎによる意識障害だと」
「……そっか」
「ターボさん、トレーナーとして進言します。これ以上レースに出るのは賢明ではありません」
「うん……」
「ギブアップしよ。ターボが頑張り続けてきたのは痛い程みんなに伝わってるから、ね?」
「…………。分かった」
それだけ言うと、ターボは寝息を立ててまた眠ってしまった。
「言質は、取ったよね?」
「はい。後で嫌だとごねられるかもしれませんが、私はターボさんの幸せも考えなきゃいけませんから」
「恨まれても構わないということですか」
イクノが言う。
「はい。引退させます」
その後、ツインターボの引退が大々的に報じられると、多くのファンが悲しんだ。それだけターボはファンに愛され、慕われていた。
諦めない事の強さ、大事さを皆に伝えてきた不屈の逃亡者がターフを去るのは惜しまれた。
人々は是非引退式を行ってほしいと呼びかけ、数週間後、東京競バ場で引退式が行われた。
式はテイオーとマックイーンが引退した時と同じ方法が用いられた。ターボはわんわん泣きながらターフを一周し、花束を贈られた。
最後の最後まで大逃げに拘り続けた、小さな逃亡者の引退は、長らく人々の間で語り継がれることだろう。
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シンボリエムブレムは、その後も勝ったり負けたりのレースが続いた。
かつての雷光のような末脚が復活したかと思えば、静電気程度の脚で惨敗したりと、成績は安定しなかった。
自称ライバルのチャンピオンバッジとの因縁は長く続いた。
両者とも人気はなかったため有馬記念に出ることは生涯一度もなかったが、その他のレースでは顔を合わせることも多かった。
お互い勝ったり負けたりで、無名のウマ娘に勝利を奪い取られるケースもあった。
チャンピオンバッジもまた、エムブレムと似たような黒いモチベーションを力に変えるタイプだったので、エムブレムの張り合いがないと力が発揮できなかったのだ。
トレセン学園では相変わらず授業には全く出ず、留年確定及び退学まで秒読みというエムブレムだったが、別に気にしていなかった。
ただこの頃のエムブレムは多少なりとも人付き合いに変化が訪れていた。
金魚の糞のように付いて来るホワイトビーチはいつものことだが、数々のGⅠ勝利ウマ娘であるエムブレムに教えを貰おうとする娘もそれなりにいたからだ。
エムブレムはぶっきらぼうではあったが、要点をかいつまんで教授した。
「人に教える立場になって、初めて分かるものもあるんだな……」
「いいじゃないですか! エムブレムさん、いっそコーチになりましょうコーチ! そうすれば学園に居続けられますよ!」
「……それはおまえの願望だろう」
「あ、分かっちゃいました?」
コーチなんて腐る程いる。かといってトレーナーなんてガラじゃない。どっちもお断りだ。
「まあ、順当に引退だろうな……」
そう思っていたある日、エムブレムは生徒会室に呼ばれた。
まあこっそり寮内に酒を持ち込む事しょっちゅうだったし、門限が9時?だったら朝の9時に戻ってくればいいなと朝帰りすることもあったし、呼ばれる理由は山ほどあったのだが。
「エムブレム、君はこのまま引退するつもりかい?」
「まあ、そうですね」
「そうか……」
ルドルフ会長は言った。いずれにしろ、君の日本競走バ界における功績は計り知れない物であり、それ相応の扱いというものがある、と。
会長は引退に当たって、それ相応の舞台ということで壮大なセレモニーをしないか、と持ち掛けたが、
「いえ、そんなものは必要ありません」
と、断った。
ならば重賞に出てみないか、と伝えるが、
「余計な気遣いです」
と、これも固辞。
では何が希望だと改めて問いただすと、
「……レースで始まった自分の競争バ人生だ。最後もレースで終わりたいです」
華々しい活躍を続けた彼女が最後に臨んだもの、それは何の変哲もないごく当たり前のレースだった。
週末の中山の第3レース。昨日から降り続いた雨は止まず、芝は張替が間に合わず禿げあがったままで、内バ場には誰も寄り付かない重バ場の悪天候。
GⅠレースではないため勝負服ではなく、冷たい雨を拭う袖もない中、エムブレムはゆっくりと現れ、ゲートへと入っていった。
ゲートが空き、全員が走り出す。エムブレムも駆ける。
水を含み蹴り上げるたびに重い振動と水滴が伝わる中、ただエムブレムはゴールへ向けて走っていった。
そしてレース終盤。各ウマ娘がスパートを開始する。ホワイトビーチの声援が聞こえた。しかしあの時の脚は戻ってこなかった。
それでも積み重ねてきた場数が違う。エムブレムは今出せる全力で走り、見事1着を決めた。有終の美であった。
走り終えたエムブレムの顔には、僅かな笑みが零れていた。最後の感触を、じっくり楽しんでいるかのような笑みだった。
そしてウイニングライブをバックレて、早々に場外へと去っていった。
(これから辞めようっていう奴を持ち上げてどうする。現役に未練が残るだけだろうが)
スピーチも、セレモニーも、花束贈呈すらない大選手の最後のレースはこうして終わり、やがて全ての日程は終わり、人々は帰路に着く。
誰も、シンボリエムブレムという偉大なウマ娘が引退したことを知らぬまま……。
その後、引退したエムブレムがどうなったかというと……、
「わたしはね、思うんだ……」
自分を生んだクソババアは酒に溺れて死んだ。自分もその血を継いでいるのは明らかだ。事実、年齢不相応の酒豪だった。
チカチーロだった頃も、シンボリエムブレムの名を貰った後も、いけないとは思いつつも酒は嗜んでいた。
酒は因果そのものだった。どうあっても切っても切り離させない物だった。
しかしこのまま飲まれる側でいれば、自分もやがてクソババアと同じ道を歩んでしまう。
「だから、わたしは酒を提供できる側に回るため、焼き鳥屋でも始めることにするよ」
関西の方で修業を積み、数年後エムブレムはトレセン学園のある中央付近の商店街に戻って来た。そして焼き鳥屋を開業した。
朝早く起き肉と野菜を自分で選び、串に打ち、開店を待つ。エムブレムはリーズナブルな値段の焼き鳥屋の若女将になった。
店は繁盛し、夜遅くまで客が絶えない賑わいの場になったという。お客さんは、かつてエムブレムが数々の伝説を残したウマ娘であることを知らないという。
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ハルウララは中央・地方問わずレースに出続ける日々を過ごした。
学園に帰って来ては、キングに勉強教えてーと泣きつき、多くのウマ娘の中で充実した時間を過ごす。
そしてまた地方に行っては、勝っても負けても声援を送ってくれた観客に手を挙げて答える。
コツコツと出場し続けたレース数はいつしか100を超え、卒業するころには遂に200の大台を突破。
晩年は衰えも激しく、ビリとブービーを繰り返すレースも多かったが、ウララは至って明るかった。
自分が走ることで人を笑顔にできる。自分が頑張れば皆も頑張れる。
勉強はまるでできず、結局最後まで「ふんいき」が言えない彼女だったが、そのポリシーには強い気骨があった。
そして卒業日、学園から功労賞を授与され、日本ウマ娘連盟からも功労が認められるトロフィーを頂いた。
ここまでこれたのは、ファンの応援、支えてくれたウマ娘たち、自分を見守ってくれた学園の人々。そして師のおかげだった。
彼女は決して他人を貶さない。まず褒める。その姿勢は皆も見習うべきだとルドルフ会長も言っていた。
そしてライスがこっそり描いていた絵本にもハルウララは登場した。
反響はすさまじく、瞬く間にベストセラーとなった。
最終的な成績こそ決して良くはなかったが、彼女は日本中の人々を笑顔にするという、誰にもできなかったことをやってみせたのである。
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キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ジェンティルドンナ、ドゥラメンテはその年の凱旋門賞に挑戦。
日本勢が1-2-3フィニッシュを決めたことで、ヨーロッパのウマ娘の勢力図も大きく変わった。
なにより黒歴史同然の凱旋門賞をやらかしたフランスは長い間各国からの罵倒を浴び、低迷することとなる。
しかしその年、日本勢は惜敗。残念ながら2大会連続とはならなかった。
だが、これまで日本は「世界のウマ娘に追いつき追い越せ」をスローガンにしていたのだが、徐々に逆の立場となった。
日本勢に負けないウマ娘の育成を世界各国が取り組むようになったのだ。
これにより世界各国の実力のあるウマ娘は海を渡ることが当たり前のようになり、勢力図は年単位で大きく変動するようになる。
さらにこれを受けてドバイ国王は世界各国のウマ娘代表選手を率いたオリンピックの開催を決定。
名門国から発展途上の国まで有名無名を問わず多くのウマ娘がひしめき合う一大レースが繰り広げられた。
一つの国から世界へ。そして世界の頂点へ。ウマ娘達の目指す目標も変わっていった。
日本のGⅠレースも海外のウマ娘が出場するのが当たり前になり、皆負けてたまるかと躍起になる。
国内も忙しくなり、ルドルフ会長やシンザン特別トレーナーもこれに尽力した。
これにより国内のウマ娘も大きく成長した。
少なくとも、スター選手というドジョウを待っているような環境ではなくなっただろう。
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トレセン学園に入学するウマ娘も増えた。
本年は前年の1割増。
競バ場でウマ娘のレースに魅入られた者。自分がトレセン学園で成り上がっていこうと野望に燃えている者。動機は様々だ。
楽しい現実ばかりではない。いや、考えているより辛い現実が待っているかもしれない。
しかし、学園は全てのウマ娘を歓迎する。
100人いれば100通りのドラマがあるのだから……。
「唯一抜きん出て 並ぶ者なし(Eclipse first,the rest nowhere.)……。学園は諸君らを歓迎する!」
壇上のシンボリルドルフ会長の檄が飛ぶ。
桜舞う入学式……。そして今年も、ウマ娘にとって、夢と希望と波乱に満ちた一年が始まる。
『Unusual world line』
『終』
というわけで、『Unusual world line』これにて完結でございます。
完走した感想(ルドルフ会長も納得の檄ウマギャグ)としては、まあ……糞だよ糞! ハハ……ハハハハ! だったなあ、と。
執筆にあたり、趣味の時間を大幅に削り挑みました。書き溜めもいっぱい書きました。尽きても出来る限り毎日更新しました。
しかし人気はなく、反響も少ないままでした。あってもなくても一緒でした。
まあ、何といいますか……、
悪いことをしてしまったようだな、私は。
エムブレム「そうか。一体どうすればよかったんだ?」
落ち着け。SSを書くにあたり最低限の才能は必要不可欠だった。しかし、私にその才能はない。
それは分かっていたのだがそれでもウマ娘の話が書きたかったんだ。
言わば全ては自己満足の産物というほかない。
そんなチラシの裏であれば誰にも見せず一人でつまんねーなー()と楽しんでいればいいものを、
投稿を行い、目を汚すだけでは飽き足らず、あまつさえ人々の貴重な時間を奪ってしまったのだ。
その責任は限りなく重い物であり、ケジメをつけるため腹を切る。
エムブレム「よし、介錯はわたしがしてやろう」
すまない。ウボァー!
エムブレム「ホワアアアアアッ!!(ズバー!)」
とっても 痛いの ねんの ねん……
まあそれはそれとして、
まあほんと、面白いSSなんてハーメルンには幾らでも溢れているんだから、
良い子はランキングで検索して面白い話だけを読もうね♪
こんな作品は、見ないようにしようね♪