?「目ど醒めなるのなら小代eyeテテになって御願かしばし」
千砂都「っ……うぅ……」
?「西國に合戦ぶり退屈……将軍級の裏切りささざ逃亡、企てた殿様笑笑溺死して賦垢四億年くらい前かしら、雲筒ヶ峰。戰い法人酷似。小串酷似。そぶはそぶは欠伸トブふーる出るよどほ」
千砂都「ぅぅ、あ。えと……」
?「富美ふぁび。totととととととっても気まぐれ蒲ガち"人間"奇蹟類宝し。か。わ。んいもの。さすれば"地球人"w6め挙」
千砂都「うんと……あれ、ここは……」
?「あら、ここが目醒めの地点なのね。不思議だわぁ。彗星人は意識を持たないし、木星人は何重静圧によって負荷を与えられないから、本当に、特殊な生命」と言っている。
千砂都「誰か……いる?」
?「黧ヲおーおーおメザシ。原来と近めなる、ふ。るし。あ、あ、あ、あ」
千砂都「こっ子ども……? あの、ここがどこだか、わかるかなぁ……?」
?「です俺チチ牟ゴ」
千砂都(外国の子なのかな、迷子? 私もそれに似てるようなものだけど)
?「っエアロr㗅る。58。樹な2がむをにかいはきましたんん。テテ」
千砂都「っ!?」
?「……」
千砂都(ガムがなんちゃらって聞こえた!)
?「……」
千砂都「……あの」
?「……」
千砂都(どういう状況なんだろう……私は今どこに?)
?「あ、あめ、アメリカ……ザリガニ」
千砂都「むむむ!」
?「こっこ。こに……こんばんわ」
千砂都(日本語だ!)
?「だむね……佐太紋次郎外勢翻訳機、これ不良品まわ。チューニングが合いはしないもの」
千砂都「あの、あなたは……?」
?「あなた? あなたとはなーに?」
千砂都「えっと、少女の姿をした……目の前にいるひと?」
?「何かしら」
千砂都「私とあなたみたいな。うーん。私とかのんちゃんとか」
?「私って何かしら」
千砂都「ふぇぇ。それは難しい……あのー えーとえーと」
?「ムンユバートエンバー? 合理的拡散がもたらす仮説系万象帯? それともユートピア曲線?」
千砂都「あわわわわわ。ごめんなさい、全然言っている意味が!」
?「触らせてもらえる?」
千砂都「えっ、ひゃっ!?」
?「……成る程。地球人の解釈なら畜群星を離れた瞬間から、私は私を得た。プライデェの遮断が個人と外部を創り出す……ふーん。DNA……デカルト……実体……人類……あ、これが貴女ね」
千砂都「ううぅ」
?「貴女の質問に答えるなら宇宙人の概念が最も適している気がするわ」
千砂都「宇宙人!?」
?「嵐千砂都……名前、故に個を維持する外部装置」
千砂都「あの……」
?「あら、御免なさい、離すわ」
千砂都(宇宙人ってなになになに!? 冷静になれない自分がいる! 見た目は完全に女の子だけどこの子が宇宙人!? どうなっているんだろう。迷子……? でも全く理解出来ない単語を言って来たりするし……)
?「有限を与えられし地球人は、その果てに何を望む?」
千砂都「ふぁい!?」
?「ピピピー げぶるさばる。あ……あ……」
千砂都(どっどうしよう。また壊れたブリキみたいに)
?「武装解除に平和の祭典、資本戦争に宗教動乱。燻る業火に筒抜けになった催眠難民。威嚇され宇宙に監視され、国権の行先は……ガァ、ふっかっ歩ー!」
千砂都「だったいじょうぶ!?」
?「あぁ……あっ……御免なさいね。ムヲデガをすると調整が効かなくて」
千砂都「そうなんだぁ……」
?「ねぇ、千砂都のお話はなぁに?」
千砂都「えっお話し!?」
?「そうよ、ずっと待っていたんだから。聞かせて欲しいの。どんなものでもいいのよ例えばU99-田中/OETにペルドラゴンの鉤爪が見つかった話とか、天才時計師ブレゲの話とか、麒麟の首だけを伸ばす魔法が使えたシモゴールの話だとか、なんでも」
千砂都「そんなに面白い話、持ち合わせてないよー!」
?「そうなの? それでは宿命のひとつでも聞かせて」
千砂都「たむむ……人生でも?」
?「読唱のやうに」
千砂都「えと、今は学校でアイドルをしていたり……してなかったり……」
?「寺子屋やアカデミアね。アイドルって?」
千砂都「難しいかも……みんなを笑顔にする仕事? 違うかな、趣味……うーん。歌ったり踊ったり……」
?「やってみせて」
千砂都「確かに、その方が分かりやすいかもね!」
?「……」
千砂都「いっくよー! 千砂都ハリケーン!!ぐるぐるどっかーん!!」
?「……」
千砂都(あれ?)
?「……ふっ」
千砂都(手応えが……)
?「ケラケラケラ!!」
ーーしばらく笑われたーー
?「ねぇねぇ。それって愉快だわ」
千砂都(何か……すっごく恥ずかしい!)
?「もう一度お願いできる?」
千砂都「いっくよー! 千砂都ハリケーン!!ぐるぐるどっかーん!!」
?「ケラケラケラ!!」
ーー恥ずかしさで頭の丸が爆発しそうになったーー
千砂都「うわー うわー!」
?「感謝」
千砂都「もう、むむ……あの、あなたのことを聞いてもいい?」
?「どうぞ」
千砂都「宇宙人って何歳なの!?」
?「限りある時間の終着点からフラッシュした後方より」
千砂都「……えっ、それは、年齢がとてつもないってこと?」
?「私は初めから存在していて、終わりまで存在していない。初めから存在せずに、終わり頃に存在する」
千砂都「むむむずかしー!」
?「他にもある?」
千砂都「好きな食べ物とか」
?「ニンゲン」
千砂都「え!?」
?「ウソよ」
千砂都「おっ驚いた〜」
?「私には栄養素を自家で栽培する機能が備わっている。そもそもそういうことでもないのだけど。内部生産を持ち合わせてはいない貴女に説明するなら、これが適切な気がする」
千砂都「……あの、こんなこと……お話しすることじゃないかもしれないんだけど、本当は……私、アイドルじゃないんだ」
?「損得勘定約益」
千砂都「でも、覚悟はしてる。二人のライブを見て、私のダンスをここで使いたいって思った」
?「人は決断を行う時、並行する可能性を切り捨てる。藪を漕ぐように畏怖を飼い慣らす事も、地べたにキスをし続ける事も」
千砂都「うん。私の出来ること
ーーーーカチッーーーー
「申し訳御じゃいませーん」
「バカやってんじゃないよ!」
「ダメ男に制裁!」
ーーーーカチッーーーー
「愛が〜 消えないで〜 とにかく〜 消えないで〜」
ーーーーカチッーーーー
千砂都「ーーでも本当は、かのんちゃんに誘ってもらいたかっ
ーーーーカチッーーーー
「アフガニスタンから撤退。これはアメリカ政府の失敗と言えるのでしょうか」
「とにかくですね、私が言いたいのはーー」
ーーーーカチッーーーー
「あなたの住まいを丁寧に。心を込めて」
「さぁ、今夜の最高査定額はああぁぁ!!」
ーーーーカチッーーーー
「ニュース速報でした。続いてのーー」
ーーーープツン