妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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子育て!スズキ&カンナ編

sideスズキ

サトウが次の引き取り先が見つかるまで孤児を預かるバイトっていうから引き受けたが・・・

 

「私はヒサキン!!ブンブン!ハロー!スズキ!」

 

ヒサメにそっくりなガキがいた・・・

まぁ、流石に別人だろうが・・・一応連絡しておくけど・・

 

「バァーイ!」

 

うん、やっぱり別人だな。

 

「おーい、報告聞きに来たんだけど・・・」

 

まずい!そういえば今日はカンナからの連絡が・・・

 

「・・・目つきが悪いのは知ってたけどまさかガチの犯罪をするなんてね・・・」

 

「待て、話を聞け。」

 

俺はちゃんとバイト内容を説明した。

 

「ふーん、バイト内容はこの子と一日過ごして動画撮るんだ・・・」

 

「まぁな、サトウの紹介で見た目がアイツにそっくりなんだ、なんか騙されてそうだけどな。」

 

「でもアンタ子供の世話とかできんの?」

 

「余裕だよ・・・んなの。」

 

そうして俺は子供にカメラを向けると

 

「カメラ!いくよいくよ!どうも!ヒサキンです!」

 

それはさっき見たよ。

 

「やっぱ協力してくれねーか・・・」

 

「いいよー!ヒサメちゃんそっくりなんて可愛くてサイコー!」

 

こうして俺たちの子育てが始まった。

 

sideカンナ

もう夕方だったし泊るのでアーシが夕飯でコロッケを作った。

 

「じゃ、食うか。」

 

「うわー!おいしそー!いただきまーす!」

 

こういうところもヒサメちゃんそっくりだよね!

 

「・・・美味いな。」

 

「うん!外はサクサクで中はホクホクです!ソースも絡んでてとっても美味しい!」

 

スズキはいいとしてなんか食レポが始まった・・・

 

「美味いのは認めるが黙って食えねぇのか?」

 

「まぁまぁ、素直なんだからいいじゃん・・・」

 

「皆さんも是非食べに来てくださいね!スズキ家のコロッケ!」

 

「勝手に俺んちを進めてんじゃねぇ。」

 

アーシの作った要素が消えうせた・・・

そして食べ終わったアーシたちはニュースを見てたんだけど

 

「消費税また増税するの?」

 

政治の話題で話してきた。

 

「可能性があるみてーだな。」

 

スズキがそう返すと

 

「消費税って税負担の水平的公平だからお金がない人ほど負担が大きくなるよね。それに消費税は官僚の天下りを防ぐものなんだよね!」

 

高校生レベルの政治経済の知識を持ってるなんてすごすぎでしょ・・・

スズキも唖然とした様子で

 

「どこでそんなこと覚えたんだ?」

 

と聞くと

 

「ん?YOUTUBE!!」

 

やっぱり・・・ってことは

「スズキ、教育に関しては問題ないんじゃない!?」

 

「そうか?質問してみっか・・・」

 

そういって問題をだした。

 

「2×3は?」

 

「ん?2×3・・・?なにそれ?」

 

「やっぱり教えねーとだめだな・・・」

 

「うん・・・」

 

その後アーシたちで掛け算を教えました。

 

sideスズキ

そして俺たちはバラエティー番組番組を見てたんだが・・・

 

「この芸人さんあんまり面白くないね。これは個人の感想ですが。」

 

最後に妙なことをいって感想をしめた。

 

「なんだそれ?」

 

「これ付けないと叩かれるからね。すぐ炎上する時代だから。自分の意見一ついうのも大変だよ。」

 

ネットリテラシー凄いな・・・

 

「アーシクローン人間に賛成の意見をSNSにあげて炎上したんだよね・・・」

 

「お前はまず倫理観から学んで来い。」

 

こいつ・・・戦い方から分かってたけどやっぱサイコパスだな・・・

そして俺たちは仕事のとおりこいつを撮ってたんだが・・・

 

「なんでスズキたちは私のことを撮るの?私を二人の子供と偽ってカップルYOUTUBERになってお金稼ぎたいの?」

 

何言ってんだこいつ・・・

 

「ちげーよ。」

 

「はぁ!?こいつとカップルとか冗談じゃないよ!」

 

そんなてんぱるなよ・・・

 

「子供に言われたくらいであわてるなよ。ギャルみたいな感じして家事とか得意だし結構乙女なんだな。」

 

「はぁ!?とにかくこれはこの目つきの悪い奴のバイトだから!」

 

そうカンナが言うと

 

「仕事!?社畜!!スズキ達は社畜なの!?」

 

ホントどこからでも結びつけるな・・・

 

「そんな言葉も知ってんだね・・・」

 

「チゲーよ」

 

「じゃあ地獄でお金稼いでこいって言われたの!?」

 

なんでそうなんだよ・・・

 

「俺たちは地獄には落ちてねぇ。」

 

「まぁ、目つきの悪さは共通してるよねー!」

 

「うっせぇ。」

 

「じゃあ悪魔のYOUTUBERさん!?」

 

「悪魔じゃねーよ。喧嘩売ってんのか?」

 

若干キレそうになりながらも仕事はこなしていたが・・・

俺たちが目を離したとき

 

「うわああああああん!!」

 

アイツの鳴き声が聞こえた!

 

「どうした!?」

 

俺たちがむかいどうしたかきくと

 

「YOUTUBE見てたら怖い動画出てきたぁあああ!!」

 

そりゃ関連でトラウマになるような動画もでてくるよな・・・

 

「どんな動画だ?」

 

「秘密結社ヤルミナティー」

 

・・・

 

「そうか・・・そりゃあれだな・・・」

 

「おお!アーシがよく見るチャンネル!今度は一緒に見ようか!」

 

「おい!辞めろ!」

 

こいつやっぱサイコだわ・・・

 

カンナにお風呂を先に入らせて俺も入ったがアイツはまだ見ていた。

 

「あんま近くで見んな目を悪くするぞ。それに見すぎだ今日はもう寝るぞ。」

 

そういうと寂しそうにこっちを見ていた。

 

「なんだ?」

 

「スズキ一緒に寝てくれる?」

 

「私ねなんかカプセルで育てられて人と寝たことないの・・・けどYOUTUBEでは子供はパパやママと寝てるから・・・」

 

「誰がパパだ。」

 

「・・・そうだね。」

 

「あー!スズキ君が子供泣かせそー!」

 

うるせぇ・・・

だけどこいつも同じように親の顔も知らずに・・・

 

「はぁ・・・だいたい布団が少ないんだ。誰か一緒に寝ないといけねーだろーが。」

 

「うん!」

 

にしても孤児がカプセルで育てられてYOUTUBEに詳しい・・・やっぱカンナの言う通り怪しいな・・・

カンナはソファで寝るみたいだが良かったのか?

 

sideカンナ

 

翌日スズキがぐったりした様子で起きてきた。

 

「てめぇ・・・はめやがったな!アイツの寝相化け物級じゃねーか・・・」

 

「ははは!ヒサメちゃんに似てるから嫌な予感したからね!」

 

からかってきた罰だよ!

 

そして俺たちはバイト先にこいつを引き渡しに向かった。

 

「ねースズキ、カンナちゃん。今日でお別れなの?」

 

子供が落ち込んだ顔で聞いてきた。

 

「あぁ、」

 

「そっか・・・二人ともYOUTUBER始めたりしない?そうすれば毎日顔見れるのに・・・」

 

うっ・・・その顔でそんな顔されたら・・・でも

 

「ごめんアーシもう友だちとやってて個別は無理だな・・・」

 

「やんねーよ。でも気が向いたら会いに行く。」

 

「そうそう!もう友達だもんね!」

 

「約束だからね!」

 

やっぱり可愛い・・・カレコレ屋に持って帰っちゃダメかな・・・

すると

 

「おい!バイト!」

 

「あん?」

 

どうやら今回の雇い主らしいけど・・・

 

「そのガキだ!渡せ!」

 

「は?」

 

スズキも訳が分からない顔になっている。

 

「赤メッシュが襲ってきて大変なんだよ!」

 

赤メッシュ・・・もしかして・・・

 

「カゲチヨ・・・?」

 

「何・・・」

 

「こい!お前さえ渡せば許してもらえる!」

 

ちょっといきなり現れて無理やり連れてこうなんて・・・

 

「子供が嫌がるに決まってるでしょ・・・やめてください・・・!」

 

アーシはその子に伸ばされた手を掴む。

 

「スズキ・・・カンナちゃん・・・」

 

その子の怯えた目を見た瞬間、

 

ドゴっ!

バキっ!

 

スズキの蹴りが当たったのとアーシがつかんだ腕を折ったのは同時だった。

 

「やるじゃん、」

 

「な、なんで・・・」

 

「ムカついたからだよガキのためじゃねー勘違いすんな。」

 

そのとき

 

「ヒサー!!」

 

向こうからカゲチヨの声が聞こえた。

やっぱりこの子は・・・・

 

「おい、この子は預けるからカゲチヨのとこに説明にいけ、それとこいつを警察に突き出すのも忘れんなよ。」

 

「アンタはどうすんの?」

 

「感謝されんのも柄じゃねーし、同じバイト受けたサトウとフィーアに連絡して帰るわ。」

 

こうしてアーシはカゲチヨと合流して事の次第を全て話した。

オーナーの薬で元に戻ったけど今回のことはなにも覚えてなかったんだよね・・・

 

そして翌日

 

「そんなことがあったんだ・・・」

 

「そうなんだよ!あいつアーシのこと乙女呼ばわりしてくるしデリカシーなさすぎでしょ!」

 

アーシがヒサメちゃんに愚痴っていたんだけど

 

「あ、スズキくんからメールだ。」

 

どうせまた嫌味でしょ・・・そう思ってたんだけど・・・

 

「YOUTUBE見すぎるなよ?ねぇカンナちゃん意味わかる?」

 

へぇ~アイツも結構乙女じゃん!

覚えてないのに忠告するパパみたいなアイツにアーシはそう思うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 




質問コーナー
カンナに質問!得意な料理は何ですか?

「そうだなー辛いものとか好きだから、中華料理とか得意だよ!カレコレ屋の皆のヒーヒー言いながら食べてるのがいいんだよね・・・」

フィーアに質問走ってるときはどんな感じですか?

「まぁ楽しいですよ。風は凄いですけどそれも醍醐味ですから。それに速さを極めるのも
強さにつながる秘訣ですからね。」
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