妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideシディ
今日もカゲチヨとヒサメは仲良くしていた。
「もー!なんでカゲってそうなの!?」
「そーゆーヒサこそ」
「なんじゃあれはうるさくて眠れんわ。」
「今日も二人は仲がいいな。」
「いやどこがですか?」
うぬ?喧嘩するほど仲がいいというがフィーアは違うのか・・・?
「もう!二人ともあんまり喧嘩するならカニ風呂に・・・」
「「ひっ!?」」
やっぱりトラウマになってるな・・・
俺が止めようとしたとき突然カンナとヒサメ、フィーアが消えた。
「は・・・?」
「ヒサメ、フィーア、カンナ・・・?」
その時
「立ちました!」
突然フラグちゃんが現れた!
「うわっ!」
「カゲチヨさんシディさん大変です!どうやらたった今、この世界から全ての女性の人が消えてしまったみたいです!」
「はあああ!?」
sideカゲチヨ
「世界から女だけ消えるとかありえねーだろどういうことだよ!」
「理由は私にもわかりませんが消えたのは間違いありません!だからこそ私はここにいるんです。」
ってことは・・・
「三人が消えたのもそのせいということか。」
シディが分析する。
「なんじゃこのキャンキャンわめく子供は。」
そういえばボティスは会ってなかったよな・・・
「私は死亡フラグが立った人間の前に現れる死神です!」
「フラグ回収してるとこ見たことないし、服ダサすぎてカンナに強制着替えさせられたこともあるよな・・・」
「それは言わないでください・・・あれトラウマなんです・・・」
「カン子は相変わらずじゃな・・・」
ってかトラウマになるなんて着替えの間になにがあったんだ?
「けどフラグが回収できないのも今日までです!何故なら女の人が消えた世界は人類滅亡まっしぐら!強力すぎる死亡フラグなんです!」
「ほぉ面白い殺すなら真っ先にカゲ男を殺せよ、小娘。」
「分かりました!」
「結託すんな!」
悪魔と死神だから波長が合うのか!?
取りあえず外に出てみたが・・・
「ホントに男ばっかじゃねーか。」
道を歩いてもいなかったぞ・・・
「ほら見てください!私の言ったとおりでしょう!?」
すると
「女だ!女がいたぞ!」
何!?俺たちが声のする方を見てみると
「おお・・!目が洗われるようだ・・・」
「くんかくんかっポスターから良き香りが!!」
「うううっ、もう二度と本物には触れないのか!?」
ポスターに群がる男たちだった・・・
「なんだあれ・・・」
「哀れですね・・・」
そして周りを見てみると
「痛って、前みて歩けよ!」
「こっちのセリフなんだよ!」
「あはっはははは!」
「なんだあいつ!」
「やめろ!んなもん見たくねぇ!!」
町のあちこちでトラブルが起きていた。
「なんかこの世界色々と終わってますね。」
「女の人の目がねーからってやりたい放題だな。」
男女のバランスが著しく偏ってると犯罪が増えるって聞いたことあるけどこういうことか・・・?
「早くこの世界をなんとかした方がよさそうだな。」
シディが最もなことをいっていると
「や、やめてください!」
「近くてみてもキレ―な顔してるな~」
「人を呼びますよ!」
「あれあれ~可愛がってあげるから一緒に遊ぼって言ってるだけじゃん。」
女っぽい男が女役にされるなんてな・・・気持ち悪いぜ・・・
「やめろ。」
「なんだてめー」
「引っ込んでろよかっこつけても見てくれる女はいねーんだぜ?」
「困ってる人を助けるのに誰かが見ているかどうかは関係ないだろう。その人からはなれろ。」
「おぉ~流石シディさんですね。」
「そうだな。」
「・・・カゲチヨさんは助けに行かないんですか?」
「いやもう終わるし。」
「だからカレコレのイケメン枠はいつまでもシディさんのままなんですよ。」
全くうるせぇな・・・俺がシディと一緒に助け終わるとフラグちゃんが絡まれていた。
「君女の子だよね!?本物だぁ!!」
「ひいっ!?」
「ちょっと子供っぽいけど可愛いね~」
「他の女の子がいなくて寂しいでしょー?お友達にならない?」
「いや・・・やめてくださ・・・」
「声まで可愛い!!」
全く何してんだ・・・
「おい!辞めろ!」
「ぐあっ!?」
俺は血液操作で奴らを吹き飛ばす。
「やべーぞ逃げろ!」
「ったくこんなガキンチョによってたかって恥ずかしくねえのか・・・」
「ありがとうございます・・・」
「つかお前もそんな鎌持ってんだから自分の身くらい自分で守れよな。
三人だったら一瞬でボコしてるぞ?」
「あの三人基準で話さないでください!第一この鎌はそういうものじゃないんです!」
そう話してると
「たったよ~?」
いきなりファンシーな格好をしたピンクの髪の女が現れた!
「恋愛フラグさん!」
知り合いか?
「あれー?ふふふしーちゃんってばウブなふりしてなかなかやるね~」
なんか雰囲気がカンナに似てるな・・・
「な、なんのことですか!?」
「わかってるくせに~僕が出てきたんだよ?まさかしーちゃんがモブ男くん意外と恋愛フラグを立てるなんてね~」
はぁ!?
「うぬ?お前は・・・?」
シディ!戻ってきてくれたか!
「おぉ~イケメンだ!こんにちはっ僕は恋愛フラグだよ。」
「俺はシディだ。」
「よろしくね~僕が現れたときは恋が生まれる可能性が高いんだよ。」
「鯉が生まれるのか?そんな環境には思えないが。」
絶対勘違いしてるな・・・ってそれよりも
「おいおい・・それって俺とこのガキンチョのことかよ?ねーわ!」
「そうですよ!第一カゲチヨさんにはヒサメさんという立派な相手がいるんですから!」
「い、いやヒサとはそういうんじゃねーし!カレコレ屋仲間だし!」
「そうなんですか!?」
「おお!その恋か理解したぞ!!」
「あはは!遅すぎだよ~カゲチヨくんとヒサメちゃん?のことは僕はよくわからないけど今言えるのは最愛のヒロインを失った悲劇のヒーローが別の女の子を守ったっていうのは立派な恋愛フラグってこと!」
嘘だろ・・・
「おれはそういうのはよくわからんがそうなのか・・・」
「そうなんだよ~♪」
いや、にやにやしてんじゃねーかお前・・・!
「とにかく!今は忙しいんで・・・」
ガシャン!
やっかいな奴を追い払おうとしたらなんと手錠が俺たちの手についていた!
「二十四時間絶対に外れない手錠だよ~」
「はぁあ!?」
「恋愛フラグさん!どういうつもりですか!?」
「やだな~怒らないでよだってフラグを回収するのが僕たちの仕事なんだよ?」
「それは・・・そうですけど・・・」
死亡フラグ騙されんな!アイツの顔カンナが俺とヒサをからかうときの笑いにそっくりだ!
「というわけでシディくんだっけちょっと僕とお茶でもしに行こうか。」
「うぬ?俺かしかしカゲチヨが・・・」
「今ってこの女の人が消えちゃった世界を探ってるんでしょ?僕は恋愛フラグだから女の人のいるところに気づけるよ~このペアで行動した方が何かと便利だと思うな~?」
ま、そうだな世界をもどせばフラグは消えるし、女二人ではこの世界は危険すぎるからな・・・
「カゲチヨ、二十四時間立てばその手錠は外れる無理やり外そうと思うなよ。」
バレてたかー
sideシディ
「今のってどういうこと?」
「カゲチヨはゾンビと吸血鬼のハーフでなほぼ不死身なんだ。だから腕を切り落として
手錠を外そうとするかもしれん。」
「ワイルドだね~でも治るなら問題ないよね?」
あぁ、そう思うが・・・
「だがカゲチヨが痛い思いをすることには変わりない俺たちはそれは嫌なんだ。」
「ふーん、ヒサメちゃんっていう子はカゲチヨくんが好きなんだ?」
「そうだなヒサメはカゲチヨが好きだ。」
「おぉ、シディくんはそれでいいの~?」
ん?どういうことだ?
「俺は二人が仲がいいと嬉しいぞ。」
「そういえばシディ君にもちょっぴり恋愛フラグが立ってるけど誰なんだろ~」
「俺にも立っているのか?」
「うん!結構身近な人みたい!あ、ごめんね~?シディ君僕ちょっと行かなきゃいけないところができたみたい。」
何だって!
「ということは」
「うん!恋愛フラグが立ったんだよ。」
「俺も一緒に連れて行ってくれ!何か手がかりがあるかもしれない!」
「面白そうだしいっか。」
待っていてくれ!三人とも!
sideカゲチヨ
結局シディたちは戻ってこなかったな・・・
「ヒサメさん無事だといいんですけど。」
「お前自分の役割忘れてね?」
「はっ!でもヒサメさんのことはやっぱり心配ですし・・・」
「そうだな。」
「・・・今日はもう休みましょう!明日になれば状況も変わるかもしれませんし!」
っていうかこいつ・・・
「風呂とかトイレっていくのか?」
「トイレにはいきませんけど・・・シャワーは浴びたいです。」
仕方ねぇか・・・
「目隠ししてるから使っていいぜ。」
「・・・・」
どうしたんだ?
「やっぱり一日くらいは浴びなくていいです。」
なんかこいつも落ち込んでるな・・・
そうして俺たちは寝ることにした。
「なあ、お前寝相悪くねーよな?」
「え?普通だと思いますけど悪いんですか?」
「いや、俺も普通。」
くそっ・・・ヒサとのこと思いだしちまった・・・
どこいっちまったんだよ?喧嘩の途中でいなくなって会えないとか許さねえからね・・・
noside
此処とは違う世界
「ヒサメちゃん・・・俺と付き合ってください!」
彼の名はモブ男いつもフラグちゃんに死亡フラグを立てられてるクズ男である。
「分かった・・・私・・・モブ男くんと付き合うよ。」
「面白いコトになってきた~!」
「どこがですか・・・」
そこにはヒサメ、カンナ、フィーアがいた。
そして
「ヒサメ!?」
「たったよ~?」
恋愛フラグとシディもそこにきていた。
どうやら一波乱ありそうだ・・・