妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideシディ
俺たちが光から解放されるとそこは迷路だった。
「あれ?カゲは?」
ヒサメの言った通りカゲチヨ、ハック、タブー、カンナ、フィーアがいない。
「探すか?」
俺がいうと
「いや、アイツ等なら大丈夫だ。」
探さなくていいようにいったその目には信念が宿っていた。
なるほど・・・三人は固い絆で結ばれている。二人を信頼しているからこそ探さないんだな。
(俺が生き残れば三人とエッチなことが・・・ハックとタブーを探してる暇なんてないんだよ!)
(・・・なんかすれ違いが起きてる気が・・・)
ヒサメが呆れた目でキリンを見てるが気のせいか?
む?俺は一枚の黒い写真が入ってることに気が付いた。
「なんだこれは?」
「あ、私もある・・・」
「俺もあるぞ!」
sideカゲチヨ
俺、ハック、タブー、カンナ、フィーアの四人は写真について分析を行っていた。
「欲望は射影機にて映し出される・・・もしかしてこの写真に俺たちの欲しいもんが映ってるんじゃねーか?」
「でも真っ黒っすよ・・・」
「俺様たちはどうすればいいんだよ!?」
「名探偵カンナちゃんが仕組みを看破したよ!」
なんだと!?
「恐らくゲームをクリアしていくたび写真が映し出されていくタイプだよ!この手のゲームのお約束ってやつで。」
ということはこの迷路をゴールすればいいってことか・・・
「パソコンは無理っすね」
「私たちも能力が使えませんね。」
「ギャパ!?ありゃなんだ!?」
俺たちの頭の上に30分と書かれた表示があった・・・
「制限時間ないにクリアってことだな・・・」
「みたいっすね。」
俺たちは手分けして進むことにした。そして俺はあることを実行する絶対情報を掴んでやる・・・!
sideハック
俺たちは迷路をゴールしてシディさん、キリンさんと合流したっすけど・・・
「タブーさんとフィーアさんが来てないっす・・・」
「ヒサメも来てないな・・・」
シディさん達も手分けしてきたみたいっす・・・
すると
「三十分たちましたゴールしている皆様はクリアここにいないヒサメさま、タブーさま、フィーアさまはリタイアとなります。」
そんな・・・
「残念だな・・・」
シディさんも落ち込んでるっす・・・
「ま、リタイアした奴は気にせず先に進もうぜ!」
キリンさんが行こうとすると
「・・・迷路の中には特にトラップとか無かった難易度も普通にやれば簡単にクリアできるでもヒサがゴールできなかった。」
なに言ってるすかカゲチヨさん・・・?
「ヒサメがおバカってことだろ!!」
「ヒサメちゃんはともかくフィーアちゃんって抜けてるもんね~!」
カンナさん・・・キリンさんはともかくそんなこと言っていいんすか・・・
「そっちのチームで誰かがヒサをリタイアするようにはめたんじゃねーのか?」
なんでそんなことを・・・
「理由は簡単、願いの写真が映し出されるのは二人まで・・・つまり誰かを蹴落として
人数を減らしたやつがいるってこと。」
「なにっ!?」
カンナさんの推理にシディさんが驚いている。
すると
「うおおおおおお!?」
キリンさん!?
「写真が・・・!三人のお色気写真がちょっと見えてるぞ!!」
確かに・・・俺の写真も見てみると黒かったたところに色が付き始めているっす・・・
しかもこの写真・・・UMA!もしこれが全部みれたら世紀の大発見なんじゃ・・・
「この写真のためにヒサメさん、タブーさん、フィーアさんが・・・」
「ま、そーだろうな。」
「そんなくそ野郎がいんのかよ?」
いや、真っ先に疑うのは・・・俺たちの視線はキリンさんに集中するっす・・・
「俺じゃないぞ!?」
「でもヒサメとタブーは別々のチームだったぞ?」
「あぁ・・・この中に最低でも二人・・・裏切りものがいる・・・」
「この中に裏切者がいるだって!?」
「まぁ、可能性はあるっすね・・・」
「許せないぞ!!優勝して女子三人のエッチな写真をゲットするのは俺なのに!!」
キリンさん・・・そんなこと言ってると
「一番怪しいのはお前だろ。」
当然カゲチヨさんに指摘されるっす。
「俺ばっか疑うなんておかしいぞ!」
日ごろの信頼の積み重ねっすよ・・・
「いいや!シディも怪しい!!シディの写真見てみろ!綺麗なお姉さんが写ってる!!
こいつもエロ画像を求めてるんだよ!」
「いや、これは母だ。」
「母親のエロ画像だと・・・!?とんでもねぇ変態だな!!」
「なんでそういう発想になっちゃうんすか・・・?」
キリンさんとシディさんを一緒にしないでくださいっす・・・
「ハックくんじゃない?サイコパスだし他人を蹴落とすのに罪悪感無いでしょ?」
何言ってるんすか!カンナさん!
「俺じゃないっすよ!っていうか俺はサイコパスじゃないっすよ!そっちのチームでもタブーさんとフィーアさんが脱落してんすからサイコパスのカンナさんがやったんじゃないっすか!?」
「アーシはサイコパスじゃないよ!アーシだってやってないし!」
(お前らどっちもサイコパスだろ・・・)
なんで三人とも呆れた目でみてるんすか!?
「それよりもカゲチヨが怪しいぞ!お前はクズで有名だからな!」
「みんな、もうやめよう。仲間われしてもしょうがない。先に進もう。」
シディさん・・・
sideシディ
次のステージは凶暴な猛獣が待ち構えていた。
「グオオオぉ!」
「リタイアしたい・・・」
「さっきまでの威勢の良さはどうしたんすか?」
「猛獣を倒すゲームか?」
俺が言うと
「いや向こうを見てみろ迷路のときと同じだ。あそこにたどり着けばクリアだろ。」
本当だ!向こうにゴールがある!
俺が先に行ってみたがやはり能力は封じられており足も重かった。
「なるほどな・・・頭を使わなきゃ突破できねーみたいだな。」
「頭を使うたってどうすりゃいいんすかね・・・?」
「ヤルミナの最初の動画・・・」
「ん?」
二人ともなにか言ったか?
「二手に分かれるのはどうかなって」
「なるほど!!お互い猛獣の注意を引きあってゴールするって事っすね
それは良い作戦だな!
「そんなのダメだ!」
「なぜだ?」
「どうせ赤メッシュが裏切るに決まってる!!相手のチームを餌に自分たちだけゴールする気だ!!」
「じゃあ、カゲチヨとキリンをアーシが見張るっていうのはどう?」
「「えっ!?」」
「それなら安心っすね。」
「うむなら俺ハックチームとカゲチヨ、キリン、カンナチームだな。」
そうして俺たちは作戦を実行したまずカゲチヨたちのチームが走り出し注意を引く
次に俺とハックで注意を引いたのだが
「ヤバいっす・・・!」
「だがカゲチヨたちが・・・」
「ワリ―なシディ!これはゲームなんだよ!」
「はっはははははー!お前らは猛獣の餌になるんだ~!」
「じゃあね~!」
どういう意味だ!?
「や、やっぱりこうなる気がしたんすよ・・・」
「ハック、これも作戦なのか?」
「この人裏切られたことに気づいてないっす!!」
その瞬間俺たちは猛獣に食われた。
「ぎゃああああ!!」
「やっぱり痛くない!」
sideカンナ
「ふふふふ・・・聞き耳立てて良かった。」
「まさか聞かれてるとはな・・・」
「やっぱこいつやりたいことのためならなんでもやるんだな・・・」
「二人ともやっぱりタブーとヒサメちゃんをリタイアさせたんだね。」
「まぁな、キリン、ヒサに変なことしてねえだろうな?」
「時間が無くてできなかったんだよ!!」
「二人ともなかなかやるねぇ~」
「「いやお前が言うなよ・・・」」
「お前だってフィーアを蹴落としてるだろ!」
まぁね・・・
ー回想ー
「くっ・・・!」
「フィーアちゃんて正面戦闘だと強いのに奇襲は弱いよね。」
「そういう貴方は奇襲とか不意打ちとか一番得意でしたよね・・・」
「じゃあアーシは行くねー!」
「後で覚えててくださいね・・・」
ー現在ー
「良かったよあれで意図が伝わって。」
「ヤルミナの最初の動画は俺が口裂け女から逃げるためにハックとタブーをはめる動画だからな。」
「こんなところでYOUTUBE好きが生きるとはな。」
「アー!三人のエッチな写真がもっと見えるようになってるぞ!!」
アーシもツチノコの写真と生息場所の地図ががもっと見れるようになってる・・・!
「なんだこれ・・・組織の図か?やっぱりまだわからねぇ・・・」
「協力関係はここまでだぞ!!俺は三人のエッチな写真のためにお前たちの勝つ!」
「思ったけどカンナはキリンが勝ってもいいのか?」
「ん~アーシは実害ないからいいけど、二人が不機嫌になるのはなぁ・・・でも勝負は別だよ!カゲチヨ!アーシはアンタにも勝つからね!」
「当たり前だろ俺も負けられねー」
そして次のステージは・・・
「こ、こえー・・・!!」
まさかの鉄骨渡りだった・・・
「まぁ、願いを叶える最後の試練にはピッタリだよね。」
「これカ〇ジじゃねーか・・・」
「ってことは先に向こう側にたどり着いたほうが勝ちってことか?」
「そうみたいだね・・・」
「あっ、エッチなお姉さんとイエティが。」
「「えっ!?どこどこ!?」」
「隙あり!」
しまった!アーシとしたことが!
「あー!卑怯だぞ!」
「お前には言われたくねーよ!」
アーシたちもわたり始めたけど・・・
くそっ・・・最初のリードがデカすぎる・・・このままじゃキリンと一騎打ちに・・・
写真の責任を二人に背負わされるのは嫌だ・・・二人でゴールしてカゲチヨには最初にリタイアして写真の責任を取らせないと・・・
それにアーシはツチノコをはっ!
「・・・」
キリンも頷いているそうだ!アーシたちにはカゲチヨにないものがある!
「「カゲチヨ!」」
「この勝負アーシたちの勝ちだよ!」
「なに言ってるんだよ俺がリードしてるんだから俺が勝ってカンナが勝てばいいじゃねーか。」
アーシはそんな責任重大なことしたくないの!
「いいや!俺たちはお前にないものを持ってる!!その差が勝負を分ける!」
「俺が持ってないもの・・・?」
「それは覚悟だ!!」
「それなら負けてねー!タブーやシディ、ハックまでも蹴落として俺はここにいるんだ!」
「覚悟とは裏切りの心ではない!!」
漫画でもよくあるでしょ・・・?
「俺はもうゴールするぜ!!」
カゲチヨがゴールする瞬間にアーシたちはカゲチヨに言う
「覚悟とは!衆目の中で下半身を露出できることだ!」
「アーシの場合はプライドを投げ捨てでも信念のためになんでもすることだよ!」
プライドが邪魔して目的を達成できないなんて本末転倒じゃない!だからアーシは少しすこし道が曲がってでも目的を果たす!
真ん中の鉄骨を歩いていたカゲチヨにアーシは上着、キリンは服を全部投げ捨てる!
「うわっぷ!な、なんだ!?」
そしてカゲチヨは足元をおぼつかせ、
「うわ!ああああああ!」
鉄骨の下へと落ちて行った・・・
そしてアーシたちは無事にわたり切った・・・
「このゲームエキサイティングゥだったぜ?」
「アーシたちとじゃ欲望を実現させるための発想力が足りなかったね・・・」
カゲチヨも上着を投げ捨てればあるいはね・・・
sideカゲチヨ
「はっ!」
俺はカレコレ屋で目を覚ました・・・
「あ、カゲ起きた。」
「ヒサ、シディ、フィーア・・・」
「良かったな無事に帰ってこれて。」
「悪かった裏切って・・・しかも勝てなかった・・・」
「いいんじゃないか?これはゲームなのだろう?裏切ることも勝てないこともある。」
「シディさん・・・心が広いですね・・・」
ああ・・・全くだ。
「ねぇ・・・もしかして優勝者って・・・」
「キリンとカンナだ・・・」
「やったーー!」
「メチャクチャ喜んでますね・・・」
「ってことは私たちの写真キリンくんが持ってるのー!?」
「最悪ですね・・・!」
「元はというばこの石碑のせいでー!」
「ぶっ壊してあげます・・・」
「ヒサメ、フィーア落ち着け!」
「うわー!二人とも切れたー!」
sideキリン
俺は三人の写真をコピーして売りつけようとしたのだが
「これだけクズならやりやすいわ。」
血液操作でカゲチヨに奪われてしまった!
「これは処分させてもらうぜ。」
「やめろー!!」
「ちなみに石碑はヒサとフィーアが切れて壊しちまったからプレイできねーぞ。」
そ、そんなぁ・・・
「カゲチヨ!ゲームで負けたのに暴力で奪うなんてサイテーだぞ!」
「だから言ってんだろ?俺はクズだって。」
くそぉ・・・俺はカゲチヨをにらみつけるのであった。
後で聞いたが結局カンナは俺を勝たせたのでしっかりボコボコにされたようだ。
「うう・・・OH、ジーラフ・・・」