妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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科学者との戦い!サトウ&スズキ編

sideサトウ

こうして俺たちは科学者と戦闘を開始したのだが・・・

 

「クェェェェ!」

 

「うおっ!?」

 

「ちっ・・・・」

 

使役している黒い鳥・・・・闇を操る能力や目の異様な数から陰摩羅鬼だな。そいつの能力や空でのスピードに翻弄される。

 

「どうですか?異宙人である陰摩羅鬼を使役できている私の研究の成果!デュアルコアプランであなたたちのような欠陥品を生み出しているバカたちにはたどり着けないこの洗脳装置

はまさに至高の発明なんですよ!」

 

陰摩羅鬼は主に怠け者、または破戒者の聖職者を狙う異宙人・・・本来なら真っ先にジャムが狙われててもおかしくねぇのにそういう仕組みか・・・

 

「そんな鳥一匹使役して満足してる時点でお前のおつむのそこも知れてるな。」

 

スズキが煽る。

 

「黙れえぇぇぇ!やれ!陰摩羅鬼!」

 

「くぅぇええぇ!」

 

陰摩羅鬼は途端に影を固めて俺たちに向かって投げつける。

だが確かに隙が生じた!

 

「おらぁ!」

 

「ふん!」

 

俺はそれを吹き飛ばしスズキがスピードを使って間合いに入り一発入れる!

 

「くぇ!?」

 

「何!?」

 

陰摩羅鬼も予想外の一発に吹き飛ばされ科学者も驚いている。

 

「くぇぇええ・・・」

 

「どうやら本気で怒らせてしまったようですねぇ・・・もうあなたたちが勝つ可能性は0ですよ・・・!」

 

「上等だぜ!その方がワクワクしてくるってもんよ!」

 

「お前・・・客観的に見て勝てねぇってわからねぇのか!?」

 

科学者が驚いたように返す。

 

「わりぃな俺たちは勝てねぇって思いは既に経験済みだ。」

 

スズキが俺の代わりに返してしてくれる。

そうだぜ・・・あの鬼教官が俺たちに与えた挫折に比べたらこんなもん比にならねぇんだよ!

 

sideスズキ

ー回想ー

サトウの骨折が治ったころフィーアは特訓の最初に俺たちと組み手をすると言ってきた。

あの三人や陽狼の実力は知ってるし善戦はできる。俺たちはそう思っていた・・・

しかし突き付けられたのは圧倒的な力の使い方。さらにはブレイクという切り札、俺たちは完敗した。

 

「チクショウ・・・」

 

サトウはいつもの調子はなくすごく落ち込んでいた・・・

 

「俺が甘かった・・・妖精王の力なしで最強になるって言っておいてこの学校で喧嘩して少しは戦い馴れしたつもりでいた・・・俺にあんなことできんのかな・・・」

 

すっかり弱気になってんな・・・

 

「ああ・・そうだな・・・でそれでいいのか?」

 

「えっ?」

 

「アイツに叩きのめされたままでいいのかよ?」

 

「でもお前も分からないって・・・」

 

「そうだな!で!?だから!!どうしたんだよ!?」

 

俺は友達に喝をぶち込む。

 

「てめぇの可能性を他人に決めさせんなよ!価値を他人に委ねんなよ!!」

 

「スズキ・・・」

 

「そうですね。」

 

フィーア!?

 

「男なら無理なことを一つや二つひっくり返した方がカッコいいですよ。そして私をいや、私たちと可能性を自分で高めていきましょう。」

 

「ふ・・・ハハハハハ!そうだなぁ!俺には野望があったんだ!」

 

聞き飽きたよ・・・

 

ー回想終わりー

 

「俺はこのぶっ飛んだ世界で一番強くなってやる!見てろ世界!!こっから全部ひっくり返してやんぜ!」

 

サトウがそういうとサトウの角がもう一方からも生え、蝙蝠の羽が背中から出た。

 

「あれは・・・ブレイク。」

 

この土壇場でこいつ・・・

 

「バカなバカな・・・・ありえない!!失敗作の分際でぇ!?」

 

そう言って科学者は陰摩羅鬼を向かわせるが

 

「おらよ!」

 

「きぇ!?」

 

サトウは蝙蝠の羽で飛び上がりライオンの爪で敵を切り裂いた。

 

「畜生!こうなったらこいつを・・・」

 

研究員が隠し持ってた銃で俺に向かってくるが

 

「わりぃなアイツに触発されて俺も欲が出てきちまった・・・」

 

「バカな・・・お前も・・・」

 

あぁ?俺は科学者の言葉を無視していつもより早いスピードで蹴りを鳩尾にぶち込む!

 

「ゴハっ・・・・!」

 

血反吐を吐いて科学者は撃沈した。

 

「おいおい!スズキ!お前もブレイクできてんじゃねぇか!」

 

・・・本当だ。やればできるもんだな・・・

どうりでいつもより早いスピードがだせると思ったぜ・・・俺は生えた翼と両角をみてそう思った。

 

「多分このリモコンが洗脳装置だな。」

 

「じゃあ・・・おらよ!」

 

グシャ!

 

サトウが装置に一撃叩き込み壊した。

すると

 

「くえ・・・きえ・・・」

 

グシャバキバキ・・・

 

陰摩羅鬼は伸びた科学者を食べてどこかへ去ってしまった・・・

 

「アイツも洗脳されて怒ってたんだな・・・」

 

「まぁ、お似合いの末路だな・・・」

 

俺たちは去り行く陰摩羅鬼を見ながらそう思った。

 

さてアイツらの加勢に行かねぇとな。

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