妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺は依頼が無かったのでゲーム実況動画を見ながらゲームをしていた。
「やっぱ上手いな~マッドフォックス、こういうプレイができたら一番上のランクになれっかなぁ。」
でもマッドフォックスが憧れてるチーター潰しもいるっていうし俺も頑張らねーと!
「っしゃ、もう一戦!」
俺はまた対戦しようとしたが
「カゲ、お客さん来たからゲーム中断して。」
ヒサが依頼人が来たことを知らせてきた。
「マジかよいいとこだったのに・・・」
けれど俺はすぐに喜ぶことになった。何故なら・・・
「失礼します。」
「嘘だろ!?マッドフォックスのゆうたさんですよね!?」
なんといつもYOUTUBEでみてる顔がすぐそばにあったんだ興奮しない方がおかしいだろ!?
「ご存じでしたか。」
「大ファンですよ!今も動画見てました!」
「有名人なのか?」
シディが聞いてくるがもちろんだぜ!
「フォーりナイト界隈じゃ超有名人だぜ!」
「あーちょっと見たことあるけどたしか実況のチャンネルがが100万人近く登録者いるんだよね?」
カンナの言う通りだぜ!
「ははは、ありがとうございます。ですが今憧れてるチーター潰しに比べればまだまだですよ・・・」
「そんなゲーマーがいるのだな・・・」
シディが言う。
「それで依頼とは?」
フィーアが話を進める。
「ああ・・・実は僕の名前を騙ってプレイしてる人がいるんです。」
まぁ、有名人だもんな・・・
「それだけならいいんですが僕の名前を使った上スキンやIDまで寄せてチートを使ってる人がいるんです。」
「チーターか・・・」
胸糞悪いぜ・・・!
「僕のふりをしてチャットで人を集めて無双したりファンをだまして連絡先や住所を聞こうとしてて・・・通報するようにしてもらってるんですがなかなか解決しなくて相談に来たんです。」
「それは厄介だね・・・」
カンナも顔を渋らせる。
「チーター?そのゲームはサバンナでやるものなのか?」
シディ・・・
「動物のチーターじゃないから。」
ヒサも突っ込む。
「チートっていうのはゲームを有利に進めるためにデータやプログラムを改ざんして本来はできない動きをさせること、それを使ってるやつらをチーターっていうんだ。」
「まぁ、かっこよく名付けてるけど犯罪行為だよ。」
「ゲームにそんなのがあったんですね・・・」
「あれ?フィーアちゃんも偶にそのゲームしてるよね?」
「いや、そんなことできるなんて知りませんでしたし・・・」
フィーア・・・相変わらず抜けてるな・・・
「でもゲームは私もシディも詳しくないし。カンナちゃんだってカゲと偶に対戦したり
恋愛ゲームが得意だし・・・」
「今回はカゲチヨ任せた方がよさそう・・・」
ヒサとカンナがそういう、
もちろん依頼は受けるけどその前に・・・
「本人確認させてもらっていいですか?」
sideヒサメ
「うおぉぉぉ!やっぱりうめぇ!手の動きが全然違うぜ!」
「これが確認になるのか?」
シディ・・これはね・・・
「ただカゲが見たいだけだよ・・・」
「おい!ちゃんと見ろよ!この神プレイを!!」
だってそのゲームあんまりやらないし・・・
「はは・・自分のコントローラーだったらもっと上手いプレイが見せられるんだけどね。」
「うぉ~!発言もかっけぇ~!」
「はしゃいでるね・・・」
カンナちゃんの言う通りこんなにサービスしてもらって大丈夫かな・・・
その後もカゲはサインや写真をお願いした。
「結構遊んでるんですか?」
「はい!ランクもあと少しで一番上のところなんですけどなかなか勝てなくて・・・」
「それならせっかくなのでプレイ見てあげましょうか?」
「お願いします!」
それでアドバイスも終わって依頼の解決に取り掛かったんだけど・・・
「やっぱり通報しかないっすね。経験上そーゆー奴は一回辞めさせても同じことをしますよ。」
「そんな・・・」
「なら私にいい考えがあります。」
フィーアちゃん?
「チートを使ってるところが世間にバレればいいんですよね?」
そういってフィーアちゃんは自分のゲームのデータを起動した。
「カゲチヨ動画配信お願いしますよ。」
「フィーアお前・・・」
「貴方のユーザー名・・・」
side偽物
マッドフォックスの名を騙ればアイテムも貢がせ放題だし疑うやつはチートでぶっ飛ばす、チートがあればだれにも負けねぇ最高だぜ・・・
今度の対戦者も・・・なんだ?「フォー」?変なユーザー名だな・・・まぁいいぶっ飛ばしてやるぜ!
俺はオートエイムでぶっ飛ばそうとしたが
「なにっ!?」
なんと俺が打つよりも前に全弾ヘッドショットしてきやがった!
「どんなチートだ・・・?」
俺は壁抜けで壁に隠れた奴を打ちまくるが・・・
「マジかよ・・・」
壁抜けが変わってるかのように躱してやがる・・・・
仕方ねぇ…目立つからあんまり使いたくなかったが・・・
「飛行チートで空から爆撃だ!」
すると奴は
「マジかよ!?」
ロケットランチャーで撃ち落としてきやがった!
もうなりふり構ってられるかこの広範囲即死弾で・・・
「はぁあぁぁ!?」
俺が撃とうとする前に撃ってきやがる!間に合わねぇ・・・!
その瞬間
バツっ!!
「アカウントが停止されました」
そう画面に表示された。
「くそ!アイツのせいで目立ちすぎで垢BANされちまった!しかもこれ永久BANじゃねぇか!」
くそがぁぁ・・・!
sideカンナ
「あれっ?プレイヤーが消えたよ?」
フィーアちゃんがとどめを刺そうとした瞬間偽物が消えた。
「あぁ、それはたぶんこれが原因だぜ。」
カゲチヨがスマホを開くとこのプレイが動画になっていた。
「今までのは全部配信してたんだよあんな派手なチート使ってたら話題になるからな。」
「おお!凄いな!」
「あのチーターは永久BANで二度とこのゲームは出来ねーそれにしても・・・」
「うん・・・」
「どうしたんですか?」
フィーアちゃんが不思議そうにしてるけど当たり前でしょ・・・
「フィーア!お前あんなにゲーム上手かったのかよ!?しかもゆうたさんが憧れてたチーター潰しお前だったのかよ!」
ゆうたさんから聞いたときはマジでびっくりしたよ!
「僕の配信の時にチーターから助けてくれたんです。ありがとうございます。」
「いや・・・あの時はただピンチだと思って助けたので・・・相手も普通にああいうのを使うだけだと思ってました・・・」
「それでもありがとうございます。」
「・・・カゲも何かして解決するつもりだったんじゃない?」
ヒサメちゃんが質問する。
「ああ、同じチートを使って撃退しようと思ってたんだけどその必要も無かったな・・・」
「カゲチヨさん・・・そこまでして・・・」
「チートはウイルスみてぇに蔓延して真面目にプレイしているユーザーを離れさせるからな・・・」
「今回はありがとうございます。フィーアさん、カゲチヨくん今度一緒にプレイしよう。」
「ホントっすか!ありがとうございます!」
「まぁ、予定があえば・・・」
カゲチヨは喜んでフィーアちゃんは照れていたけど・・・
「改めて思うけどチーター倒すってかなり難しいよね・・・」
「フィーアちゃんカゲ以上にゲーマーの素質ありそう・・・」
「うむ、だが俺と外でも遊んでるから不健康にはならないだろう。」
アーシたち三人はフィーアちゃんの素質に驚ていた。