妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
「今日はカレコレ屋の紹介をしていくぜ!」
今回は部屋紹介動画を撮っていくぜ!
「カレコレ屋はカゲチヨ達の学校に近いんだよな。」
シディが場所を紹介する。
「そうなんだよそこは便利なんだけど駅からは遠いんだよな~」
「いい感じに落ち着いてて私は好きだけどなー」
「アーシも!駅にはないお店もあるしね!」
「野良猫も見つかるので私も・・・」
「フィーアちゃん?」
「いえ!なんでもありません・・・」
うっ!なんか頭が・・・なんかフィーアに可愛がられた記憶があるような・・・
その後はオーナーのリサイクルショップの紹介だ。
「カレコレ屋の上にあるんだよな。」
「色々謎なもんが売ってんだよな…」
そのせいでひどい目にあってるし・・・
「アーシはワクワクするけど?」
「貴方は酷い目にあってる私たちをいじりたいだけでしょ・・・」
フィーアの言う通りだぜ全く・・・
「お金が溜まったら外にある大きな剣が欲しいな。」
「なんに使うんだよ・・・」
「家に置いて鑑賞するんだ。」
「入んねーだろ。」
全くシディも抜けてるな・・・
「このビルはオーナーのものなんだけど私たちはオーナーの計らいとお父さんのおかげで特別価格でカレコレ屋を借りてるんだ。」
「まぁ、アイツには借りがあるしヒサメとカンナ、シディとフィーアのためだからな。」
相変わらず俺に厳しいよな・・・
俺はそう思いながらガラケーを触る。フリック入力できねーガラケーってどうやって文字入力してんだ・・・?
「おい!!カゲチヨ!勝手に触るな!」
「すみません!」
怒られてしまった・・・
sideヒサメ
「カレコレ屋はリサイクルショップの地下にあるんだ。」
「分かりにくいけどカレコレ屋の看板が目印だよ。」
私たちが紹介してると叱られていたカゲが戻ってきた。
「・・・」
「大丈夫か?」
シディが心配するけど
「大人に怒られて凹んでるんでしょ。」
ホントメンタル弱いんだから・・・
「うう・・・大人怖い・・・」
「精神年齢は二十のくせに何言っての?」
「肉体年齢よりも子供ですね・・・」
「ヒデぇ!?」
カンナちゃんとフィーアちゃんに毒を吐かれながら私たちは階段を下りて入り口にやってきた。
「ここは今まで見せたことねーからレアだぜ!」
元気になった・・・
「日の当たらない地下に潜ってきたからだろうな。」
「人をモグラみたいにいうな!」
引きこもってるし事実その比喩であってると思うけど・・・
sideフィーア
そして私たちは依頼を受けてる部屋に来ました。
「ヒサメたちの友人もたまに来てるよな。」
「そーだねー・・・ミキはシディ狙いなとこもあるけど・・・」
「ミキはどうして俺を狙ってるんだ?」
「なんでもない!」
「相変わらず耳いいよね・・・」
ホント油断なりません・・・シディとカンナちゃん、ヒサメちゃんの会話を聞きながらそう考えます。
「このソファはオーナーが、机はシディさんが作ってくれたんですよね。」
ホントにカッコいいです・・・
「凄いよね・・・」
ヒサメちゃんも凄さに驚いています。
「来週サトウの家に勉強机を作りに行くんだ。期末テスト?とやらが来週に迫ってるらしくてな。」
「来週テストで来週作るっておかしくない?」
「スケジュールメチャクチャだね・・・」
全くサトウは・・・後で私が勉強の特訓もしてあげないと・・・
「これはカゲチヨが書いた掛け軸だな。」
「早い、安い、テキトー・・・またふざけたの書いて・・・」
「全くです・・・文字も汚いですし・・・」
「うるせー!達筆っていいやがれ!いい感じだろ!?」
私とヒサメちゃんはカゲチヨに呆れますが、
「アーシはこのモットーいいと思うなーアーシもカッチリしたのは無理だし。」
「カンナちゃん・・・」
ヒサメちゃんが何か思い出したみたいです。そういえば研究所でそんなこと言ってたってヒサメちゃんから聞きましたね・・・・
「俺たちが気負わないようにという気遣いだろう。」
シディさんも言いますけど・・・
「まぁ、カンナちゃんが気に入ってるから文句は言わないけどシディは考えすぎだよ。だってカゲだよ?」
「どういう意味だよ!?」
そりゃ日ごろの行いがあれだと、ヒサメちゃんにも言われるでしょ・・・
「あれ?そういえばアーシが机に置いてた雑誌は?」
「あ・・・俺が捨てちまった・・・」
「は?」
グシャ!バキ!ドカ!
「すみませんでした・・・」
後は盾の紹介もしました。
「今更だがこれはなんだ?」
シディさんが質問する。
「登録者十万人でもらえるんだよね。」
「剣はもらえないのか?」
「そっちじゃねーよ!」
sideカンナ
「ここから先はほとんどでてないな。」
「ちゃんとアーシが掃除したから大丈夫だよ!」
「ホント女子力たけーな・・・」
そしてキッチンの紹介に入る。
「もともと一階と地下で普通の家をリフォームして今の形にしたからキッチンもあります。」
「ヒサは料理しないけどなー」
「この前ごはん炊いたもん!!」
「それ料理じゃねーから・・・」
「この前はここでフィーアが取ってきたイノシシを調理してジビエ料理を作ったぞ!」
「え?何それ俺食ってないんだけど?」
「カゲはその時依頼で遠出してたでしょ。」
「血抜きはしてあったけど、ホントに大変だったんだから・・・」
シディと二人でなんとか仕上げたんだからね・・・
「二人ともありがとうございます。」
「フィーアちゃんって動物を可愛がるのも取るのも好きだよね。」
「はい!可愛いだけでなくて狩るのもまた魅力ですから!」
「俺も食べたかったー!」
カゲチヨの叫びがキッチンに響いた・・・
「ちゃんとトイレもあるぞ。」
なんでトイレまで・・・
「あっ、カゲ、トイレットペーパー買っといてって言ったのに買ってないじゃん!」
「いや、今週シディの当番じゃ・・・」
「人のせいにしない!」
また喧嘩してる・・・
「それなら俺が買い忘れてると思って買っておいたぞ。」
これが相手のことをわかってるってことかな・・・
「シディさん、甘やかしたらダメですよ」
フィーアちゃんも注意する。
「シャワールームもあるぞ!!」
「あんまり使わないよね。」
「カンナちゃんはボティスさんが来た時ここで解体しようとしててびっくりしたよね・・・」
「あれは大変だったぜ・・・」
ヒサメちゃんとカゲチヨが苦笑いするけどだって悪魔の体の構造って気になるじゃん!
「あのあとボティス、サイコなカンナちゃんに怯えてしばらくツボから出てこなかったし・・・」
「うむ、俺が料理を与えてなんとか機嫌を直してもらったからな・・・」
「悪魔って不死なんだから大丈夫でしょ?それにボティスは偉大な悪魔なんだから器も広いでしょ!」
(やっぱりサイコだ・・・)
「以上でカレコレ屋の紹介は終わりだよ!」
ヒサメちゃんが動画をしめた。
sideボティス
やっと終わったか・・・全くワシはビビってなどおらぬのにシャワールームで言いたい放題言いおって!
「後は倉庫があったが紹介しなくて良かったのか?」
「そうだよ!アーシたちのコレクションがあるんだよ!」
シディとカン子の意見に、
「いや、あれはマニアックすぎるだろ・・・」
カゲ男はそういって自販機の裏に隠されていた部屋に入る。
ワシもこっそり入ってみるとそこには・・・
「なんじゃこれは・・・」
そこにはカン子が集めてる拷問器具、フィー子がこれまで取った動物の剥製
ヒサ子の料理の写真、カゲ男の漫画やアニメのDVD,シディの珍しい色や形の石や木の枝があった・・・
「カゲ私のスペースまで漫画が置いてあるよ。片付けてよね!」
「分かってるよ・・・」
「うむ、いつ見ても綺麗だ。」
「こうやって今までの成果を見れるのはいいですね。」
「あーこれ一度でいいから使ってみたいなー。」
「「「「それはだめ。」」」」
「声そろえて言うこと!?」
こやつら恐ろしいな・・・収集癖に思わず唖然となるワシであった・・・