妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
今日学校で俺はキモ5と話していた。
「今度のグループ学習が男女5人ずつでやんなきゃいけないって聞いたときはどうなることかと思ったぜ!!」
アサヲが感慨深い表情で言う。
「いやー、ミキ殿たちが我ら5人に声を掛けてくださって助かったな!」
チダイも安心してるみたいだ。ふっ・・・まぁそれも・・・
「前日土下座して靴までなめてヒサとカンナとフィーアに頼み込んだ俺に感謝しろよ!」
後の二人はミキとノリコだしキョドらなくて済むぜ!
「カゲチヨのアプローチは逆効果だと思うけどもしかしたらグループ学習中に恋がはじまるかもね!」
「ワシにもモテ期が来たんじゃい!」
ルイとマチャソの発言の後俺たちが盛り上がっていると
「ちょーと待ちたまえよ君たち!!」
「お、お前は!!」
クラスのオシャレ番長!陽キャだけど俺たちのこと見下してんだよな!
「僕はもうオシャレ番長じゃない!オサレ番長なのさ!」
「なん・・・だと・・・」
チダイが漫画のあるあるなセリフを吐く。
「君たちみたいにオサレじゃない奴らがヒサメさんたち聖女や、ミキさんたちとグループ学習をやるのはナンセンス!!彼女たちは僕とグループ学習をやるべきだ!!」
いやお前・・・
「その態度でヒサたち3人にしつこく絡んだせいでフィーアにボコボコにされたの懲りてねーのか・・・?」
「顔面、現代美術っていうくらいにはれ上がってたよな・・・」
「殺し屋の我でも出来ぬくらいの苛烈さだったな・・・」
「なんか、カンナちゃんも嬉しそうにしてたよね・・・」
「ヒサメにもほっておかれて哀れだったわい!」
俺たちが言うが、
「うるさーい!!とにかく!こんな芋臭い男たちとグループ学習をさせられるなんて彼女たちが可哀そうだ!!」
んだと・・・!
「おれたちだってオサレなとこあるんだぜ?」
「なら今度の体育祭の騎馬戦で勝った方がグループを組むというのは?」
「確かに騎馬戦はオサレさを競うのにもってこいだな!」
「うん!騎馬戦なら文句はないよ!」
「逆にありえんな。」
「間違いない!」
「騎馬戦の強さこそオサレさ!」
俺たちは5人とも賛成する。
sideヒサメ
「ということで騎馬戦で決めることになった。」
「いや、なんでだよ。」
「あいつ、まだ懲りてなかったんですか?」
「アーシたちの意思無視してるしね・・・」
「そう思うだろ!だから俺は絶対勝つ!」
大丈夫かな・・・
sideフィーア
私とカンナちゃんは予行練習しているアイツ等を発見した。
「カゲチヨのなんかポエム言ってるね・・・」
「あれがオサレさ?」
「キモ5にも怒られてるね・・・」
なんかいつの間にかポエム大会が始まったらしくオサレ番長の方も意味不明なポエムを話し始めました・・・・
「か・・・かっけぇ・・・」
「オサレすぎる・・・」
いや、どこがですか?
「まだだ・・・勝てれば・・・」
しかし自分から勝負を挑むだけあって相手の力量はなかなかカゲチヨ達はあっさり鉢巻を奪われました。
「こ、ここまで力の差があるとは・・・」
「これに懲りたらもう諦めることだね君たちじゃ僕には勝てないんだよ・・・」
なにかっこつけてんですか・・・
アイツが去った後私たちはカゲチヨ達に話しかけた。
「大丈夫ですか?」
「ボコボコだったね~!」
「うるせー!」
カゲチヨは子供みたいに涙目になります。
「もう体育祭は棄権するしかないか・・・」
「ああ、体育祭で無様をさらすなんてかっこ悪すぎる・・・」
私たちを勝手にかけといてダサいですね・・・
「そもそもフィーアちゃんとアーシでまたボコボコにすればいいしね!」
カンナちゃんがそういうと
「ふざけんなよ!テメーら!棄権?戦わずに女子たちに尻ぬぐいさせんのかよ!?
そのほうがよっぽどダサいだろ!!」
「アサヲ・・・」
・・・どうやらまだあきらめない男がいたみたいですね・・・
「で、でも確実に負ける勝負に挑むのは無謀だよ!」
ルイがそういうと
「俺に考えがある。」
「どんな?」
カンナちゃんが答えると
「この人が騎馬戦の名人ケンタロウさんだ!」
連れてきたのはケンタウロスでした・・・
「確かに人馬一体だけど・・・」
カゲチヨが戸惑う
「とにかく!俺たちはこの人の修業を付けてもらって勝つんだよ。」
「俺の修業は成功すれば騎馬戦のネクストステージに進めるが失敗すれば死ぬ。」
「おお、少年漫画っぽい!」
カンナちゃん・・・騎馬戦のネクストステージっていう意味不明な単語があることにきづいてください・・・
「なめるな!俺たちは絶対男女グループでグループワークをやるんだ!」
なんでカゲチヨ達も命かけるんですか・・・
こうして修業が始まりました。
その修業はポエムなどのおかしなものから走り込みなどの基本的なもの断崖絶壁で騎馬戦をするというマジで死ぬものまでありました。
けど・・・
「おお、ここが原宿か!」
「楽しいっすねー!」
「買い物してる・・・」
「もう帰りましょう・・・」
くだらなくなっていく修業に私たちは帰宅を決意しました。
sideカンナ
そうして運動会当日
カゲチヨ達は対決したんだけど・・・
「ポエムの痛さが増してる・・・」
「騎馬戦で大げさじゃない!?」
「どんな修業の成果ですか・・・」
アーシたち3人はげんなりする・・・
そしてまた番長が背後に周りこんだけど・・・
「こんなもんか?」
カゲチヨは反応した。
「一応修業の成果はあったんだね・・・」
「まぁ普通に修業してるところもあったし・・・」
ヒサメちゃんにアーシは言う。
番長は力を制御できてないとかいう。
「思いっきり中二じゃん!?」
「オサレじゃなくて痛い番長だね・・・」
そして5人は輝き始めた
「あれは・・・オサレさがカンストすると現れる伝説の光!?」
「俺たち5人のためのもんなんだよ・・・オサレさっていうのはな・・・」
カゲチヨはそういって鉢巻を奪ったしかし・・・神谷先生が
「お前ら、5人で騎馬組んでるから反則なー」
「えっ!?」
「5人じゃねーだろ!?」
「マチャソがいんだろ」
結局騎馬戦はゼクス君たちの騎馬が鉢巻総取りで決着した・・・
sideヒサメ
翌日番長が私たちに申し込んできたんだけど・・・
「誰と組むかはミキたちで決めるんですけど勝手に意味わかんない勝負に巻き込まないでくんない?」
「まあまあ、ミキ今回はカゲチヨ達私たちを守るために戦ったみたいですし・・・」
「そうなのか?」
フィーアちゃんがカゲたちをフォローする。
「そ、そんなー!?」
っていうかそもそも・・・
「騎馬戦とオシャレさって関係なくない?それに別にオシャレでもなかったし・・・」
「ぎゃあああああああ!」
「ヒサメちゃんってアーシより容赦なくいうよね・・・」
そんなことないよ!?
「それをいったらおしまいだろ・・・」
カゲが突っ込むけど事実じゃん・・・
「けど、カゲ私たちがあの番長に絡まれるのを防ごうとしてくれてありがとね。」
「まぁ、今回は手を下さなくて済みました。」
「そんなんじゃねーよ・・・」
「俺たちは感謝されないのかよ!?」
「我らも戦ったのに!?」
「なんでじゃ!?」
「僕も活躍したのに・・・」
やっぱり素直じゃないな・・・あと4人もありがと。