妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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名探偵カンナと七つの大罪

sideカゲチヨ

今日の依頼人というか訪問者は様子が変だった・・・

 

「い、今この町では連続殺人事件が起きています。」

 

は?俺は一瞬放心状態になってしまった・・・

 

「連続殺人事件!?本当なのか?」

 

シディが聞くヒサとフィーアが用事でいないときで良かったぜ・・・

 

「いたずらで言ってんじゃねぇよな?そもそもそんなの・・・」

 

俺が怪しんで確認を取ろうとすると

 

「いいから!黙ってよ!私の話を聞いて!!」

 

その女性の剣幕は異常で俺は飲まれてしまった・・・

 

「まぁまぁ、聞かないとは言ってませんから落ち着いてください。」

 

カンナが丁寧な口調で女性を落ち着かせる。

 

そして女性は話し始めた。

 

話によると

一人は暴食の限りを尽くした汚い食べ方の株トレーダーが食べ物を無理やり食べさせられて死亡、

 

二人目は働かない怠惰なニートの女性がベットに一年以上貼り付けにされて廃人にさせられた。

 

三人目は不倫を繰り返す俳優で性器を爆破されて死亡したようだった・・・

それにしても周りの被害者はゼロだったのか・・・俺がそう思っていると

 

「爆弾というのは抱え込んだ状態で爆破すると周囲への被害は少なくなるんですね。」

 

女性が答えを教えてくれた。

 

四人目は傲慢な人気モデルで顔を引き裂かれて生きていく希望を砕かれて自殺してしまったらしい・・・

 

「むごいことを・・・」

 

シディは、悲痛な顔で言う。

 

「・・・」

 

カンナはなんか考え込んでるな・・・

 

「はい、とても恐ろしい事件です。何より恐ろしいのはこの事件はたった一人の人間の仕業ということです。」

 

ちょっと待てよ・・・

 

「今話したことは本当なのか?ニュースにもそんな事件は載ってなかったぞ。」

 

「ほ、本当です全ての試験が発見されたのがほんの半時前ですから・・・」

 

するとカンナが推測を言う。

 

「これは七つの大罪にそって事件が起きてるね・・・」

 

「確かにな・・・」

 

俺も同意する。

 

「七つの大罪?」

 

シディに説明する。

 

「暴食、怠惰、色欲、傲慢、強欲、憤怒、嫉妬の事だ。」

 

「それが今回の事件とどう関係があるんだ?」

 

「被害者は全員、七つの大罪を一つずつ抱えた人たちだった・・・」

 

カンナの言う通りだ・・・

 

「暴食、怠惰、色欲、傲慢があるからあとは・・・」

 

「後は強欲、嫉妬、憤怒・・・」

 

俺たちは分析を重ねそして女性に聞く

 

「そもそもなんでニュースのなっていないことを知ってるんだ?犯人が一人って言いきれるんだ?お前が犯人なんじゃ・・・」

 

「カゲチヨ待って!」

 

俺が追い詰めようとするとカンナが声を上げて止める!次の瞬間彼女は苦しみながら倒れた!

 

「大丈夫か!おい!?」

 

シディが慌てて駆け寄る。

 

「おそらく彼女もまた被害者だったんだよ・・・口から出てる泡からみて毒を盛られてる・・・おそらく解毒剤と引き換えの代わりにここに来るように言われたんだろうね・・・」

 

「くそっ!とりあえず救急車だ!」

 

カンナの推理はおそらくあってる!俺は急いで電話をした。

医師から聞いた話では推理通り毒を飲んでいて助かるかは不明らしい・・・

俺たちはカレコレ屋に再び戻ってまた推測をしようとしたときだった!

机の上に置かれていた女性の携帯電話から声が聞こえた!

 

「どうやら彼女はちゃんと僕の言う通りにやってくれた命がけになれば誰だってそこそこ優秀に働くもんだね。」

 

人を駒みてぇに・・・胸糞わりぃな・・・!

俺はムカついてる間にも電話の向こうの奴は話し続ける。

 

彼女は大事に育ててもらった老夫婦の介護をせずに強欲に自分のお金儲けをしていたらしい・・・

電話の奴の誘いにも美味しい儲け話があるの一言で来て今回のようなことになってしまったと言っていいな・・・

 

 

「アーシの推理通りってことだね・・・」

 

「でも解毒剤は渡さなかったのか・・・」

 

シディの言葉に奴は無常な一言を返す。

 

「だって彼女が死なないと七つの大罪が完成しないだろ?」

 

クズが・・・

 

「嫉妬と憤怒は残ってたよね?」

 

「一体なんのためにこんなことするんだ?」

 

「二人とも、今は被害者を減らすのが先だよ。」

 

俺が怒りシディが理由を聞こうとするとカンナがそう答える。

 

「彼女の言う通りだ。早くしないとまた被害者が出る。」

 

「シディ!!こいつのスマホに匂いが残ってるかもしんねぇ!」

 

俺はシディに匂いをかがせると残っていたようで奴の下に行こうとするするとカンナが

 

「そういうことだったんだ・・・」

 

突然呟いた。

 

「どうしたんだ?カンナ。」

 

「カゲチヨ!シディはアーシが何とかするからカゲチヨは此処にいて!アーシに推理が正しければ・・・」

 

俺はカンナから耳打ちでこれから起こることを聞く。

 

「マジかよ!?」

 

「うん!だからお願いね!」

 

そういってカンナはシディの所に行った。

 

sideシディ

 

俺は急いで匂いの下のあるすると椅子にコートが掛けてあった・・・臭いの元はこれか・・・そう思い椅子からとると座るところに爆弾が置いてあったのだ!

 

「罠かっ!?逃げなければ・・・」

 

しかしこのままでは周りの被害が・・・その時彼女の言葉を思い出す。

 

ー爆弾は爆弾というのは抱え込んだ状態で爆破すると周囲の被害は少なくなるんですねー

 

くっ・・・俺は爆弾を抱えようとしたその時!

 

「シディ!それも犯人の罠だよ!」

 

カンナが素早く爆弾を巨大な水球で包んだ!水で濡れた爆弾は起動しなかった・・・

 

「すまんカンナ、助かった・・・」

 

「お礼は後!カレコレ屋に戻るよ!カゲチヨのサポートをしなきゃ!」

 

「どういうことだ?」

 

「詳しくは走りながら話すから!」

 

こうして戻る中聞いたのは衝撃的な話だった。

 

sideカゲチヨ

 

「怠惰は死んでない、偶然授かっただけの強大な力で本人は大した努力もせずに上手くやってるやつがさー」

 

突然カレコレ屋にやってきた男それは電話の主だった・・・

アイツの推理通りだぜ・・・

 

「もうすぐ爆破するぞ・・・」

 

しかし男がいくら待っても轟音はしなかった・・・

 

「どういうことだ・・・・?」

 

呆然となる男を俺は素早く血液操作で拘束する!

 

「ぐわっ!?」

 

「カンナが爆弾の無力化に成功したみてぇだな。」

 

「バカな!?僕の計画を読んでたっていうのか!?」

 

「お前なんで警察じゃなくて俺たちみてぇーな何でも屋にきたんだ?答えはチャンネルで俺らのことを見ていたから、シディのホルスの力は調べがついてた見てぇだがカンナはチャンネルでは自分の推理力を見せていないだからお前は対策されるとは思わなかったんだろうな。」

 

カンナは次の標的が俺たちであること、そして怠惰が完成していなことを読んでいた。そして犯人が俺を殺しにきてシディを殺したことで俺が憤怒に飲まれたたころを俺たちに嫉妬心を持っていたと嘘をついて何らかの方法で相打ちになって事件に幕を引こうとしていたと推理した。

 

「だから俺は仲間を信じてお前の挑発に乗らないようにしたってことだ。」

 

「カゲチヨ!無事か!?」

 

「やっぱり来てたんだね。アーシの推理通り!」

 

いいタイミングで戻ってきたみたいだな・・・

 

「あとちょっとで全部上手くいったのに!!」

 

するとカンナが

 

「いやいや!アンタの計画なんて穴だらけじゃん!」

 

男を挑発してきた!

 

「なんだと・・・!」

 

「だってアンタが仕込んでる方法でカゲチヨが死ぬかわからないし、シディは仲間が人を殺しそうなときは爆破を受けても駆けつけて止めちゃうのが普通だもん。」

 

「ああ、カンナの言う通りそれが俺の普通だ。」

 

「チャンネルでアーシたち見てて気づかないなんてほんと杜撰だよね~!」

 

まぁ、確かにそうだが・・・俺は今お前が平然と計画の穴を指摘してんのが怖いよ・・・

 

「黙れ・・・グっ!あぁっ!!」

 

男が突然苦しみだした!

 

「それが俺と相打ちになるための手段か・・・」

 

「ああ、僕の体には猛毒が仕込んであるんだ・・・憤怒に駆られたお前は血液操作で攻撃した時に僕の血と混ざって君を殺そうと思ってたんだけど・・・やっぱりこれで君を殺そうなんて算段が甘すぎたなぁ・・・」

 

何なんだこいつは・・・・

 

「まさか、聖女様たちのなかにこんな名探偵が隠れてたとはね・・・結局五つしか達成できなかったなぁ・・・」

 

こうして男は意識を失い息を引き取った。

 

sideカンナ

 

「そんなことがあったんだ・・・」

 

「シディさんが怠惰とは‥‥失礼な男ですね・・・!」

 

アーシは事件のことを二人に話す。二人には隠すように言われてたけどそれじゃあ流石に二人に恋してる友達が不憫だと思ったからね・・・

 

「最初に来た人はどうなったの?」

 

ヒサメちゃんが心配そうに聞く。

 

「ああ、病院に聞いたら助かったって。」

 

「良かったです・・・」

 

フィーアちゃんも一緒になって一息つく

 

「三人とも災難だったね・・・」

 

「その犯人の執着も異常ですしね・・・」

 

「考えなくていいの!」

 

私はそう言って青い空を見て気持ちを切り替えた。

 

 

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