妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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交わる二つのカレコレ屋4

side本家カゲチヨ

それから俺たちはパラレルワールドの俺たちとエフェクトバタフライを探すけどやはり簡単には見つからなかった・・・

その合間に俺たちはパラレルワールドの俺たちに町の案内をしたり、俺たちの世界のヒサは

カンナ、フィーアと遊んだりシディも一緒に料理をして楽しんだ。俺たち三人の趣味は一緒だったので楽しかった。特にヒサはカンナがいたからはしゃいでたな・・・

けれどパラレルワールドの俺たちの違いに気づいたんだ・・・それと同時に別れの時が来た。

それはある日のこと俺とヒサは学校にいたときヒサが俺に相談をしてきた・・・

 

「カゲ・・・実はミキとノリコが連れ去られちゃったの・・・」

 

「あの二人が・・・?」

 

「それで犯人から連絡があって・・・ガラス張りの部屋で暮らせって・・・」

 

はぁ?疑問を浮かべながらもいこうとしたがシディがやってきて

 

「二人ともこれを見てくれ!オーナーからステルス付きのドローンを貰ったんだが・・・」

 

そこに映っていたのはおそらくミキとノリコを連れ去った犯人二人を尋問する向こうの世界の俺達だった・・・

 

sideカンナ

 

「な・・・なんでここに・・・」

 

アーシは一人の男に炎を浴びせる。

 

「ああ・・・熱い助けて・・・ああ!」

 

そんなの教えるわけないじゃん・・・まぁ、ヒサメちゃんのハッキングでアンタたちの使ってる部屋の場所を割り出したんだけどね。

 

「答えて・・・ミキとノリコをさらってどうするつもりだったの・・・?」

 

ヒサメちゃんがセクハラ教師を懲らしめたときのように本気で怒った顔で聞く。

 

「新しい事業をやるからフォロワーが・・・ぐほぉ!?」

 

相変わらずフィーアちゃんの拳って強烈だなぁ・・・

 

「まぁ、未然に防げたので良いです。それよりもあなた達虹色の蝶を売って大金を手に入れてたってSNSで呟いてましたよね誰に売ったんですか?」

 

「い、言えるわけ・・・・がぁぁ!筋肉が引きちぎれちまう!助けて・・・」

 

カゲチヨが本気の血液操作で拘束してるから更にきつくなるけどね。

 

「な、なんか白衣を着た奴が売って欲しいって言ってきたから・・・」

 

「場所も教えますから・・・この拘束外して・・・」

 

なるほどね・・・

 

「ミキ、ノリコ大丈夫だった?」

 

「いきなり襲うとは・・・許せんな。」

 

ヒサメちゃんとシディがミキとノリコの拘束を解く。

 

「パラレルワールドのヒーちゃんたちだよね・・・?」

 

「ありがとな・・・」

 

さて二人も無事に保護できたし・・・

 

「さて場所も教えて貰ったし、お前たちを警察に突き出すか・・・」

 

カゲチヨが始末を言う。

 

「た、助かった・・・」

 

グサッ!

 

「あぁぁああぁ!?」

 

「あ、足に氷が刺さって・・・」

 

「逃げるかもしれないでしょ?それに友達傷つけたこと反省して・・・!」

 

ヒサメちゃんが氷で奴らの足を潰したあとアーシたちは科学者がいるであろうビルに向かった・・・

 

side本家シディ

 

「すさまじかったな・・・」

 

「うん・・・完全に戦闘馴れしてる・・・」

 

俺の呟きにヒサメがそう返す。それに・・・

 

「あの拘束・・・鈴の吸血鬼の・・・!」

 

カゲチヨの言う通り異宙の能力の精度や威力も俺達とは比べられないほどに強かった・・・

 

「とにかくその科学者のいるビルに向かわないと!」

 

俺たちは五人の援護に行くためビルへと向かうが必要なくなることを思い知った・・・

 

sideカゲチヨ

 

ビルの一室に入ると広い部屋に科学者がいた。

 

「まさかここに来るとは・・・あなたたちの探してる蝶ならこの通り私と融合してますよ・・・」

 

なんと虹色の羽を生やした男だった・・・

 

「融合ってことは引きはがせるのかな?」

 

「とにかく元の世界に戻るにはお前を倒さなければいけないということだな・・・」

 

俺たちは戦闘を開始する。

 

「くらいな!」

 

俺は血液の弾丸を飛ばす!

 

「無駄無駄!この増幅した力の前ではね!」

 

しかし科学者は拳を振い弾丸を叩き落とす。

 

「力に溺れるから意識が散漫になるんですよ。」

 

「なにっ!?」

 

フィーアがブレイクした状態の神速のスピードで背後に周り男を蹴り飛ばす!

 

「ぐぅっ!」

 

奴が立て直そうとするが無駄だぜ!準備は整ってる!

 

 

「くらえ!炎と!」

 

「氷のコンボ!」

 

ブレイクしたヒサメとカンナが蝶を燃やさないようにした炎と吹雪を同時に浴びせる。すると・・・

 

「う、嘘でしょ・・・活動が止まった・・・」

 

高温と低温を同時に浴びたことで蝶は活動を停止した!あとは!

 

「シディ!任せた!」

 

「ああ!」

 

ブレイクしたシディのホルスの力で背中についていた羽を引きはがした!

すると蝶は再び飛んだ。

そして俺も

 

「お前は大人しくしてろ!」

 

「ぬぅうぅ!」

 

血液操作で手早く拘束!

するとちょうどの時に

 

「大丈夫かって・・・もう終わってる?」

 

「凄いね・・・あのエフェクトバタフライと融合した人を・・・」

 

ここの世界の俺とヒサが驚いた顔で言った。

 

「それにしてもまた捕まってたのか・・・」

 

ここの世界のシディが言う。

 

「またって?」

 

「この前はテイペンの上司に虫取り網で捕まってたんだよね・・・」

 

カンナの質問にここの世界のヒサが答えた・・・凄いのかわからない蝶だな・・・

 

すると蝶が突然光りだして俺たちは虹色の空間にいた。

 

「ふぃ~やっとあの実験バカな科学者から脱出できたわ。」

 

「喋れたんですか!?」

 

フィーアの言う通りだし随分軽い口調だな・・・

 

「すまねぇなワープするときに巻き込んじまってあのあとあの変態二人に捕まっちまってあとは知っての通りだ。お前らがもともといた世界に戻してやるよ!」

 

ってことは・・・

 

「お別れだな・・・」

 

「三人とも元気でね!」

 

「うむ、お互い頑張ろう。」

 

「この世界のアーシは嫌な奴かもしれないけど何とかしてやってね。」

 

「私たちは皆さんのこと好きでしたよ。この世界の私の代わりに謝っておきます。」

 

俺たちは別れの挨拶をする。

 

「まぁ、お前らみたいに強くなってみるよ・・・」

 

「また、遊びに来てくれ。」

 

「頑張るからね!」

 

ここの世界の俺たちも挨拶をし終えたところで光に包まれて目を開けると・・・

 

「戻ってきたのかな・・・」

 

「多分な・・・」

 

俺達の世界のカレコレ屋に戻って来ていた!

 

「またあの蝶どっか行っちゃったね。」

 

カンナの言う通りエフェクトバタフライはいなくなっていた・・・

 

「珍しい体験ができたし良かったな!」

 

「バイキングの予定は飛んじゃったけどね・・・」

 

数日が数時間しかたってないけどその通りだな・・・

 

「今日はどこかに食べに行きます?」

 

フィーアが言うと同時に扉が開き。

 

「皆無事!?なんか世界から皆が消えたみたいだから心配したんだよ!」

 

妖精王!来たのかよ!?

 

「実は珍しい体験をしてね・・・」

 

ヒサが話始める・・・やれやれ。

こうして奇妙な事件の幕は閉じるのであった・・・

 




パラレルワールド編を楽しんでくれたら幸いです。
また日常回となります。
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