妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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カゲチヨ達の授業で出てくるのは本家の「授業中にどこまでふざけられるか」の先生です。


シディ、学校に行く

sideカゲチヨ

今日カレコレ屋に来たのは神谷だった・・・

 

「シディに学校に来て欲しい?」

 

「あぁ、ウチのクラスの女子たちが会いたいってうるさくてな。せっかくだし会わしてやりてぇ。」

 

なんか怪しいな・・・

 

「お前そんな生徒思いだったかよ?」

 

「口調。」

 

「そうだよ!カゲ!先生だよ!」

 

ヒサ、細かいな・・・

 

「でも、そんなので編入なんてできるんですか?」

 

「ま、ゼクスもできたしいけんだろ。」

 

「テキトーすぎる・・・」

 

カンナの言う通りだぜ・・・

 

「私は反対ですよ・・・」

 

フィーア?

 

「シディさんが不良に絡まれたり、女狐が惑わしてきたらどうするんですか!ただでさえミキで手一杯なのに!」

 

「お前、ミキとは友達だよな?」

 

「それに不良に絡まれてもシディなら楽勝だと思うよ・・・?」

 

神谷とカンナが答える。

 

「とにかく!私は反対です!」

 

「まずはシディの意思を聞くのが大事なんじゃねーか?」

 

「そうだな、シディ一か月頼めないか?」

 

俺と神谷がシディに聞く。

 

「フィーア、俺は学校に行ったことが無いから行ってみたいんだ。ダメか?」

 

「うっ・・・わかりましたよ!でも、嫌なことや人にしつこくされたら言ってくださいね!」

 

「ああ、ありがとう。」

 

フィーア激甘だな・・・

こうしてシディは学校に行くことになった・・・

 

sideカンナ

こうして数日後シディは学校に来たんだけど・・・

 

「なにあのイケメン!」

 

「あんな人うちの学校にいた!?」

 

「転校生だってやばいー!」

 

やっぱり目立ってるな・・・女子たちの黄色い歓声にアーシはげんなりする。

 

「うわー!シディ君が学校に!?なんで!?」

 

「ふふん!やっぱりシディ制服似合ってる!」

 

ミキやヒサメちゃんまで見慣れてるんだから浮かれないでよ・・・

 

「大変になりそうだな、カンナ。」

 

「うん・・・」

 

ノリコ、あんただけが味方だよ・・・カゲチヨは・・・

 

「っち、なんだよ男の転校生かよ。」

 

「すました顔しやがって・・・」

 

「なんであんなやつが女子から人気なんだよ!!」

 

ラブコメで持てない奴らのセリフをキモ5と吐いてるし頼りになりそうにな・・・

 

「おーいカゲチヨ!」

 

シディは元気に挨拶する。

 

「うるせぇ!お前なんか・・・うおっ!」

 

カゲチヨが嫌味を言おうとしたとき、なぞの腕がカゲチヨを掴んでトイレの裏に連れ込んだ!

 

「フィーアちゃん?」

 

「カゲチヨ、あなたには名誉ある仕事を与えます。これからシディさんが教室に行くまで女狐や不良に絡まれないように護衛することです。」

 

フィーアちゃんはカゲチヨと話し込んでいた・・・

 

「なんで俺が!?」

 

「あなたの陰キャオーラで女子は近づいてこないので。不良の方は私が対処します。」

 

「ヒデェ!」

 

「貴方の選択肢は二つ・・・やるか殺られるかです。」

 

「殺られる!?わかりました・・・」

 

「授業中は別クラスですから困りましたね・・・なんとかして抜け出さないと!」

 

こんなんで大丈夫かな・・・

 

noside

こうしてシディはクラスで自己紹介を終えたのだが・・・

 

「なんだよ、あんなの反則だろ。」

 

「異宙関係でイケメンって気に食わねーぜ。」

 

クラスの不良の生徒は彼を目の敵にしていた。

こうして授業は始まったのだが・・・

 

「メロスはハゲオコした。かならずかの、・・・なんだこの漢字は?」

 

学力のないシディは高校生の国語の漢字が読めない。

 

「ははは!こんなんわかんねーとかうっ・・・!」

 

「なにこの寒気・・・?」

 

「なんか壁の向こうから出てるような・・・?」

 

クラスの皆が疑問を持つ中不良のリーダーは本能で理解した。

 

(この殺気確実にヤバい!俺たちは壁数枚挟んでるからこの殺気ですんでるが殺気の中心源の奴らは・・・!)

 

場所は切り替わってカゲチヨ達の教室、そこは死屍累々となっていた。

 

「フィーアさん、殺気を、抑え・・・うっ、」

 

普段真面目にするように注意する畏怖される先生もその言葉を最後に倒れる。

まともに動けるのは馴染みの三人だ。

 

「授業止まっちゃったね・・・」

 

「俺はサボれるからいいけど・・・」

 

「隣のクラスも気絶してるだろうしやばいね・・・」

 

そんな中

 

「これで完璧です・・・」

 

フィーアは一人笑うのだった・・・

 

side不良リーダー

 

「あの殺気のせいでアイツの事馬鹿に出来なかったな・・・」

 

「ああ、ただでさえこの学校は不良が減って大っぴらに活動できねーっつーのに・・・」

 

俺は連れと一緒にタバコを吸いながら答える。

なんでも不良の男子校の生徒全員を叩きのめし最強とうたわれる金髪と黒髪の男(サトウとスズキ)を従えたこの学校の女子生徒のせいでこの学校の不良がすくんじまってカツアゲやパシリするための仲間すら集めにくい状況になってんだよ・・・

 

「でも、アイツだけは気に食わねぇ!」

 

「ああ、そうだな。」

 

俺が連れに返していると、

 

「未成年のうちの煙草は健康に悪いらしいぞ。」

 

アイツが現れた。噂をすればなんとやらだ・・・

 

「優等生気取ってなんだよ!あぁん?」

 

「今度は真面目キャラでさらに人気をえよってか?」

 

真面目なんて耳が腐るほど聞いてきたんだよ・・・!

 

「どういうことだ?」

 

「とぼけてんじゃねぇよ!」

 

俺はシディにパンチのラッシュを浴びせる。

 

「お前やりすぎじゃ・・・」

 

関係ないな!そう思っていると拳に激痛が走った!!

 

「いってええええ!!」

 

「はへ?」

 

連れも間抜けな声を上げるがそんなの気にしていられねぇ!まるで岩を殴ったみてぇに・・・

 

「これだから異宙関係の奴らは気に食わねぇ!!なんでも好きに荒らしていきやがる!!」

 

「どういうことだ?」

 

ちっ!思わずでちまったじゃねぇか・・・俺は過去をシディに話した親が真面目で勤勉な人だったこと、異宙の奴らが起こした火事のせいで死んじまったことをぶちまけた。

 

「こんな狂った世界で真面目に生きたって損するだけだろ!バカバカしいだろうがよ!」

 

俺は本音をぶちまけたけれどアイツは

 

「真面目に生きるのは馬鹿らしくない。お前が証明するしかないんだ父親の正しさを。」

 

なんだよそれ・・・

 

「別に真面目になれとは言わんが寿命を縮めるようなことは辞めておけ。」

 

そういってアイツは煙草を取り上げて去っちまった・・・

 

「んだよ!アイツムカつくな!」

 

まぁ、そうだな・・・でもさっきので親父と一緒に思い出した・・・

 

「どうした?」

 

「俺、野球好きだったなーって思ってさ。」

 

俺が呟くと

 

「野球は俺も好きだ!!」

 

アイツは無邪気な笑顔で振り向いた。

 

「一緒にやろう!」

 

「なんで聞こえてんだよ!?」

 

結局アイツの熱意に負けてすることになった・・・タバコいう通りにやめよ・・・

 

sideフィーア

 

「なるほど・・・こうして仲良くなることもあるんですね・・・」

 

サトウに借りたヤンキー漫画を片手に私はそうつぶやきました。

 

ーアイツはな!器がデカくて物理的な強さだけじゃねーもんを沢山持ってる。その強さは人を引き寄せるすげーもんなんだよ!だからこういう漫画みたいなこともシディならできそーじゃね?ー

 

漫画を貸してくれたときサトウがそんなことを言ってて意味が分かりませんでしたがこういうことなんですかね・・・サトウが言ってたのって・・・

 

「妙なところで鋭いんですよね。まぁシディさんに免じてアイツ等はボコらないでおきましょう。」

 

野球をしに行くシディさんたちを背に私は帰路につくのでした。

 

sideカゲチヨ

 

「お前のクラスの不良が更生したらしいな。」

 

俺は神谷に話しかけた。

 

「ん?そうなのか?」

 

「シディを学校に呼んだのはそれが狙いか?」

 

「まさか、そこまで俺に予想出来ねぇよ。でももうシディを学校には入れたくねーな。フィーアが荒れて大変だから。」

 

「それなら心配ねーよ。なんかアイツ帰ってきたら笑顔だったし。」

 

「そうか・・・教師には敬語使えっつーの・・・」

 

俺は素直じゃない言葉を背に教室に戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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