妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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おじさんと学校?

sideヒサメ

私たちは学校に学校に向かっていた。

 

「なんだかうれしそうだな、ヒサメ。」

 

シディが私を見て言う。顔に出てたかな・・・?

 

「朝から元気だな・・・」

 

「そういうカゲチヨはいつも朝から元気ないよねー!」

 

「うるせぇ!ほっとけ!」

 

カゲの愚痴をカンナちゃんがからかう。

 

「うん!今日、放課後ミキとノリコと原宿行くんだー!」

 

「そういえば今日でしたね。」

 

フィーアちゃん、ルーズだよね・・・

 

「何を食べに行くんだ?」

 

「タピオカ、チーズドック、クレープその他諸々。」

 

「なんで食べることばっか!?」

 

失礼しちゃう!

 

((普段の行いからでしょ・・・))

 

二人ともなんで呆れた目で見てるの!?

 

私たちはシディと別れて教室に入って、

 

「おはよー!」

 

ミキとノリコに挨拶をしたのだがそこには驚くべき風景があった!

 

「ヒサー!おはよー!」

 

「なに?今日もカゲチヨと登校?」

 

ミキとノリコの普段の挨拶これはいい・・・でも

 

「朝からお熱いねー!」

 

なんと隣に女子の制服を着たおっさんがいたのだ!

 

「警備員さん、不審者です。」

 

カンナちゃんがそのおっさんを指さして言ったのも無理はないだろう。

 

「カンナ、どうしたんだよヨシヒロ指さしていきなり。」

 

「いやノリコおかしいと思わないんですか?」

 

フィーアちゃんの言う通りだよ・・・

 

「三人ともどうしちゃったの?私たちいつも六人で遊んでんじゃん。」

 

「は?え?いつも・・・?」

 

私は混乱状態に陥ってしまう・・・

私たちは取りあえず背中合わせでこそこそと話す・・・

 

「どうやら私たち以外は疑問を持っていないみたい・・・」

 

「もしかしてまたパラレルワールドに来たとか・・・?」

 

「確証もありませんね・・・あのおっさんが現実改変か記憶操作の能力を持つ異宙人の可能性もありますしここは話を合わせましょう。」

 

フィーアちゃんの言う通りだね・・・

 

「ごめんごめん!ヨシヒロね!」

 

「ど忘れしてました。」

 

「はははは・・・・」

 

私たちは必死にごまかす。

 

「もー!今年の体育祭のリレー僕とヒサでクラス勝たせたの忘れちゃったの?」

 

普通に僕とか言ってるし・・・

 

「あれホント涙でたよー!」

 

私たちの知らない思い出で盛り上がってるし・・・

 

「もしかして写真ってあったりしますか?」

 

「うん!ミキのSNSに写真あるよ!」

 

そこに映っていたのは私とヨシヒロさんが抱き合ってる写真だった・・・

 

sideカンナ

 

あの写真はホントに吐き気を催しそうになった・・・

その後もヨシヒロが親友面でリレーの思い出を語ってきたりプリクラの寝ぐせを気にしてきたりとホントに違和感なく会話をしていた・・・女子高生の写真におっさんが写っているのは浮いてたけど・・・どうなってるの、ヒサメちゃんの親友はアーシだけのはずなのに・・・なにこの地獄?絶対本性を暴いてあげるよあのゴリラ・・・

 

「ふふふふ・・・!」

 

「カンナちゃん落ち着いてください・・・殺気が抑えられてませんよ・・・」

 

「フィーアちゃんシディのことになったらいつもあんな感じだよ?」

 

ヒサメちゃんの突っ込みが入った。そして体育の時間の着替えの時間

なんのためらいもなくヨシヒロは交じって着替えをしようとしていたの!

 

「それはさすがにダメじゃない!?」

 

「ん?何が?」

 

こいつぬけぬけと・・・!!

 

「いやだってその・・・」

 

「ヒサメちゃん、今は皆に何を言っても無駄・・・だから。」

 

アーシは説得するヒサメちゃんに待ったをかけて撤退の作戦を伝える!

 

「私たちはトイレで着替えてくるからー!」

 

絶対おかしい!性別の壁すら超えるおっさんってどう考えてもおかしい!絶対正体を暴いてやる!

 

sideフィーア

そして放課後私たちは原宿に向かったんだけど・・・

 

「ミキ、一口頂戴。」

 

「いいよー。」

 

バクっ!

クレープを丸かじりするおっさんが目に映って全く楽しめませんってかありますよね子供の食べ物一口だけーって言って全部食べちゃう親・・・

 

「町の人たちも私たちを変な目で見てない・・・私がおかしいのかな?」

 

「いやいや、それはないですね・・・」

 

このままじゃこの状況を受け入れそうな私たちが出てきそうですね・・・

そんなことを思っていると

 

「いーじゃん!!俺らと遊ぼうよ!!」

 

「楽しいこと教えてあげるからさー」

 

「迷惑なんですけど。」

 

ミキがナンパされていました。

 

「助けにいかなきゃ!」

 

私も行こうとしますが

 

「おどれ!何気安く触っとんじゃ!!嫌がってるだろうが!!これ以上絡むなら俺が遊んでやろうか!?」

 

なんとおっさんがドスの決まった声といかつい顔でナンパ男どもを追っ払っていたのです!

 

その後私たちは四人で話をした。

 

「話ってなに?」

 

「正直に言いますね。私たちは貴方のことを知りませんそれにあなたが中年の男性に見えます。とても違和感があるように思えました。でもミキを守ってるのを見てあなたのことをもっと知りたいって思いました。」

 

ヒサメちゃんは正直に話しました。

 

「私もあなたに興味がでてきました。これから知っていけたらうれしいと思っています。」

 

「・・・」

 

カンナちゃんは照れてるんでしょうか?何も話しません。

 

「君たちにそんな風に言ってもらえてうれしいな・・・」

 

男性はそう言って真実を話し始めました。

 

「僕は死んでて幽霊なんだ。」

 

えっ?

 

「何その超展開!?」

 

ヒサメちゃんの言う通りですよ!

 

「生前女子高生と仲良くなりたいという強い未練があったせいで死んでも成仏できなかったおじさんの霊なんだ・・・僕にも信じられなかったけど今朝から肉体を手に入れて君たちの友達として存在していた。」

 

そんな未練で幽霊に・・・

 

「どんな奇跡なの?」

 

ヒサメちゃんも突っ込む。

 

「君たちは別だったんだね・・・けどこれで成仏・・・なっ!?」

 

グサッ!次の瞬間おじさんの体には刀が刺さっていた!

 

「な、なんだ!魂が消えていくぅ!!」

 

そしておじさんは消えていった。

 

「カンナちゃんどうして妖刀で・・・」

 

そういえばこの間ぶつぶつ言いながら何か作ってましたね・・・

 

「そんなことでアーシの夢だった幽霊に会うことを汚さないでよ!もっと昔の恋人のことろに行きたいとかにくい相手とか世界の秘密を知ったとかそういうことで幽霊になってよ!」

 

 

「究極の自分勝手ですね・・・」

 

それで魂消滅させられるとか・・・

 

「後一緒に着替えるのはアウトでしょ!」

 

「「それは同意」」

 

乙女の裸を見ようとした罰ということですか・・・




ヒサメ「そういえば最近ナンパとかされないな・・・?」

カンナ「そういえばアーシたち学校の男子に絡まれないよね?」

フィーア「別にいいんじゃないですか?」

カゲチヨ「そうだな、ははは・・・」(そりゃ妖精王の娘って知って口説かないだろ。あと侵入者殺してる武勇伝は結構伝わってるし。)
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