妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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子供番組に参加!

sideカゲチヨ

今日は特別な依頼のため俺は子供の姿をしている!

まずはお互い自己紹介からだな!

 

「うなぎ~!」

 

「なんじゃカゲ男!この無垢な瞳で物騒な発言をするガキは!」

 

「天使系大食いYOUTUBERのバニラちゃんだ!」

 

バニラちゃんの発言に怯えるボティスに教えると

 

「この子供がワシと同じ天使とは・・・」

 

「こっちが生存フラグさん!」

 

同じ天使ということに驚く生存フラグさんを紹介すると

 

「天使?ハッ!人間どもに意味もなくあがめられて得意げになってるやつらじゃな!」

 

「貴様・・・儂を愚弄する気か?」

 

ボティスが煽り、それに生存フラグさんが乗ろうとしていた・・・!

 

「まぁまぁこれからお互いのことを知って判断していけばいいだろ?」

 

妖精王が優雅に紅茶を飲みながら答える。

 

「なんじゃ?この自分は関係ないアピールをしながら説教する男は?」

 

生存フラグさんがにらみながら答える。

 

「クリスさんって言ってヒサたちの父親で妖精王なんだ!」

 

「「なるほどな・・・」」

 

「よろしく!それにしてもバニラちゃん見てると三人の小さい時を思い出すな~!」

 

「?」

 

「確かに子供のヒサも大食いそうだけど・・・」

 

「可愛さの話だよ!」

 

怒る妖精王を置いといて俺は二人の争いを止める。

 

「今日からこのメンバーでカレコレ屋なんだから・・・」

 

「麺!?麺料理は大好きです~!」

 

バニラちゃん・・・

 

「はぁ~?」

 

「さっきから食い物のことしか頭にないな、そんなことだからこの三つ目ウナギに馬鹿にされるんじゃ。」

 

しかたない・・・こうなったら

 

「いいか、バニラカレコレ屋として依頼をこなせば報酬が手に入る!そしたらこの異世界の珍しい食べ物をなんでも食べられるぜ!」

 

「珍しい食べ物・・・」

 

そういって思い浮かんだ食べ物の中にボティスのかば焼きがあった・・・

 

「だからワシを食うな!」

 

「依頼やるか?」

 

「やります!」

 

こうしてやる気になったバニラとまだ不機嫌な二人と共に俺と妖精王は依頼に向かった。

 

side妖精王

 

「いや~助かったよ!最近何故かこのコンコンぱぁっ!に出演してくれるお友達が減っちゃって・・・」

 

依頼は子供向け番組の出演か・・・って!

 

「今日の依頼の番組コンコンぱぁっ!なんですか!?」

 

「どうしたんじゃ?そんなにテンションを上げおって。」

 

生存フラグが聞くが当たり前だ!

 

「この番組は三人が唯一喧嘩しないで見たテレビ番組なんだよ!三人しか森にいなかったころテレビのどの番組を見るかで毎回もめてたんだけどこの番組の時間だけは喧嘩しなかったんだよね・・・!」

 

懐かしいな・・・三人とも踊ったり歌ったりしたっけ・・・

 

「「「親バカだ(じゃな)・・・」」」

 

三人とも何か言った?

 

「にしても君・・・カレコレ屋のカゲチヨ君の弟か何か?」

 

「そーでーす!依頼は男女一人ずつでしたよね?」

 

なるほどそれで幼児化してたのか・・・

 

「そうだったんだけど司会役の子たちが急遽休んじゃってさ~そこのお兄さんとお姉さんも追加でお願いできないかな?」

 

俺がお兄さん役!?

 

「生存フラグ!やるぞ!さぁ今すぐ更衣室に急ぐぞ!

 

「おい!?引っ張るな!ワシはまだやるとは・・・」

 

頑張るぞ~!

 

「話を聞けぇ~!」

 

「妖精王がポンコツになってる・・・」

 

「今回は幸先不安じゃの・・・」

 

そうして撮影は始まった。

 

「コンコンぱぁっ!始まるよ~!」

 

マスコットキャラクターのパンパンが明るい声で進行する。

 

「いえ~い!」

 

「白黒・・・ふわふわ・・・お饅頭・・・」

 

バニラボティスが乗っかって見張ってるが若干心配だな・・・

 

「今日は新しい友達バニたんとカゲくんがきてくれたよー!」

 

ついに出番だ!

 

「それからパンパンと一緒に皆と遊んでくれるのはせーちゃんお姉さんとくーくんお兄さんでーす!」

 

「なんじゃこの衣装は・・・」

 

「ほら歌もうすぐ歌なんだから恥ずかしがらないで!」

 

「そんなこと言ってもな・・・」

 

そうして歌と体操の時間になる。

 

「「パンダさんパンダさん・・・」」

 

「ちょっとシロクマー!」

 

「ちょっとお饅頭ー!」

 

バニラが歌詞を間違えた・・・

 

「ごめんなさい~」

 

「いいよいいよ!うん!可愛いからOK!」

 

「は!?いいの?」

 

「いいのいいの!番組はPが全てPが黒といえば白でも黒になるのがこの世界だよ!」

 

教育番組のキャラがそんなこと言っていいのか・・・?

 

そうして人形劇時間になったんだけど・・・

 

「そこに狼さんがやってきましたがおー!」

 

「きゃー!」

 

俺たちは人形劇を二人でしてたんだけど・・・

 

「くーくんお兄さん!せーちゃんお姉さんが棒読み過ぎてバニたん寝てまーす!」

 

カゲくんの言う通りぐっすりだな・・・

 

「お前演技下手すぎるぞ・・・」

 

「黙れ!このワシにこんな茶番をさせておきながら・・・!」

 

せーちゃんお姉さんがきれそうになったその時!

 

「このコーナーはほとんどおねーさんとお兄さんしか映らないからお話を邪魔する悪い子がいなくてラッキーだよ。カゲくんも余計なこと言わないでねぇ~?」

 

「は、はぁい・・・」

 

パンパンが圧力掛けて黙らせた・・・絶対おかしい!尻尾を掴んでやる・・・

 

そして生活習慣のコーナーなのだが・・・

 

「グリーンピースきらーい!」

 

カゲくんがそういうとパンパンが

 

「三徹くらいしてる新人ディレクターが怒鳴られながら作ったギリギリの映え料理だよ~?」

 

確かに作ってる人の気持ちを知るのは大切だけど・・・リアルすぎるだろ・・・

 

「お腹がすきました・・・」

 

「おいディレクター!バニたんに料理追加!」

 

カゲくんの分も食べといて・・・っていうかバニたんにこの番組掌握してるな・・・

 

そうして休憩に入ったんだが

 

「プリンが二個・・・?」

 

「離せ!バカ者!!」

 

バニラが生存フラグの巨乳触ってカゲチヨと依頼人が鼻血出すというハプニングもあったが本題に入った。

 

「絶対におかしい!」

 

「あ、ああ・・・そうだな。パンパンって子供嫌いなんですか?」

 

「いや、休憩時間にも子供たちと遊ぶくらい子供好きだったんだけど・・・最近様子がおかしいんだ・・・クレームもきてて・・・変え時かなぁ・・・」

 

なんて奴だ・・・思い出の番組を・・・!

 

「許さねぇ…たとえ中も人が別人だとしても後悔するほどの苦痛を与えてやる・・・!」

 

「むっ?生存フラグの気配がする・・・お前たちついて来い!」

 

俺が怒りの言葉を紡いでいると生存フラグがそう言って飛んで行った!

 

sideカゲチヨ

 

「ふふふ・・・はははは!狙い通り!このままパンパン人気も地に落として・・・こんな番組、終わらしてやる!」

 

なるほどそれが狙いか・・・

 

「立ったぞ。悪者が計画半ばで狙いを暴露する場合大抵その計画は失敗に終わるつまり、この番組には生存フラグが立っておる。」

 

「フラ・・・?」

 

「フラグ!」

 

「具?」

 

「これから話がこうなるっていうお決まりのパターンの事だよ。」

 

「そしてお前の死亡フラグだよ・・・!」

 

「ひっ!?」

 

妖精王のやつぶちぎれてるな・・・

 

「早く依頼人に突き出せ、ワシは帰りたいんじゃ。」

 

ボティスの言う通りだな・・・その瞬間パンパンは逃げ出した!

 

「逃がすと思ってるのか?」

 

霊槍ラグナロクー翠蛸(エメラルド・オクト)ー

 

妖精王が霊槍から触手を展開しパンパンを拘束!

 

「生存フラグ!今だ!」

 

「分かっておるわ!ふんっ!」

 

「はう!」

 

生存フラグの強烈な回し蹴りが炸裂した!

 

「ん?」

 

頭を蹴ったのに被り物が飛んで行かない・・・ってことは!?

 

「これ・・・着ぐるみじゃない!?」

 

「うぐ・・・そうさ、僕は着ぐるみじゃない・・・たまたまこの着ぐるみにそっくりだった異宙人だ!!」

 

「もともとのパンパンとすり替わったってことか?」

 

俺が聞くと

 

「そうさ、この番組を内側から崩壊させるためにね!耐えられなかったんだ、子供たちのターゲットにされる!俺は日に当たる場所を歩けなくなったことに!!」

 

それだけ?

 

「つまらん理由じゃな。」

 

「お前に与えられた選択肢は二つ・・・このまま絞め殺させるか・・・警察のお世話になることだ・・・!俺としては前者がいいけど・・・?」

 

「ひっ!?」

 

三人の容赦のなさはここから来てるんだな・・・

 

「泣いてる・・・お腹すいてるですか?」

 

「ちげーよ!こっちは死にかけて・・・って」

 

「・・・」

 

よし、こいつがバニラの可愛さで和んだところで

 

「妖精王、俺にいい考えがあるんだ。」

 

そうして俺たちは番組の終わりの撮影に入った。

 

「最後に大事なお知らせがあります!」

 

「パンパンは今日で卒業することになりました!」

 

「「えっ~!」」

 

「安心しろ子供たち。」

 

「新しい友達がいるからね!」

 

二人のセリフの後出てきたのはボティスをかわいくして二束歩行にしたキャラだった。

 

「ニョロロだよ~よろしくにょろ~!」

 

こうして俺たちの依頼は終わった。

 

side妖精王

 

「ぎゃははは!!おいボティス良かったな!これでお前も子供たちに人気出るぜ!」

 

もとに戻ったカゲチヨが大笑いしながら話しかける。

 

「黙れ!」

 

「パンパンの番組交代バニラプロデューサーに頼んだら一発だったな!」

 

「やっぱりパンダよりウナギの方が美味しそうです~!」

 

「後は時間が解決してくれるじゃろ。」

 

にしても・・・

 

「やっぱり演技下手だな。」

 

「まだいうか!」

 

「カゲ男、確かバニラになんでも食べて良いと言っておったな。」

 

ああ、それなら

 

「問題ないよ!」

 

そうして宅配業者が沢山来た。

 

「お待たせしました!妖精王の森から届いた野菜と果物です!」

 

「おい・・・まさか依頼料って・・・」

 

「ああ、発送費に使った。」

 

「そんな~!」

 

「上手そうじゃの。」

 

「リンゴにブドウ・・・カボチャにジャガイモも美味しそうです!」

 

さて今日は大なべを買ってカレーにシチュー、アップルパイにパフェでお祝いだ!

 

「この四人金使い荒すぎだろー!」

 

「食べ物、食べ物・・・」

 

プリュ

 

「あ、メロン・・・」

 

「・・・カゲチヨお前もさっさと料理の手伝いをしろ!」

 

ドカっ!!

 

「いてぇ!なんで俺が蹴られるの!?」

 

こんなカレコレ屋も悪くないそう思う今日このごろでした。

 

「どこがだ!?」

 

 

 

 

 




コラボ編はまだまだ続くメリークリスマス!
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