妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideサトシ
俺の名はサトシ!ごく普通の小学生だ!
今日は暑いから自販機でジュースを買うところだ!
「ぷはー!うえっ!なんか変な味~。」
なんだか薬みたいな・・・その時だった!
ボンっ!
「うわぁぁああ!!これどうなってるの!?」
いきなり俺の視界はなにか大きなものに塞がれた!
「立ちました!ってあれ?この辺でフラグが立った気がしたんですけど・・・」
死亡フラグのお姉ちゃん!?
「あれフラグちゃん?こんなところで何してるの?」
ヒサメお姉ちゃん!
「それが・・・死亡フラグを立てた人が、見当たらなくて・・・」
「ここだよ~!」
俺は声を出して二人を呼んだ!
「「サトシ君!?」」
sideヒサメ
「うわぁ!」
まぁ裸だし照れるよね・・・
「それ、どうしたの?」
「ちっちゃくなってますよ!」
私もフラグちゃんも驚きを隠せない。
「じ、実はジュースを飲んだら体が縮んじゃったんだ。」
「これってもしかして・・・また恋愛フラグさんの仕業でしょうか?」
フラグちゃんの呆れた声の後
「やっぱりバレちゃった~?」
自販機のカゲから張本人が現れた・・・
「そんなことろにいたんだ・・・」
「それにしてもまんまと引っかかったみたいだね?」
「元に戻してよ!」
サトシ君が言うけど戻してくれるかな・・・
「これ一日立たないともとに戻らないんだ。」
やっぱり・・・
「そんなぁ~!」
「でも僕たちお姉さんがお世話してあげるから安心して❤」
「まぁ、このまま放っておけないしね。」
「サトシ君のフラグはきっちりと回収していきますよ!」
「俺死ぬの!?」
どうだろ・・・?
sideサトシ
取りあえず俺の部屋に来たんだけど・・・
「服とか無い・・・?流石にちょっとこのままは恥ずかしいから・・・」
そう今の俺はタオル一枚なんだ・・・
「そういうと思って!リカちゃん人形の衣装~。」
「もしかしてそれを着なきゃいけないの・・・?」
女の子用じゃん・・・!
「風邪ひくよりましでしょ?」
そうして着せ替えショーが始まった・・・
「きゃー!可愛いよサトシ君!」
典型的なシンデレラドレスにさせられてヒサメお姉ちゃんの黄色い歓声を浴びたり・・・
「こんなのも流行ってるよ?」
恋愛フラグお姉ちゃんに某鬼殺しの剣士の妹の衣装を着せられた・・・
「なんでこんな服ばっかなの!?」
流石に俺もプライドがあるので一言申した。
「だって可愛いからね。」
「でもサトシ君は青色が似合うと思います!」
やっとまともな服が・・・
「青色のドレスにしましょう!」
だからなんで!
「えー?こっちのドレスの方が・・・」
「こっちのほうが・・・」
話をもう聞いてない・・・ここにいたら着せ替え人形みたいに・・・
俺が飛び出そうとしたその時何かが猛スピードで俺のことをさらいだした。
しばらく行ってある家の前に来た時
「すみません、手荒になってしまって・・・」
ようやく姿が見えた。
「フィーアお姉ちゃん!?」
なんとカレコレ屋のフィーアお姉ちゃんだったのだ!
「貴方が苦しんでるのを見て放っておけませんでした・・・大丈夫でしたか?」
よ、よかった・・・怖かったよ・・・
「ありがとう・・・」
「私ともとに戻るまで生活しましょう。」
やっと人間らしく扱ってもらえる・・・
「まず服を着せますね。」
そういってお姉ちゃんが着せたのは・・・
「なにこれ!?」
なんとタキシードだった!
「可愛いですね・・・!」
フィーアお姉ちゃん・・・?
「これからはずっと一緒ですよ?私と一緒にこの家(エデン)で・・・」
三人とも着せかえ人形にしていいから助けてー!
その後は虫かごに入れられて生活した。
「はい、私が森で仕留めた熊肉のステーキですよ!」
「く、熊肉!?ま、待って・・・モグモグ、美味しい・・・」
フィーアお姉ちゃんのジビエ料理を味わったり
「急いで来たから私達汗だくですねお風呂に入りましょう。」
「ま、待ってお風呂は別々に・・・」
俺は風呂桶を使って入ってるけど隣にタオルを巻いたお姉ちゃんがいると・・・
「服脱がせるのも強引だったし・・・」
けどこんな生活も元に戻れば終わると思ってたんだけどフィーアお姉ちゃんが俺を夜中の公園に連れ出した。
「どうしたの?フィーアお姉ちゃん?」
「サトシくん・・・ホントに可愛いですね・・・食べちゃいたいくらい・・・だから私と一つになりましょう・・・?」
「え?」
「いただきます・・・」
「うわぁぁぁ!」
誰か助けて!そう思った時だった。
「サトシ君!」
ヒサメお姉ちゃんが氷結を放ってフィーアお姉ちゃんを拘束しようとした!
「甘いですね!」
ドカン!
しかしフィーアお姉ちゃんの蹴りによる衝撃波で粉々になってしまった。
「はああああ!」
死亡フラグお姉ちゃんも鎌で気絶させようとするけど
「ふっ!」
ドカっ!
「うわっ!」
正拳突きによって吹き飛ばされる!
「どういうことですか?フラグの気配は恋愛フラグから盗んだ天界アイテム、フラグジャミングで妨害してたはず・・・」
「バッチから追跡したんだよ。フラグちゃんたちの感知能力に気を取られておろそかになってたみたいだね。それよりもサトシ君を返して!」
「なるほど・・・うっかりしてました。でもわたしに勝てるんですか?格闘戦であなたが私に勝てたことがありましたか?」
sideヒサメ
どうしよう・・・確かにこのままサトシ君をとりかえそうとして接近戦を繰り返したらお父さんから習った武術以外も修めているフィーアちゃんの方が有利・・・
「それはどうかな~。」
恋愛フラグちゃん?
「接近戦がダメなら遠距離で仕留めてあげる!」
そういって取り出したのは弓矢だった。
「天界アイテム恋の矢!矢を刺した相手を一定時間恋に落とすことができるんだ。」
「なるほど・・・まさに一撃必殺というわけですか・・・」
「そういうこと!くらえ!」
恋愛フラグちゃんが矢を発射した!
「甘いですね。そもそも当たらなければ意味はないですし。私なら一瞬で間合いを詰めれます。」
フィーアちゃんは次々と発射される矢を次々と避けて距離を詰めていく!
「させません!」
フラグちゃんも鎌で応戦するけど・・・
「死神といっても手を下すことが禁じられてる以上これくらいの実力ですか。」
「鎌を片手で・・・うわぁ!」
鎌を掴まれて投げ飛ばされる!
「このぉ!」
私も不利でもフィーアちゃんの癖は知ってるから飛び出そうとするけど・・・
「・・・」
恋愛フラグちゃんがこっちを向いていた・・・来なくていいってこと?
そしてついにフィーアちゃんが手刀の間合いにまで来てしまった・・・
「これで終わりですね。気絶させてゆっくりとエデンを楽しむとしましょう。」
「フラグお姉ちゃんたち・・・」
サトシ君大丈夫!恋愛フラグちゃんがやってくれるから!
「立ちました・・・!油断してこれから人質と楽しもうというのは死亡フラグです!」
倒されたフラグちゃんが立ち上がって言う。
「そういうこと。実はさっきから狙ってたのは街灯に引き寄せられてるあれだよ❤。」
そういって恋愛フラグちゃんが指さしたのは矢が刺さった蛾の大群だった!
「嘘でしょ・・・!」
「というわけで愛しの蛾ちゃんフィーアちゃんにまとわりついて!」
パタパタパタパタパタ!
「いやああああ!」
あれは女子ならきついな・・・!
「ヒサメちゃん!今のうちにサトシ君を!」
「わかった!」
私は高速移動で鎧と服の間に挟まれていたサトシ君を確保した!
「助かったよ・・・肌の温かみで理性飛ばないようにするので必死だった・・・」
フィーアちゃん妙なところで恥じらいないからな・・・同情するよ。
そして私の氷結で体を凍らせて拘束した。
「着せ替え人形にしちゃってごめんね!」
「すみませんでした・・・」
「まさかフィーちゃんがこんなに危ないショタコンだったとは・・・」
いつもはシディもいるし自制してるんだけどね・・・
「サトシ君が可愛いから歯止めが効かなくなっちゃったのかな?」
私はからかい混じりにそういう。
「ヒサメお姉ちゃんからかわないでよ!」
そうして私たちはサトシ君の部屋へと帰ったのだった。
sideサトシ
昨日は酷い目にあった・・・そうして目を覚ましたら
「お姉ちゃんたち!?」
なんと三人と一緒に寝ていたんだ!
「おはようございます!」
「サトシ君が安心できるように見張ってたんだけど寝ちゃってた・・・」
そうだったんだ・・・昨日も大変だったのに・・・
「お、おはよう・・・ひーちゃん寝相悪すぎだよ・・・サトシ君潰れそうになってたよ・・・」
えっ!?
「なんか言った?」
「ううんなんでもない!」
それよりも・・・
「昨日は助けてくれてありがとう・・・」
「「「サトシ君・・・」」」
「ちゃんとお礼が言えて偉いね。」
「モブ男さんみたいなダメな大人にならずこのままいい子に育ってくださいね。」
「それはそれで面白くないけどな~」
お礼くらい普通に言えるよ!
すると
ピンポーン
いきなり家のチャイムが鳴った。
「誰だろうってうわっ!」
そこに立っていたのはフィーアお姉ちゃんだった!
「あの・・・昨日は可愛さのあまりあんなことをしてすみませんでした・・・サトシ君を間近にしてどう接していいかわからなくて・・・ただ仲良くしたかっただけなんです・・・本当にごめんなさい。」
頭を下げて謝ってくれた。
「もういいよ、それに熊のお肉の料理もおいしかったし。また作ってよ。」
「ありがとうございます・・・!やっぱり尊い・・・」
なんか最後まだ狂気があった気がするけど気にしないようにしよう・・・
「仲直りして落ち着いたら喉乾いたな。」
「はい!ジュースならあるよ~」
「ありがとう!ごくってしまった!」
ボンっ!
「ああああ!またなの~!」
「あははは!面白いな~!」
「恋愛フラグちゃん(さん)・・・」
「「「「またお姉さんたちがお世話してあげるから・・・!」」」」
もう勘弁して~!