妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回はヒサメ視点中心でいきます。


女好きな雪女

sideヒサメ

ある日急に町が猛吹雪になった・・・

そして私たちの元に白い女の人がやってきた・・・

 

「止まれ、止まらなければ攻撃を開始する。」

 

「三人とも、下がってろ・・・」

 

カゲたちにもわかってる・・・目の前にいるのが格上の異宙人だってことが・・・それなのに・・・

 

「男って自分が女性を守れると勘違いしてる節があるじゃない?あれ、私嫌いなのよね。」

 

指を鳴らしたらカゲたちは一瞬で凍らされた・・・

 

「ううっ・・・」

 

「フィーアちゃん大丈夫・・・?」

 

カンナちゃんがとっさに炎をだして温めてるけど二人とも凍えちゃってる・・・このままじゃ・・・

 

「ああ!ごめんなさいあなた達まで凍えさせちゃったわね!ヒサメちゃん、私とデートしない?」

 

こうして私は外に出た・・・

やっぱり外にはオーロラがかかり雪で埋もれかけていた・・・

 

「私が何者かわかるかしら?」

 

「雪女・・・お父さんとあなたは知り合いって聞いた・・・」

 

「ああ、薬とるの手伝ってくれたの。いいお友達よ。」

 

「シディとカゲは・・・・」

 

「あの二人なら無事、今頃あの髪の赤い子の能力で氷を溶かしてるんじゃないかしら?」

 

良かった・・・

 

「男がそんなに大事?体がごつくて性欲ばっか強くて私男って嫌いだわ。」

 

「じゃあ、なんでお父さんと・・・」

 

「あの人は特別!本当に守れる力を持った人なんだもの。真の優しさと信念を持った人だしね。」

 

「どうしてここに来たの?貴方が来れば町が凍り付くって知っているはずなんじゃ・・・」

 

「勿論あなたが目的よ!ヒサメちゃん!私ってね人間の女の子が大好きなの!体は弱いけど、芯の強さがあってそのうえ可愛くてサイコ―じゃない?」

 

やっぱりこの人女の子好きだったんだ・・・容赦なく町を凍らせるし・・・

 

「でも私って周りをこんなに寒くしちゃうでしょ?だから私と釣り合う人間の女の子っていないのよ。凍死しちゃうしね。」

 

まぁ、同じDNAを持っているか氷系の異宙人でもないと耐えられないもんね・・・

 

「でもヒサメちゃん!!あなたは特別!私がどんなに近づいても凍死したりしない!何より可愛らしいしね!」

 

「私を手に入れるために・・・?」

 

「手に入れるなんてそんな男どもみたいな考え方やめて。でも口説きにきたのは事実かな?」

 

随分豪快な口説き方だね・・・

 

「一緒に来てくれる?」

 

私でオリジナルの雪女に勝てるの・・・?私が行けばいいんじゃ・・・

 

ーヒサメが怖がるのは自分もそうだし相手が傷つくのを嫌がってたんじゃないかな?ー

 

ーでもカンナが傷つけられたとき力を使えた。それは自分の大事な人を守るためだー

 

ー矛盾しててもいいんだ。自分の大切なものを守るために自分勝手に欲張れヒサメー

 

お父さんの言葉を思い出し私は

 

「うおぉああああ!」

 

電撃の竜を無数に出し雪女に当てた!

 

「すみません、私は一緒にいけません!もう大事な人が!ものが!ここにあるから!」

 

私は声の限りに叫んだ!

 

「そう・・・悲しいわー振られた上にヒサメちゃんを追い込んじゃったみたいで・・・」

 

氷の壁でガードした雪女がそう言った。

 

「私はその人の心が凍ってたらダメなの。私が連れてったらそうなっちゃいそう。今回は諦めて帰るわ町も元に戻すわ。それに心も奪うことも諦めたわけじゃないし。」

 

え?

 

「ヒサメちゃんの大事な人って誰なのかなー?あの髪の赤いカンナちゃんって子?もしかして男とか?」

 

「い、いや!?友達って意味ですから!?」

 

「ふふふ、可愛い。」

 

そう言って雪女は去っていった・・・ホントに吹雪みたいに突然に来た人だったな・・・

 

すると皆から電話が来た。

 

「ヒサ!!大丈夫か?カンナから聞いてたんだぞ!」

 

「私は大丈夫。二人も大丈夫?」

 

「ああ、カンナが氷を溶かしてくれたからな。」

 

良かった・・・

 

「早く戻って来てくれ!カンナが大泣きして大変なんだ!」

 

「アーシの!アーシのせいでヒサメちゃんが口説かれる~!」

 

「カンナちゃん落ち着いてください!」

 

心配かけちゃったな・・・

 

「カゲチヨも焦っていてなヒサメが自分を犠牲にしたんじゃないかってそれでカンナも余計に泣いてしまってな・・・」

 

シディがついていった時のカゲのことを話してくれた。

 

「ば、バカ!そんなには焦ってねぇよ!」

 

やっぱりここが・・・

 

「そんなことしないよ、カゲじゃないんだから。」

 

私にとって大事な場所!

 

side妖精王

 

「おい!見に行くだけって言ったよね・・・なんで人の娘を口説いてるの!」

 

俺は雪景色になった荒野でそう叫ぶ。

 

「いいじゃない、親なら娘がモテて喜ぶべきよ。」

 

「節操ないお前が相手だと喜べないんだよ!全く昔から自由というかなんというか・・・」

 

「親バカね・・・いきすぎれば毒親になるから注意しなさいよ?」

 

お前にだけは言われたくなかった・・・

 

「で!トッププレデター壊滅協力してくれるの?」

 

「まぁ、ヒサメちゃんを口説く口実になりそうだし・・・それに実験道具にされてる人間の中に可愛い女の子もいるかもしれないからいいわよ。」

 

「だから!口説くなよ!」

 

ホント苦手だ!こいつ!

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