妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回はテイペンとのコラボで書きます!
元ネタはテイペンの動画とリクエストの要望にできるだけ沿う形とします。


SCPシリーズ096シャイガイ

sideペンギン

今日もいつも通りパンダとシャチと書類仕事と思っていたのだがいきなり上司が現れて・・・

 

「お前たち!今すぐ急用の仕事に向かうぞ!準備しろ!」

 

突然そんなことを言ってきたのだ・・・

 

「わあい!ちょうど会社での仕事に飽き飽きしてたんです~!」

 

パンダがそんなことを言うが・・・

 

「飽きるもなにも今日もサボってるだろ。」

 

そう今日もサボってるやつが言ってるんだから飽きるも何もない。

 

「ところでどんな仕事をするんですか~!」

 

俺の言葉をスルーしてパンダは上司に質問する。

 

「SCP財団にて!SCPー096通称シャイガイの管理だ!しかし・・・くそっ!」

 

どうしたんだ?

 

「なんでも我々だけでは管理に信用が置けんから何でも屋にも協力を要請したそうだ!」

 

「そりゃうちみたいな勤務時間や仕事内容を隠蔽するブラック企業にお目付け役をつけるのは当然ですよ・・・」

 

シャチの言う通りウチは政府と連携して闇の深い実験や機械製作をしている・・・

SCP財団から仕事を貰えたことといいホントにウチの営業部って有能だよな・・・

そうして財団の収容施設に向かうとそこにいたのは驚きの人物たちだった!

 

「あれ?ペンギンさんじゃないっすか。」

 

「シャチさんも久しぶりです!」

 

「パンダさんも相変わらず腹黒そうな顔ですよね~!」

 

「カンナちゃん!?ひどくない!?」

 

もっと言ってやってくれ。

 

「うむ、インターンの時は世話になった。」

 

「一緒に管理する企業って某企画だったんですね。」

 

そうカレコレ屋の五人だったんだ!

 

「お前たちも依頼で来たのか?」

 

「ああ、いきなり白衣を着た集団が来たときは驚いたぜ・・・」

 

カゲチヨも苦労したようだ・・・

 

「お前たち!挨拶もほどほどにして早速SCPの所に向かうぞ!」

 

上司に案内されて俺たちはシェルターの前を通過する・・・

 

「なんか職場体験みたい~!」

 

「この壁の向こうににオカルト好きの憧れの存在がいるんだよね・・・SAFEくらいなら

こっそり侵入しても害はないよね?」

 

パンダは呑気だな・・・それとカンナ、SCP知ってるならやめろ。

 

「あー、辛気臭い場所だなー・・・」

 

「なんか怖いよ・・・!」

 

普通カゲチヨやヒサメみたいなリアクションが当たり前なんだよな・・・

そうして俺たちは目的のSCPがいる場所にたどり着いた。

 

「ここだ!」

 

「なんか厳重ですね~。」

 

パンダが当たり前のことを言う。

 

「鋼鉄製の密封されている独房だからな。大きさは5m×5m×5mだ。」

 

「案外大きいんですね。」

 

「やはりそれほどの大きさのものが閉じ込められてるということだな・・・」

 

「一体どれほどの強さと能力なんでしょうか・・・?」

 

シャチが部屋の大きさに驚き、シディとフィーアが中の存在のことを分析する。

 

「この独房の中に今回管理するオブジェクトが入っているんだな?」

 

「ああ!SCP-096通称シャイガイだ!」

 

「なんでそんなニックネームがついたんでしょう?」

 

「それはね…名前の通りめちゃくちゃシャイなSCPで恥ずかしさのあまり自分の顔を写真だろうと映像だろうと見た相手を深海だろうが極寒の地であろうと追いかけて行って殺すんだよ!」

 

シャチの質問にカンナが答える。

 

「シャイってレベルを超えてねーか!?」

 

「っていうか顔が見れないならどうやって管理するの?」

 

カゲチヨが衝撃を受けヒサメが当然の疑問を口にする。

 

「それはな!独房内に設置された圧力センサーとレーザー検出器でシャイガイが確かにいるかどうかを見張っていればいい。実に簡単な仕事だろう?」

 

簡単すぎて心配になるレベルだな・・・

 

「よし!ここに立ってしっかり見はれよ!それじゃあ俺は会社に戻るぞ!」

 

「相変わらずのブラック上司ですね・・・」

 

フィーアの言う通りだな。

 

「えー・・・別の部屋で遠隔にチェックするとかじゃないんだ・・・」

 

パンダが愚痴を言う。

 

「じゃあ、時間を決めて交代で見張るのはどうですか?」

 

フィーアの言う通りだな。

 

「じゃあ、シャチ君とヒサメちゃんからだね。」

 

「えっ・・・!嫌です!まだ心の準備が・・・」

 

「そうですよ・・・私もまだ怖くて・・・」

 

「まぁ、ヒサメちゃんは良いけどさ~シャチ君は後輩でしょ~?先輩の言うことに逆らうなら上司に言いつけちゃうよ?」

 

「うう・・・そんな・・・」

 

「シャチさん・・・」

 

全く・・・

 

「それを言うならまずはいつもサボってるパンダからだ。」

 

「そうだね、カゲチヨも偶に依頼サボってるんだからパンダさんがサボらないかもかねて一緒に行ってきて!」

 

俺とカンナが助け舟をだす。

 

「そ、そんな~!?」

 

「俺もかよ!?」

 

俺たちはパンダとカゲチヨを独房に残し俺たちは休憩室に向かった。

 

sideカゲチヨ

全く・・・カンナの奴今依頼サボってること言わなくてもいいじゃねーか!

 

「カゲチヨ君も災難だねーサボってたこと握られて。」

 

「まぁ・・・っていうかパンダさん何してるんっすか?」

 

俺はパンダさんが全然モニターを見てないことに気が付いた。

 

「別にこんな業務スマホ見ながら適当に時間潰せばいいじゃないか~。」

 

ガチクズじゃねーか・・・

 

「あ!せっかくだから記念写真撮っちゃお!」

 

「いや!一応秘密結社なんだからSNSで広めたらだめだろ!」

 

「もぉ~!カゲチヨくんは地味に真面目だな~そんなんだから陰キャって呼ばれるんだよ?」

 

仕事意識なくSNSやるのが陽キャなら俺はなりたくねぇ・・・

 

「相変わらず僕ってかわいいな~」

 

このときはまさかあんなことになるなんて思いもしなかった・・・

 

sideヒサメ

 

「お疲れ~交代の時間だよ~。」

 

「あー、疲れたわ・・・」

 

もう!カゲもパンダさんも少しはしっかりしてよ!

 

「・・・それじゃあ、自分が行ってきます。」

 

「じゃあ、アーシも!」

 

カンナちゃんとシャチ君が次は行くみたいだ。

 

「あんなに怖がってたのに大丈夫なのか?」

 

「それに、仕事ができないパンダさんにもできたのなら問題ないと思うので・・・」

 

「それに・・・ふふふ。」

 

「カンナさん?」

 

ペンギンさんの質問にシャチさんがそう答えるとカンナちゃんがなんか怪しく笑った気がするけど気のせい?

 

「僕の評価酷くない!?」

 

「・・・そうか、じゃあ頼んだぞシャチ。」

 

「はい、行ってきます!」

 

「じゃーまたね!」

 

二人がいった後

 

「さーてと集会の続きでもやるかな~。」

 

「またかよ・・・」

 

パンダさんがソシャゲを始めカゲが呆れてため息をつく。

 

「お前もしかしてカゲチヨに見張り押し付けてた?」

 

ペンギンさんがそう質問した次の瞬間!

 

ウー!ウー!ウー!

 

けたたましくサイレンの音が鳴り響いた!

 

「なんですか!」

 

「避難訓練だろうか?」

 

フィーアちゃんがすぐに構えシディが予測する。

 

 

「いや、そんな話は聞いてないぞ。」

 

ペンギンさんがそう答えたその時アナウンスが聞こえてきた!

 

緊急事態発生!SCPー096シャイガイが脱走!総員直ちに捕獲せよ!

 

驚きの内容だった!

 

「シャイガイが脱走だって~!?」

 

「さっきまで何ともなかったのにどういうことだ!」

 

カゲとパンダさんが慌てる。

 

「・・!シャチが危ない!」

 

ペンギンさんは慌てて独房に行く。そうだ・・・カンナちゃん!

私たちも急いで向かおうとしたがその途中

 

 

「ちょっと!カンナさん勝手に入ったらだめですよ!?」

 

「大丈夫くすぐりお化けの所だから・・・ちょーっとくすぐられてくるだけだから・・・」

 

 

他のSCPの独房でシャチさんがカンナちゃんを止めるところに鉢合わせた・・・

 

「シャチ!良かった・・・本当に良かった・・・」

 

「カンナちゃん・・・うっ・・・うっ・・・」

 

私とペンギンさんは無事だった二人を見て涙があふれてきた・・・

 

「わぁっ!?ペンパイどうしたんですか?」

 

「ヒサメちゃんもどうしたの?」

 

「貴方たち放送聞いてなかったんですか?」

 

フィーアちゃんが事情を説明して私たちはシャイガイの独房の前に到着した。

 

「やっぱり独房が壊されてるな・・・」

 

シディが穴が開いた独房を見ながらつぶやく。

 

「じゃあ脱走の原因を調べようか・・・」

 

私が言ったんだけど・・・

 

「あっ!」

 

パンダさんが突然スマホをいじり始めた。

 

「おい何をしてる?」

 

当然ペンギンさんがイラついた顔で聞く。

 

「通知が凄くてさ・・・よしそろそろあれやっとくかな~。」

 

あれ?

 

「バズったので宣伝します!僕はとってもキュートで賢いパンダです!今後ともよろしくお願いします!」

 

「なんかバカそうなツイートだね・・・」

 

カンナちゃんが言うけどその通りだよ・・・

 

「お前いったい何を・・・?って秘密組織で働いてますなう!?」

 

「そういえば独房から戻る直前に発信してたよな・・・?」

 

「カゲチヨそうだったのか?」

 

シディが聞くけど危険なオブジェクトなのに信じられない!

 

「あ!見てください!ここの穴!」

 

シャチさんの言う通りにツイートされた写真を見てみると独房に穴が開いていてシャイガイの姿が写っていた!

 

「お前・・・なんてことをしたんだ!」

 

「わりぃ・・・!俺が監視に夢中でパンダのこと放っておいたから・・・・!」

 

そんな・・・カゲのせいじゃないよ!

 

「貴方は普通の対応をしてたんです。自分を責めないでください。」

 

「そうだぞ。まずは捕まえることが先決だ。」

 

フィーアちゃんとシディがカゲを励ます。

 

「おい!くそパンダ・・・てめぇ何やってんだー!」

 

「うわあぁぁぁぁ!シャチ君やめてー!」

 

パンダさんはシャチさんに食べられそうになっている。

当然私たちも

 

ドカっ!バキ!

 

「んぎゃああああ!」

 

パンダさんをボコボコにした後作戦を立てる。

 

「どうするシャイガイは今もツイートした人を殺しているはずだぞ・・・」

 

「それなら大丈夫アーシたちも写真を見たからじきにシャイガイがこっちに来るはず。アーシたちがやられなければその後は誰も死なないよ。」

 

「だが温度変化も効かないのなら俺やカンナの炎やヒサメの氷も意味をなさないのではないか?」

 

「それなら一つ作戦がある、某企画の社員って車の運転免許持ってる人いるか?」

 

カゲが作戦を思い付いたみたい・・・

 

「ああ、俺達全員持ってるが・・・?」

 

こうして私たちは作戦を実行した。

 

sideカンナ

 

アーシたちは外に出てシャイガイを待った。

 

「キエエエエッ!!!」

 

来た!

 

「ヒサメちゃん!まずはお願い!」

 

「任せて!」

 

ビュ!カチカチ・・・

 

ヒサメちゃんが氷のフィールドを生成!

 

「ペンギンさん!カゲ!パンダさん!」

 

「任せろ!」

 

「おう!」

 

「うう・・・なんで僕まで・・・」

 

ペンギンさんが腹滑りで氷の上を素早く動きかく乱!

 

「キエっ・・?ザア?」

 

「ちょこまかされたらいかに早くても動けねぇよな?」

 

「キエっ!?」

 

「うおおおおお!」

 

カゲが血液の縄で拘束してパンダさんの腕力で収容用のトラックの前まで連れて行く!」

 

「今だ!シャチ!」

 

「おりゃああああ!」

 

ガブッ!ブンっ!

 

シャチさんの強烈な嚙みつきからの投げでトラックの荷台に向かって投げつける!

 

「キエエエエ!」

 

最後のあがきにシャイガイは長い手でトラックの淵を掴もうとするけど・・・

 

「シディさん!フィーアさん!カンナさん!今です!」

 

「はあああああ!」

 

「入れー!」

 

「たぁ!」

 

ブレイク状態でのアーシの強力な炎の噴射によるタックルと

シディのパンチのラッシュ、フィーアちゃんの連続蹴りによってトラックに押し込まれた!

 

「よし!これで記憶消去ガスをトラック内に充満させて!」

 

アーシたちは扉を閉めるとガスが満ちてシャイガイの叫び声は聞こえなくなった・・・

 

「なんとか捕獲できたな・・・」

 

「よかったよ~!」

 

「自分も怖かったです・・・」

 

テイペンチームも喜びをあらわにしている。

 

「流石カゲの作戦!」

 

「みんなのおかげなんだから褒めんなよ・・・」

 

「まぁ、今回はシャイガイがまだ標的がいて早く倒さなくちゃいけないという焦りもあったので一概に勝利とは言えないですけどね。」

 

「そうだな。財団から連絡が来た。壁の修理が終わったからすぐに収容できるそうだ。」

 

アーシたちも一息つくことができた・・・

 

sideペンギン

俺たちは仕事を終えカレコレ屋と別れ、某企画の仕事場に集まっていた。

 

「なんとか1日管理できたな・・・」

 

「お前たちよくやった!財団の方もよく捕まえてくれたと褒めていたぞ!」

 

上司はそういうが・・・

 

「まぁ、僕たちに掛かればこんなもんですよ~!」

 

「黙れ、てめぇのせいで逃げたんだろうが・・・!」

 

「ひいっ!」

 

パンダが調子に乗りシャチに切れられている・・・

 

「今回はパンダのせいで脱走してるし、カレコレ屋がいなかったら俺たち全員やられていた。」

 

「確かに自分もカンナさんを止めていなかったらシャイガイに鉢合わせてたかもしれません・・・」

 

「そうだったのか・・・くそー!結局は財団の予想通りになったということか!おいパンダ!会社に泥を塗った罰だ!カメラ搭載ドローンを設置してサボり禁止としてペンギンとシャチの仕事をやってもらうぞ!」

 

「そんな~!」

 

「俺たちは定時で帰っていいのか?」

 

「そんなわけないだろ!俺がためた仕事をやってもらうから問題ない!」

 

はぁ、やっぱりか・・・でも今回は命を助けて貰ったしカレコレ屋に借りができてしまったな・・・

 

 

 

 

 

 

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