妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回は一、ニと分けます!


下ネタが禁止されるとどうなるのか?1

sideカゲチヨ

ある日突然政府が下ネタ禁止令を発令した。これにより体にICチップを埋め込むことを義務付けられひとたび下ネタを発すればすぐに通報が入るシステムとなったのだが・・・

 

「なんでカゲチヨにはICチップが埋め込まれてないんだよ!」

 

「そうだよ!なんでヒーちゃんたちにも埋め込まれてないの!?」

 

アサヲとミキが放課後の教室で叫ぶそう、何故か俺たちはICチップの埋め込みを免除されていた・・・

 

「なんかお父さんが・・・」

 

ー娘の体に手術痕のこすつもりか?ー

 

「みたいな感じで私たちやハツキさん達やゼクス君やサトウ達も妖精王の圧力に負けてチップを免除されてるらしいよ。」

 

「腐ってるな・・・」

 

ヒサの解説にノリコが呟く。

 

「おかげで女子の魅力について友と共に語りあうことができなくなってしまった・・・」

 

「妖精王もかなり自分勝手というかなんというか・・・」

 

「どうせなら法律そのものをなくしてほしいんじゃい!」

 

チダイやルイ、マチャソも政府を批判する。

 

「まぁ、でもこれで風紀は整備されますね。今も町のエロ本やアダルトビデオは全て回収されてますし女性は安心して夜道を歩けますね。」

 

「いや、案外逆かもしれないよ・・・」

 

フィーアがメリットを話し、カンナはそれに疑問を持つ。するといきなり電話が鳴った!

 

「なんだよ・・・」

 

そう思って発信者を見ると相手はキリンだった!

 

「なんだよキリン・・・」

 

「緊急事態だ!カレコレ屋に依頼したいからすぐに来てくれ!」

 

なんだよいきなり・・・

 

「三人ともキリンから依頼が来たからシディと一緒に着替えてヤルミナティーにの部室に向かうぞ。」

 

「了解!」

 

「またろくな依頼じゃなさそう・・・」

 

「セクハラしようものならすぐさま両腕をへし折ります・・・!」

 

俺たちはそう言ってヤルミナティーの部室に向かった・・・

 

sideヒサメ

私たちが部室に入ると

 

「ううぅぅぅぅうう・・・もう、我慢できないー!」

 

いきなり叫んでいるキリンさんの姿がそこにあった・・・

 

「うわっ!いきなりなんでさけんでるんすか!?っていうかなんでカレコレ屋の皆さんが!?」

 

「俺たちはキリンに呼ばれてきたんだが・・・」

 

シディがハックさんの質問に答える。

 

「その通りだ!おい、お前ら変な法律ができてからもう三か月だぞ!俺から下ネタを奪ったらアイデンティティが崩壊しちまう!」

 

「むしろその方が世界の女性の平和につながりますね。」

 

フィーアちゃんの言う通りだよ・・・

 

「うるさい!俺の股間はもう・・・くそー!!何も言えない!」

 

「キリンさんはすでに下ネタを連発して通報されてるっすからね次の通報で確実に刑務所行きっすよ。」

 

「全然抑制できてなかったね・・・」

 

カンナちゃんの言う通りここまでいくと尊敬するよ・・・

 

「くそーーー!なんて法律だ!大人のコンテンツは政府に全部回収されてピンクの暖簾の向こう側はすっからかんだぞ!なんて世界になっちまったんだ・・・」

 

キリンさんはこの世界の影響を涙ながらに語った・・・

 

「私たち女性にとっては喜ばしい限りですけどね・・・」

 

「でもこういうことで金を稼いできた人は失業してそうだけどね・・・」

 

フィーアちゃんがその涙を切り捨ててカンナちゃんはデメリットの影響を分析する。

 

「俺やカゲチヨのようなうぶな男たちにはこんな世界地獄と一緒だよ・・・」

 

「何言ってんだてめぇ!?」

 

カゲ・・・顔の赤さで隠せてないよ・・・

 

「ってことでこの俺の秘蔵の宝を下ネタ禁止のつまらない世界にばらまいていくいく~!」

 

そういってキリンさんは女性の裸が書かれた本を取り出してきた!

 

「って、なんてもん持ってるんっすか!もう政府に回収されたはずっすよね!」

 

流石のハックさんも驚いている・・・

 

「はっはっはっ!これは俺の脳内フォルダにあったオアシスをそっくりそのまま複製したんだ!」

 

「凄い記憶力だな!」

 

シディ、褒めるところじゃないから・・・

 

「ホントだ・・・よく見たらこれキリンさんが書いたんっすか?素人っぽい絵っすね。」

 

「まぁ、記憶してるのとその通り描けるかは別物ですからね・・・」

 

ハックさんとフィーアちゃんが絵の感想を言うけど・・・

 

「絵が下手なお前たちに言われたくない!」

 

「「ぐはっ!!」」

 

そう・・・フィーアちゃんも絵が滅茶苦茶下手くそなの・・・

 

「ギャパパ!最近部室に来ないと思ったらこんなもん書いてたのか?」

 

「もしかしてお前・・・依頼ってこれをばらまくの手伝えってことじゃないよな・・・!」

 

カゲがにらむ、そんなことしたくないよ!

 

「そうじゃない!もうすでにいたいけな未経験男子たちに秘密裏にこの本をばらまいてたんだ。」

 

「もう手遅れだったんだ・・・」

 

カンナちゃんの言う通りすでに犯罪じゃん・・・

 

「けど気づいたんだ!俺には中の下くらいの画力しかない!でもヤルミナティーにはタブー、カレコレ屋にはシディがいる!」

 

確かにカレコレ屋の中で一番絵が上手いのはシディだけど・・・

 

「ぎゃぱ!?」

 

「?」

 

「なぁ、タブー、シディちょっとでいいから俺の描いたこの漫画をきれいに書き直してくれないか?」

 

ちょっとピュアなシディに何てこと頼もうとしてるの!?

 

「そんなことしたら二人が捕まっちゃうっすよ!」

 

「私がそんなこと許すと思いますか・・・!」

 

ハックさんがタブーさんのために止め、フィーアちゃんも殺気をだして止める。

 

「描くだけなら捕まらないはずだ!なあいいだろ~この人妻なんてもうちょっと胸を

〇〇して相手のち〇こを×××して・・・」

 

ビビっ!!

 

「あ、しまった!」

 

「そこのキリン!もう何度も注意したはずだ!禁止令を破った罰として、現行犯逮捕する!」

 

「え!!嘘だろ!何かの間違いだ!」

 

「いえ、言っていましたし友達や他人に卑猥な絵を描かせようとしてました。」

 

カンナちゃん・・・

 

「ICチップから通報がきてこの証言・・・もはや言い逃れはできんな!」

 

そうしてキリンさんは連れて行かれた・・・

 

「OH!ジーラフ!」

 

「キリンさーん!」

 

「ギャパ・・・」

 

sideフィーア

こうして私たちはキリンさんの裁判の傍聴席に来たんですけど・・・

 

「静粛に!ただいまより被告人キリンの裁判を始める!」

 

オレンジ色の髪の奇妙な服を着た女の子とスーツをきて奇妙なネクタイを付けたカゲチヨと同じくらい目つきの悪い男がいた・・・

 

「ア!エマちゃん久しぶりー!」

 

「げっ!?カンナさん!」

 

「また会っちまったな・・・」

 

カンナちゃんの顔を見て二人が苦い顔をする。

 

「知り合いなの?」

 

「うん!なんでも45億の借金を背負ってる閻魔と死人だって!」

 

「なんだよその意味不明なコンビ・・・」

 

カゲチヨの言う通りですよ・・・

 

「げっ!!お前はチャンネルで見てるが金にがめついゲス女じゃないか!」

 

この子もYOUTUBEやってるんですね・・・

 

「ゲスとは失礼な!こんなクズなキリンよりはましですよ。」

 

「どっこいどっこいだろ・・・」

 

怒るエマちゃんに零士さんが突っ込みを入れる。あの人も苦労してそうですね・・・

 

「というかお前こんなところで何してるんだ!」

 

「なにって勿論裁判ですよ。私は閻魔ですからね地獄では死者をさばくのが仕事、得意分野で稼げるなら一石二鳥と思いましてこの世でも裁判官になりました!」

 

自信満々に言うエマちゃんしかし裁判官って・・・

 

「そんな簡単になれるのか?」

 

シディが聞くと

 

「そんなの裏ルートで捏造したので大丈夫ですよ。」

 

一切大丈夫じゃないことを吐いてきました。

 

「こほん、では早速被告人キリンの罪状についてこの閻魔のエマがしっかり暴いて見せます!」

 

そうして始まったのですが・・・

 

「貴方は下ネタを発言しましたか?」

 

「別にいいだろそのくらい!」

 

「ではエロ本を複製し世界中にばらまきましたね?」

 

キリンの懐事情だと出来なさそうですけど?

 

「おい!世界中は嘘だ!近くの哀れで不憫な童貞たちに配っただけだ!」

 

「証拠はしっかりありますから嘘はつかないでください!」

 

エマちゃんは罪を誇大していました・・・

 

「お前また何か企んでるな・・・」

 

零士さんの言う通りですね・・・

 

「このキリンは幾度となく下ネタを発し卑猥な本をばらまき、全裸で町を走り回り、挙句の果てには女湯に忍び込み女性のお尻や胸を触りまくるというセクハラ行為まで犯したのです!」

 

「おい!確かに全部身に覚えがあるがこの法律が発令される前の事だぞ!」

 

「身に覚えはあるんだ・・・」

 

「もう救えねぇな・・・」

 

ヒサメちゃんとカゲチヨはキリンをゴミのような目で見てますが確かにこれは違法ですね・・・

 

「裁判長の私が言うことは絶対なのです!」

 

まさに魔女裁判みたいですね・・・

 

「おいエマ・・・」

 

「よって!被告人キリンは下ネタ禁止令の法律にのっとり死刑とする!」

 

零士さんの制止もきかないで判決は下されました・・・

 

「え!?」

 

「死刑!?そんなのあんまりっすよ!」

 

「ギャパパ!!おかしいだろ!」

 

今まで黙って聞いていたハックさんもタブーさんもたまらず叫びだす。

 

「静粛に!!これで裁判は閉廷します!」

 

こうしてキリンは連れて行かれてしまいました・・・

 

sideキリン

下ネタ言っただけで死刑なんてこんな世界腐ってる・・・!

 

「あ~、死ぬ前に童貞卒業したかったな~。」

 

俺が未練を口にしていると突然サイレンが鳴り響いた!

 

「もしかしてハックか!」

 

けど牢屋の前に来たのは予想もしていなかった相手だった!

 

「ロックは解除してある!急いででろ!」

 

あのゲス女の仲間の・・・!

 

「どうして・・・」

 

「俺も冤罪の苦しみを知っているんだ・・・それに流石に死刑は可哀そうだしな。」

 

おお・・・!

 

「お前イケメンだけどいい奴だなもしかして俺と同じチェリーボーイか?チェリーボーイに悪い奴はいないからな~!」

 

「?」

 

そうして部室に戻ってきた!

 

「おーいお前ら帰ったぞ!ってカレコレ屋!お前らも協力してたのか!?」

 

「ああ、ハックの頼みだしな・・・」

 

カゲチヨがけだるそうに言うが素直じゃないなー!

 

「良かったっす!」

 

「ギャパパ!」

 

「また世話かけちまったな。」

 

「俺とヒサメさんなら刑務所なんて楽勝っすよ。」

 

流石だぜ!

 

「いや物騒だな。」

 

「この零士さんも俺たちに協力してくれたんっすよ。」

 

「ありがとな!零士!」

 

シディがお礼を言う。

 

「キリンが捕まってる間に法律がもっと厳しくなったんだよね・・・」

 

カンナが現状を話してくれた・・・今は下ネタっぽい言葉すらICチップの通報の対象になっていて捕まる人が多くなっていた・・・

 

「おいおい・・・これじゃ誰も安心して暮らせないじゃないか!」

 

「政府の批判への批判も高まってるっすよ。」

 

当たり前だ!

 

「なんでか性犯罪まで増えてるんですよね・・・」

 

「フィーア!そりゃそうだろ!人間はやるなって言われたことはやりたくなる生き物なんだ!」

 

「お前はキリンじゃないのか?」

 

「うるさい!イケメンのくせに突っ込むな!」

 

「逆恨みじゃねーか・・・」

 

カゲチヨもうるさいぞ!」

 

「いやずっと聞きたかったんだがなんでキリンと豚がしゃべってるんだ?」

 

「当然の疑問だよね・・・」

 

「ギャパパ!俺様はタブーだ!豚って呼ぶんじゃねぇ!ぶっバラされてぇのか!」

 

零士とヒサメの会話にタブーがきれてチェーンソーを振り回し始めた!

 

「うわ!やめろ!」

 

ビビビ!

 

「通報が入った!ぶっバラすは禁止用語だ!」

 

「ギャパ!?」

 

「ってそこのキリン死刑囚じゃないか!」

 

ヤベェ!

 

「もういい、お前ら全員・・・じゃなくてそこの五人以外まとめて死刑だ!」

 

「おかしくないか!?」

 

こうして俺たちはすぐに刑務所に逆戻りになった・・・

 

「ぶっバラすもだめなのか・・・」

 

「なんで俺まで・・・」

 

「でもなんでカレコレ屋の皆さんは捕まらなかったんっすかね?」

 

んなことどうでもいいだろ!俺たちはこの状況をどうにかすることを考えていると

 

「どうしてですかー!わたしはただ裁判をしていただけじゃないですかー!」

 

なんとあのゲス女も捕まってこの牢屋にぶち込まれた!

 

「げっ・・・!っていうか零士さんは何やってるんですか?そいつらと仲良しこよししてたんですか!私をほっておいて!」

 

「だってお前また冤罪判決しただろ。」

 

「だって・・・政府の偉い人が多額の賄賂をちらつかせてきて私はそれに乗っただけです!」

 

「クズじゃねーか!」

 

その通りだ!

 

「判決って言っただけで逮捕されたんですよ!!助けてください!」

 

「俺も捕まってるんだよ・・・」

 

それよりも!

 

「俺にしたことを謝ってもらおうか!」

 

「うぅ・・・すみませんでした・・・賄賂をちらつかせた奴が悪いんです~。」

 

結局金じゃないか!

俺は素早くゲス女の胸を揉んだ!

 

「ぎゃー!何してくれるんですか!」

 

「お前の冤罪判決もチャラにしてやるよ~」

 

「最低っすね・・・」

 

「まあ、減るもんじゃないですし一揉みにつき五千万で手を打ちましょう!。」

 

「お前はもっと自分を大事にしろ。」

 

「よし!契約も結んだことだし俺たち手を組まないか?」

 

「望むところです!」

 

「おい待てよ!まずはここから脱出しないと・・・」

 

零士が言ったその時!

 

ドカン!

 

突然壁が壊れカレコレ屋の奴らが現れた!

 

「助けに来たぞ!」

 

流石シディの力だ!

 

「流石に俺たちだけ無罪でお前らが死刑ってのも目覚めが悪いしな・・・」

 

カゲチヨ!

 

「「この世界に私たち(俺たちが)革命を起こしましょう!(そう!)」」

 

「秘密結社閻魔のカレコレってことだね!」

 

「まぁ冤罪は見逃せないです。」

 

やってやるぜ!

 

 

 

 

 

 

 

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