妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
こうして俺たちは刑務所から脱走してヤルミナの博士に俺たちを除いた他のメンバーの
ICチップを抜いてもらい今は・・・
「なんで俺の森にいるの?」
そう妖精王の森に来ていた。
「お父さんが法令を廃止するように呼び掛けてたら今よりましになってたかもしれないんだから我慢してよ!」
「うっ・・・だって娘がセクハラに会わないようにするのは当然だろ?」
カンナの一言で妖精王を黙らせた。ホントに親バカというか・・・
「ここは安全なんですか!?」
「ここでは世界の法律は通じないし大丈夫だろう。」
「それにハッキングで位置情報で政府に位置情報は伝わらないようにしてるっす。」
エマの疑問にシディとハックが答える。
「しかし・・・これからどうするか・・・」
零士が悩んだ様子でそういう。
「そんなの決まってる!この世界に革命を起こすんだ!下ネタさえ言えないこんな世の中じゃピュアな童貞たちが可哀そうだからな!」
「下ネタはともかくちょっと下品なこと言っただけで逮捕される世界なんて危なくてしょうがないっすからね。」
「ぶっバラすも言えない世界なんて俺様がぶっバラしてやる!!」
キリンの一言でヤルミナの面々も思いを口にする。
「私たちも協力しますよ!」
エマもやる気のようだ。
「そんなけなげなキャラだっけ?」
カンナが疑問を持つ。
「とにかく!この三組がそろえば怖いもの無しです!秘密結社閻魔のカレコレ・・・本格始動です!」
「じゃあ、俺はお前たちの活躍を眺めて・・・」
「あなた・・・」
「クリスさん・・・」
「セイナにリル!どうしたの・・?」
「あなたも協力して・・・!」
「ちゃんと世界を変える手伝いをしてください・・・」
「はい・・・」
流石の妖精王も妻と新しい娘には形無しだな・・・
sideヒサメ
私たちはさっそく政府のエロ本管理施設を私とハックさんのハッキングで割り出しそれぞれ手分けしてエロ本を奪い返してきた。
「エロ本を取り戻したぞ!」
キリンさんが喜んでいるけど童貞たちのものなんだよね?
「ギャパパ、こんなに集めてどうするんだ?」
「確かに政府に対する宣戦布告ですか?」
タブーくんとフィーアちゃんがエロ本を奪う理由を聞くと
「まず俺が使う!」
「最低だね。」
「堂々と何言ってんだ!?」
真っ先に自分の欲望のために使うと聞いて私は冷めた目で見たし零士さんも戸惑いながら突っ込む。
「それから性に飢えた可哀そうな童貞たちに配ってやるんだ!」
「まさにネズミ小僧みたいな感じだね!」
「町中にエロ本が降ってきたら普通は下品すぎるけどな・・・」
もう一つの理由はちょっとまともだったけどカンナちゃんとお父さんの会話で確かに義賊としては最低だと憂鬱になる・・・
「俺達みたいなやつらが非合法のエロ本を求めて全国に潜伏してるからな!」
「それは良いことなのか?」
「まぁ、味方が多いことに越したことはねーんじゃねーの?」
「その通りだ!お前たちだって彼女もいないのにエロ本やAVさえ取り上げられたいたいけな童貞たちが可哀そうだと思うだろ!?同じ童貞として!!」
「な、何言ってんだ!?」
「お、俺はヒサたち以外にも女友達くらいいるんだよ!?」
零士さん・・・カゲ・・・
「噂じゃこういうアダルトなものは希少価値が上がってるんですよね?」
「む?なぜなんだ?」
「政府の取り締まりが厳しくなる一方だからっすね・・・」
エマちゃんとシディの質問にハックくんが答える。
「ネットじゃ違法な値段で裏取引されてるっす。」
「規制しても抜け道を作るなんて・・・」
フィーアちゃんがハックくんの話に心を痛めいていると
「よいしょっと・・・」
なんとエマちゃんがエロ本を隠しているところを見つけてしまった・・・
「見た・・・カンナちゃん?」
「うん・・・」
私たちはエマちゃんに聞こえないように言った。
「あっ!皆さん下ネタ取り締まり部隊に近くの古書店が襲撃されてまたエロ本が奪われたみたいっすよ!」
「そいつはほっておけないな!」
「じゃあ、ハックとキリン、タブー、俺、シディで取り戻してこよう。残りのメンバーはヒサメを中心にハッキングで情報収集を続けていてくれ。」
お父さんが采配をとった。
「奪還しに行く行くぅ~!」
「よくわかんねーけど全員ぶっバラしてやる!」
「俺も全力でいくぞ!」
そうして去った後・・・
「エマ・・・なんでお前エロ本を隠した?」
「そうだぞ、まさかまた金儲けか?」
カゲと零士さんが聞く。
「そうですよ!裏ルートで売りさばいてぼろ儲けするんです!」
「クズじゃねーか・・・」
「まぁ、確かにこんな本が高額に化けるなら気持ちも分からなくはないけどね。」
カンナちゃん!?
「これは皆で協力して奪い返したものなのに・・・」
「そうですよ、せめてキリンに許可を取ってから・・・」
「これは労働の対等な報酬です!当然の権利です!儲からなければこんな危険なことする意味ないでしょう?」
零士さんとフィーアちゃんの咎めも無視してエマちゃんは勝手にネットオークションの準備を始める・・・
大丈夫かな・・・
sideカンナ
アーシたちは奪い返したエロ本やAVをジャンル別に分けている・・・
「なんでジャンル別に分けるの?同じ裸なのに?」
「カンナ失礼だぞ!童貞たちにも色んな需要があるからな!ニーズに合ったものを届けてあるのが優しさってもんだろ!」
意外と優しいところもあるんだ・・・
「むむ・・・!これは!見てください!取り返したものの中に地図が挟まっています!」
この意味不明な作業にも意味があったと証明されたね・・・
「これは・・・政府が管理する隠し倉庫への地図っす!」
「ギャパパなんだそりゃ?」
「禁止令によって押収されたものの中でも特に過激なものは直接政府の管理下に置かれているらしいっす。つまりその・・・」
「どうしたのだ?ハック。」
言いよどんでいるハックにシディが疑問を持っていると
「特にドエロい本とかAVってことですか?」
エマちゃんが容赦なく言う。
「エマ・・・恥じらいはないのか・・・」
零士さんもドンびいてるし・・・
「これこそ俺たちが取り戻すべき宝だ!」
「これは全員が行ったほうがよさそうだな。」
こうしてアーシたちは倉庫の前に来たんだけど・・・
「どうやって潜入するの?」
ヒサメちゃんが聞く。扉も頑丈だしどうすれば・・・
「こんなの簡単ですね。シディさん、タブーさん。」
「フィーア?どうするんだよ?」
フィーアちゃんが二人を連れて行くのでカゲチヨが問いかけると
「ふっ!」
「はぁ!」
「ギャパパ!!」
ドン!ズカッ!ドカーン!ドカ―ン
シディのパンチとフィーアちゃんの蹴り、タブーの爆弾で扉は木っ端みじんになった・・・
「うわー!やりすぎだろ!」
「中のエロ本は無事か!」
「俺とヒサメさんでセキュリティは解除してるんで大丈夫っす!」
こうしてアーシたちは倉庫の中のエロ本とAVを取り戻した・・・
その後は政治家を交渉力を使い買収、キリンは童貞たちに配って革命の準備を整えた。
sideフィーア
こうして私たちは国会議事堂に潜入することができました・・・
「政治家たちもエロ本で買収してついにここまで来ました!」
「禁止しといてみんなホントは飢えてるなんてな・・・」
「ミナヅキちゃんたちに調べさせたけどあの総理の政党がごり押ししたって話だったしね・・・」
カンナちゃんの報告を聞きながら私たちは作戦を考えます。
「で、どうするんすか?」
ハックが進行する。
「こいつに作戦があるらしいんだ!」
キリンがエマちゃんの方を見て言うけどまともな作戦なのでしょうか・・・
「ふっふっふっ・・・この閻魔道具ゼウスのため息(ブレスオブザゼウス)を噴射しあの総理に下ネタを連呼させます!」
「名前の割にしょーもない効果だ・・・」
「まぁ、こんな下らねぇ法律を作る奴にはピッタリの作戦だな・・・」
零士さんとカゲチヨは呆れるけどこれが最適な行動ですね。
「そうなればトップといえど認めざるを得ません!これぞ下ネタ大作戦です!」
「シンプルイズベストな名前だね。」
カンナちゃんが言うけどネーミングセンスゼロですね・・・
そうしてエマちゃんとキリンがステージに上がり閻魔道具を吹きかけた!
「なんだお前たちは!?このにおいは・・・洗っていないキ〇タマみたいな匂いが・・・はっ!」
効果抜群ですね・・・
けど・・・
「こっちにも飛んできたぞ!」
「美少女のパンティを当てておけばって・・・手遅れだー!」
こうして政治の場は混沌に包まれ下ネタ廃止を撤廃したのでした・・・
sideカゲチヨ
こうして俺たちはヤルミナティーの部室に戻ってきた・・・
「コンビニの隅っこに・・・ビデオ屋の向こう側に・・・宝のブツが並んでいる大事な風景が戻ってきたぞ!」
「ま、平和になったのはいい事っすね。」
「普段あるものが人の心を満たし守っていることを思い知らされました・・・」
確かに皮肉だがフィーアの言う通りだな・・・
「全然良くないですよぉ!!」
「なんでだよ?」
「そうだぞ、なんで怒ってるんだ?」
零士とシディが聞くと
「普通に売られるようになったせいで童貞どもにお高額で転売するはずだったエロ本の価値は大暴落です!平和なんてくそくらえですよ!」
「エマちゃんもなかなかのサイコだね!」
(カンナには言われたくないだろ・・・)
このとき全員の心が一致した。
「お前・・・そんなことしてたのか!?」
「あっ!」
バレたな・・・
「エロ本やAVでしか満たせないいたいけな童貞たちが可哀そうだろ!!どーしてそんなひどいことができるんだ!!」
「キリンさんメチャクチャ怒ってる・・・」
ヒサの言う通り一触即発の雰囲気だ・・・
「これが一番儲かる方法です!」
「エロ本は金儲けの道具じゃなあぁい!巻き上げた金返せ!」
「絶対嫌ですぅ~!!」
「子供かよお前ら・・・」
全く・・・・
「「なんだと!!(ですって!)」」
え?
「ふん!昨日の友は今日の敵ってわけですね!」
「秘密結社閻魔のカレコレは解散だ!!」
こうして俺たちの特別チームは大きいミッション一つ成し遂げた直後に解散となった・・・
sideエマ
「ふん!まぁ良いです!私にはエロ本の転売で儲けたお金が・・・ない!」
なんと通帳を見てみるときれいさっぱりなっていたのです!
「その金ならハック君とカレコレ屋の通帳に振り込んじまったぞ。」
ええっ!!
「なんでそんなことするんですか!おバカだから!?」
「お前には言われたくない!下ネタ取り締まる警官からエロ本取り戻せたのも倉庫に潜入できたのもほぼヒサメとハック君のハッキングとシディとフィーアちゃんの力とタブーの武器のおかげじゃねーか。」
確かにそうかもしれないですけどぉ・・・!
「このお金でゼウスのため息のレンタル料金払おうと思ってたんですよ!?」
「あんな道具にわざわざ金使ってたのかよ!?いくらなんだ・・・」
えっと・・・その・・・
「1919万円です。」
「ふざけんなああああ!!」
にゃああああ!!綺麗なジャーマンスープレックス!!
また借金が増えちゃいましたぁ・・・