妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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SCPシリーズ106オールドマン

sideカゲチヨ

今回はSCP財団からの依頼だった・・・

 

「実は研究室に職員が取り残されてしまってな・・・しかも今研究所にはSCP106オールドマンがいるんだ・・・」

 

若い男の研究員が汗を流しながらそう答える。

 

「オールドマン?」

 

シディが今回のオブジェクトについて聞く。

 

「オールドマンはオブジェクトクラスがKETERでとても凶悪なオブジェクトなの。その能力は触れたものを腐らせてポケットディメンジョンと呼ばれる異次元空間を作り出してどんな場所にでも行けるみたい・・・」

 

カンナが説明してくれる。

 

「お願いします!彼女は少し抜けてますが東大を卒業した優秀な研究者で我々の癒しなんです!どうか救助とオブジェクトの捕獲を手伝ってはいただけませんか?」

 

「私は行きますよ。女性が取り残されてるなら助けたいです。」

 

「怖いけど私もいくよ!」

 

「うむ、俺も協力したい、カゲチヨはどうする。」

 

お前らが行くなら。

 

「俺も行くぜ。腐らせる能力なら俺はゾンビだから効かないかもしれないからな。」

 

「KETER相手にそれは死亡フラグだと思うけど・・・アーシも行くよ。」

 

こうして俺たちはそのオブジェクトが逃げ出したという研究室に向かった。

 

sideフィーア

私たちは研究所の廊下を進んでいるのですが・・・

 

「あちこちが腐食してるな・・・」

 

カゲチヨの言う通りコンクリート製の壁や床の一部が腐食していたんです・・・

 

「これもオールドマンの能力かな?」

 

「しかしここまで一切合わずに研究室まで来たな・・・」

 

ヒサメちゃんとシディの言う通り目的の研究員のいる一室まで来た・・・

 

「開けるぞ・・・」

 

カゲチヨが扉を開けると

 

「ZZZ・・・ZZZZ・・・」

 

なんと白衣を着た茶髪の女性が机に突っ伏して寝ていたのです・・・

 

「おい・・・アンタ・・・」

 

カゲチヨが声を掛けると

 

「あれ?貴方たちは・・・」

 

彼女が立ち上がろうとしたその瞬間!

 

ガっ!ビターン!

 

「ふ・・・ふわわわ・・・」

 

(天然だ・・・)

 

私たちの心は一致しました・・・っていうかこの人よくこの研究所で働けてますね・・・

 

「貴方たちは何者ですか?ここは部外者は立ち入り禁止のはず・・・」

 

慌てる研究員に私たちは依頼のことを話す。

 

「そうだったんですか・・・すみません・・・私眠ってしまうとサイレンの音も聞こえなくなるみたいで・・・よく容量が悪くて上の職員に叱られることも多いんです・・・」

 

一応Dランク職員よりは上の立場なんですよね・・・

 

「私は如月といいます。よろしくお願いします!」

 

本当にこの研究室とそぐわない雰囲気ですね・・・

 

「この人詐欺とかに今まで会わなかったのかな?」

 

今回ばかりはカンナちゃんの失礼な言い方に同意ですね・・・

 

「そもそもよく自然淘汰されませんでしたよね・・・」

 

「フィーアちゃんそれは失礼だよ・・・」

 

「皆さんどうかしたんですか?」

 

「「「「「いえ、なんでもありません。」」」」」

 

私たちは研究室から外に出ようとしたしかししばらく出たところで

 

「ウオォォォ・・・」

 

「相手のお出ましだな・・・」

 

そうついにオールドマンが現れたのです・・・

 

sideヒサメ

 

「カゲとフィーアちゃんは如月さんを抱えて研究室の外へ!」

 

私は素早く指示を出す!もう一つの捕縛の手伝いを遂行するために!

 

「おう!気を付けろよ!」

 

「あの・・・私ちゃんと走れるんですけど・・・」

 

(絶対転ぶからお願いだから抱きかかえられてください・・・)

 

私たち全員がそう思いカゲとフィーアちゃんは如月さんと一緒にドンドンオールドマンから離れていく!

 

「ウオォォォォ・・・・!!」

 

そうしているとオールドマンはポケットディメンジョンから男性を出した・・・

 

「うぅうう・・・」

 

しかし男性は腐食したところが沢山あり生きているのが不思議な状態だった・・・

 

「やはり正常な捕食者ではないな・・・自分の行動を見せつけ楽しんでいる・・・」

 

「酷い・・・」

 

シディの言う通りまともじゃないよ・・・

 

 

「グフフフ・・・」

 

そうこうしてるうちにオールドマンがポケットディメンジョン背後に来た!

 

「ひっ!」

 

私は研究員から聞いてた通りに電撃の光で足止めする!

 

「グゥゥ・・・」

 

手を押さえて苦しみ始めた・・・

 

「アーシたちからも行くよ!」

 

「ああ!」

 

シディとカンナちゃんも炎を浴びせる!

 

「・・・!!」

 

炎の熱は聞いてないけどやっぱり光に弱いんだ・・・

すると通信機が鳴った。

 

「ありがとうございます!足止めご苦労様です!再収用の準備が整いました!」

 

それはつまり・・・

 

「ぐああああぁあああ!!」

 

通信機越しから男の悲鳴が聞こえたと同時に

 

「・・・・」

 

アイツは能力を使って去っていった・・・

 

「やはり再収用にも犠牲を伴うのだな・・・」

 

シディが悲痛な顔でそういう、そうオールドマンの収容の方法はDクラス職員の体を破壊しその悲鳴で能力の使用を防止するコンテナにおびき寄せる方法だった・・・

 

「こればっかりはしょうがないよ・・・」

 

カンナちゃんの諦めた声とともに私たちはカゲたちのところに戻った・・・

 

sideカゲチヨ

こうして俺たちは収容の依頼を終えてカレコレ屋でいつもの日常に戻ると思ったのだが

 

「なんで如月さんがカレコレ屋に?」

 

そう助けたはずの如月さんがなぜかここにいたのだ・・・

 

「実は私カレコレ屋さんが私のために素早く迅速に助けてくれたのを見てファンになっちゃいました!とくにカンナさんにヒサメさんにフィーアさん!同じ女性として仲良くして下さいね!あ!年上ですからお姉ちゃんって呼んでもいいんですよ?」

 

「「「はぁ・・・・」」」

 

戸惑ってるな・・・

 

「なので!これからSCP財団がカレコレ屋さんに依頼するときは私が連絡役になると立候補したんです!」

 

マジかよ・・・色々と天然だしオブジェクトに殺されないか心配だぜ・・・

 

「私もこれから立派な研究員になれるよう頑張ります~!」

 

そう決意して立ち上がった瞬間!

 

ガッ!ドテっ!

 

「ふええ~。」

 

不安だ・・・

 

 

 

 




リクエストどうりエルフェンリートの如月を出してみました・・・
キャラにそっていたでしょうか?
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