妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
私たちは最近依頼が続いてゆっくりしてたんだけど・・・
「近くにいるからこそ見えない・・・そういうものってあるよな・・・・」
またカゲが変なことを言い出した。
「どうしたの?いきなり・・・」
「また中二病でも引き起こしましたか?」
私とフィーアちゃんが尋ねる。
「ちげーよ!?俺らって近くにいるから意外とわかってない部分あんじゃねーかなって・・・」
「うぬ?そうか?」
「割と分かり合ってると思うけど・・・」
「あるんだよ!話が進まねーからそういうことにしといてくれ!」
シディと私がカゲにそう答えるとカゲが無理やり進める。
「ってことでお前らにはこれをやってもらう!」
紙に書かれていたのは・・・
「カゲチヨ王?」
「なんだそれは?」
「今から色んな質問をだすから俺がなんて答えるか予想するゲームだ!」
「やっと休めてるのにやるんですか?それに・・・」
「ZZZ・・・・」
「カンナちゃんが寝てるからどのみち無理だね・・・」
そうこの前は水中に関する依頼だったからカンナちゃんが頑張ってくれたの。
「じゃあ、おこそーぜ!おーいカンナ起きろー!」
「あ、カンナちゃんを無理やり起こしたら!」
カゲが顔を近づけて体を揺らした瞬間だった!
「うー!!」
バリバリ!
「ぎゃー!!」
カゲは顔を引っかかれた・・・
「カンナは寝相は悪くないが寝起きが悪いぞ・・・」
「満足するか遠くで起こさないと暴れちゃうことがあるんですよね・・・」
シディとフィーアちゃんが答える。
「ヒサの寝相並みに厄介だ・・・」
すみません・・・そしてカンナちゃんが起きた。
「何急に・・・?」
「実は・・・」
私は事の次第を話した。
「カゲチヨ王?」
「ふふふ・・・優勝した奴には豪華賞品も用意してあるぜ!あと質問の回答も準備してある。」
準備万端だね・・・付き合ってあげるか・・・
sideフィーア
こうして問題を出すことになりました。
「なぜワシまで巻き込むんじゃ!」
ボティスもシディさんによって連れてこられていた・・・
「一緒にカゲチヨ王を目指そう。」
「そんなちんけな称号いらんわ!カゲ男が死んでくれるなら別じゃがな!」
「おういいぜ!ボティスが優勝したら死んでやるよ!」
「え・・・ちょっとカゲ!」
「どうせ優勝出来ねぇからいいんだよ。」
ヒサメちゃんがとがめるのもきかずにカゲチヨは宣言した・・・それって
「フラグが立ってるね。」
カンナちゃんの言う通りですよ・・・
こうしてフリップを全員持ち質問が始まりました。
ー誕生日はいつですか?ー
「これはさすがに間違えないね。」
「ふぁ・・・眠い・・・」
ヒサメちゃんは余裕そうにかきカンナちゃんは眠そうに書く・・・カンナちゃん気の毒ですね・・・
「簡単だな。」
「ボティス、大丈夫ですか?」
「ふん、かけたぞ。」
「それじゃあフリップを見せてくれ。」
私たちはいっせいに見せました。
シディ、カンナ、ヒサメフィーア 1月12日
ボティス 12月31日
(本当にカゲチヨのこと興味ないな・・・)
私たちの心は一致した。
「正解は・・・」
ーVTR-
「一月十二日だ。」
ー終了ー
「流石にこれは簡単だったね。」
「残念だったなボティス。」
シディさんが慰めると
「おぉ・・・質問を勘違いしておった。ワシとしたことが命日と間違えた。」
「大みそかに死ぬのかよ俺!」
めでたいのかそうでないのかよくわからないことをかえしてきました・・・
次の質問は・・・
ー趣味はなんですか?ー
「趣味か・・・」
「微妙に難しいですね・・・・」
「カゲチヨは色んなことをやっているから当てるのが難しいな。」
私たち三人は悩みます。
「あっちやったりこっちやったりとどっちつかずの男じゃからなカゲ男は。」
「うーん、これというのがパッと浮かばないよね・・・」
「お前たちは俺をディスらないと気が済まねぇのか。
回答をオープンしました
ヒサメ YOUTUBEを見ること
シディ ゲーム
フィーア 漫画を読むこと
カンナ 昼寝か鏡に向かってカッコいいポーズの練習
ボティス ボッチ
「ボティス!趣味がボッチってなんだよ!あとカンナお前のは昼寝はお前が今やりたいことだろ!あと俺はどんなキャラになってんだよ!?」
「だっていつもごろごろしてるし中二時代のポーズを未だにやってそうだったから・・・」
カンナちゃんは目をこすって答える。
ーVTR-
「あー、YOUTUBEを見ること。」
ー終了ー
「やっぱりね。」
「何でですか!いつも漫画見ながらゴロゴロしてヒサメちゃんに怒られてるじゃないですか!」
ヒサメちゃんだけ正解なんて納得いきません!
「シディとフィーアのも間違いじゃないんだけどやっぱりYOUTUBEだな。」
「うぬ・・・惜しかったのか。」
地味に悔しいですね・・・
「ワシらの答えは違ったのか。ならなぜカゲ男は趣味でもないのにボッチをやっておるのじゃ?」
「うるせーな!んなもん俺が聞きてぇよ!」
カゲチヨ落ち着いてください・・・
sideヒサメ
次の質問は・・・
ー好きな食べ物は何ですか?ー
「んー・・・ちょっと難易度上がってきたね。」
「休日は何も食べずにゲームをしてるのをよく見るしな。」
私とシディは悩んでいたけど
「ふふふ・・・私は結構自身ありますよ・・・」
フィーアちゃんは自信満々だった。
「ワシもわかるぞカゲ男の好物は子供の生き血じゃ。いつも血液パックを飲んでおるからな。」
ボティスさん・・・
「お前は俺をどういうキャラにしてーんだよ!これは動物の血だっつーの!」
思いつかないから・・・
ヒサメ ハンバーグ、から揚げ、オムライス
「ヒサ・・・それ今お前が食いたいものじゃないよな?」
うっ・・・
シディ、カンナ 和食
ボティス 子供の生き血
ボティスさん…あくまで意地を貫きとおすんだね・・・
フィーア ハンバーガー
「片手間に食べれてジャンクな食べ物ならこれですね!カゲチヨは動画編集もしながら何かやってますから!」
なるほど・・・
ーVTR-
「和食だな。」
―終了ー
「え・・・?」
フィーアちゃん呆然としてる・・・
「フィー子あれだけ言っておいて不正解か。」
ボティスさん煽らないで・・・
「カゲチヨ!あなた嘘ついてませんか!?不健康なあなたが和食なんて好きなはずないでしょ?」
「人格否定された!?」
「フィーア、カゲチヨは和食を作ると嬉しそうに食べてくれるからな。嘘ではない。」
「くっ・・・」
「アーシの焼き魚も美味しそうに食べてるしね。」
流石カレコレ屋の台所を司る二人だよ!
次は・・・
ー自分の好きなところを教えてくださいー
これは難問だね・・・
「一般的に見て良いところも少ないし・・・それにカゲって変な所で卑屈で変な所で自信家だからなぁ・・・」
私は呟く。
「あるわけないな、ワシがカゲ男に生まれたら何も答えられない。」
「お前ら俺でも泣くからな?言葉は刃物だからな?」
「俺はすぐに思いついたぞ。」
シディ 機械に強い
「これだろう!俺には全く扱えない機械を簡単に扱える!この前は電卓を使っていて尊敬したぞ!」
シディ・・・
「大体の人間はお前より機械に強いぞ・・・」
うーん・・・
ヒサメ 器用なところ
ボティス なし
「これかな・・・?」
「カゲ男に取り柄など何もないじゃろ。」
「普段の発言からこれですね!」
フィーア クズなところ
「だから自身満々に俺はクズだからなぁ・・・とか言えるんですよね!」
「チゲーよ!?」
カンナ ダークでカッコいいところ
「アーシたちの前なんだからナルシスト中二全開でくるでしょ。」
ーVTR-
「やっぱ・・・ダークな雰囲気が漂っててカッコいいところ・・・だな。」
ー終了ー
「おいおい、カンナ以外全員不正解だぜ。しっかりしてくれよ。」
・・・
「流石カン子の推理力じゃ。こやつの中二心をしっかり把握しておる。」
「鏡って知ってますか?便利ですよ。」
「次いこう、次。」
私たちはカンナちゃんを誉め次に進む。
「文句あるなら言えよ!」
ーカレコレ屋メンバーの中で入れ替わるならだれが良いですか?ー
「これは五択だから当てられるかもしれないな。」
甘いね・・・
「俺は最高だから俺のままでいたいとかいうでしょ。」
「さっきの回答をまだ根にもっとるなヒサ子。」
そんなことないよ?
「言わねーよ!五択だよ!」
ヒサメ シディ
カンナ フィーア
フィーア シディ
シディ ボティス
ボティス ヒサメ
強さに憧れてそうだし。
「ボティスは何にも縛られないからな!」
「シディさんじゃないですか?イケメンですし。」
「運動神経良くて女のフィーアちゃんでしょ!」
「カゲ男のことじゃからヒサ子じゃろ。」
ーVTR-
「ヒサ・・・かもな。」
―終了ー
「ほらな。人間など欲にまみれた生き物じゃ。異性でスタイルの良い方を選ぶに決まっておる。」
え・・・?
「ひどーい!アーシたちの事ブスだと思ってるんだー!」
「女扱いしてなかったんですか・・・?」
「違ぇよ!?ヒサだったら空飛べたり甘いもの食えるから面白そうだなって思ったんだよ!」
sideカンナ
カゲチヨをからかって次の質問に進む。
ー得意な教科は?ー
「カゲ男に得意な授業などあるのか?」
「うーん・・・サボりと寝ること?」
それしか学校でやってるの見たことないよね?
「授業だって言ってんだろ!」
ボティス ない
シディ 算数
「全て劣等生じゃろカゲ男は。」
「算数だな!カゲチヨは三桁の計算ができるからな。」
「シディ・・・高校に算数はないんだよ。」
ヒサメちゃんたちが回答した後アーシたちも答える。
フィーア 社会
「いつも動画のBANや周りを気にしてるので。」
カンナ 理科
「こっそり黒魔術やってそうだよね!」
「お前ら学校の俺をどんなふうに見てんだ!?」
ヒサメ 国語
ーVTRー
「国語だな。国語の成績だけは良いからな。」
ー終了ー
「ヒサメちゃんすごいね!」
「まさかの教科でしたね・・・」
「いっつもテスト前に国語以外の教科で泣きついてくるからね。」
なるほどね・・・流石はカゲチヨに勉強教えてるだけあるね!
ーカレコレ屋をやっていてよかったと思うときはどんな時?ー
これはなんか予想つきそう・・・
ヒサメ、シディ 依頼人の力になれたとき
カンナ 悪人を血みどろにした時
「これじゃない?」
「これはカンナだけだろ!?」
フィーア 世の中に少し貢献できた時
「まぁ、私の願望ですが・・・」
ボティス ない
ーVTRー
「やっぱ俺はめんどくさがりだからな。俺が何もしなくても四人が働いてくれるときは最高だな。」
ー終了ー
「「「「・・・・・・」」」」
「カンナちゃんの答えの方がまだましな答えだったね・・・」
「クズ過ぎでしょ・・・」
「このニートが・・・」
アーシたち三人は冷酷な目で見る。
「カゲチヨ・・・」
「あー!ギャグ!ギャグで言っただけだから!?」
「ワシにはわかる。こやつは本気で言っておったぞ。」
sideカゲチヨ
これで全部終わりだ!
「思ったより難しかったな。」
「確かに意外な答えと残念な答えがあったしね。」
「はー、疲れた・・・」
「まったく、商品には期待していいですよね?」
四人とも目が笑ってねぇ・・・
「さっきのは冗談だって!」
・・・半分くらいは。
「おい、今何か思わなかったか?」
よし!結果発表だ!
「第一回カゲチヨ王は・・・ヒサ!お前だ!」
「おめでとう、ヒサメ。」
「まぁ、そんな気はしておったな。」
「流石はカゲチヨのお世話係ですね。」
「よっ!保護者代表!」
お前ら見下しすぎだろ!?
「ははは・・・」
「それで豪華賞品とはなんじゃ?」
ボティス・・・見て驚くなよ!
「俺が夜なべして考えた俺のサインだ!大事にしろよな!」
「あーうん、ありがとう。大事にする。」
「世界に一つしかないプレゼントだな。」
「やっぱりナルシストじゃないですか・・・」
シディの言う通りだぜ!
「いらんじゃろうがこんなもん!」
「そうだよ!ヒサメちゃんになんてもの送ってるの!」
バリっ!!
ボウっ!
あぁぁぁ!俺の色紙が破られて燃やされたぁ!!!
「ボティス!カンナ!何すんだ!」
「こんなくだらんもののために長々と時間を使いおって!」
「そうだよ!アーシの睡眠時間を返せ!」
んだと!
「俺が有名人になったら高く売れんだぞ!」
「ダメだ、反省してない!ボティスアイアンメイデン持ってこよう!」
「そうじゃの!こやつはいまここで穴だらけにしてやるわ!」
お、おい!水球で拘束して何を・・・
「はぁ・・・本当になんの時間だったんだろ。」
「だが良い時間だったな。最近は依頼が忙しくていっしょに過ごす時間が減っていたからな楽しかったぞ。」
「シディさんが楽しかったのなら私も楽しかったです。」
「きっとこの時間が一番のプレゼントだということだろう。」
「・・・いや多分そこまで深く考えてないと思う。」
おい!喋ってないで助けてくれよ!?
「さぁ、穴だらけになろうか・・・」
「くハハハハハ!」
助けてぇ~!!