妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
ちなみに話にでてくる女は不老不死になったらどうなるのか?の女です。
side妖精王
「ふぅ~疲れたー!」
俺はトッププレデター壊滅に協力してくれそうなやつもかなり集めたな・・・
この前なんかは不老不死の女の異宙人を仲間にしたし・・・
すると・・・
「なんだ・・・体が光ってうおっ!?」
俺は自分から発せられた光によって目を瞑ってしまった。そして目を開けると・・・
「やぁ、クリスくん。」
なんと天界の創造神の間にいた。
「・・・なんで、俺を天界に?」
俺は緊張と冷や汗がでた・・・この男は創造神・・・天使と死神から見下されているとはいえ神、もしかして俺の行動を咎めに・・・
「実は君が優秀な教師だってことを聞いてね。死神NO269のことは知っているかな?」
「フラグちゃんのことならヒサメに聞いてるので・・・」
「そうか!なら話は早い!しばらくの間ここでNO269や天使No11や51の教育をしてくれないかな?」
なるほどな・・・正直転生者の俺からすればPLOTTのキャラの中で一番怖いのはこの神様とエマの上司の閻魔大王なんだよな・・・
「わかりました。俺にアドバイスできることがあれば。」
「そうかい、よかった!そうだ!折角だから友情の印にこの服受け取ってくれないかな?」
そうして神様が出したTシャツは真ん中に友情という文字がでかでかと書かれていた・・・
「せっかくなので頂きます・・・」
「ありがとう!トレーニングルームに案内するよ!」
こうして俺は天界でフラグちゃんたちの臨時教官をすることになった・・・
こうして歯車がひしめく扉の前に立った。
「NO269の目覚ましを遅らせて出勤時間を遅めておいたから先に行っててくれないか?」
「わかりました。っていうかここの天使と死神って全員女ですよね?寝泊りとかどうすれば・・・」
「それは僕が創造しておくから!」
はぁ・・・引き受けた以上やるか・・・こうして俺はトレーニングルームの扉を開けた。
そして扉の向こうに広がっていたのは
バチ―ン!
「は!?何するんだハニー!」
「デブはタイプじゃないのいつの間にこんなに太ったの!?隣にいると圧が凄いし汗くさいから別れましょう!」
「そんなああああ!」
激太りしたモブ男とそれに愛想をつかすモブ美だった・・・
「大丈夫か?モブ男。」
俺は声を掛ける。
「うおっ!?って妖精王?どうしてこんなところに?」
「ちょっとフラグちゃんに用事があってね。死亡フラグ立たせBOTのモブ男に会えば会えるかなって。」
「人をハチ公みたいに気軽に待ち合わせ場所にしないでよ!?くそっ!こうなったらもう一切食事は食わない!断食ダイエットでモブ美もクリスさんも見返してやる!」
別に馬鹿にしたつもりは無かったんだけどな・・・
「立ちました!」
フラグちゃんが登場したのはいいんだけど・・・
「なんでそんなに太ってるんだよ・・・」
「えっ!?クリスさんなんでここに?」
多分神様が俺を呼んだのはこの体型のせいだな・・・
「神様に頼まれて俺がお前たちの臨時教官になったんだよ。」
「そうなんですか!?」
「とりあえず俺は見てるからフラグを回収して。」
「分かりました!でもその前に・・・」
?
「モグモグ・・・ん~美味しいです!」
ケーキやミルクティーを飲み始めた。
「え?誰?もしかしてフラグちゃん?」
モブ男にもわからなくなってるぞ・・・
「そうですよ!わからなかったんですか?」
「もはや別人だよ!それじゃ脂肪フラグじゃないか。」
「モブ男さんはまるで魔人ブウですね。」
どっちもどっちだろ・・・
「それより断食は死亡フラグですよ!ずっとご飯を食べないでいると餓死します!」
ん~まぁ昔の人からすればそうだけど
「フラグちゃん今の時代はそれは暴論になりつつあるんだ。」
「え!?」
俺が指摘するとフラグちゃんは驚く。
「その通り!俺は今から病院のファスティング療法を受けようと思ってるんだ!フラグちゃんもどうだい。」
「フラグちゃん回収のためにもついていって損はないと思うよ。それに太ってると皆に驚かれるし。」
「わかりました・・・」
こうして俺たちは病院に向かった。
sideフラグ
今看護師さんの説明を受けていたのですが・・・
「モブ男さん話を聞いてましたか?ちゃんと説明を聞いてください!」
「あー聞いてる聞いてる。」
「明らかに胸みてるじゃないか・・・」
クリスさんの言う通りですよ・・・
「俺だって断食について調べてきたんだ。断食中に飲む酵素ドリンクは便秘解消や美肌効果があるらしいよ。」
そうなんですね!
「ああ、だから美しく痩せられるし、イケメンにもある。」
「顔面はもとのモブ顔になるだけだろ・・・」
「酷い!?」
せっかく見直したのに・・・
こうして私たちは一日を過ごし昼ごはんになったのですが・・・
「これだけじゃ足りません・・・」
梅干しとおかゆだけ・・・物足りないです。
「こういうのは修業と同じだ。優秀な死神になった時の自分を思い浮かべるように痩せた自分を思い浮かべるんだ。」
クリスさんの言う通りですね。痩せて優秀になった私・・・
「ぐへへへへ・・・確かにモチベーションにつながるね・・・」
モブ男さんはまたハーレムを妄想して!もう知りません!
side妖精王
そして消灯時間になったんだけど・・・
「シュークリームだ!」
「いててて!それ俺の手だから!」
モブ男の手にかぶりついたフラグちゃんたちのせいで目が覚めた・・・
「何事!?」
「美味しくないです・・・」
「当たり前だろ!」
っていうか眠りながら歩いたの凄いな・・・
三日目になると死亡フラグは元の姿に戻っていた。
「やっぱ死神って普通の生物とは違うんだな・・・」
「いいな・・・」
俺とモブ男はフラグちゃんの仰天チェンジに驚く。
「でも空腹もなくなってきたし頭もスッキリして集中力が増した気がするよ。あと12時間はゲームできるよ!」
怠惰だな・・・
「集中力はもっと有効活用してください!」
フラグちゃんが注意したその時だった!
「うぐああ!!」
モブ男が突然お腹を押さえ始めた!
「どうしたんですか!フラグ回収ですか?」
「違うよ、便意が!もう無理・・・でる。」
なにやってんだよ・・・
「早く行ってください!」
そしてモブ男がトイレから出てくると
「ふぅ。」
「モブ男さん、その体・・・」
「ホントに二人ともどういう仕組みだ・・・?」
モブ男も元の姿に戻っていた・・・
「そういえばモブ男さんもプログラムでしたね。」
「そうだった・・・」
俺とフラグちゃんの呟きを聞かずモブ男ははしゃいでいた。
そして一週間たつ頃には
「こんなに痩せた人は初めてですよ!」
看護師さんに褒められるまでになっていた・・・
「えへへへ。」
「えっへん。」
ここで調子に乗らないといいけど・・・
「断食の才能があるんじゃないかしら!」
なんか微妙な才能だな・・・
「世界記録が382日です。」
するとモブ男が看護師さんの手を握り
「あの!ここに来た時からずっと気になってましたもし俺が記録を超えられたら付き合ってくれますか?」
「え、えーと・・・」
「いやモブ美との復縁はどうしたんだよ。」
俺は声を掛ける。
「そうですよ!それに記録は一年以上ですよ!それに記録の人は207キロから始めてるんですよ。すでに痩せてるモブ男さんには無理ですよ!」
はぁ、ここは頑張ってて応援するところなんだけどやっぱり優しいのかモブ男に惚れてるからなのか止めようとしてる。NO13の言う通り優しさがあるもしくはモブ男の恋をどうにかしないといけないな・・・
「フラグちゃんは黙っててくれ!俺はやり遂げる!断食王に俺はなる!」
普通に死ぬと思えたその挑戦を耐えて僧侶のように禅を組んでしのいでいた・・・
「383日を超えちまうとはな・・・」
モブ男のことだからリタイアすると思ってたが・・・
こうしてモブ男は看護師に思いを告げたのだが・・・
「ごめんなさい!あの時はっきり断れなかったんだけど実は彼氏がいるの・・・」
まぁ、モブ男の勢いを見ればな・・・優しそうだし・・・
そして出てきたのはメチャクチャ太った男だった・・・
「実は私ぽっちゃりした人が好きなんです!だからこのクリニックで働いてて。」
なるほど天職だな・・・
「俺以外のデブに惚れるなよ。チョコになっちゃえ~!」
ホントに魔人ブウじゃないか。筋金入りのデブ専だな・・・
「そ、そんな・・・」
「モブ男さんは頑張りましたよ。私はずっと見てましたから。」
やっぱり向いてるかはわからないけどフラグちゃんは死神になるべきだな。そうすれば幽霊になる人や輪廻転生で後悔する人も減るし。
「こうなったら暴飲暴食だ!太れば好きになってくれるかもしれない。」
「まぁ、そうなるよな・・・」
「ちょっと待ってください!」
そうしてモブ男はラーメン次郎に向かった。
「野菜マシマシ、ニンニクチョモランマ、油カラメで!」
「次郎系でそこまでするのかなりの猛者だぞ・・・」
いきなりそんなに食ったらヤバいな・・・
「ふふふ・・・今日まで我慢したんだこれは自由への一歩さ!」
「体に悪いですよ!」
こうして運ばれてきたラーメンをすすってしばらくしたモブ男は
「うぐっ!」
案の定倒れて搬送された。
「まぁ、フラグ回収かな。」
「はい。」
「まぁ、アドバイスはNO13と同じになるけど優しさもほどほどにね、最悪天使の仕事を取ってるように思われるから。」
「はい・・・」
「でも今回みたいに対象者と一緒に何かをするのは良いと思うよ。対象者に情を湧かせて死へと導きやすくなるし。」
「なるほど・・・わかりました!もっとフラグを回収するために仲良くなればいいんですね。」
「まぁ、フラグちゃんに情が湧いたらだめだけど操れるようになるだけでもかなりフラグ回収につながると思うからその性格を武器にしていけばいいと思うよ。」
「・・・!ありがとうございます!」
ふぅ・・・とりあえずフラグちゃんへのアドバイスはこれで完了。
次は生存フラグさんだな・・・