妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
side妖精王
まずヤマは大剣を操作してこちらに飛ばしてきた!
「よっ!」
「くっ!」
俺は霊槍で受け止めそのままはじき返す!
「まだまだ!」
「なかなかの操作能力じゃないか・・・けど武器の性能が違いすぎるな。」
「何を言って・・・ぐはっ!?」
俺は同時展開で神樹の鎧(ユグドラ・クロス)展開して格闘戦に持ち込む。こういう勉強ばっかしてたやつは近接苦手そうだしな・・・
「こうなったら・・・!くらいなさい!八熱焔獄道!」
ヤマがそういうと炎の輪が出てきて俺を襲ってきた。
ゴォォォオ!
「あはははは!随分とてこずらせてくれたけど所詮は妖精・・・神である閻魔に敵うわけ・・・」
「はぁ・・・もう火遊びは終わりか?」
「嘘・・・地獄の業火をくらわせたはず・・・そんな虫一匹に防がれたというの・・・?」
自分の手の打ちを教えると思うか?まぁ、守護虫(ガーディアン)は火に強いからなチートな俺の霊槍なら地獄の業火くらい防げるんだよ。
「さてこの人払いの桃華だっけ?この結界もぶっ壊したいしちょっと小娘相手に本気出すか。」
「嘘・・・まだ本気じゃ・・・?」
形態融合ー守護虫ー
ー増殖ー
俺は形態融合で守護虫の数を増やす。
「まずはお前からだな・・・」
「一匹でも厄介なのに一体何匹いるのよ・・・!?」
エマにも睡眠薬とか毒ガスとか効いたし受肉してるやつにはこれでいいだろ・・・
ー壊死毒(ネクロシス)ー
ブスブスっ!
「きゃあああ!なにこれ・・・体が痙攣する・・・!」
さてヤマも動けなくなったし・・・
「前にもエマを連れて行こうとしたって零士から聞いたぞ吐いてもらおうか・・・あのお方についてやお前が思うっていう冥府の腐敗ってやつを・・・」
「だれが言うもんですか・・・!うっ!」
あれ?苦しむ程度の毒のはずなのになんで気絶しそうなんだ?
「お、お腹すいた・・・」
「は?」
がくっ
ヤマは気絶した・・・
「そういえば前世の記憶ではヤマって鉄道会社に賠償金請求されてるんだっけ?」
そう前にエマをかっこよく見逃したくせに電車のキャンセルし忘れててそうなったんだよな・・・
社会人ならお店の予約キャンセルは常識だぞ・・・
「そんなんだからバイトも受からないで腹ペコなんだよ・・・」
っていうかあのお方に支払ってもらえばいいんじゃ?もしかしてもう見捨てられてるとか?切り捨てられやすそうな性格してるもんな・・・前世の動画では教師に嵌められてたし。
「さて、帰るか・・・」
俺は放置して帰ろうとした。悪いけど襲ってきた相手に飯を奢るほど俺は優しくない自業自得という言葉をこの女に教えない限り高いプライドと中二な態度が邪魔して職にありつきにくい、俺は心を鬼にして立ち去ろうとしたら、
「クリスさん!」
「大丈夫か?ってヤマ!?」
事情聴取と罰金支払いが終わったのかエマと零士がやってきた。
「言っておくけどこれは正当防衛だ。ヤマがあのお方のためとか言って俺を連れて行こうとしたから。」
「そうなのか・・・」
零士は納得してくれた。
「早く治療しないと!お腹の音も凄いですね・・・早く家に連れて行かないと!」
「おいおい・・・お前も攫われそうになったのに家に連れてくのかよ・・・放っておいたほうが・・・」
俺は意見を言おうとすると
「ほっとけませんよ!ヤマは親友なんですから!!」
エマの一喝にさえぎられてしまった・・・
「クリス、こうなったらエマは止められない。ヤマをアパートに連れて行こう。」
零士もかよ・・・
「分かったよ!悪者みたいだけど俺の方が安全だよね・・・」
こうして俺たちはヤマをアパートに運んだ。にしてもまさかエマがあんなに怒るとはな・・・
sideエマ
「ん・・・?ここどこ?」
目が覚めましたか!
「ヤマ―!良かったです!!」
「きゃ!エマ急に抱き着いてこないでよ!」
もー!照れちゃって!
「ちゃんと毒は薬師如来のキノコでとっておきましたよ!」
「そうだ・・・私は妖精王に負けて・・・なんでアンタたちのアパートに」
それは・・・
「エマが必死に妖精王に頼みこんで看病してたんだよ。」
「財賀零士!うっ・・・」
まだ起き上がったらだめですよ!
「ゆっくりしてください!今日からあなたの家でもあるんですから!」
「はぁ!?」
「エマが必死に頼み込んでしばらく泊めていいってことになったんだよ。妖精王に聞いたがお前地獄列車の借金があるんだって?住所くらいなら貸せるぜ。」
「エマ・・・」
「ホントにどうなるかと思ったけどな。」
ー住所もないんじゃヤマはホームレスになってしまいますよ!ー
ーお願いです!しばらく、バイトが見つかるまでの間だけで良いですから!ー
「・・・」
「ちょっと零士さん!余計なこと言わないでくださいよ!」
「ありがとう・・・」
ヤマ・・・
「ところで妖精王は?」
「俺たちのために内職さがしてくれてるよ。」
「疲れるんですよね・・・」
やりたくない・・・
「なら私も協力するわよ。」
「え?」
「いいのか?」
「居候してるんだから当然でしょ?」
四人でやれれば百人力ですよ!こうして私たちは生活し始めた。
今日はカゲチヨの誕生日です!おめでとうございます!