妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideミナヅキ
今日は取材が終わって一人で帰ってたんだけど・・・
「なにこれ・・・」
段ボールに入ったスライムの生物が入っていた。
「くうくう!」
可愛い・・・そうだ。カレコレ屋に相談してみよう。
私はすぐにカレコレ屋にスライムを持って向かった。
sideカゲチヨ
今日はミナヅキがやってきたんだが・・・
「あはははは!ちょ・・・やめて・・・」
なんと謎のスライムにくすぐられていた・・・
「なんなのだ?このスライムは?」
当然シディが疑問を持つ。
「くすぐられると幸せそうになる・・・スライムの体・・・これってSCP999じゃない?」
ヒサメが言う。ああ…カンナがずっと見たがってたやつか・・・
「そう!通称くすぐりお化けと呼ばれていて54キロのスライムの体を持っているの。オブジェクトクラスSAFEの無害なSCPの代表格だよ!」
カンナが説明する。
「あのくすぐり・・・癖になりそうですね・・・」
さっきくすぐられたフィーアがそういう。
「っていうかSCPは如月さんに言った方が良いんじゃ・・・」
俺が言うとくすぐりお化けは
「くうくう!」
俺をくすぐってきた!ちょ・・・まっ・・・
「あはははは!やばい!気持ちいいけど・・・・ははははは!苦しい・・・」
なんでこんなにくすぐるんだよ!
「カゲチヨのことも気に入ったみたいだな。」
シディ!そうなのか?
「・・・私この子を飼おうと思ってるの。」
ミナヅキが言う。
「アーシは賛成!アイポッドとも遊ばせたいし!」
「まぁ、私もくすぐられたいし・・・」
「可愛さに罪はありません!」
三人とも賛成した・・・仕方ねぇな・・・
「如月さんから連絡があったらすぐに返そうぜ。」
こうして俺たちはくすぐりお化けを飼うことにした。
sideヒサメ
「あはははは!やっぱりくすぐったい!」
「くうくう!」
私とミナヅキちゃんで一緒に散歩してたんだけどいきなりくすぐりお化けがくすぐってきたの!
「やっぱり人懐っこいみたい・・・」
ミナヅキちゃんが言う。
「るーるー!」
アイポッドも元気に走り回っている。平和だな・・・
「こうしてずっといたいんだけどな・・・」
ミナヅキちゃん・・・二人で落ち込んでいると
「くうくう!」
くすぐりお化けが私たちをくすぐってきた!
「あはははは!急に何!?」
「はははは!もしかして励ましてくれてるとか・・・?」
こうして私たちは一通りくすぐられた後散歩を終えた。
sideカゲチヨ
こうして俺たちはくすぐりお化けとの限られた日々を過ごしてたのだが突然連絡がきた。
「どうしたんっすか?如月さん?」
「すみません!SCP999のこともそうなんですがまた依頼したいことがあって・・・」
こうして連絡を受けた俺たちはミナヅキと一緒にくすぐりお化けと一緒に研究所に行くと
「またクソトカゲが脱出したぞ!」
「はやく防壁を全部閉めろ!」
職員がバタバタとしていた。
「クソトカゲとはなんだ?」
シディが聞くと如月さんが答える。
「SCP682不死身の爬虫類とも呼ばれる生物で全ての生命体に憎悪の感情を抱いていて攻撃的、どれだけ攻撃されても再生力を見せます。オブジェクトクラスはKETERです。」
「カゲチヨみたいな生物ってことですか?」
フィーアが聞くがミナヅキさんは首を横に振る。
「クソトカゲはカゲチヨさんのように弱点が無く、また再生の際に自らの体を変化させて攻撃や環境変化に適応できます。高い知能で言葉をしゃべることもできます。」
完全に俺の上位互換じゃねーか・・・
すると
「緊急事態発生!クソトカゲが防壁を無視してこちらに向かっています!」
アナウンスが聞こえた瞬間だった!
「ぐおおおおお!」
もう来やがった!
「どうする!?私たちの攻撃全部適応されちゃうんだよね!?」
ヒサが言うがとにかく拘束するしかねーだろ!
「くらえ!」
俺は血液の縄で拘束、
「これで止まって!」
ヒサは氷で障壁を形成した後足を凍らせる!
だが・・・
「ぐるおおおおお!!」
ドカン!!
クソトカゲは圧倒的なパワーで振りほどいた!
「くそっ!」
「最強すぎでしょ・・・」
俺とカンナが改めて恐ろしさを実感する。
「四足歩行なら俺が乗りこなそうか?」
シディ!ふざけてる場合じゃ・・・
「それいいかも!前に乗りこなした博士がいたからいけるかも・・・」
カンナそれホントか!?
「大人しくしてくれ!」
「ぐおおおおおお!」
シディは今のところ乗りこなしてるけど・・・
「長くはもたない・・・」
ミナヅキの言う通り苦戦してる・・・どうすれば・・・
その時だった!
「くうくう!」
くすぐりお化けがクソトカゲをくすぐり始めた!
「ぐふぉふぉふぉふぉ!」
くすぐったがってる・・・・?
「これなら落とし穴で硫酸いりのプールを準備する時間を稼げます!」
如月さんが準備を始める。そして・・・
「今です!」
「離れてください!」
「くう!」
「ああ!」
如月さんとフィーアの言葉でくすぐりお化けとシディが離れたと同時に落とし穴が作動しクソトカゲは硫酸のプールに落ちた!
「ありがとうございました!今回はこれで大丈夫です!再生を阻害する成分も含まれていますので。」
今回はか・・・やっぱりKETERクラスは俺達でもかなわないな・・・
「今回はくすぐりお化けに助けられたね!」
ヒサがくすぐりお化けを撫でる。
「・・・如月さん、この子は返します。」
「くう・・・」
ミナヅキは返そうとするが・・・
「ミナヅキさん、くすぐりお化けは貴方が預かってくれませんか?」
如月さんが言う。
「え・・・?」
「ヒサメちゃんたちとアイポッドと同じ待遇にしようと思います!これからその子をよろしくお願いします!」
「はい!」
こうしてSCP999も外の世界を体験することになった。