妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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キラーコンドームの恐怖

sideカゲチヨ

今日はカレコレ屋でニュースを見ていたら男の股間が食いちぎられる連続殺人事件がまた起きていた。

 

「恐ろしい事件だぜ・・・」

 

「うむ・・・」

 

想像しただけでまたが寒くなるぜ・・・

 

「なんで股間ばっかり狙うの?」

 

「何かの恨みがあるとかですかね?」

 

「甘いですね。これは男の股間を汚らわしいと思う処女至高主義の女の犯行だよ!」

 

カンナ、それどんな女だ?

 

すると

 

「すみません・・・依頼したいことがあるんですけど・・・」

 

そう言って女性が入ってきた。

話を聞くと女性には恋人がいるのだが例の股間消失事件の被害にあって片方の金玉を失ってしまい憔悴してしまったらしい・・・

 

「犯人を見てないんですか?」

 

フィーアが尋ねると

 

「いえ、姿は見えなくていつの間にか彼の股間が・・・」

 

そう言って依頼人は泣き崩れる。

 

「よし!その依頼俺たちが引き受けるぜ!」

 

男たちだけでなくその彼女まで恐怖のどん底に叩き落とす奴の正体を掴んでやるぜ!

 

sideフィーア

こうして私たちは依頼人が行ったラブホテルに向かうとすでに警察がやってきていました。

 

「あれ?君たちは妖精王の・・・」

 

「事件の調査の依頼で調べに来ました。」

 

「そうでしたか!どうぞこちらです!」

 

相変わらずすごい権力ですよね・・・

ヒサメちゃんの一言で現場に案内されることの凄さを改めて知りました・・・

 

そしてホテルに入ると

 

「よう!お前たちも来てたのか!」

 

「マジか・・・」

 

「どうやら目的は一緒のようだな・・・」

 

サトウとスズキ、ゼクスがすでに現場にいました。

 

「おお、お前たちも調査しているのか!」

 

シディさんが話しかけます。

 

「まぁ、俺の学校の生徒のカップルにも被害が出たからな!」

 

「流石にいちゃついただけで股間を噛みちぎるのはやりすぎだからな・・・」

 

「俺も神谷にこの事件は科学者の陰謀がありそうってことで協力して捜査してるんだ。」

 

三人が訳を話す。

 

「多分小さい何かが食いちぎった可能性が高いね・・・」

 

カンナちゃんの言う通り二人とも犯人の姿を見ていないということはそういうことですね・・・

その時だった!

 

「キシャァァ!」

 

もの凄いスピードで何かが男性陣目掛けて突進してきました!

 

「ふん!」

 

まぁ、シディさんの爪で両断されたんですけどね。

 

「コ、コンドームの化け物!?」

 

警察官も仰天している。

 

「これは異宙人じゃなくて人工的に作られた生物だな・・・」

 

カゲチヨの言う通りこんな生物異宙でもみたことないしまるでプログラムされてたかのように男の股間に向かっていきましましたしね・・・

 

sideヒサメ

 

俺たちはあの化け物の死体をオーナーと警察に調べてもらった。

 

「お前たちや神谷の予想通りあの生物は科学者が作りあげたものだったよ。」

 

オーナーが結果を伝える。やっぱり・・・

 

「あの生物は人間の股間にかみつき食いちぎるためだけに生きてるんだ。」

 

「名づけるならキラーコンドームだね。」

 

カンナちゃんの言う通り人を死に至らしめる凶悪なコンドームだね・・・

 

「各地で事件が起きてるから手分けして捜査した方がよさそうだな・・・」

 

「その科学者をとっちめてやる!」

 

シディとサトウの言う通りだね・・・

 

こうして私たちはそれぞれで調査を行った。

 

「なんで俺を全裸で縛りつけるんだよ!?」

 

「だって再生するんだからいいでしょ?」

 

「それに出現場所から怪しい場所を絞るんですから我慢してください。」

 

カゲがカンナちゃんとフィーアちゃんに縛り上げられて囮にされてるのは可哀そうだったけどそれで怪しい場所を絞れた。

 

sideカゲチヨ

 

「ここか・・・」

 

「コンドーム生産工場・・・確かにあんな化け物作るにはうってつけだな。」

 

シディとカゲの言う通り場所はまさかのコンドーム生産工場だった・・・

 

「よう!一気に捕まえようぜ!」

 

「警察も制圧を手伝うそうだ。」

 

「どんな奴かやっとわかるな。」

 

三人と合流し俺たちは警官に包囲を任せ中に突入した。

 

「まさかここにたどり着くなんてね・・・」

 

緑色の液体の入った巨大な容器と一緒にいたのは白衣を着た女科学者だった。

 

「お前が犯人か!」

 

「なんであんな化け物を作ったの!」

 

スズキとヒサが聞くと

 

「男のチ〇コをこの世から消すためよ!あんな醜いものはあってはならないのよ!」

 

けっこう過激でくだらない理由だった・・・

 

「んなことしたら皆女になっちまうだろ!」

 

「そうです!せめてシディさんの股間は残しておいてください!」

 

サトウとフィーアが言うがフィーアお前はそれでいいのか・・・

 

「男なんてこの世界には不要よ!」

 

まるで話が通じねぇな・・・

 

「だから言ったでしょ?処女を至上としてるやつだって。」

 

確かに重症だな・・・

 

「すでに警察がこの工場を包囲してる!諦めるんだな!」

 

ゼクスが諦めるように促すが・・・

 

「まだよ!行きなさい!我がしもべたちよ!」

 

巨大なキラーコンドームが人数分現れた!

 

「ちっ!」

 

「全員で一匹ずつ対応しましょう!」

 

フィーアの指示通り俺たちは一匹ずつ相手をしていく。

 

「おらよ!」

 

「きしゃああ!?」

 

俺は最近妖精王に習った血液の糸でキラーコンドームを切断!

 

「はぁあああ!」

 

「二匹まとめて吹っ飛びな!」

 

「「きしゃあ・・・」」

 

ゼクスとスズキは風をおこしてずたずたに、

 

「そらそらそら!」

 

「き・・・しゃ・・・・」

 

「まぁ、軟弱な男が嫌な気持ちは私にもわかりますけどやりすぎましたね。」

 

「きき・・・」

 

サトウはパンチや尻尾のラッシュで倒し、フィーアの斬撃で真っ二つになった

 

「燃えちゃえ!」

 

「はっ!」

 

カンナとヒサは炎と氷で倒し、

 

「はぁ!」

 

「き~・・・」

 

シディの炎と規格外のパンチの力で全部倒された。

 

「くそっ・・・まだ巨大化の装置が・・・」

 

女は装置に駆け寄ろうとしたが・・・

 

「なるほど、その液体が原因ですか。」

 

フィーアが素早く機械を壊した。

 

「そんなぁ・・・」

 

女は膝をつき事件は収束した・・・

 

sideカンナ

 

アーシたちは帰路についた。

 

「やっぱり犯人は男性嫌いをこじらせてると思ってたよ!」

 

「まぁ、思想はわからなくもなかったですが・・・」

 

「それでもやりすぎだよ!」

 

そう、これは女性の思いが暴走した悲しい事件だった・・・

 

「男性差別しすぎだぜあの女は!男の中には俺のように紳士な男もいるのに!」

 

「お前のはただ意地張って女子に近づかないだけだろ・・・」

 

「かはは!違いないな!」

 

「意地張りすぎるのも窮屈なんだな・・・」

 

「ゼクスもサトウもうっせーぞ!スズキ!憐れんだ目で見るな!」

 

カゲチヨと三人が言いあってる中シディが私たち女性陣に聞いてきた。

 

「どうして男性の股間が醜いんだ?」

 

あ~それはね・・・シディ・・・

 

「シディは何も気にしなくていいから・・・」

 

「うん・・・これは知らなくていいことなんだよ・・・」

 

「シディさんはそのままでいてください!」

 

「?」

 

厄介なモンスターを倒した後のことにも悩むアーシたちでした・・・

 

 

 

 

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