妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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最後の方は本家の「女子高生を拾ったらどうなるのか。」とこの小説の「サイコパス少女の出会い」で登場した女の子を出します。どちらもオリジナルの名前をつけます。

あとカゲチヨと百合女子の仲はそんなに悪くなりませんのでご了承を。


キス魔になる薬

sideカゲチヨ

今日は普通に登校してたんだけど・・・

 

「カゲ、おはよー」

 

ヒサが遅れてやってきた。

 

「俺より遅いとか珍しいな。」

 

「家出た後誰かに会った気がしたんだけど・・・」

 

その瞬間ヒサの様子がおかしくなった。

 

「カゲ・・・」

 

「え!?ちょ・・・!」

 

なんと顔を近づけてキスしそうになってる!

一体何なんだよ!その瞬間!

 

「あー!遅刻遅刻!」

 

いきなりピンクの髪をした女子生徒がぶつかってきてキスは防げた・・・

 

「いたた・・・」

 

助かったけど・・・

 

「ヒーちゃん、カゲチヨおはよー。」

 

「何があったのこれ?」

 

「相変わらず仲良しですね。」

 

「カゲチヨ変なことしてないよね?」

 

ミキとノリコ、フィーアとカンナがやってきた。

 

「あ、ミキ。ノリコもおはよう。」

 

ちゅ・・・

 

そう言った後二人の頬にキスしたのだ・・・

 

「「・・・・」」

 

カンナとフィーアの顔が虚無になってる・・・

 

「二人とも・・・」

 

「殺される覚悟はできてますね・・・?」

 

「「助けてー!」」

 

「待って二人とも!頭がぼーとしてとっさにしちゃったんだよ!」

 

早くなんとかしねぇとミキとノリコの命が危ないな・・・

 

俺たちは状況を学校に行って整理した。

 

「お酒とか飲んでないよね?」

 

ミキが聞く。

 

「分からないんだけど朝からずっともやもやしてて・・・キスした後はちょっと収まったんだけど。」

 

「そういえば今朝誰かにあったって言ってたよな。」

 

俺とヒサが言う。

 

「そんなまどろっこしいことしなくてもさぁ・・・この学校の生徒一人一人をボコボコにすればよくない?」

 

「多分その人に何かされたんですよね・・・ヒサメちゃんが登校中に会ったんですからこの学校の生徒ですよ!」

 

暴論過ぎねぇか!?

 

「荒れてるね・・・」

 

「さっきの私たちのキスがよっぽど羨ましかったんだろうな・・・」

 

ミキとノリコの言う通りこれほど純度の高い嫉妬はないな・・・

 

「カゲ―。」

 

そうこうしてるうちにまた来た!?

 

「ヒサメちゃん!アーシにして!」

 

「私ですよ!私にしてください!」

 

必死だな・・・

 

「じゃあ、カンナちゃんにしちゃおー」

 

ちゅ・・・

 

「あー!」

 

「どうなってるんだ!?」

 

朝の女子と一緒に男子も見にきたじゃねぇか!

 

sideカンナ

 

班に分かれて理科の授業になったんだけど・・・

 

「カゲ―。」

 

また症状が・・・

 

「今度は私ですよ!」

 

ちゅ・・・

 

「よし!」

 

「お前らーいちゃいちゃしてぇなら外でやれ・・・」

 

神谷先生に怒られたけどまぁ良いよね!

 

「カゲチヨ、キスのことはアーシたちに任せておいて!」

 

「ヒサメちゃんのキスは全部私たちが受け止めますから!」

 

「おう・・・」

 

カゲチヨもキスの緊張で疲れてるみたいだしね・・・

 

そうして実験が終わって洗い物になったんだけど・・・

 

「カゲ、洗い物手伝うよ・・・」

 

マズイ!アーシたち今手がふさがってる・・・

 

カゲチヨとヒサメちゃんがキスしそうになったときだった!

 

「はい、失礼しまーす!」

 

後輩らしき女生徒が割って入ってきた!

 

「ヒサメ先輩!次の授業で使うんでそのままにしといて大丈夫ですよ!」

 

「う、うん!」

 

・・・怪しい。

 

sideカゲチヨ

 

カレコレ屋についても収まらずボティスにもキスしそうになっていた。

理科の授業からこうなる頻度があがっているような・・・

 

「これって誰ともキスしないと周期が早まるんじゃね?」

 

「そうかも・・・」

 

「こうなったらカンナかフィーアに頼んでキスしてもらった方が良いんじゃね?」

 

俺がそう言った時だった。

 

「その心配はもういらないよ!」

 

カンナとフィーアが朝にぶつかってきて、理科の授業も割って入ってきた女子をつるし上げてやってきた!

 

「ごめんなさい!悪気はなかったんです!」

 

「ごめんですめば警察はいりませんよ・・・?」

 

二人ともマジ切れしてやがる・・・

 

「アンタに残されてる選択肢は四つだけ・・・1 破滅、2 没落、3 滅亡、4 壊滅・・・」

 

カンナ・・・尋問が早稲田の悪問みたいだぞ・・・

 

「ひぃっぃぃ!」

 

「なぁ、態度からして俺のこと嫌いなのはわかるけど話してもらえないか?」

 

「わかりました・・・このままだと体も残りそうにないんで陰キャ赤メッシュでも話します・・・」

 

そうして訳を話してもらった・・・

 

「私、百合子というんですがミキ先輩とヒサメ先輩の百合が見たかったんですよ!だから死ぬ気で勉強してこの薬を開発したんです!けどまさかこんな障害があるとは・・・」

 

思ってた以上に斜め上な理由だった・・・

 

「で、元に戻る方法は?」

 

フィーアがきく。

 

「ヒサメ先輩が心から好きな人とのマウストゥーマウスのキスでしか解けません!」

 

厄介だな・・・

 

「だったら簡単だよ!」

 

そう言ってカンナがヒサの唇にキスをした!

 

ちゅ・・・

 

「あれ?もやもやしてたのがなくなった・・・?」

 

「やっぱりね・・・アーシとヒサメちゃんは幼馴染だからね・・・いけると思った・・・」

 

「カンナちゃん・・・」

 

親愛も含まれるのか・・・・まぁ、この二人の場合別のも混じってると思うが・・・

 

「これはこれでまんぞくですー・・・」

 

おい!倒れこむな!

 

ドン!

 

「うわっ!」

 

「きゃ!」

 

ちゅ・・・

 

「あぁああぁああ!?」

 

俺がヒサの頬にキスした瞬間あの女子の悲鳴が響き渡る。

 

「ご、ごめんカゲ!」

 

「いや、俺は別に・・・ヒサは平気か・・?」

 

俺たちが無事を確認しあっていると

 

「今回は助けられましたが次こそはミキ先輩とヒサメ先輩の百合を拝みますからね!」

 

そう言って百合子は逃げて行った・・・

 

「もう二度と来てほしくないね・・・」

 

「私も女子でここまで来てほしくないと思ったのは初めてですね・・・」

 

お前らにとって天敵が来た日だったな・・・

 

side妖精王

 

「はぁ~今日も百合が見れて大満足でした・・・」

 

あの子か・・・俺は情報を元に帰宅途中の百合子を見つけた。

 

「よう、お前がキス魔になる薬を開発した百合子って奴。」

 

「あんたは誰ですか・・・?」

 

ははは・・・マジで女子にしか興味ないんだな!

 

「俺はクリス、ヒサメの父親って言えばわかるかな?」

 

「貴方様が!?それでわたくしになんの御用でしょうか!?」

 

「男なのに急にへりくだったな・・・」

 

「ヒサメ先輩をあのように清楚で可憐に育て上げた人に敬意を払わないはずありません!」

 

それは助かるな・・・

 

「実はお前にヒサメ先輩の危機を教えるためにここに来た・・・」

 

「なんですって!?どんなことなんですか!」

 

俺はアザミの写真を渡す。

 

「この吸血鬼がヒサメ先輩を傷つけようとしている・・・しかもお前からヒサメ先輩を奪おうとする悪逆非道な奴だ・・・」

 

俺は百合子にアザミのことを話す。

 

「許せません・・・まさか陰キャ赤メッシュよりも残忍なやつがいるとは!」

 

「お前にはその薬の調合や愛の力で学んだ技術を使って対吸血鬼用の兵器の開発を手伝ってもらいたい・・・」

 

「勿論です!」

 

優秀な技術者はいくらいても損はないからな・・・

 

「実は同年代のハッカーもスカウトしたんだ。」

 

俺は百合子とその女子を対面させる。

 

「貴方もスカウトされたんですね。」

 

「なんですか?その無表情な女子は?」

 

「この子はイサノ、前にカレコレ屋の個人情報をハッキングで掴んで依頼を受けさせた子だ。」

 

そうあのサイコパス女子高生だ。

 

「ヤバいですね・・・」

 

「薬で百合を見ようとする人には言われたくありません。」

 

「はぁ!?」

 

早速喧嘩してるし・・・

 

「まぁまぁ、その子のハッキング技術は本物だから!なんたっていじめっ子の個人情報を掴んだり、近所の人の写真を簡単に奪えるんだから。」

 

「あれくらい余裕です。」

 

「な、なかなかやりますね・・・」

 

「イサノには情報収集をやってもらいたいから仲良くしてね!」

 

二人とも技術は本物だからな・・・百合子はヒサメ、イサノはカンナを気に入ってるって点で気が合うと思ったんだが幸先不安だな・・・

 

 

 

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