妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideメンヘラ女
ハックきゅん・・・この前はティラっていう女に邪魔されちゃったけど今度は邪魔は入らないわよ・・・何故なら
「私たちの愛は同じだから!ね!実結ちゃん!」
「はい!私たちの王子様を思う気持ちは負けません!」
零士って男が好きな実結ちゃんを仲間にした私たちは作戦会議をしていた・・・
「あの草食童貞動物共は厄介だわ・・・なんとか強力な戦力を見つけないと・・・」
「ボディーガードってやつですね。でもそこら辺の男なんてエマさんたちの敵じゃありませんよ?」
そうなのよねぇ・・・私たちは暇つぶしに同じPLOTTのカレコレ屋のチャンネルを見たんだけど・・・
「この女・・・メンヘラの匂いがする・・・」
「そうですね・・・理性で押さえてますけど好きで好きでたまらない気持ちがある・・・理性を無くすためには・・・」
やっぱり薬よね!
sideフィーア
「ただいまー・・・って誰も来てないんですね・・・」
私は学校から帰ってカレコレ屋に着いたのですが一番のりだったようです・・・
そして机を見てみると
「これって飲み物ですか?」
机の側には手紙が置いてあって、シディさんの筆跡で
「自由に飲んでいい。」
と書いてありました。
「ちょうど喉も乾いてましたし・・・お言葉に甘えましょう・・・」
そうして飲んだのですが・・・
「頭が・・・これって前に飲んだ・・・!」
でもシディさんが同じミスをするとは思えない・・・一体だれが・・・?
sideハック
「起きろ!起きてくれ!ハック!」
ん・・・今の声は零士さん・・・?
「ココはどこっすか!?」
俺がそういうと真っ暗だった部屋に明かりがついて
「「うわっ!!」」
メンヘラ女さんともう一人女性がいたっす!
「木下さん!?なんで俺を・・・」
「零士さんが私の気持ちを無視するからですよ・・・覚悟してくださいね・・・」
やばいっす・・・
「フィーアちゃんのおかげで誰にも気づかれずに三人とも攫うことができたわ・・・」
え・・・?三人?
「くっ・・・」
シディさん!?
「エイファとエンペラー丸を叩きのめして夜を発生させる装置を奪っておいて正解でした・・・おかげで私の思いを届かせることができます・・・」
フィーアさんの様子がおかしいっす・・・
「フィーアさんに何をしたっすか!」
「私たちが窮屈に自分を律してたフィーアちゃんを解放してあげたの・・・」
「王子様を思う同士だもん・・・あの二人も結ばれるといいな~」
シディさんも力を封じられてるなんて今度こそもう駄目っす・・・
「すまない・・・ハック、零士、俺が止められていれば・・・」
シディさんも被害者じゃないっすか!
「自分を責めないでくださいっす!」
「俺たちも慣れてきちまったからな。それにきっとみんなが助けに来てくれる。」
そうして俺たちは励ましあったっす・・・
sideメンヘラ女
「それじゃあ、料理を作っていきましょう!」
潜伏してるのは数週間借りてる部屋だからキッチンは綺麗よ!
「私はスッポン鍋を作ります。」
「じゃあ私は零士さんの好きなハンバーグに隠し味で血液を入れますね❤」
「私も得意なサラダを作るわ❤」
私たちはそれぞれ調理を開始した。
side零士
「お待たせしました!アスパラガスのサラダとスッポン鍋。デザートはスイカですよ!」
いい匂いだな・・・
「ありがとな・・・フィーア。」
シディはフィーアを刺激しないようにお礼を言う。
「王子様もはい、あーん。」
美味しい・・・けど絶対なんか隠し味入ってるよな・・・けど
「ハックきゅん・・・あーん。」
「ぎゃああああ!」
髪の毛そのままのサラダよりはましだな・・・
sideカゲチヨ
「酷いと思いませんか!?いきなりボコボコに殴られたんですよ!?エンペラー丸も入院中ですし!」
エイファがカレコレ屋に押しかけてきたことからフィーアがシディをさらったことが分かった。
しかも・・・
「リサイクルショップに女の二人組が来てな・・・目を離した隙にメンヘラになる薬を奪われたんだ・・・」
オーナーの証言とハックと零士を探して依頼しに来たエマとキリン、タブーのおかげでフィーアは薬をメンヘラ二人組に飲まされていることが分かった・・・
「あのメンヘラ女!零士さんをさらうだけじゃなくてフィーアさんを操るなんて許せません!」
「絶対に四人を取り戻すぞ!」
「ギャパパ!当然だぜ!」
エマ、キリン、タブーがそういう。
「幸い二人のバッチは無事みたいだしこれで追って行こう!」
ヒサの言う通り俺たちはアジトに向かう!
sideハック
「じゃあ、いつも通りハックきゅんの髪を切り落として飲み込むね・・・」
「王子様も爪や髪を頂戴・・・」
「私が丁寧に切り落としてあげますからね・・・」
ヤバいっす・・・
「フィーア!目を覚ましてくれ!」
「頼む・・・正気を取り戻してくれ・・・」
零士さんとシディさんが呼びかけるっすけど・・・
「私は正気ですよ・・・?シディさんあなたの一部を取り込んでもっと愛しあいましょう・・・」
フィーアさんの手刀が目前まで迫った時!
「助けに来たぞー!」
「零士さんを返してもらいますよ!」
「フィーア!気絶させてでもまずはシディを助け出すからな!」
皆がやってきてくれたっす!
「やっぱり来たか・・・フィーアちゃん、お願いできる?」
「はい・・・」
メンヘラ女さんの指示でフィーアさんが前にでる。そんな・・・まだ目をさまさないんすか・・・?
そしてフィーアさんが指笛を鳴らして呼び出したのは・・・
「ユニコーン!?」
「異宙の生物で角はあらゆる水を浄化して鋭さもピカ一の上位の異宙人・・・」
「確か穢れのない乙女にしかなつかないんだよね・・・」
カゲチヨさん、ヒサメさん、カンナさんが言う。
「なら心配いりませんよ!ここに穢れのない乙女が・・・」
そう言ってエマさんが近づいたんっすけど・・・
「ヒヒ―ン!」
ドカっ!
「んぎゃあああ!?」
エマさんは頭突きを食らわされたっす・・・・
「お前は心が穢れ切ってるだろ!!」
零士さんが突っ込むっす。
「じゃあ、私も・・・」
そうして全員の戦闘が始まったっす!
sideカゲチヨ
「おらっ!」
俺は血液の弾丸を飛ばす!
「甘いですね!目の動きや放つ時の殺気さえ読めれば躱せますよ。」
くそっ!相変わらず化け物みたいな読みと速さだ!
「はあぁああぁ!」
フィーアの手刀が横なぎに振われる!
「ぐぅぅぅ!」
なんとか最高硬度の血液の剣で止めたけどほぼヤマカンだ!それにフィーアの手刀は下手すればそこらの真剣よりも名刀な切れ味だ・・・もう血液の剣から嫌な音が鳴ってやがる・・・
「腕を上げましたねカゲチヨ、嬉しい限りです・・・ですがシディさんとの恋路を邪魔するなら死ななくても気絶してもらいますよ・・・」
そしてユニコーンは
「はぁっ!」
「くらえ!」
ヒサとカンナが水と氷の力で巨大な氷壁でユニコーンの回りを囲んで動きを封じようとするが・・・
「ぶるるるる!」
ドン!ドン!ドカン!
氷壁にもうヒビが入って突破された!
「ぎゃぱぱぱ!」
キン!キン!
タブーのチェーンソーと角の打ち合いになるが・・・
「ぎゃぱぱ・・・もうすぐで刃こぼれしちまう・・・なんて硬さだ・・・」
苦戦してるな・・・
「・・・交代しましょう。」
フィーアがそう言ったかと思うとユニコーンが俺にフィーアがヒサたちに向かっていく!
「くそっ!」
俺は血液の糸で切り裂こうとするが・・・
ずばっ!
奴の流麗な角さばきで切られちまう!
一方フィーアの方も
「なんですか!?あの狙いが定めにくい動き!?」
エマが数珠を当てようとするがフィーアが修めた武術の一つ、ロシアの軍隊格闘術システマの動きと縮地の動きで避けられる。
「ふっ!」
「くっ!」
「やぁ!」
フィーアは指から光の鞭を出してカンナとヒサに攻撃を仕掛ける。
ヒサとカンナも氷の長刀と炎の剣で応戦する。
「流石私と戦ってきただけありますね・・・インドのカラリパヤットの動きにもう合わせられるなんて・・・」
「だてに鍛えられてないからね!」
ヒサが強がって言う。けどこのまま膠着状態続いたらばてるのは俺達だ・・・どうすれば・・・
その時だった!
「おい!フィーア!俺を見ろー!」
いきなりキリンが全裸になった!
「え、ちょ、きゃああああ!」
フィーアはいきなり裸を見せられたことで一瞬目をそらしてしまう!
「秘技亀甲縛り!」
「食らいやがれ!」
その隙を狙ってキリンがフィーアを拘束し、タブーが中国製の麻酔銃BBQ-901で特別に作って貰った元に戻る薬が入った弾丸を打ち込んだ!
「うっ・・・私はまた・・・」
元に戻ったのか・・・
「マズイ・・・逃げるわよ!」
「王子様ごめんなさい・・・でも実結たちはいつでも見守ってるから・・・」
くそっ!逃げ足速すぎだろ・・・
こうしてフィーアがユニコーンを落ち着かせ戦いは終了した。
sideフィーア
「今回も本当にすみませんでした!」
私は皆さんに土下座して謝ります・・・騙されたとはいえ、やったことを考えれば当然です・・・
「フィーアさんは悪くありませんよ!あのヤンデレ女たちがシディさんの筆跡に似せてたのが問題なんですから!」
「そうだぜ!それにユニコーンを手なずけるなんてエキサイティングぅじゃないか!」
キリンとエマちゃんが許してくれました・・・
「頭を上げてくれ。こっちの問題だったのに巻き込んじまった俺達にも責任があるんだからな。」
「そうっすよ。悪いのは俺たちの関係者なんすから。」
零士さん、ハックさん・・・
「フィーアちゃんが強くてバトルジャンキーなことなんて普通なんだから気にしなくていいんだよ!」
「そうそう、皆元気なんだから。」
カンナちゃん、ヒサメちゃん。
「お前すげー強いな!今度は一対一で戦おうぜ!」
「・・・お前に強くなったって言われて嬉しかったからそれで許してやるよ・・・」
タブーさん、カゲチヨ
「フィーア、俺たちは仲間だ。暴走した仲間を止めるのは当然のことだ。だからもういいんだ。」
シディさん・・・
「本当にありがとうございます!」
こうしてユニコーンは妖精王の森で保護してもらうということで後始末は完了した。
「皆さん、今日は焼肉奢りますよ。」
「本当ですか!?」
「やったー!」
私がそういうとエマちゃんとヒサメちゃんは喜んだ。食べ放題にしときましょう・・・