妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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sideストーリー 雪女の過去

sideヒサメ

今日は皆で森に里帰りしてたんだけど・・・

 

「ヒサメちゃん。久しぶり。」

 

なんとあの雪女がやってきた!

 

「またヒサメちゃんを狙いに来たの!」

 

カンナちゃんが警戒するけど・・・

 

「違うわよ。今日はここに遊びに来ただけ。森の中は私が来ても氷河期にならないから気に入ってるのよね。」

 

そう言った。

 

「ヒサメちゃん、今日はちょっと私のおしゃべりに付き合ってくれない?」

 

「おしゃべり?」

 

「そう、なんで男嫌いの私がクリスと友達になったか教えてあげる。」

 

それは気になるな・・・

 

「お願いします。」

 

「クリスも丁度いないし喋っちゃおう。あれはまだ異宙に地球がやってくる前のことだった・・・あの人は森をでてふらふらと散歩していたわ。」

 

「相変わらず読めないやろーだな・・・」

 

「自由なんだな。」

 

「お父さんらしいですね・・・」

 

カゲとシディ、リルちゃんが言う。

 

「そのころ氷系の異宙人を次々と倒すサカズキというマグマを操る異宙人が暴れていたの・・・」

 

ー過去ー

 

side妖精王

「あー・・・暇だ。」

 

まだ原作まで時間あるし最近はアヌビスやホルスとも会ってないから刺激が足りないな・・・

こういう時は昼寝が一番だな・・・

そうして俺は熟睡してたんだが・・・

 

「寒っ!なんでいきなり吹雪に・・・」

 

俺はあたりを見渡すと

 

「あらこんな無防備に昼寝する男がいたのね。」

 

向こうから雪女がやってきた。

 

「そっちこそなんでこんな山に雪女が?」

 

「ちょっと美容にいい薬草を探しに来たんだけどこの雪じゃどこに生えてるかわからないわね。」

 

そういうことかよ・・・だったら。

 

「ほらお望みの品はこれか?」

 

俺は能力で薬草を生やす。

 

「あら、ありがとう。じゃあね。」

 

これが俺と雪女の最初の出会いだった。

 

別の日も俺はいつもの森のなかで昼寝をしてたんだが・・・

 

ドゴォン!

 

いきなり爆発音が聞こえた!

 

隠れて音の方向に行ってみると・・・

 

「ここに最近雪女が現れたと情報が入ってるきに・・・このワシ、サカズキのマグマがどこまで通じるか楽しみじゃけん・・・!」

 

なんか暑苦しい男が来た・・・ああいう奴偶にいるよないくつになっても漫画を鵜呑みにして最強になろうとするやつ・・・

二人が戦おうが知ったこっちゃないが・・・

 

「一応会話できて楽しかったし教えてやるか・・・」

 

俺はあいつが去った後そのことを話したんだが・・・

 

「確かにあなたと会話はしてあげたけどそれは薬のためよ。私男って嫌いなのよね。逃げるのも性に合わないからお望み通りに戦ってやるわ。」

 

そう言って雪女は帰っていった・・・

 

side雪女

 

焼野原に立っていた男に私は声を掛けた。

 

「貴方が私を探してるっていうサカズキ?」

 

サカズキは笑って答えた。

 

「おまんが雪女か?噂通りあたりが寒くなってきちょるわ。じゃあ早速・・・おっぱじめるかのぉ!」

 

そう言ってマグマの拳を飛ばしてきた!

 

「ふっ!」

 

私は奴の何十倍の大きさの大氷塊をぶつける!

 

じゅうう・・・バキバキ・・・・ドカン!

 

「嘘っ!きゃああ!?」

 

氷塊は瞬く間に蒸発し空気の収縮と膨張によって吹き飛ばされる!

 

「どうしたんじゃ!もっとワシを楽しませてくれ!」

 

そう笑ってサカズキは火山弾を出してきた!

 

「ああ!?」

 

私はとっさに氷壁を出すけど簡単に壊され私は火山弾を食らってしまった・・・

 

「ううっ・・・」

 

「せっかくここまで来たのに期待外れじゃったの。これで終わりじゃ。」

 

そう言って私の髪を掴んで持ち上げた・・・

そうしてお腹を貫かれようとした瞬間だった!

 

ドン!

 

「うおっ!なんじゃ!」

 

突然槍が現れてサカズキと私を引き離した!

 

「おい・・・お前、俺が昼寝してるときにバカスカ火炎弾撃ってきやがって・・・寝れねーだろーが!」

 

やってきたのは妖精王だった!

 

「それは悪かったのぉ。じゃがワシはあんたさんともやりたくてしょうがないんじゃ覚悟せい!」

 

そう言ったものの

 

「悪いが漫画馬鹿には付き合いきれないんでな!」

 

暴君の嵐(タイラントテンペスト)

 

槍の連撃によって妨害される。その間に

 

「きゃ!何を・・・」

 

「悪いけど大人しくしててよ・・・!」

 

私はお姫さま抱っこをされて遠くの岩陰に連れられた・・・

 

「なんで私のことを助けたの?あんなこと言ったのに・・・」

 

私は尋ねる。

 

「別に、男嫌いでも火傷負ってる女子見捨てるなんてできないもんでね!」

 

妖精王はそう言ってサカズキがいる方へ行ってしまった・・・

 

side妖精王

 

「随分と待たせてくれたのぉ・・・もう準備は万端か?」

 

サカズキは霊槍を足で止めていた・・・

 

「ここは引いてくれないかな?俺は平和主義者なんだけどね。」

 

「悪いがその雪女にとどめを刺してワシのマグマは最強という証明をしなくてはいかんので無理じゃの・・・」

 

しょうがない・・・やりますか。

 

俺は第一形態のまま男にぶつける。

 

「それはもう見切っとるわ!」

 

サカズキは受け止めた。

 

「今度はワシの番じゃ!」

 

そう言って溶岩を犬の形にして突撃させた!

 

「獣でくるならこっちも獣だな。」

 

ガーディアンの獣の形態で対抗する。

 

ドガドガドガ!

 

拳の連撃で犬たちを次々と打ち倒す。

 

「その槍熱の耐性もあるとは大したもんじゃの・・・」

 

そして俺はそのままガーディアンでサカズキを殴り飛ばす!

 

「無駄じゃ!溶岩の壁でガードを・・・ぐはっ!」

 

ガードして受けた瞬間サカズキは吹っ飛ばされた。

 

「悪いけどこの形態のガーディアンに防御は無意味だぜ・・・防御不可能の衝撃・・・

波震掌(ベアリングビート)で攻撃するからね。」

 

「本当に面白い奴じゃ!これでどうじゃ!」

 

奴はマグマの拳で掌底攻撃を行う。

 

「ふっ!」

 

俺はそれに合わせてカウンターでユグドラクロスを纏い拳を顔にねじ込む!

 

「ごぉ!」

 

そしてインクリースで連撃を叩き込み終わらせた。

 

「おごっふぁ・・・・」

 

奴は素っ頓狂な声をだして倒れた・・・

 

「じゃあな、なかなか強かったぜ。」

 

俺は雪女の元に帰った。

 

「ありがとう・・・傷を治してくれて・・・それから助けてくれて。」

 

「いいんだよ。アイツがいたんじゃまともに寝れなさそうだしな。」

 

「それからあなたなら友達になってあげてもいいわよ・・・」

 

なんか偉そうに提案された・・・ツンデレか?

 

「よろしくな。」

 

こうして俺は雪女と縁を結んだのであった。

 

sideカゲチヨ

 

「へー私以外とお姫様抱っこね・・・」

 

セイナの機嫌がどんどん悪くなってる・・・

 

「でもなんかロマンチックですね。仲悪かったのに助けられて友達って。」

 

リルが言う。

 

「そうでしょ?だからちょっかいかけたくなっちゃうの。」

 

雪女がそう言った時だった。

 

「ただいまーってなんでお前がいるんだよ。」

 

クリスが帰ってきた。

 

「あなたー。雪女さんと随分とロマンチックなことがあったんだねー羨ましいかぎりだよー・・・」

 

「セイナさん!?なんか不機嫌じゃない!?お前なに言ったんだよ!」

 

「えー?別に何も?」

 

妖精王はセイナの機嫌を取るのに必死になる。

 

「お父さん女難の相が見えますね・・・」

 

フィーアの言う通りだな・・・

 

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