妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ブラックチャンネルとリクエストから参考を得ました。


甘党VS辛党

sideカゲチヨ

今日はカレコレ屋でおやつを食べてたんだが・・・

 

「あ~この辛さがたまんない!」

 

カンナは激辛せんべいを食べてる・・・

 

「見てるこっちも舌がひりひりしてくるね・・・」

 

ヒサの言う通りだぜ・・・

 

「フィーアちゃんも食べる?」

 

カンナはクッキーを食べてるフィーアに勧める。

 

「私は辛いの苦手ですから。」

 

フィーアは断る。

 

「あー確かにフィーアちゃんって舌は子供なんだよね!甘いものしか食べれないんだっけ。」

 

おいおいカンナその言い方は・・・

 

「そっちこそ味覚音痴だからそんなに辛いもの食べれるんじゃないですか?」

 

フィーアもなんかむきになってないか!?

 

「だったら勝負しますか!」

 

「上等だよ!どっちの舌が異常かはっきりさせようよ!」

 

な、なんか勝負が始まちまった・・・

 

「この二人が喧嘩するのは珍しいな・・・」

 

「どっちにしてもうるさいのには変わらんじゃろ。」

 

シディとボティスが言うがどうなっちまうんだ・・・

 

sideヒサメ

 

「勝負は甘いものと辛い物を掛け合わせた料理を先に食べられなくなったほうが負けでどう?」

 

「いいですよ。どうせ舌が壊れるのは貴方でしょうけど?」

 

「二人とも落ち着いてくれ、食事は俺が作ってカゲチヨとヒサメが審判ということでいいのだな?」

 

シディが二人をなだめる。

 

「なんか妙なことに巻き込まれちまったな・・・」

 

「そうだね・・・なんでこんなことで争うんだろ?」

 

「貴様らも同じことしておるじゃろ?」

 

「「え!?」」

 

私たちの喧嘩もあれくらい酷いの!?

こうして勝負が始まった。

 

「一品目は蒙古ラーメンに練乳一本入れてみたぞ。」

 

シディが胸やけしそうなものを持ってきた・・・

二人は食べ進める。

 

「単純にまずいね・・・」

 

辛いものが得意なカンナちゃんは顔を顰めながらも食べ進めてるけど・・・

 

「あ・・・あ・・・」

 

フィーアちゃんはもう撃沈してる!?

 

「練乳かかってても無理なのか!?」

 

カゲが突っ込む。

 

「練乳のあとに来る辛さが辛いです・・・けど気合でやってやりますよ!」

 

目に活力を取り戻したフィーアちゃんは一気にすする。

 

二人とも完食した。

 

「二人ともすげぇな・・・」

 

カゲ甘いもの苦手だもんね・・・

 

「二品目は四川風麻婆豆腐の豆腐を杏仁豆腐に変えてみたぞ!」

 

「うっ・・・」

 

「二人とも大丈夫?」

 

麻婆豆腐の赤さに舌がひりついたのもあるし杏仁豆腐の白さが異質を強めていて二人を心配する。

 

「大丈夫だよ。一品目で撃沈しかけてたフィーアちゃんはどうだかわからないけど。」

 

「なめないでくださいよ・・・」

 

この二人私たち以上に頑固だ!

そうして食事がスタートした!

 

「意外といけるね、甘さのあとに来るこの辛さが最高!」

 

カンナちゃんはバクバクと食べ進めてるけど・・・

 

「ぐ・・・う・・・」

 

フィーアちゃんは涙を流して食べてる・・・

 

「甘いのと辛いのでプラマイゼロになるかと思ってましたけどそんなことなかったです・・・」

 

となるとこれって・・・

 

「辛党のカンナに有利だなこれ・・・」

 

カゲの言う通り二品目完食で大分様子に差が出始めていた。

 

「三品目はハバネロカレーにチョコレートケーキをトッピングしたぞ!」

 

次にシディが持ってきたのはケーキカレーというもはや漫画の品物だった・・・

 

「ノリノリになってはおらんか?シディの奴・・・」

 

ボティスさんの言う通り笑顔で凄いの出すよねシディって・・・

 

「甘すぎじゃない・・・それにカレーの方も結構辛いね・・・」

 

カンナちゃんは汗をかいてるけどまだ余裕そうだ。

 

「あが・・・・・」

 

フィーアちゃんは口にした瞬間倒れちゃった!

 

「ちょっとフィーアちゃん大丈夫!?」

 

「この勝負カンナの勝ち・・・」

 

カゲが決着をつけようとしたけど・・・

 

「ま、まだですよ・・・こんなもので私の心が砕けませんよ!」

 

フィーアちゃんがハイテンションになった!?

 

「辛いもの食べるとアドレナリンが出るっていうし普段辛いもの食ってないフィーアは麻痺したのかもな・・・」

 

そんなことあるの!?

 

「私のは聞こえますよ…世界中の甘いもの好きの皆の声が・・・」

 

「何言ってるの?フィーアちゃん・・・?」

 

「それ多分幻聴だよ?」

 

カンナちゃんと私は言う。次の料理で決着がつかないとフィーアちゃんが危ないかも・・・

 

「ラストは最強の唐辛子キャロライナリーパーの世界一甘いお菓子グラブジャム詰めだぞ!」

 

「はたから見るとパプリカの肉詰めに見えるのが逆に怖いね・・・」

 

「か、カンナちゃんもうそんな弱音吐いてるの・・・私にはこの甘党の皆の声があるから負ける気がしないよ・・・?」

 

「いやフィーアちゃんのほうが明らかにヤバいから・・・」

 

これで勝負つかないとやばいよ・・・

 

sideフィーア

 

ふふふ・・・こんなこともあろうかと痛覚を数分間消す薬を注文しといてよかったです・・・辛みは痛みとして感じるからこれで完璧です!

 

これを皆がカンナちゃんの実食で目がいってるうちの腕を早く動かして素早く飲みます!

 

これで完璧・・・勝利は私のものです!(アドレナリンでおかしくなって反則ということに気づいてない)

 

「この味ヤバすぎ・・・」

 

バタン・・・

 

「カンナちゃん!?」

 

「気絶しちまってるな・・・」

 

よし薬が効いてるうちに・・・

 

「もぐもぐ・・・」

 

よし甘さだけなら私の独壇場です!

 

「完食しました!」

 

「いきなりすごいなフィーア!」

 

「この勝負フィーアちゃんの勝ちだね!」

 

「大丈夫か?」

 

何言ってるんですか・・・この程度・・・

 

「あれ・・・急にお腹が痛くなってきました・・・」

 

薬の効果がきれた途端・・・

 

「いたたたた!!!」

 

私はトイレにこもってしまいました・・・

 

sideカゲチヨ

 

フィーア・・・意地張りすぎてこんなことに・・・

 

「あれ?この薬なんだ?」

 

俺は瓶を見つけた。

 

「これって痛みを感じなくなる薬だよ!?」

 

ヒサが言う。

 

「なるほど・・・それで辛さを感じなくなって・・・」

 

シディも納得する。

 

「この勝負フィーアの反則負けだな・・・」

 

アドレナリンでおかしくなった時点で負けだったんだな。俺もヒサとの喧嘩はほどほどにしよう・・・

 

 

 

 

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