妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ヤヨイたちも出そうと思います。


ブロック世界の大冒険

side女性

私は引きこもって暮らしているとき一人の男がいきなり現れた・・・

 

「ん~君採用。」

 

もうこのさき生きていても面白いことなんて何にもないそう思っていた矢先のことだった・・・

 

「君とても面白いですよ。ぜひとも私と契約していただきたい。」

 

「誰?」

 

「失礼しました。私、ソロモン72柱が一柱ザガムと申します。平たく言うと悪魔です。」

 

悪魔・・・

 

「君の経歴は一通り見ました。イジメ、貧困、親からの無関心を経て現在は引きこもりでゲームばかりする毎日。」

 

「す、すみません・・・」

 

「何を謝るんですか?素晴らしい経歴ですよ。自信を持ってください。君なら素晴らしい契約を結べますよ。」

 

契約って?

 

「君の命と引き換えに願いを叶えてあげます。これはとてもラッキーなことなんですよ?悪魔と契約できる人間はほんの一握りさらに私の扱う錬金術は・・・」

 

「契約する。」

 

「ほう・・・やはり面白い。」

 

「私の願いはー」

 

色んな人に虐げられてきたなら、せめて最後にー

 

sideカゲチヨ

俺たちが目覚めると世界が変わっていた・・・

 

「いきなり体が変わっちまって・・・」

 

「街も草原に替わってしまったぞ。」

 

「スマホとかもなくなってあるのはこの変な斧だけ・・・」

 

「どうやら世界規模でこうなってるようですよ・・・」

 

「ん・・・ブロックになってる。」

 

「どう見ても異宙人関連ですね・・・」

 

ヤヨイたちも近くにいたので合流して今の状況を分析する。

 

「しかしブロックに斧・・・なんだかマイクラみたいだよね!」

 

カンナが言う。

 

「マイクラってゲームの?」

 

ヒサが聞く。

 

「そうです。ブロックを砕いて家や道具を作ったり敵を倒してダンジョンをクリアしたりできるゲームなんです。」

 

フィーアが説明してくれる・・・意外とゲーマーだからな・・・

 

「これがマイクラだとすると夜になる前に家を作らないといけないですね・・・」

 

ヤヨイが答える。

 

「そうなのか?」

 

シディの言う通り夜にはゾンビが大量に出てくるからな・・・

 

俺たちは行動を開始した。

 

「うおー!木が簡単に切れる!おもしれー!」

 

「素材がバックの中に入っていくな!」

 

俺とシディは素材集め。

 

「家は計算とスピードさえあればすぐに建設できますよ。」

 

「カゲチヨ、シディ、どんどん持ってきてー!」

 

「皆で協力するのは楽しいですね。」

 

「はい。」

 

フィーアとカンナ、ヤヨイ、ハツキは家の建設。

 

「ごめんなさい!今日の私のごはんになって!」

 

「謝りながら狩りしてる・・・」

 

ヒサとミナヅキは狩りを担当した。

 

そしてついに・・・

 

「簡単にできたな・・・」

 

「アーシたちの頭脳があれば簡単だよ!」

 

「能力は使えなくても楽勝です。」

 

デカい家を簡単に作れた・・・

 

「家はこうやってできていたのか・・・」

 

「普通はチゲーよ!」

 

早速シディが誤解してる!

 

「うーん!美味しい!!」

 

「はむはむ・・・」

 

ヒサとミナヅキがバクバク食い進める・・・

 

「ビジュアルは全然美味しそうじゃねーけどな。」

 

俺とヤヨイは皆に聞こえないように話す。

 

「これほどの大規模な世界の改変悪魔が関わっているかもしれません・・・それもボティスさんクラスの・・・」

 

「またソロモン72柱かよ・・・」

 

そういえばこんな面白い世界になってるのにボティスがいないのもおかしいしな・・・

 

そうしていると

 

「ぎゃあああ!」

 

外から叫び声が聞こえた。

俺たちは窓から外を見てみると・・・

 

「がああああ!」

 

「助けてぇー-!」

 

家を作れなかった人やルールを知らない人は次々とモンスターにやられていった・・・

 

「消えた人はどうなるんだ・・・」

 

シディが聞くがそれは少しづつ理解していくしかねーな・・・

そうして俺たちは調べて分かったことは三つ。

 

色んな素材から道具が作れること。

 

夜になるとモンスターがでること。

 

死んだ人間は消えることしかわからなかった・・・

 

sideヒサメ

 

私たちは強力な武器を求めてダンジョンに来ていた。

 

「ゲームではダンジョンには金とかマグマとかレアな素材が落ちているからそれを使ってモンスターを倒せるよ。」

 

カンナちゃんの言う通りそうすれば襲われている人を助けられるかも・・・

そうして私たちは剣や弓、鎧を作って夜の間も襲われている人を助けていった・・・

 

「うおおお!」

 

「あの家に逃げるんだ!」

 

「急いで・・・」

 

「ありがとうございます!」

 

「なんとかモンスターを倒せたね。」

 

「感動だぜ・・・」

 

確かに武器作るの大変だったもんね・・・

 

「いつも戦力外の俺がヒサやシディ並に戦えて!」

 

「ま、ゲームの補正もありますからね・・・」

 

ハツキさんが言う。

 

「ってかそもそも現実がクソゲーすぎるよな!同じ努力しても人によって全然成果が違うし!その点ゲームは平等で最高だ!」

 

変なスイッチが入ってる・・・

 

「いつもだらけて依頼サボるアンタが言う?」

 

「カゲチヨさんはだらけすぎるから差ができてると思うのですが・・・」

 

「うぐっ!」

 

案の定カンナちゃんとヤヨイちゃんに突っ込まれてるし・・・

 

「モンスターが何か落としましたよ?」

 

フィーアちゃんがアイテムを入手する。

 

「我はこの世界を作った魔王だ。我を倒せばこの世界は元に戻る。世界の果ての遺跡奥で待つ。」

 

カゲが読んだ内容は重要な情報だった!

 

「ラスボスを倒せば世界が元に戻るんだ・・・」

 

「行ってみましょう。」

 

私とフィーアちゃんが情報を分析する。

 

「遺跡までの旅か・・・少しワクワクするな!」

 

「ゲームっぽくなってきた~!」

 

「ん・・・私も結構楽しみ・・・」

 

こうして私たちは魔王の住処へ向かうことにした。

 

sideカゲチヨ

 

旅の途中でモンスターはどんどん強くなっていき俺たちは武器を整え先に進んだ。

そしてついに魔王のところに辿りついた!

 

「いくぞおおおおお!」

 

俺たちは魔王との戦闘を開始したのだが・・・

 

「ふん!」

 

「ぎゃあああ!」

 

とてつもない攻撃に俺たちは逃げ惑う・・・

 

「こんなん無理ゲーだろ・・・」

 

「とても勝てる気がしないぞ・・・」

 

「せめて能力が使えれば・・・」

 

俺もシディもヤヨイも弱気になってしまう・・・

 

「ねぇ、これって最初から世界を元に戻すつもりないんじゃ・・・」

 

「いや、これはゲームを忠実に再現した世界・・・そして世界中でこうなっているなら・・・」

 

ヒサも弱気になるなかカンナが推理を口にしようとした瞬間!

 

「うおー---!」

 

なんと沢山の人が魔王に向かって攻撃し始めた!

 

「やっぱり!これは世界中の人と協力して敵を倒すリアルオンラインゲームだったんだ!」

 

カンナが驚きながら言う。

 

「じゃあ、俺たちも行こう!」

 

「はい!私たちも連携して攻撃です!」

 

シディとフィーアの号令で俺たちは再び動き始めた!

 

そしてついに魔王に勝った・・・

 

「よし・・・!」

 

「けど、大勢の人が消えちゃったね・・・」

 

「本当にどうなるの・・・」

 

ミナヅキが言ったその時だった。

 

「ゲームクリアおめでとう。」

 

突然ブロックじゃない女が現れた!

 

「私はこの世界を作ったものです。いきなり巻き込んじゃってごめんなさい。」

 

「悪い人ではないようですね・・・」

 

ヤヨイの言う通りだな・・・

 

「どうでしたか?私の作った世界は?楽しかったならうれしいです。私は悪魔との契約でこの後死にます・・・」

 

やっぱり悪魔だったのかよ・・・

 

「でもそれは良いんです。もともと生きてる意味も見つけられなかったので。私は色んな人に虐げられて生きてきました。そんな中でもゲームだけが私の生きがいでした。だから、せめて最後に

皆に私の好きなゲームの楽しさを体験して欲しかった・・・ゲームで死んだ人もなんともないので安心してください。だってこれ、ゲームですから。」

 

そして光に包まれた時には俺たちは元の体でカレコレ屋にいた・・・

 

「最後の女性は一体・・・」

 

「でも、楽しい世界だったよね。」

 

「はい、最後まで復讐を望まず楽しませようとする人でしたね・・・」

 

ああ、カンナとフィーアの言う通り最高だったぜ・・・アンタが作った世界。

 

sideボティス

 

儂はあるビルの屋上でザガムと会った。

 

「おぉ、お会いできて光栄です。双角王。」

 

「何しに地球へきた。」

 

儂は目的を聞く。

 

「そんなの決まってるじゃないですか。優秀な人材を探しにですよ。この星は面白い人が多くて最高ですね。」

 

けっ!変態め!

 

「それに双角王の可愛い姿が見れると聞いて。」

 

グレモリーがばらしおったか・・・

 

「殺すぞ。」

 

「失礼、今は、可愛いというのもセクシャルハラスメントでしたね。私はしばらくこの星にいます。」

 

面倒じゃの・・・

 

「それから伝言が一つ。私も地球にいるから今度お茶でもしながらまた恋バナしましょう。と、グレモリーから。」

 

あの女・・・・!

 

 

 

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