妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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神谷の葬式と学校の出来事を無くした回です!ストーリ編ではありません。
銀魂のあるキャラを異宙人として出します!



三章に向けて 衣装変更と修業!

sideカゲチヨ

地衝月が近づきながらも俺たちはやるべきことをしようとしていた・・・

 

「楽しみだなーお祭り。」

 

「全然楽しそうに見えないがのう。」

 

「楽しさって言うのは人それぞれなんですぅー」

 

「そうか、妖精王から戦闘で夏休みの課題を出されておるのじゃろう。やらなくていいのか?」

 

・・・俺が考え込んでいると

 

「カゲー夏休みだからってだらだらすごさないでよー」

 

ヒサたちが入ってきたのだが・・・

 

「えっ!?何その恰好?」

 

ヒサもシディもフィーアもカンナも衣装が変わっていたのだ・・・

ヒサは雪女っぽさを前面に出し髪型を変えた。

カンナはヒサの衣装の赤黒版で双子コーデとなっている。

シディはエジプト感のあふれる衣装。

フィーアは白い鎧に手袋、緑色のワンピースを着て髪を解いていた・・・

 

「お父さんが作ってオーナーが預かってくれたんだよ!」

 

「これにも森の繊維や金属が使われているんだな!」

 

シディとヒサが言う。

 

「普段着も作ってくれて感謝だね!」

 

カンナそれは良いんだ・・・けどよ・・・

 

「俺だけ仲間外れ!?」

 

酷すぎだろ!

 

「いいえ、オーナーから預かってますよ!」

 

フィーア流石だぜ!オーナーは俺にどんな服を・・・

 

「良かったなカゲチヨ!」

 

「良くねーよ!なんで俺だけお土産Tシャツなんだよ!!」

 

そう・・・俺だけ「I❤異宙」と書かれたTシャツだった・・・

 

「そういえばなんで四人とも普段着の方じゃないんだ?」

 

「はぁ・・・前回の戦い終わってからお父さんに課題出されたじゃん。私たちは森で自警団の皆にお父さんから渡された武器の指南を受けたりお父さんが森に呼んだ異宙人たちに能力伸ばしが書かれてたの。」

 

ヒサが言う・・・マジかよ!

 

「俺だけ仲間外れじゃねーか!?」

 

「カゲは森じゃないの?」

 

「一人でやれって・・・」

 

「悲しいですね・・・」

 

「講師の一人に俺の父さんもいたからな!楽しみだ!」

 

「楽しみですね・・・シディさんのお義父さまに叩きのめされるなんて・・・」

 

フィーア・・・相変わらずだな・・・

 

「大体カゲ夏休みは補習じゃん。」

 

ヒサの言う通りだ・・・

 

「確かに俺が補修になるの折込ずみの内容だった・・・」

 

「流石お父さん・・・」

 

カンナの言う通りだがなんかムカつく・・・

 

「っていうかお前らどんな武器渡されたんだ?全部ヤヨイと弟子が作ったんだろ?」

 

「私はブラックジャックだね。砂鉄が入った革袋!」

 

ヒサの武器マニアックな上エグイ武器だな!?

 

「アーシは鎖分銅!霧を出せるから忍者の煙幕と同じで相性抜群だからだね!」

 

カンナの武器もよく考えられてるな・・・

 

「俺はヤヨイと弟子が作ってくれた籠手だな。昼の俺の力を吸収し夜に使えるようにする武器らしい!」

 

チートすぎねぇか!

 

「私は手甲鉤ですね。私の素早さを生かせる武器です。」

 

またマニアックな武器だな・・・

 

「うぅう・・・どこの世界に補習受けながら戦闘の特訓する主人公がどこにいるんだよ!?妖精王は俺に精神の修業も課してるのか!?だとしたら悪質すぎだろ!」

 

俺は泣きながら言う。

 

「カゲチヨ、やることは違っても俺たちは同じ空の下戦っている。」

 

シディ・・・

 

「同じ空の下なのに修業のクオリティに差があるから嫌なんだろ!?」

 

「我儘ですね・・・」

 

フィーアが言うけど当たり前じゃない!?

 

sideカンナ

 

アーシたちも森についたんだけど・・・

 

「よぉ!」

 

「マジか・・・」

 

「来てるよな・・・」

 

「お久しぶりです。」

 

「ん・・・皆集まってる・・・」

 

「こんにちは皆さん。」

 

サトウにスズキ、ゼクス君。ミナヅキちゃんにヤヨイさん、ハツキもいた!

 

「皆も森で特訓!?」

 

ヒサメちゃんが言う。

 

「あぁ!家のポストに入っててな!燃えるぜ!」

 

サトウこういうの好きそうだからね・・・

そうして森に入ると顔見知りの妖精が出迎えてくれた・・・

 

「久しぶりじゃの。聖女様たちにシディ、あと鬼の鼻たれ坊主たちにゼクスにミナヅキ、ハツキにヤヨイも久しぶりぞよ。」

 

車いすに乗った包帯だらけの女性と車いすを押す着物にメイドが頭につけるフリフリとエプロンをつけた人形のようなお下げの女性が現れた。

 

「誰が鼻たれ坊主だ!」

 

スズキ君が風の衝撃波を出すけど・・・

 

「甘いぞよ。」

 

今度は女性が言って包帯の女性が大砲に変形した・・・

 

どぉん!

 

「儂らは情報収集や妖精の護衛役を務める忍者妖精スプリガン・・・これが本当の忍砲(にんぽう)ぞよ。」

 

「「「「「「そっちが本体!?」」」」」」

 

ゼクス君、ヤヨイさん、ハツキさん、スズキ、サトウ、ミナヅキちゃんが驚愕の表情をする・・・

 

「うむ!相変わらず百地の傀儡術はすごいな!」

 

シディの言う通り百地乱波さんはスプリガン部隊の隊長にしてスプリガンで影を操り闇で暗躍する忍者妖精の中でも屈指の傀儡術を持っている。

 

「では案内しよう。」

 

そう言って百地さんは修練場にアーシたちを案内する。

 

「おい・・・あの女が本体なんだよな・・・下手したらあっちの人形の方が本体に見えるぞ!」

 

「無表情で腹話術の様に人形をしゃべらしてたぞ・・・」

 

スズキとゼクス君が呟く。

 

「ああ、あの人形は機械でモモちゃんって言うんだって。」

 

「急須にもなってお茶やココアを入れられるらしい、美味しいからあとで皆も飲んでみてくれ!」

 

「あと死体を操ったり人形を武器にもできるらしいですよ。」

 

ヒサメちゃんとシディ、フィーアちゃんが説明する。

 

「わけわかりません・・・」

 

ヤヨイさんの言う通りだよね・・・

 

そうして来た修練場は下が水で満たされており水中戦もできるようになっている。

 

「待ってましたよ。お嬢。」

 

「存分に戦いましょう。」

 

小峠華太と久我虎徹を筆頭とした自警団の皆、そして

 

「全く・・・アイツも厄介な仕事頼んできて・・・」

 

「そういうな、俺もカレコレ屋には借りがある。」

 

「今回はよろしくお願いします。」

 

フィーアちゃんがお礼を言う。

今回の特訓には、

 

女好きの雪女、アーシたちがトッププレデターから助けたリヴァイアサンにケルベロス、アーシたちが戦った鴉天狗に火車とシディが出会った麒麟など上位の異宙人というそうそうたるメンツが集まっていた。

 

「人間の言葉が喋れない種族もいたはずですが・・・」

 

ヤヨイさんの言う通りだけど・・・

 

「妖精王の技術チームが作ったマイクで翻訳されてるんだよ。」

 

なんと瓜生さんも来ていた!

 

こりゃきつい特訓になりそう・・・

 

「でもシディの親父って強いのか?」

 

「ゴブリンって非力な種族って聞いてるが・・・」

 

サトウとスズキが心配そうに見てるけどそれは大間違いだよ・・・

 

「甘く見てると命取りになりそう・・・」

 

ミナヅキちゃんの言う通り濃い修業になるね・・・

 

sideカゲチヨ

ヒサたちが行ったあと俺はオーナーの所に来た・・・

 

「服の件で文句でもいいに来たか?」

 

それも言いたいけどそうじゃねーよ・・・

 

「首輪の毒の解毒剤作ってくれませんか?もう妖精王のおんぶにだっこじゃいけないと思って・・・」

 

「その心配ならするな。アイツ等の武器には毒を打ち消す効果は搭載済みだ。」

 

「すでにおんぶに抱っこだった!?」

 

「そしてその服、見てるこっちが恥ずかしい!」

 

そう言ってオーナーは服の入った袋を投げ渡してきた・・・

 

「そしてアイツからの預かりものだ。」

 

そう言って出してきたのは木製の箱だった・・・

 

「何すかこれ・・・?」

 

俺が蓋を開けるとそこに入っていたのは銃と刀だった・・・

 

「普段は竹刀袋に入れておけ。」

 

「かっけー!」

 

俺は目をキラキラさせる!

 

「刀の方はヤヨイと技術チームの合作らしい、妖刀 血吸(ちすい) 浄化作用はもちろん日光に当てた刃にあの鈴の吸血鬼の髪と血液を流し込んだ対吸血鬼用の、もっと言えば鈴の吸血鬼専用の刀だ。そいつで切られた吸血鬼は再生力が人間並みになり血液の斬撃が飛ばせるらしい、さらにお前のゾンビウイルスも使ってお前に使ってもただの普通の刀になるらしい。」

 

相変わらずチートだな・・・

 

「そして銃はお前の血液を使えるらしい。」

 

「それって血液操作でできるから必要ないんじゃ・・・」

 

「最後まで話を聞け・・・その弾丸は相手に打ち込めば相手の血液も操作して体をメチャクチャにできる・・・」

 

クリス・・・スパルタなんて思ってすみませんでした!

 

「あとゾンビウイルスの特効薬もう少しでできるぞ。」

 

っ!?

 

「ホントですか・・・?」

 

「アイツはカゲチヨにサプライズで言うらしかったが私は言った方が良いと思ってな。」

 

それを聞けば修業にも身が入るぜ・・・

 

俺は修業のためにボティスと一緒に誰もいない草原に来た・・・

 

「俺は今から人の血を飲む、飲めば吸血鬼の力が濃く引き出せる。けど前やった時は意識が飛んで暴れたらしい・・・もし俺が暴走したら俺の心臓を食って止めてくれ。」

 

「何故ワシが・・・」

 

「正体をフィーアとシディに話せないって枷、欲しくないか?契約なら俺から洩れることは無くなるぜ?」

 

「・・・悪魔との契約は絶対じゃぞ?」

 

「それと血を飲んでない状態でも自分の血液を操作して身体能力を上げれるようにする。」

 

「それがあやつの課題か。たしかにお主の体の中の血液を操作できれば体温、脈拍、血中成分まで操作でき外傷の止血や低温にも対応できるな・・・あやつも抜かりない男じゃ・・・」

 

これが俺の課題か・・・全く、スパルタなときはとことんスパルタだな!あの王は!

 

「契約成立じゃ・・・」

 

そうしてボティスは本来の姿に戻る・・・

 

「利用されてムカついておる。覚悟はいいか?」

 

「やっぱ明日からじゃだめですか・・・?」

 

俺は人間の血の血液パックを取り出し苦笑いになる・・・

 

「黙れ、このクズか。」

 

side妖精王

 

ー十年前ー

 

俺たちはアザミの花が咲くあの家で一人の吸血鬼をボコボコにしていた・・・その名はアザミ、今この場に咲いている花の名前だ。花言葉は・・・触れないでや報復などがある。

その名を体現するように奴の目には報復の意思があった・・・すでに応援の兵隊は地に倒れていてもなお俺たちを憎憎しい目で見ていた・・・俺は仲間を殺してないのに・・・もう帰りたい・・・

 

「膝蓋腱反射って知ってる?膝を叩くと自分の意識とは別に足が勝手に動くんだよね。」

 

俺と並んで戦ってるのはバルボア、奴がアザミの仲間を殺した犯人だ・・・

 

「どんなに知恵をつけて理性で保ってきれいごとで武装しようと僕らは所詮動物だって実感できる。そう思わない?クリス。」

 

「だから俺に振るなよ・・・確かに野生を捨てきれてない部分は存在するけど・・・」

 

こいつ絶対友達少ないだろ・・・

 

「何か特別なのかと思ってたけど君、弱いね。」

 

はぁ・・・どうしてこうなった俺はただ善人が異宙人と共存できるようにしたかっただけなのに・・・

 

ー十年後ー

 

「・・・い!おい!起きろよ!クリス!」

 

アヌビスのデカい声で目を覚ます。

 

「ああ・・・寝てたか・・・」

 

やべぇな・・・カゲチヨ達の課題を考えてたせいか寝不足になってたな・・・あんな夢みるなんて・・・

 

「地衝月までまだ時間はある、それまでに結界を破壊する準備はできている。妖精王様がエルフに呼びかける手も考えましたがカレコレ屋にバレるリスクも考えて私のプラン通りに行きます。」

 

「けどいいの?僕は君みたいにイカれてないから人を滅ぼす事には興味がないよ。」

 

「大丈夫よ。お気遣いありがとう。」

 

ギバーとバルボアが話してるな・・・ってあれって・・・!

 

「やっと起きたでござるか・・・!」

 

「貴方が寝てから発見されたので無理もないですけど・・・」

 

ギバーの部下の吸血鬼と羊の異宙人も度肝を抜かれた表情をしていた・・・

そこにはバルボアに手の骨を砕かれて隻腕になったアハトがいたのだ・・・

 

「そいつはどうした・・・?」

 

「ああ、これね。周りを嗅ぎまわってたから地球への移動期間暇だから拷問でもしようと思って。」

 

「・・・情報を聞き出したら俺が預かる、記憶も消して関わらせないようにする。」

 

「君も酔狂だね。いいよ。」

 

フィーアが気に入ってるからな・・・それにしてもトッププレデターの奴らこんな危険地帯に子供一人ってやっぱり十年前と同じで鬼畜だな・・・!

 

「善人の妖精王の森への避難もまもなく完了する。そしたら計画を実行しろ。」

 

「相変わらず仕事が早いねー。準備もできてるみたいだし行こうか。地球に。」

 

「ふぁーあ、楽しくなりそうだな。」

 

やれやれ、アヌビスのように俺は楽しめないぜ・・・前世の記憶は使えないが俺は俺の理想を成就させるのは変わらないけどな・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シディの武器は七つの大罪のエスカノールの武器 神斧リッタを参考にしました。
カゲチヨが覚えるのは呪術廻戦の加茂憲紀(かものりとし)の赤鱗躍動(せきりんやくどう)です。
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