妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
今日は学校に向かってたんだけど・・・
「カンナちゃん遅いね・・・」
いつも一緒に登校していたカンナちゃんが来てなかったの・・・
「どうせオカルト本でも読んでて寝坊してるんですよ・・・」
フィーアちゃんが言っていると
「おはよう・・・」
カンナちゃんの声が聞こえた・・・
「あ!カンナちゃん遅かった・・・ね?」
「なんですかそのファッション・・・?」
私とフィーアちゃんは固まってしまう・・・何故ならカンナちゃんは制服の上から黒コートを身にまとい首からは十字架のネックレスをつけ片目にカラコンを入れて銀色のオッドアイになっている腕にも包帯やチェーンをオシャレに巻いている・・・
「ふっ・・・これはこの世界をしのぶ仮の姿アーシは水と炎を扱う孤高の戦士・・・」
なんかカゲっぽくなってる・・・!?
「いや~!うまくいったな!」
「これでカンナ殿も我たちの仲間だ!」
「今まで俺たちを馬鹿にした報いだぜ!」
「けど中二風のファッションセンス僕たちより似合ってない?」
「それは言わない約束じゃい!」
キモ5!
「あんたたちカンナちゃんに何したの!」
「そうですよ。カゲチヨまで大人気ない・・・」
「だってカンナが俺らのこと馬鹿にしてくるからオーナーの店の中二病になる薬で俺らと同じになって気持ちを分かってもらおうと思ったんだよ!」
「で!どうやったら元に戻るの?」
私は五人に問い詰める!
「一日経ったら元に戻ります。」
sideフィーア
こうして皆に訳を話して学校生活をすることになったんですけど・・・
「おい、カンナ出欠だ返事しろ。」
神谷先生が呼んでも・・・
「ああ、それは真名を隠すための仮の名・・・本当の名は葬送歌と書いてプレリュードです・・・」
中二病特融のキラキラネームを出したり・・・
「カンナちゃんなに書いてるの・・・?」
「ノートに沢山書き込んでるな・・・」
ミキとノリコの言う通りノートに何かを休み時間中書き込んでいます・・・
「これは黙示録(アポカリクス)この世界の真実を書き込みし書物・・・」
そうカンナちゃんが呟く・・・
「なになに・・・ヒサメとフィーア、プレリュードと盟約を交わした唯一の友、氷と電気、速さと力を持って孤高の戦士の道を開く・・・」
「なんか恥ずかしい・・・」
ヒサメちゃんの言う通り私たちが中二設定で登場していて恥ずかしいです・・・
「あれ?他にも書いてある・・・孤高の戦士の眷属キモ5、役には立たないが肉壁となる者たち・・・」
「「「「「俺達眷属なの!?」」」」」
中二病のカンナちゃんにも馬鹿にされてますね・・・
sideヒサメ
「くそっ・・・混沌から生まれし水が鼻腔にまとわりつき呼吸を阻む・・・これも定めね・・・」
唯の鼻水なのに・・・
「行けっ!スローイングファイア!」
ティッシュ投げちゃダメでしょ!?
「いたっ!何すんだよ!」
あれは女子のヤンキーだよ!カゲだったらびくびくして謝るけど・・・
「お前キメーんだよ!謝れ!」
「ふっ・・・愚かな・・・アーシの手に封じ込められし水龍の檻で閉じ込めてあげる・・・」
「ふぁ!?がぼがぼ・・・!」
「てめっ、ぎゃあああ!?尻が燃える!?」
「ああ、ごめん、ついもう一つの力の妖の炎も出してしまった・・・逆らうものは皆こうなる・・・ふははは!」
すっかり悪役の中二病じゃん・・・
「カゲ・・・もう手に負えないかも・・・」
「完全に失敗だったわ・・・」
シディに見せるわけにもいかなかったのでカンナちゃんは家に真っすぐ帰らせた・・・
sideカンナ
ー翌日ー
「ねぇ、昨日の記憶がないんだけど何か知らない?」
「いや・・・何も・・・」
「まぁ、そういうこともあるよ・・・」
「気にしない方が良いですよ・・・」
皆どうしたんだろ?
学校についたら皆に問い詰められた・・・
「ねぇ!カンナちゃん!もう中二病じゃないの!?」
はっ!?中二病!?
「写真撮ってあるんだ!ダークでかっこよかったよ!」
クラスメイトが写真を見せる・・・なにこれアーシ・・・なの・・・?
「不良共を容赦なくやっつける姿は震えたぜ!」
ええ~!!?
「なんでそんなことに・・・」
「キモ5がやりましたよ。」
「もうこれは隠せないね・・・」
「おい!ヒサ、フィーア!?」
ふーん・・・
「アンタたち覚悟はできてる・・・?」
「ごめんなさいいいい!!」
待てー!