妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideボティス
「「おんぎゃあああ!」」
「あははは!」
「カゲもシディも泣かないでよー!フィーアちゃんは笑ってないで助けてー!」
地獄かここは・・・四人が薬でまた幼児化しおった・・・しかもカゲ男とシディは赤ん坊
フィー子は幼稚園児くらいヒサ子は小学生くらいになりおった・・・!
「カン子はトラウマで寝込んでおるし仕方ない・・・」
カゲ男めカン子にトラウマ作って自分の首を絞めるとは自業自得ではないか・・・儂はヒサ子のスマホでミキとノリコという人間どもに連絡を取った。
「連絡があったから来てみれば・・・」
「また子供になってるよ・・・しかも四人も。」
「うわ~!皆可愛いー!」
「うるさくてかなわん!元に戻る薬が手に入るまでこやつらを何とかしろ!人間!」
そう言って儂は頼む。
「なんとかしろって言われてもな・・・」
「一人ならミキの家でも面倒見ても良かったんだけど四人ともこうなっちゃうと流石に・・・っていうか。」
「えい!えい!」
「ミキ幼児化したフィーアちゃんに叩かれるくらい嫌われてるし・・・」
こやつ本音を隠そうとすらしないの・・・
「どこかちゃんとした場所で預かってもらった方が良いんじゃないか?」
「そうだよね~っていうかカンナちゃんは?カンナちゃんなら子供くらい余裕で面倒見れそうだけど・・・」
そうミキが言うが・・・
「カン子は幼児化した知り合いを見るとじんましんができて寝込んでしまうのじゃ。知り合いで無ければ子守など楽勝なのじゃが・・・」
「どういう病気!?」
「何があったんだ・・・」
しょうがないじゃろ!カゲ男のせいなのじゃから!
「こやつらをどこかへやれれば何でもいい。やかましくて鼓膜が破けそうじゃ・・・」
「じゃあ赤ちゃんになった二人は保育園で預かってもらうとして・・・ヒサとフィーアは大きいし保育園は無理だろうから私とミキが預かる・・・」
そうノリコが言いかけたときヒサ子が涙目になって二人の服を掴んできおった・・・
「シディとカゲ・・・連れて行かないでぇ・・・!」
「ぐはっ・・・!」
ん?嫌な予感が・・・
「なにこのヒーちゃん可愛すぎるんだけど・・・!」
「確かに離れ離れにしちゃうのは可哀そうだよね・・・」
「交代で通って面倒見るか?学校の時はオーナーさんに頼みこんで・・・」
「そうだね~!ボティスちゃんもいるし最悪カンナちゃんを叩き起こせば交代で何とかできそう!」
「おい待て!何故ワシとカン子まで頭数に入っておるんじゃ!?」
カン子は心を病んでおるのじゃぞ!
「トラウマ克服も必要なの!それじゃあこのチームで幼児化カレコレ屋を助けよ~!お~!」
話を聞かんか!
sideカンナ
数日後・・・
「で・・・今日はアーシとボティスさんが担当することになったと・・・」
「あぁ・・・」
アーシたちは絶望のどん底に叩き落とされていた・・・まだ見るだけで震えが止まらないのに・・・
「ミキめ…!外せない用事があると言って抜けおって!」
「アーシたち了承してないのに二人とオーナーがいないときはアーシたち二人でやるって決められてたしね・・・」
「大丈夫だよ!私だってお姉さんだもん!私も手伝う!」
それが一番不安なんだけど・・・
「大体アーシもボティスさんも幼児化したみんなのせいでひどい目にあったってことをミキたちはわかって・・・」
「よーしお世話するぞ!まずは三人と遊ぼう!」
アーシが話してる間にヒサメちゃんはシディを抱きかかえた。
「んやぁぁぁぁ!」
「ん・・・」
シディが暴れフィーアちゃんがヒサメちゃんの足に抱き着いた!
「そんなに暴れたら・・あぁああ!?」
シディが落ちたけど・・・
「ふっ!」
元の体力なのか狼男のDNAなのか見事な着地をした・・・
「良かった~・・・」
「頭を打ってくたばっておればよかったものを・・・」
相変わらずシディとアーシには厳しいよね・・・
「よし!今度はフィーアちゃんも一緒に!」
「んやあああ!」
「わーい!」
また暴れだした・・っていうか今回の幼児化のフィーアちゃん甘えん坊だね・・・
「次はカゲ!ママと遊ぼう!」
「ううう・・・!」
「あれ?どうしたの?」
シディと同じで嫌なんじゃない・・・?
「しゃぁぁぁぁ!」
「野良猫か。」
ボティスさんの言う通り威嚇が猫レベルで怖くない・・・
その後食事はアーシとボティスさんで食事を作ったんだけど・・・
がしゃん!
「あ・・・シディ!テーブルに乗っちゃめーでしょ!」
行儀の悪いシディを叱ってくれたけど・・・
「うわー!」
「んまんま・・・お代わり!」
「二人が大変なのに呑気だねフィーアちゃん・・・」
アーシはそう言ってフィーアちゃんの器にご飯を盛る。
「うぅ・・・うええええ!」
ヒサメちゃんまで泣いた・・・もう嫌だ・・・
「ボティスさんテレビつけて・・・」
「あぁ・・・」
アーシたちはテレビの子供向け番組を映した。
「ぐす・・・あれ?カゲ、シディ、フィーアちゃん!テレビやってるよ!」
「皆でぐねぐね体操~!」」
「楽しそう~!」
「やるやる。」
「あう~!」
これでやっと静かに・・・
「四人で踊ろう~!くねくね~!」
「あうあう。」
「うーうー!」
「楽しいね!」
「ええい!やめんかー!」
「まぁ、楽しそうだしいいか・・・」
sideボティス
遊び疲れて寝てしまったようじゃな・・・
「このままどうにか永眠させれんもんか・・・」
「ボティス、永眠はやりすぎだよ。せめてコールドスリープにしようよ。」
カン子も容赦ないの・・・
「「うぇぇぇぇっ!」」
目を覚ましおったか・・・
「カゲ・・・シディ・・・どうしたの?もしかしてミルク欲しいの!?ママとフィーアちゃんで作るからね!」
嫌な予感しかせん・・・
「えーとまずは粉ミルクを小さじ一・・・あれ?スプーンどこだろ?」
まさか・・・
「このまま入れちゃえ!」
「ぎゃああ!顔が真っ白になって目が・・・」
カン子!?大丈夫か!
その後も湯を沸かす作業で・・・
「うぅ~熱くて持てない・・・!」
・・・仕方ないの・・・
「あれ?あった!」
全く・・・このままではカン子がまたストレスで暴れかねんからの・・・
そうして無事にミルクはあげられた・・・
「カゲチヨ。ミルク美味しい・・・」
「あう・・・」
カン子もなんとかできておるし大丈夫か・・・
sideヒサメ
「あれ?またカゲ泣き出しちゃった!」
「うええええ!」
「ZZZ・・・」
フィーアちゃんは鳴き声も気にせずに寝てる・・・
「こやつ漏らしたな・・・」
私が変えようとしたけど・・・
「うえええ!」
暴れて歩こうとしたけど・・・
「ああもう!こういうのはスピード勝負なの!」
そういうとカンナちゃんは素早く変えていく!
「何が悲しくてカゲチヨのケツを見なきゃいけないの・・・」
そう言いながらもてきぱきとこなしていく。
「すごーい!」
「ご苦労じゃったなカン子・・・」
「ああもう!じんましんが酷くなった!」
トラウマが克服はできてないんだ・・・
その後もトラブルはあって泣きそうになったけど
「ママ。」
「ま・・・ま・・・」
「どうしたの?まま。」
三人が励ましてくれたおかげでなんとかなった・・・
でも・・・
「カゲ!?凄い熱・・・」
カゲの具合が悪くなっちゃったの・・・!
「渋滞してるし病院まで歩いていくしかないね・・・ボティスさん、ちょっと三人見ててくれない?」
「待って!私たちも行くよ!」
「カゲチヨ・・・心配。」
「あう~!」
sideカンナ
というわけでみんなで病院に向かったんだけど・・・
「道に迷った・・・」
「えぇ~!?」
ヒサメちゃんが驚く。いや・・・トラウマの子育てやったせいで調子が崩れてて・・・
「ママ・・・」
「大丈夫だよ!ママがいるから・・・」
ヒサメちゃんが慰めてるけどもう限界だね・・・
「ごめんボティスまた力を貸してくれない?」
「しょうがないのぉ・・・」
ボティスは建物のガラスを壊した!
「何してるのボティスさん!?」
ヒサメちゃんが驚いてると・・・
「なんだ今の音は・・・ん?どうしたんですか?」
良かった交番の人だ・・・
「すみません、病院まで案内お願いできませんか・・・?」
sideボティス
「やれやれ・・・そのまま待って居れば良かったのに外に行きおって・・・」
「すみません・・・今回はボティスとヒサメママに助けられちゃった!」
「本当!?」
こうしてうるさかった子育ては終わった・・・
sideフィーア
「まさかまた子供になってたなんて・・・」
「しかも四人とは・・・カンナとボティス、ミキやノリコにオーナーには迷惑をかけた。」
ヒサメちゃんとシディさんが言います。
「二人は普段快楽主義者なんですからこれくらいの苦痛があった方が良いです。」
「いや!フィーアちゃん子供になったらカゲチヨが泣いても寝てたり結構図太い子供だったよ?」
マジですか・・・
「でも気になるよな。」
「ならヒサ子のスマホを見ればいい。」
「そうそう、面白いものが見れるから・・・」
嫌な予感が・・・
「どんなのだろ・・・う・・・」
「これは・・・」
赤ん坊のカゲチヨのおしめを変えてるヒサメちゃんの姿がありました・・・
「ガキの俺達どんなことしてたんだ?」
「教えない!?」
「「?」」
((からかいがいがある・・・))
カンナちゃんとボティスが悪い顔をしながらにやつくのでした・・・