妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideカゲチヨ
俺とゼクス、ヒサとカンナは倉庫の整理をしていた・・・
「あー・・・ちょっと休憩しねー?いい加減腰いてぇし。」
「カゲチヨまだ二十歳なんだし頑張ってよ!」
運動音痴にんなこと言うなよカンナ!
「なら飲み物買ってこようか。カンナちゃんも一緒に来る?」
「うん!なんか限定のありそうだし!」
「俺、炭酸がきついの頼む。」
「コーヒー冷たいの頼めるか?」
「「了解!」」
そうして俺とゼクスは飲み物を買ってくるまで待つことになった・・・
sideゼクス
「ただいまー。」
「遅かったな・・・」
カゲチヨの言う通りここからコンビニってそんなに遠かったか?
「はい、飲み物。」
「ん?二つとも水だな・・・」
俺が頼んだのと違うことに気づく。
「ごめん!炭酸とコーヒー売り切れてたんだ・・・」
カンナが言うけどそんなミラクルあるんだな・・・
するといきなり倉庫が暗くなった!
「何だ!?」
「扉が急にしまっちゃった・・・」
驚くカゲチヨにヒサメが扉に駆け寄って言う。
「開かないな・・・」
俺が扉を動かそうとするがびくともしない・・・風で動くような扉でもないしどうなってるんだ?
「外から鍵かかってんのか?」
「とりあえず聞くけど全員スマホは?」
「「「外・・・」」」
「アーシも・・・ということは依頼人が来るまで待ってないとね・・・」
sideカゲチヨ
一時間たったんだが・・・
「全然くる気配がねぇな・・・」
「寒くなってきたしな・・・」
扉はしまってるはずなのにおかしいな・・・
「は、は・・・はっくしゅん!」
「大丈夫か?ヒサ。」
「今は大丈夫だけど風邪ひいちゃいそうだよね・・・」
「そうなったら二人に看病してもらおうかな~!」
「「!!?」」
「何言ってんだよ!?これ着てろ!」
「そうだな・・・カンナも毛布があったから羽織ってろ・・・」
「ありがとう・・・カゲは寒くないの?」
「へー・・・はっくしょん!」
「お前・・・台無しだな・・・」
うるせー!お前みたいにかっこつけられないんだよ!
「やっぱりカゲも寒いんじゃん。えいっ!」
「アーシも!」
そう言って二人は抱き着いてきた!
「何してんだよ!?二人とも!」
「近くに来てくれないからじゃん。」
ヒサ・・・どうしちまったんだ・・・!
そして数時間後・・・
大分遅くなってきたし・・・
「もう寝て待つしかねーな・・・」
「幸い寝袋もあったしこれで・・・」
そうして寝袋をしいて気づいたんだが・・・四人分しいたらギリギリじゃねーか!?
「あったかーい!これなら大丈夫そうだね。」
「ほら二人も寝ちゃおうよ!」
「カンナは俺が近くでも大丈夫か?」
「うん。」
そうか・・・俺はそれを聞いてから寝ようとしたが・・・
「全然寝れねぇ・・・」
「・・・あぁ。」
ゼクスも同じようでそれで二人にからかわれたので食事をとることにした・・・
「乾パンがあった!」
「定番だね。」
そうして食べ始めたのだが・・・
「美味しい~!」
「癖になるね・・・」
ヒサはわかるけどカンナまでこんなに食いしん坊になってねぇか・・・
「じゃあカゲ目を瞑ってアーンして?」
「ゼクス君もだよ?」
「なんでこんな非常時に!?」
「目瞑る必要あるか!?」
マジでおかしいぞ!?こうなったらやるか・・・
「俺たちもアーンしてやるよ・・・」
「おぉ~!二人が積極的に!」
そうして二人が目を瞑ったところで俺たちは拳を振り下ろした!
「おらぁ!」
「ふっ!」
「きゃあ!」
「うわっ!?」
躱したか・・・
「いきなり何するの!?」
「そうだよ!」
「お前ら本物じゃないんだろ?ふたりならすぐに拘束するぜ?」
「無理やり引きずりだしてやろうか?」
俺たちは脅しをかける。
「バレちゃったか~・・・」
「きゃあああぁああ!」
ゲイザーかよ・・・ってことは・・・
「夜にもなってねぇ窓も開いてるな・・・」
「風が入ってくるはずもなかったな・・・」
そうして俺たちが分析していると・・・
「ただいまー!」
「いやー!急なアクシデントがあってさ!遅れちゃった!」
「本物だよな・・・?」
「何言ってるの?」
俺たちは訳を説明した・・・
「へ~、そっちもゲイザーが催眠で事件を起こしてたんだ?」
「どういうことだ?」
カンナの言葉にゼクスが質問する。
「スマホに連絡入れてたんだけど通りがかった男の人の子供がゲイザーに連れてかれて探してて遅れちゃったんだよね・・・」
「それでお礼にお菓子もらったんだ。」
そうだったのか・・・
「それで~!二人はどんな催眠見せられてたの~?」
「「言うか!?」」
お菓子は当然半分こしてもらえた・・・