妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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巨人の体探検

sideカゲチヨ

俺はシディが依頼があるというので来たんだが・・・

 

「何で俺はゼクスとシディと一緒に肉団子の中に入ってるんだ?」

 

「そうだぞ・・・依頼って言ってなかったか?」

 

俺とゼクスが言うと・・・

 

「ケンちゃんがな巨人の体の中がどうなってるか知りたいらしいんだ。」

 

ケンちゃんって誰!?

 

「一緒に公園で遊んでくれる友達だ。」

 

「俺達が付き合う必要なくないか?」

 

ゼクスの言う通りだぞ!

 

「依頼だからな。」

 

ふざけんな!

俺が怒ろうとした次の瞬間!

 

「カゲ―!来たよ!」

 

「これって最悪死なない?」

 

「大丈夫ですよ!シディさんはどんな逆境からでも生還します!」

 

それって俺とゼクスは生きてる保障ないんじゃ・・・

 

「ぎゃああああ!?」

 

「くそっ・・・」

 

「いざ!アドベンチャー!」

 

俺とゼクス、シディは飲み込まれた・・・

 

sideゼクス

 

「巨人の歯に気をつけろ!かみ砕かれたらひとたまりもないぞ!」

 

「お前ってこういう時は一層生き生きするよな・・・」

 

俺はシリアスな顔で言うシディの言う通りに歯に気を付けながら突っ込む。

 

「そういえばカゲチヨは?」

 

俺が見回していると・・・

 

「ここ・・・」

 

既に下半身と上半身が分かれているカゲチヨがいた・・・

 

「だ、大丈夫か?」

 

「まぁ、噛まれても大丈夫か。」

 

シディってこういう再生能力があるときは心配すること少ないよな・・・

 

そうして俺たちは食道に着いた・・・

 

「おお!ドンドン下に降りていく!」

 

「せんどう運動だろ。」

 

「なんだ?それは。」

 

「食べ物を胃に送る運動だな。」

 

俺とカゲチヨでシディに説明する。

 

「逆立ちしても食べた後吐いたりしないのはこの運動が関係してるんだ。」

 

「じゃあ、逆立ちしてても排便できるのもそのおかげか・・・?」

 

「それは知らねぇしどんな状況ですんだよ!」

 

カゲチヨの言う通り汚いぞ・・・

 

sideカゲチヨ

 

胃についたわけなんだが・・・

 

「俺の風の結界とシディの力で胃液を寄せ付けないようにしてるが・・・」

 

「巨大な魚や動物の骨まであるぞ・・・」

 

「胃酸の力とはすごいな!」

 

俺達三人は巨人の胃液の強さに驚く。

 

「そうだ!これを使えば冷たい紅茶にも砂糖が溶けるんじゃないか!?」

 

「シディ、もう地球にはガムシロという偉大な発明があるんだ・・・」

 

「これ使ったらコップごと溶けるわ!」

 

シディの天然に俺たちは突っ込む。

 

「この先はどうなってるんだ?」

 

「普通なら小腸、大腸、肛門だな・・・」

 

「ってことは・・・」

 

俺とゼクスは言ってて顔を青ざめる・・・そうだ!俺達このままいったら巨人のう〇こにまみれて出てくるってことじゃねぇか!

 

「実質う〇こと同じ扱いになってしまう・・・!」

 

嫌だー!

 

「?そんなに気にすることか?」

 

シディ・・・一周回って尊敬するわ・・・

でも俺たちは違う方法で出てやる!

 

「でも腸の方も知りたがってる子供もいるんだ。子供の好奇心は止めたらいかんさ。」

 

知るか!

 

「っていうか腸は凄く長いから俺達餓死するんじゃないか・・・?」

 

俺たちは溝になってた部分に捕まって出ようとしたが・・・

 

ゴゴゴゴ・・・・!

 

なんか水みたいなものが出てきてるぞ!

 

「なぁここが胃だとすると口から出るものって・・・」

 

ゼクスの言う通りだ・・・嫌だ!う〇こも嫌だけどそれも・・・・

 

「うげええええ!」

 

あ・・・・

 

sideシディ

 

俺はなんとか二人を結界の中に入れて脱出できた。

 

「シディさん!すみません!やっぱり心配だったので・・・」

 

「それにシディは気にしなくても二人があれにまみれるのはね・・・」

 

「何で巨人は吐いたんだ?」

 

「あ~それは・・・」

 

「お父さん用の強力なお酒をふるまって・・・」

 

「それよりもカゲたちは無事!?」

 

「あぁ・・・二人とも・・・」

 

俺が無事と答えようとすると・・・

 

「世は諸行無常・・・」

 

「巨人のは口からでるのは綺麗な宝石の川・・・」

 

「カゲ―!」

 

「ゼクス君・・・すっかり悟りを開いた顔に・・・」

 

「二人とも現実逃避してますね・・・」

 

すまない・・・今回は俺のせいだ・・・

 

 

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