妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
閻魔ちゃんの動画も参考にします。
sideヒサメ
今日の依頼人は、お金持ちのような見た目の女のひとだった。
「私、有名インスタグラマーになるために写真を投稿してるんだけど
アシスタントが必要だから一人私と一緒に撮影にどうこうしてくれない?」
「どうする、スマホ使うならシディは不向きだしヒサや俺が・・・」
「いや、アーシに任せて!SNSで映えるように撮るための角度や守らないといけないこととか
べんきょうしてきたんだ。」
「まぁ確かにカンナちゃんSNSで一番写真あげてますからね。」
フィーアちゃんも賛成したしまかせよう。
「じゃあ、これから上級階級パーティにいくからついてきて。」
「はい!」
sideカンナ
こうしてパーティー会場に着いたんだけど・・・
「誰も人の気配がしないんですけど・・・?」
「パーティに頻繁にしてたら身がもたないでしょ。会場はセットで車はレンタカーよ。」
「フェイクってこと!?」
「この高級車のレンタカーで撮影するからはやく撮ってよ。」
そして依頼人のアカウント共有したんだけどこのレンタカーの写真はあげないほうがいいよね・・・
次は着替えを取りに依頼人の家に向かったんだけど、
ボロアパートの一室だった。
「部屋の割に随分ブランド品がありますね。」
「フリマで買いそろえたからね。」
「フリマとはいえ高そうですね・・・」
「消費者金融から借りてるし平気よ。」
全然大丈夫じゃない!
まぁ依頼料は払ってくれるみたいだし文句や注意したりいったら四人の迷惑だよね・・・
不安はありつつも荷物をもち海外撮影といって向かったのだが
「ここが・・・海外よ。」
「ここ目黒区じゃ・・・」
「わかってないわね。異宙人が移り混んだり、風景も角度を調整して加工すれば海外で
異宙人と撮ってるようにみえるの!」
「すぐにばれそうだけど!?」
そのあと同じ風景を違う服を着て何日間も来た風に装って依頼人の努力がうかがえた。
しかし問題はここからだった。なんと他所の豪邸を勝手に自分のものだと偽って撮影
しようとしたときはおどろいた。
「何やってるんですか!?」
「これも有名インスタグラマーになるためなの!」
「って!警報が!」
「ヤバっ・・・」
「なにしてるんだ!!」
「ごめんなさい~!」
異宙人の警備員に追いかけられたときは死を覚悟したし・・・
何とか部屋に戻ってきたけど依頼人はSNSに夢中だった。
「いいねされまくってる・・・フフッ」
「にゃー」
すると猫がでてきた。
「猫飼ってたんですね。」
「さっきかったの。猫がいるとバズりやすいのよねー」
どうやらSNSのために買ったみたいだった。さっきの様子からみても動物の世話はむりそうだけど大丈夫かな・・・
最悪の状態になったのはそれから数日後のことだった。
「あれ?猫がいませんね。」
「いいね伸びなかったし、うるさいから押入れに入れちゃったわ。」
「ええっ!」
アーシはすぐに押入れに向かったが猫は衰弱していた。
「命をなんだと思ってるの!!」
アーシはきれて依頼人を怒鳴った。
「うるさいわね!あんたは何でも屋でしょ!写真をアップすればそれでいいのよ!」
逆切れしてきたのでアーシは
「わかった、公開しないほうがいいと思ってた写真も上げますね。」
「なにを・・・」
こうしてレンタカーの写真がナンバーでバレ、海外旅行の写真もバレた。
猫の今の写真を撮ろうかと脅すと
「何でも屋のくせに~!」
とヒステリックにわめいていた。
sideカゲチヨ
今日はカンナが依頼料をもってかえるはずなのだが・・・
「何で猫!?」
「実は・・・」
俺はカンナに事情をきき帰ってきたみんなにも話して納得してもらった。
里親募集のためにみんなで一緒に猫との写真を撮ったカンナの撮影が功を奏し
すぐにみつかった。
ちなみにみんながそれぞれ猫を可愛がってる写真はSNSにあげずに印刷して写真立に白猫の写真の隣にかざってある。