妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
黒い幻想さんの話の後日談みたいな感じで書きました。
カゲチヨ「前回のあらすじ!あの事件のあと謝ってくれたカンナであったが当然屈辱を拭い去りたいシャボ!果たしてカンナに勝つことはできるのか!?」
ヒサメ「カゲ…何やってるの?」
カゲチヨ「いや~こういうスポ根漫画のあらすじって憧れるじゃん?」
ヒサメ「カゲの腐った目でナレーションしてもスポ根感でないよ・・・」
カゲチヨ「ヒデぇ!?」
シディ「それでは記念すべき300話楽しんでくれ!」
フィーア「シディさん・・・カゲチヨのナレーション奪うなんて意外とやりますね・・・」
カンナ「これからもよろしくお願いします!」
sideカゲチヨ
「しゃー!カンナ殿!覚悟するであります!この前のリベンジであります!」
大丈夫かよ・・・シャボの奴・・・
「覚悟・・・しゃ!?」
「よし、完了っと。」
カンナが当たり前のようにパソコンでシャボを洗脳する。
「ご主人様何なりとお申し付けください・・・」
「カンナちゃん懲りてないの・・・?」
当然ヒサが聞くが・・・
「ううん。アーシ反省したんだ・・・レクス君はまかりなりにも最強を名乗るロボット・・・機械に中途半端に足を踏み込んだ結果ああなってしまったんだって・・・だからアーシもちゃんと機械を勉強してから洗脳することにしたんだ!」
「別のベクトルで反省してる・・・」
俺は頭を抱える・・・
「フィーアちゃんいなくて良かったね・・・きっとシディのためって言ってこき使ってただろうし・・・」
「あぁ、シディも二人の言い分に騙されそうだしな・・・」
カレコレ屋にまともなのが俺たち二人ってどういうことだよ・・・
その後料理当番だったカンナはシャボに料理を作らせ激辛のポテトチップスを買ってこさせた・・・
「んー次は・・・」
「かしこまりまいまりまり・・・・」
「あー従順モードの負荷が限界になってる・・・整えて返しちゃおう。」
手荒にするなよ・・・?
sideシャボ
かし・・・かし・・・
「はっ!?ここはどこでありますか?拙者は確か・・・カンナ殿の仕業でありますね!許せないであります!」
しかし勝てないことは自明の理・・・シャボ―ン・・・
拙者が落ち込んでると・・・
「ふっふふ~ん・・・ロールケーキが買えました・・・!ってあれ?貴方は・・・」
フィーア殿!
「シャボさんどうしたんですか?元気ないですね?」
「実はかくかくしかじかで・・・倒したい人がいるのですが勝てないのであります・・・」
「そうなんですね・・・なら修業しかありませんね!」
「しかし拙者はロボットでありますぞ?」
「戦闘経験をデータとして残せばいいんですよ!人格があるってことは貴方にはAIが備わってるはずですから!」
なるほど・・・
「フィーア殿!協力してくれるでありますか?」
「勿論です!」
sideフィーア
「良いですか?AIの計算で体の動きから予測することが大事なんです!相手が何をするかを経験で予測するつまり実践を積みまくることが大切なんです!」
「なるほどであります!」
「まずは私と百本組手を行います!モバイルバッテリー型のティラさんの充電器を妖精王の森で作って電気を沢山ためたのでアイテムもバンバンと使ってください!」
「分かったであります!」
私はシャボにデータを集めさせるための組手、そして
「私の高速の手刀による突き・・・全て避けてみてください!」
「無茶であります!しゃー!?」
反射神経をつけさせました。
そうして特訓をつけさせること数日後・・・
「体が光って金色に・・・」
「これは・・・力がみなぎるであります!」
「これが修業の成果ですね・・・もう教えることは何もありません!胸を張って倒しに行ってきてください!」
「フィーア殿ありがとうであります!このスーパーシャボが今日を奴の命日にするであります!」
そうして決戦になったんですけど・・・
「アーシを呼び出すなんていい度胸じゃん?ガラクタロボットさん?」
「カンナ殿!!今日こそ倒すであります!」
勝ちたい相手ってカンナちゃんの事だったんですか!?
「あれ?フィーアちゃん、もしかしてそいつの味方なの?」
「い、いえ。私はあくまでトレーナー。中立です。」
大丈夫、シャボは強くなったから一発くらいは当てれるはず!
「さて、じゃあ始めようか?」
「いくであります!」
「それ!まずは水の弾丸!」
苦手な水の弾丸がくる!あれは鉄板を貫くから一発でもくらえば故障しちゃいますけど・・・
「フィーア殿に比べれば遅いであります!」
「一瞬でこんな近くに・・・っていうか脳筋のフィーアちゃんと一緒にしないでよ!」
失礼なことを言いつつも動揺してるカンナちゃん!これなら・・・
「なーんて・・・甘すぎ。」
「しゃ!?動かない・・・しかも水が隙間に侵入してるであります・・・」
「勝負前に水蒸気にして隙間に侵入させてたんだ。あとはアンタのバッテリー切れを待つだけだね・・・」
マズイ・・・
「しゃー!勝つであります・・・!」
「ボタン一つで想いのままにされるのに?」
「勝てますよ!私だってそうです・・・何度も麒麟のスピードに振り回されそうになったりヴァルキリーの力の調節が下手でした・・・でも何度も突いた拳や鍛えたスピードの経験は裏切りません!シャボ!思い出してください!あの特訓の経験を!」
私は中立と言っていましたがシャボさんに声を張り上げます!
「そうであります!拙者はスーパーシャボ・・・何よりフィーア殿の期待に応えたいであります!」
するとシャボが洗脳をはねのけた!
「嘘でしょ!?」
「今です!」
「了解であります!チェェンジ!機鮫巨神スーパー・シャボ!」
なんと巨大ロボに変形したんです!
「なんて美しい姿なのでしょう・・・」
「ええええ!?」
「これでフィニッシュであります!」
「うわあああ!?まさかこんなことが・・・アーシの負けだね・・・本当にごめん!」
「勝った・・・カンナ殿に勝ったであります!」
私も涙があふれてきます・・・
「やるじゃねぇか!」
「凄いよ!シャボ君!」
「凄いじゃないかシャボ!」
「カゲチヨ殿、ヒサメ殿、シディ殿!」
「見直したんだぞ。」
「流石は我が盟友だ。」
「ティラ様!レクイエム殿も!」
皆お祝いに来てくれましたよ・・・
「おめでとう。」
「おめでとう。」
「おめでとうだぞ。」
「おめでとう・・・」
「ありがとうであります!拙者は最高のロボットでありま・・・・」
sideカンナ
皆が帰った後、アーシはカレコレ屋でシャボの調整をしていた・・・
「これでよし・・・」
「ただいま…何をしてるんだ?」
あ、シディ。
「里帰りから帰ってきたの?」
「あぁ、狩りの肉が余ってな。明日皆で食べよう!」
「それはヒサメちゃんも喜ぶね!」
「それで機械の本とシャボで何をやってるんだ?」
そうだった・・・
「機械のことを勉強しながらシャボに改良を加えてるんだ。これまでは負荷が大きくて短い作動しかしないシステムがあったんだけど勉強してさらなる改良を加えてるの!」
「そうか!分からんがきっとシャボのためになるんだろうな!カンナも勉強熱心なのは良いがほどほどにな。」
「うん、シディも帰り道気をつけてね。」
「うむ。」
そうしてシディは帰っていった。
理想の映像を見せることでストレス値によるAIの負荷を軽減・・・
これこそいい夢ってやつかな?
「アーシに勝つなんてまだまだ早いよ?」
結局シャボは夢の中・・・