妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
sideヒサメ
ある日ミキが教室でこんなことを言ってきた・・・
「ねぇ、フリー素材モデルにならない?」
「何それ?」
私の質問にミキは答える。
「今の時代、インターネット広告が氾濫してるでしょ?様々な広告の中の著作権フリーのフリー素材のことだよ。」
「あぁ、あの商品の広告で使われるあれね・・・」
「写真やイラストとかもあって便利でコストも浮くとは聞いてますけど・・・」
カンナちゃんとフィーアちゃんが答える。
「モデルは人間版で画像を好きに使っていいですよー!っていうサービスなわけ!」
「ちなみにモデルの仕事ってどこからもらうの?」
私が聞く
「このぱくたそっていう無料写真素材サイトに登録してもらうんだよ。」
へぇ~手軽にできるんだね・・・
「アーシはやってみたいかな。」
「私も別に構いませんけど・・・」
「じゃあやってみようか!」
そうして私たちは登録することにした。
sideカゲチヨ
「なぁ!見てくれよ!最近ではこういうのでモデル活動してる人たちもいるらしいぜ!」
アサヲがばくたその画像を見せてくる。
「あー・・・フリー素材モデルね・・・」
「カゲチヨ殿は知っていたのか?企業の目に留まれば稼げるらしいぞ?」
チダイが聞いてくる・・・
「まぁ、話題になってるし・・・でも最初はノーギャラらしいぜ?」
「ちっちっち・・・甘いねカゲチヨ、僕たちは別にお金のためにやりたいんじゃない・・・モテたいんだよ!」
「もしかしたら画像使ったキャリアウーマンが一目ぼれしてデートしてくれるかもしれんじゃろ!」
ルイ・・・マチャソ・・・そんな可能性ないのと同じだぞ・・・
「とにかく!俺たちもこのサイトに登録しようぜ!」
「いや・・・俺は・・・」
「モテモテになるぞー!」
「「「「おー!」」」」
「あ、キモ4フリー素材モデルやるんだってキモ。」
「どうせ変なサイトに使われるのにカゲチヨ君も巻き込まれて可哀そうだよね・・・」
アロエ!サヨ!助けてくれ~!
sideヒサメ
「まさか炭酸系の飲み物のモデルになっちゃうなんて・・・」
私はその後企業の目に止まって主に炭酸系の飲み物の宣伝モデルとして採用されることが多くなった・・・
「きっとヒサメちゃんの電気と氷のイメージがあってたんじゃない?」
「そういうカンナちゃんも食品の宣伝で採用されてるじゃん。」
「まぁね!辛いものも美味しく食べれるってことで喜ばれてるんだ!」
「ミキも服の宣伝任されてるし、フィーアちゃんもスポーツ用品の宣伝モデルになったし万々歳だね!」
「まさかホントに選ばれるとは思いませんでしたけど・・・」
そうだ!カゲをびっくりさせちゃおう!そう思って私たちはカゲの席に向かったんだけど・・・
「よう・・・四人とも元気か・・・」
苦笑いしてるカゲと落ち込んでるキモ4がいた・・・
「実は俺たちもパクタソに登録したんだよ・・・」
「マジで!?カゲチヨはなんか企業の目に止まったの?」
カンナちゃんが驚きながらも聞く。
「あぁ・・・メガネのモデルになって・・・目が腐ってるからイケメンになるだろうって言われたからあんまり嬉しくないけど・・・」
それで微妙な雰囲気だったんだ・・・
「キモ4はもっと悲惨だぜ・・・」
そう言ってスマホを見ると・・・
「これって指名手配犯の写真?ルイ君が写ってるけど・・・」
「いたずらで乗せられたんだね・・・」
私とミキが言う・・・
「これも見て欲しいでござる・・・」
そう言ってチダイ君が見せたのはエロサイトに使われているアサヲ君とマチャソ君の写真だった・・・
「なんか可哀そう・・・」
「残念でしたね・・・」
カンナちゃんとフィーアちゃんが四人を慰める・・・
「「「「くそー!」」」」
こうしてモデルの厳しさを知った私たちなのでした・・・