妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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またヒューマンバグ大学の瓜生を出します。
元ネタ動画は「許さねぇ」からです。


妖精王のカチコミ

sideカゲチヨ

カレコレ屋は今、無断で怪しげなサプリに俺たちの写真が使われていることが問題になっていた・・・しかもモデルをしてないシディが写った写真だぜ・・・?

 

「あの何でも屋も絶賛?知らねーよ!」

 

「個人ならともかくこうして看板使われるのは問題だよね・・・」

 

「そこそこ知れ渡っているみたいだぞ・・・バイト先の人も何人か知ってたぞ。」

 

「学校でも心配されるしいい迷惑だよ!」

 

「名誉棄損ですよね・・・これでは怪しげな案件を受けていると白い眼を向けられますね・・・」

 

フィーア・・・

 

「俺もうその目を向けられてる・・・」

 

「「「「・・・・」」」」

 

ヤバい・・・言ってて悲しくなってきた・・・

 

このままでは仕事に支障がでるということで俺たちは早速証拠としてカメラで撮りながら電話をした。

 

「もしもし、カレコレ屋を営んでいるカゲチヨと申します。そちらの広告についてなのですが、我々の画像が無断で使われていまして・・・どういうことでしょうか?」

 

そう聞いて担当者に取り次いでもらったのだが・・・

 

「私共は広告代理店に製作を依頼しているのでこの件に関してお答えできることはございません。」

 

「だからその店を教えろって何度も・・・!」

 

ツー、ツー・・・

 

「切れたね・・・」

 

「・・・の野郎・・・!」

 

「完全に舐めてるね・・・・」

 

「どうやら直接言って血祭にあげるしかないみたいですね・・・」

 

フィーア、それは最終手段だからな・・・?

 

「話さないことには始まらないしな。」

 

俺たちはチラシに書かれていた住所に向かっていたのだが・・・

 

「ホントにここなのか・・・思いっきり住宅街なんだけど・・・」

 

「きな臭すぎるでしょ・・・」

 

「マップだとこの方向なんだけど・・・」

 

ヒサが案内しているのだがカンナと俺が言うように住宅街を通っており

 

「会社のような建物はないな・・・」

 

「偽物っぽいですよね・・・」

 

シディやフィーアの言う通りその可能性も視野に入れつつ俺たちは向かったが・・・

 

「やっぱりただのアパートだな・・・」

 

「ホームページにも載ってる住所はここなんだよね・・・」

 

シディとヒサが言う・・・ますます怪しいじゃねぇか・・・そう思っていると・・・

 

「あれ?カレコレ屋さん?」

 

「お、皆久しぶり!」

 

「お父さんに瓜生!?」

 

カンナの言う通りいたのはクリスとカンナのメロンパンに惚れてパン屋になった殺し屋瓜生龍臣だった!

 

「お父さんたちもこのチラシの奴できたの?」

 

ヒサが聞くと

 

「あぁ、そいつらは裏で妖精王の森の植物を違法で盗って薬にしたり異宙の生物を無断で仕入れてたから粛清しようと思って。」

 

「それにウチの常連さんがサプリに文句つけようとしてその会社のバックにいる半グレにボコられたって聞いたから俺も参加しようと思って・・・」

 

死神二人に目をつけられるなんてその会社も自業自得とはいえ気の毒だな・・・

 

「それでカレコレ屋はそのチラシで文句を言いに?」

 

「娘たちの写真をそんなことに許可なく使うとは・・・どうやら殺さなきゃいけない理由が増えたようだね・・・!」

 

「あぁ、だがそんなことをしてるなら懲らしめないとな。」

 

シディやクリスの言う通りだな・・・

 

「じゃあ、私がハッキングで調べるね!」

 

ヒサが奴らのホームページから住所を調べる。

 

「見つかりそうか?」

 

瓜生が聞く。

 

「こういう小さな詐欺してる人って似たような手口を複数使ってるからかえって特定しやすいんですよ。」

 

ヒサが説明する。

 

「できた、ここからそんなに離れてない。」

 

流石だぜ!ヒサ!

 

side妖精王

 

「ふーんまともなオフィスビル、ちょっとは擬態しようっていう精神があるじゃん。」

 

俺は結構まともな建物を借りてる外道に感心する。

 

「クリス、表札の四階に何も書かれていないぞ。」

 

シディが教えてくれる。

 

「よし、じゃあ乗り込むか。」

 

カゲチヨに頼んでフロントのロックを外してもらった。

 

そして俺たちは部屋の扉を蹴破る。

 

「どうも、ドブネズミさんたち死神二人が殺しにきたよ。」

 

俺はあえて穏やかな声で言う。

 

「よ、妖精王!?お前たちやっちまえ!」

 

スーツの男が誰かを呼ぶ。

 

「何だ!お前らぁ!」

 

「ウチをなめたらどうなるか分かってんだろうなぁ!?」

 

おいおい・・・古風な半グレだな・・・

 

「お前ら生まれ変わるならハエで頼むわ・・・」

 

「「ぎゃああああ!?」」

 

瓜生が落ちていたカッターナイフを使って次々と頸動脈を切断する。

 

「こいつら違法組織の役満かよ・・・」

 

「まぁ、遠慮なくやれるからいいじゃん!」

 

「あぁ、くらえ!」

 

「遅すぎですよ、それじゃ虫が止まって交尾して卵産んでしまいますよ?」

 

「ふっ!」

 

カレコレ屋もそれぞれの方法で敵を屠っていく。

 

「ば、化け物どもめ!何とかしろ!」

 

「はい、妖精の羽・・・高値で売れそうだな・・・」

 

「この人に目をつけられたら終わりだぞ!」

 

おお、欧州長刀か。なかなかの強者一人と数人のおつきか・・・

 

「御託はいいからかかってきてよ。」

 

「食らいやがれぇぇ!」

 

お供たちがかかってくるが・・・

 

「なんでお前ら目玉つけてるの?盲目になってよ。」

 

「え?」

 

俺は増殖で発生させた小刀で雑魚の目を正確に射貫く。

 

「隙ありぃ!」

 

ボスが長刀を振ってきたが・・・

 

「お前一丁前に腕生やさないでよ。あと足もね。」

 

スバッ!

 

俺はあえて操作しないで霊槍を手でもって自前の槍術で男の手を切断する。

 

「うぎゃああああ!」

 

だるまになれば自分の身の程をわきまえて来世では良い人間になれるでしょ・・・

 

「さて、お前には地獄を見てもらおうか・・・」

 

「ひいいいぃいい!」

 

「あ、事務をやってた部下も捕まえておいたよ!」

 

カンナの言う通り縄で縛られた男たちがいた。流石カレコレ屋、仕事が早い。

 

「じゃあ、後はこっちでやっておくからカゲチヨ達は会社を社会的に潰しておいて。」

 

「了解。あんたも容赦ねぇな・・・」

 

「カゲチヨには言われたくないよ・・・」

 

俺は奴らを森に持ち帰った・・・

 

sideカンナ

 

後で聞いた話だとあの会社の社長だった男は・・・

 

「ひいぃいい!暑い!焼け死ぬ!落ちるううう!?」

 

「頑張れー、渡り切れたら許すかも・・・」

 

火の海の上に油を塗った銅の棒を通して渡らせる炮烙刑にお父さんが合わせたそうだ・・・結局渡り切れずに油で滑って火の海に落ちたそうだ・・・

そして事務をしていた部下たちも・・・

 

「最近、森を汚す奴と材木の見分けがつかないんだよね・・・」

 

「木じゃ・・・ああああがあああ!?」

 

「許し・・・ひいいいい!」

 

ゴリっ・・・ゴリッ・・・

 

大工道具の鉋(かんな)でお父さんが肉を薄ーく薄ーく削り取って死んでいったみたい・・・

 

 

アーシたちはその話をカレコレ屋で聞いて・・・

 

「やっぱ恐ろしいな・・・」

 

「怒ったら容赦なしだからね・・・」

 

「強さの極みですよね・・・!」

 

「とんでもない人が味方だと再確認できたな・・・」

 

カゲチヨたちもお父さんの心強さを実感できたんだ!

 

 

 

 

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