妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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テイペンとのコラボです。


デスゲーム運営

sideカゲチヨ

 

「はぁはぁ・・・!」

 

「はぁはぁ・・・うわっ!」

 

「くそっ!俺たちはもうだめだ・・・先に行け!」

 

「何言ってるんだ!ここまで一緒に来たじゃないか!」

 

「俺たちは最後まで行けそうにない・・・俺たちの分まで生きてくれ・・・」

 

「う・・・ぅ・・・すまない、ペンギン、カゲチヨ・・・」

 

「「生き残ってくれ・・・」」

 

そうして俺たちは監視室に戻ってきた。部屋にはパンダとシャチ、ヒサたちもいる。

 

「お疲れー。」

 

「あー・・・きつかった・・・」

 

俺とペンギンはサクラとしてデスゲームを盛り上げていた・・・どうしてこんなことをしているかというと某企画がデスゲーム運営に手を出し。それにデスゲームにたびたび巻き込まれている俺達のアイデアを貸して欲しいと上司に頼まれてこうして運営に関わっているのだ・・・

 

「ペンギンのくせにいい演技するじゃん。」

 

「まぁ、カゲチヨにしてはやりますね。」

 

お前らなぁ・・・

 

「お前たち二人の演技は大根だからな。比べるなんておこがましいだろ。」

 

「がーん!」

 

「さらっとけなされた・・・」

 

「ヒサの演技なんて賭けしてる観客も涙させたからな・・・」

 

「やめてよ・・・」

 

ヒサは照れてるけどマジで凄かったからな・・・

 

「見てください!さっきの人が最終ステージにたどり着きましたよ!」

 

「うむ、カゲチヨたちの意思をついで頑張ってくれると思うぞ。」

 

シャチとシディの言う通り成功したのだが・・・

 

「お前たち!コメントを見てみろ!」

 

怒った上司に言われて見てみると・・・

 

「展開が一緒で新しさがない・・・。死ぬのがデスゲームなんだから当たり前じゃない?」

 

「そうじゃない!前もサクラを誰かがやって盛り上げただろ!ぬるま湯の展開で視聴者が満足すると思うな!」

 

カンナの発言に上司が言う。

 

「もっと過激って・・・難しすぎたら最終ステージにいけないし・・・」

 

「まぁ、会議だな・・・」

 

ヒサとペンギンが渋い顔をしながら会議の日程などを纏めだした・・・

 

sideペンギン

 

後日俺たちは会社で企画会議を行った。

 

「では何か意見はあるか?」

 

「はい!トラップだらけの部屋を延々と走らせる!一秒ごとに参加者が脱落して展開が読めないから盛り上がるよ~!」

 

「確かに、参加した中には体を使ったものがあったから見る側もやる側も楽しめるな!」

 

「シディがやるわけじゃないし参加者全員運動好きなわけじゃないからな・・・?」

 

パンダの意見シディも笑顔で賛成するので一応言っておく・・・

 

「自分の案はサバイバルホラーです!キラーを用意してそいつが参加者を殺して回るんです!なんなら自分がキラー役になりますよ!」

 

「人を食べたいだけじゃないよね・・・?」

 

「だったらキラーのでる建物に炎を放つのは!?火という自然の脅威に対して参加者がどう対応するのか判断力が試されるから盛り上がるよ!なんだったらアーシが建物にガソリンまいて火をつける役でもいいよ!」

 

「カンナちゃん、単に放火したいだけじゃないよね・・・?」

 

サイコな発言をするシャチとカンナに俺とヒサメは一応確認を取る・・・

 

「良いんじゃねーの?どっちの案も派手で良い感じだと思うぜ。」

 

カゲチヨは言うが・・・

 

「一時的な刺激は飽きられそうですね・・・仲間割れとかドロドロの奴を入れた方がボティスみたいな人も見るからそっち方面でも考えた方がいいかもしれません・・・」

 

「そういうことだ。過激なのはわかりやすいが一時的な刺激は飽きられてしまう。ドロドロはともかく重要なのは謎解きの部分に要点を置いた方が良い。」

 

フィーアの意見に俺は補足を加える。

 

「ペンギン、フィーア、いいこと言うじゃないか!」

 

上司がいきなり現れた・・・

 

「皆・・・デスゲームっていうのは謎を解くカギを命がけで探す姿が盛り上がるんだ!」

 

「なんか急に語りだしたんだけど・・・」

 

パンダ・・・気持ちはわかるが今のところ正論だから聞こう・・・

 

「絶対にクリアできないゲームを見てもつまらん!クズどもがクリアできるはずのゲームで能力が足りず愚かにも敗北していく・・・それが最高に面白いんだ!」

 

「熱量高くクズなこと言うなよ・・・」

 

カゲチヨの言う通りだぞ・・・

 

「案自体が悪いわけじゃないミックスさせてブラッシュアップしていこう。」

 

こうして俺達は企画を煮詰めていった・・・

 

sideヒサメ

 

こうして最初のルール説明は私とペンギンさんが担当することになった・・・

 

「今からお前たちにはゲームをしてもらう・・・」

 

「ゲームだと!?どういうことだ!」

 

「質問は受け付けません・・・貴方たちには目の前にある床をケンケンしながら進みゴールを目指してもらいます・・・」

 

「だが気をつけろ・・・赤い床を踏んだら・・・」

 

そうして説明していたんだけど・・・

 

「ヘ~イ!私日本語分かりませ~ん!」

 

連れ去った人の中に外国人がいたの!?

 

「ど、どうする!俺は英語はあやふやだぞ!」

 

「ていうか何人かわからないのに・・・!」

 

取りあえず英語で・・・

 

「ど、ドントステップレッドタイル・・・」

 

「?」

 

「ゴール・・・レッドタイル・・・」

 

「OK!」

 

「「あっ・・・!」」

 

「WHYYYY!?」

 

赤いタイルを踏んだ外国人は水に流されていった・・・

 

「・・・ああなりたくなければ頑張って進んでくれ。」

 

失敗した・・・私たちは管理室に戻ってきた・・・

 

「脱落者は少ないだろうな・・・」

 

ペンギンさんもそう思ってたんだけど・・・

 

「見せしめで恐怖が高まったのか結構脱落者も出てるし盛り上がってるぜ。」

 

「うんうん!やるね!」

 

カゲとパンダさんが言ってくれたおかげで私たちはひとまず安心した・・・

他にも賭けの対象になってるので生存確認をするんだけどグロいんだよね・・・

 

「うわ・・・こんなの見て楽しむとか理解できないよね。」

 

「全くだぜ。」

 

「まぁ、お金持ちばっかだし理解できない癖があるんだよ・・・」

 

パンダさん、カゲ、カンナちゃん・・・

 

「ミートスパゲッティと血液ジュース、焼肉を食いながら言うセリフじゃないな・・・」

 

ペンギンさんの言う通りだよ・・・

 

「あのヒサメちゃん・・・」

 

するとフィーアちゃんが声を掛けてくる・・・

 

「今脱落した人なんですけど似た顔の人が沢山いて見分けつかないんですよ・・・」

 

「11人兄弟全員拉致してくるとか狂ってますよ・・・」

 

シャチさんの言う通り全く見分けがつかなくて炎上してる・・・

 

 

「家族は一つの団体ではないか?」

 

「シディ!それだよ!」

 

私はペンギンさんと協力して残機表示でごまかした・・・

 

sideフィーア

 

結構運営って大変ですね・・・

 

「この少人数で運営っていうのがそもそもの間違いじゃねーの・・・?」

 

カゲチヨの言う通りですね・・・

 

「お前ら!視聴率がどんどん下がってるぞ!」

 

上司がまた言ってくる・・・

 

「ホントですね・・・今度は前回で生き残った参加者が罠を把握して人柱として初参加者を肉壁にしていると・・・」

 

どうしてこうもトラブルが・・・

 

「じゃあ、ここはアーシとシャチさんの出番だね!」

 

「じゃあ度が過ぎだ悪役を倒すキラーとして行ってきます!」

 

二人はゲームの参加者に紛れ込み・・・

 

「へへ・・・これで次のトラップも回避できるな・・・お、次の肉盾がきたな。おい嬢ちゃんたち!俺のために・・」

 

「あぁん!誰に口きいてんだ!?」

 

「燃やしちゃうよ?」

 

「ひぃぃ!すみませんでした!」

 

そして走って逃げようとするとトラップにハマってしまいました・・・

 

sideカゲチヨ

 

そして最大のピンチを迎える・・・

 

「このままだと誰も最終ステージにたどり着けないかもしれないぞ・・・」

 

ペンギンの言う通りこのままのペースで行けばやばいな・・・

 

「そんな・・・!」

 

「それだけはなんとしても避けろ!もし最後まで進めなかったらカレコレ屋はともかくペンギンたちに参加者としてデスゲームに参加させるからな!」

 

相変わらず俺達へのひいき凄いな・・・

 

「まずい・・・何としてでも参加者に生き残って貰わないと!」

 

ということで作戦を実行した・・・

 

「な、なんだこのパンダと女の仏像は・・・!」

 

そう、パンダとフィーアを仏像に変装させてヒントを出させる作戦だ。

 

「僕たちのことを誉めてくれたらヒントを教えてあげるよ~」

 

「さぁ、仏に信仰を示すのです・・・さすれば汝は救われる・・・」

 

「罠か・・・だがこのままだと死ぬんだ!パンダ君は白黒がキュートで可愛い!あなたは長い髪が美しい!」

 

「貴方の信仰は本物です・・・」

 

「ありがとう!お礼にヒントをあげるねー!」

 

二人はばっちりだな・・・

危険な方向に進もうとしている人は強風機で進めなくした・・・

そして最後のステージとなった・・・ロープでターザンのように針が仕込まれた穴を渡るんだ。

 

「無理よ!落ちて串刺しになっちゃう1」

 

「諦めるな!二人で絶対に終わらせるんだ!」

 

リア充だな・・・

まぁ、管理室も熱気に満ちてるんだけどな・・・

 

「飛ぶんだ!きっと受け止めてくれるぞ!」

 

「その通りだ!」

 

「勇気をだして飛んでください!」

 

シディは純粋な応援だけどペンギンやパンダは自分たちが参加したくないから焦ってるな・・・

 

「飛んだよ!」

 

「ちゃんと受け止めた!カッコいい!」

 

「やりましたね!」

 

女性陣三人は受け止めた男に黄色い歓声を上げている。

 

「よかった・・・」

 

「最後の方はドラマが生まれて視聴者数うなぎのぼりだったって!」

 

「アーシたちも安心したら気が抜けたよね・・・」

 

「ホントですよ・・・」

 

皆が喜んでる中上司がやってきた。

 

「お前らご苦労だった!スポンサーもご満悦だったぞ!というわけで次のデスゲームの企画頼んだぞ!」

 

マジか・・・

 

「もう上司を参加させた方が視聴率取れる気がするんだけど?」

 

「俺もそんな気がしてきた・・・」

 

カンナとペンギンが早速相談している・・・

 

「某企画が一番デスゲームに近い環境なんじゃ・・・」

 

ヒサの言う通りだぜ・・・

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