妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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久しぶりにSCPシリーズやります。


SCPシリーズ835-JP けてるやみこ

sideカゲチヨ

今日は如月さんに呼ばれてSCP財団に来ていた・・・

 

「今日はどんな依頼ですか?」

 

「実は先月からSCPー835ーJPが脱走してしまいまして・・・まだ施設内にはいるみたいなのでカレコレ屋さんには探してもらいたいんです。」

 

フィーアの質問に如月さんは答える。

 

「また脱走したんだ・・・」

 

「それでどんなSCPなの!?」

 

ヒサは苦笑いでカンナはキラキラした顔で質問する。

 

「オブジェクトクラスはKETERで影から影へ距離や障害物を無視して移動する能力を持っているんです。性格もかなり攻撃的ですでに職員も襲われているんです・・・」

 

マジかよ・・・

 

「なら俺やカンナの炎であぶりだすしかないな・・・」

 

「しかも姿がはっきりと特定できてないんです・・・攻撃手段もなく大量の血液だけがその場にあったんです・・・」

 

シディが対抗策を考える中如月さんはさらに続けた・・・

 

「怖すぎだろ・・・」

 

「刺激しないですぐに連絡してください。」

 

「勿論です!」

 

ヒサは青ざめた顔で了解した・・・

 

sideカンナ

 

「おーい!SCP-835ーJp、出てきてー!」

 

「もう如月さんの言ったこと忘れたの!?刺激しないでって言ってたじゃん!」

 

アーシが叫ぶとヒサメちゃんが注意する。

 

「姿が分からないんだからこれくらいいいじゃん!もしかしてヒサメちゃんさっきの話でビビってる?」

 

「当たり前だよ!」

 

「はー・・・SCPには見た目キモイ奴が多いから俺も嫌だな・・・せめて美少女ならいいんだけどよ・・・」

 

カゲチヨ・・・

 

「見た目が良くても危険なものはあると思うぞ・・・」

 

「ホント、カゲチヨらしいですよね。」

 

「んだよ!SCPは大体厄介な奴らが多いんだからこれくらいいいだろ!」

 

シディとフィーアちゃんの突っ込みにも強気に返してくるカゲチヨ。

 

「ねぇ・・・あれって・・・?」

 

ヒサメちゃんが何かを見つけたようで指を指してる・・・

 

「女の子・・・?」

 

女子高生くらいのセーラー服を着た一人で廊下に立っていた・・・

 

「なんか怪しいな・・・フィーア、声かけてくれ。」

 

「何で私なんですか!ヒサメちゃん行ってきてください!」

 

「私も怖いから嫌だよ!」

 

皆なさけないな・・・

 

「ねぇ、あんたこんなところで何してるの?」

 

「すまないがここは危険だから俺たちと一緒に行かないか?」

 

アーシとシディが話しかける。

 

「・・・うん、わかった。」

 

こうして女子高生と一緒にSCPを探すことになった・・・

 

sideヒサメ

 

こうして私たちは女の子と一緒に廊下を歩いてたんだけど・・・

 

「・・・い、いや~今日はいい天気だな~!」

 

「そうね。」

 

カゲがキョドって会話で滑るせいで話しかけにくい・・・あの子も独特のオーラを持ってるし・・・

 

「ねぇ・・・名前はなんていうの?」

 

私は質問する。

 

「名前・・・?」

 

私たちは自己紹介する。

 

「それで皆カレコレ屋っていう何でも屋をやってるんだ・・・私はやみこ。」

 

「やみこちゃんね!よろしく!」

 

カンナちゃんが言ったときサイレンが響き渡った!

 

「何だ!?」

 

「付近のSCPが脱走したんだ!」

 

カゲとシディが慌てるなか・・・

 

「こっち!ついてきて!」

 

やみこちゃんが私たちを安全と思われる場所に案内して・・・

 

「ここにいてね・・・」

 

なんとSCPの場所に向かっていったの!

 

「援護に向かった方が良いんでしょうか・・・?」

 

フィーアちゃんが言う中サイレンが収まってやみこちゃんが戻ってきた・・・

 

「もう終わったよ。」

 

すごい!SCPを一人で退治しちゃうなんて・・・

 

「やるじゃねーか!俺には及ばないけど・・・」

 

「何言ってるの・・・カゲより強いんじゃない?」

 

「ヒデぇ!?」

 

「いいのよ。」

 

「いや、ちゃんとお礼をさせてくれ、ありがとう。」

 

「良いっていってるのに・・・」

 

そうしてまた私たちはSCP-835-JPを探すために歩き出す。

 

「お前って何者なんだよ?そんなに強いってことは施設の職員か?」

 

カゲが聞く。

 

「・・・職員じゃないんだけど私はここでみんなの平和のために戦っているの。」

 

「辛くないの?」

 

私は聞いてしまう。

 

「ううん、それが私の役目だから。」

 

「・・・そうか頑張っているのだな。」

 

「今度手合わせして欲しいですね。」

 

シディとフィーアちゃんがそう言ってた時

 

「うわっ!なんか紙が落ちてたんだけど・・・」

 

カンナちゃんが何か見つけたみたい・・・

 

「何かのレポートみたい・・・えーと・・・消照闇子、設定資料集?」

 

「!?」

 

「それは長い黒髪を持ち黒い制服を着た無口な女子高生の姿をしている。彼女は暗殺者として育てられた過去をもちその力を使って今は、平和のために戦っている・・・?」

 

それってやみこちゃんとほとんど同じじゃ・・・?

 

「最後にSCP-835-JPって書いてあるな・・・」

 

カゲの言う通りだ・・・じゃあ・・・

 

「やみこちゃんがSCP・・・?」

 

sideカゲチヨ

 

俺たちは如月さんにやみこちゃんのことを紹介して施設内に設定資料が落ちてたことを知らせた・・・

 

「こんなことが・・・どうやらSCP-835-JPには他者の認識によって姿かたちを変える能力があるのかもしれません・・・施設を出なかったのも自分を認識してくれる人間が外にいなかったからでしょうね・・・」

 

「でも拘束するのは・・・」

 

「そうだよ!アーシたちを守ってくれたの!」

 

「なんとかできないだろうか・・・」

 

当然ヒサたちは収容に反対する・・・

 

「そうは言われても・・・」

 

如月さんが苦い顔をする中またサイレンが響く!

 

「またSCPが!?すぐに行かないと・・・」

 

ドテッ・・・

 

足を取られてまた転んだ・・・

 

「ここは私が・・・」

 

そうしてやみこは影に潜む能力や刀を使ってSCPを収容してしまった・・・

 

「ふぅ・・・」

 

「こ、これは・・・」

 

「ありがとう!」

 

「また助けられてしまったな・・・」

 

俺たちはお礼を言う・・・

 

「良いって言ってるのに・・・」

 

「人々を守るSCP・・・わかりました!ここにプロトコルアイドルー835を発案します!施設内の職員にはSCP-835-JPがアイドルであるというミーム汚染をします。そうすれば彼女が活性化することは無いはずです!」

 

良かったな・・・

 

「これからは自由に施設を歩けるよ!」

 

「良かったね!」

 

「ホントですね!」

 

ヒサたちも喜んだ。その後設定資料をばらまいた職員を俺たちは見つけ出し如月さんにみっちり叱ってもらった・・・

 

そうしてやみこはSAFEクラスへと降格となった。

 

「この前はありがとう。」

 

そうして数日たったころやみこにお礼を言われた。

 

「久しぶりだね!」

 

「また見回りをしているのか?」

 

ヒサとシディが再開を喜ぶ。

 

「これからもよろしくね。」

 

「うん。」

 

カンナがそう言ってやみこも同意した。こうしてこの一件は良い形で終わりを迎えたのであった・・・

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