妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

309 / 913
SCPシリーズ1060 ペナンガラン

sideカゲチヨ

 

「はー!面白いなぁ!」

 

カンナがまたオカルト関係の本を読んでるな・・・

 

「今日は鳥山石燕の妖怪の画集を見てたんだよ!」

 

「すっごい古典なもの読んでるね!?」

 

ヒサの言う通りだぞ・・・

 

「どれどれ・・・ろくろ首ですか・・・この首で絞められたらきつそうですよね・・・」

 

「異宙の住人にもデュラハンとかはいるけどやっぱり首がないってびっくりするよね。」

 

「そういえば今日はSCPの依頼で首を飛ばせる能力を持つSCPって如月さんが言ってたな・・・」

 

俺はそういう。

 

「本当!?早速行ってみようよ!」

 

「まぁ、倒しがいのありそうな敵ですね。」

 

「大丈夫かな・・・」

 

「行ってみないとわからないさ。」

 

こうして俺たちは捕獲の依頼を請け負った。

 

sideヒサメ

 

「この森の中にSCP1060ペナンガランがいます。」

 

如月さんが森を進みながら言う。

 

「ペナンガランとはどんな生物なんだ?」

 

シディが質問する。

 

「マレー半島に伝わる妖精の一種でもあって女の生首の姿をしていて夜になると首から下を内臓を垂らして飛び回り人を吸血するって言われてるよね。」

 

カンナちゃんが説明する。

 

「はい。クラスはEUCLIDで中々に危険です。」

 

そうして森の中を探索していると・・・

 

「何をしているの・・・?」

 

突然綺麗な女の人が現れた。

 

「俺たちはペナンガランって言う奴を探してんだけど女の生首が飛んでなかったか?」

 

カゲが女性に聞く。

 

「いえ・・・見かけなかったわね。私も探してるから手分けして探しましょうか?」

 

じゃあそうしようか・・・私がそう言ったとき。

 

「じゃあプレゼントです!」

 

カンナちゃんがアザミの花を送ってきた!

 

「いやああああ!?」

 

その瞬間女性は叫び声を上げながら首を飛び出させた!

 

「マジか!アイツがペナンガランだったのかよ!」

 

「こうしてみるとグロすぎですね・・・」

 

カゲとフィーアちゃんが不気味がる。

 

「カンナはどうして分かったんだ?」

 

シディが聞く。

 

「夜に森の中にいるなんて怪しいし。保険で弱点のアザミを取ってから念のためって思ったんだけどビンゴだったみたい。」

 

流石カンナちゃん!

 

「おのれぇぇぇ!一人ずつ血を吸ってやろうと思ったのに計画をおじゃんにしやがって!全員まとめて吸い取ってやる!」

 

そう言って襲い掛かってくる!

 

「み、皆さん来ましたよ!私も援護を・・・きゃっ!」

 

ステーン!

 

うん、如月さんは転ぶからそのまま待ってて・・・

 

sideフィーア

 

「それそれ!」

 

空を飛びながら私たちを翻弄してくるペナンガラン・・・多少厄介ですが弱点が分かれば怖くないですね・・・

 

「如月さん!ここにアザミって生えてますよね!」

 

「はい!案内します!」

 

「そうはさせるか!」

 

アザミの花の生えてるところに行こうとする私たちを妨害しようとしてきますが・・・

 

「いえ、貴方にも無理やり来てもらいますよ?」

 

「バカな・・・この高さまでジャンプで・・・きゃあああ!?」

 

私は飛び上がって花の方向に奴を蹴り飛ばします!

 

「ぐっ・・・だが落ちなければどうということは・・・」

 

「そのために俺がいんだよ・・・」

 

「それっ!目つぶし!」

 

「きゃっ!」

 

カンナちゃんが水をかけて目つぶし、カゲチヨが血液の縄で奴を花畑の真上で拘束します。

 

「シディ!今だ!思いっきり引っ張っちまえ!」

 

「うぬ!」

 

カゲチヨの合図でシディさんが狼男の腕力で思いっきり縄を引っ張ります!

 

「ちょ・・・いやあああ!?」

 

ぐさぐさ!

 

「あがががが・・・」

 

「ダメ押しだよ!」

 

棘で動けなくなったところをさらにヒサメちゃんの氷結で動けなくした・・・

 

「さ、寒い・・・」

 

「ペナンガラン捕獲成功です!ありがとうございます!」

 

如月さんも活躍してたし私たち皆の大手柄ですね!

こうして体もしっかりと回収して仕事は終了しました。

 

「しっかし、伝説に残ってるSCPもいるんだな・・・」

 

「インディアン関係のSCPもあるみたいだし案外怪談や妖怪もSCPだったりするのかもね・・・」

 

「世界はまだまだ分からないことだらけだな・・・」

 

全くですね・・・

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。