妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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一番怒るとはこわいのは

SIDEカゲチヨ

今日の依頼人は女子高生だったのだが泣いていた。

 

「うぅ・・・ぐすっ。」

 

「なんじゃ、この女はきてからかれこれ十分泣いてばっかじゃぞ。」

 

「おちつけよ、ボティス。」

 

「ワシら商売でやっておるんじゃぞ。泣いてるだけなら追加料金じゃ!」

 

「おめーはカレコレ屋やってねーだろ。」

 

「すみません・・いまはなしますから。」

 

「落ち着いてゆっくりはなしていいぞ。」

 

シディがそういうと依頼人は落ち着いたのか話してくれた。

 

依頼人の家庭は貧乏でしかし両親は依頼人が勉強を頑張りたいと言った進学校に入れてくれたがやはり苦しく、依頼人は水商売に手をだしてしまいそれを担任に相談したら

援助交際をもちかけられボイスメモをとられ脅されたらしい。

 

「私怖い・・・男の人が怖い・・・」

 

俺は依頼人になんと声をかけたらいいかなやんでいると

 

「勇気をだして話してくれてありがとう。」

 

ヒサが依頼人を抱きしめ優しい声でいった。そしてー

 

「私がなんとかするから。」

 

静かに怒った顔にかわりそういった。

 

「カゲチヨ・・・」

 

「あぁトラの尾を踏んじまったみてぇだ・・・」

 

「なんのはなしじゃ?」

 

「今にわかりますよ・・・」

 

「久しぶりに見ても怖い・・・」

 

こうして俺たちは依頼人の通う女子高に向かった。

 

sideカンナ

女子高に潜入することになったのだが・・・

 

「二人とも何やってんの?」

 

そう二人ともセーラー服をきていたのだ。

シディは見た目がいいから違和感ないけど

カゲチヨがメイクしてその姿だとまさに怪談にでてきそうだ。

 

「潜入はアーシらに任せて二人は依頼人の保護したほうがいいんじゃ・・・」

 

「お前ら三人に何かあったらどうするんだよ!」

 

カゲチヨ、いきなりイケメン発言しないで。

すると警備員がやってきてカゲチヨは変態として追いかけられていった。

シディも生徒に女扱いされ

 

「お姉さま~!」

 

とお茶に連れていかれてしまった。

 

「あの二人ならなんとかなるでしょう。」

 

フィーアが信頼してるとも薄情ともとれる態度をとり

アーシらは職員室にむかった。

 

sideヒサメ

「お!来てくれたか先生嬉しいぞ!」

 

全く反省してない教師をみて私は少し本気で力を使ってもいいなと安心した。

 

「ん?誰だお前?」

 

「あなたが彼女を脅していた犯人ですね。」

 

「脅す?だいたい他人が口出しをするんじゃない!」

 

「もう黙って。加減できなくなるから。」

 

私は氷で屑を拘束した。

 

「彼女との会話のデータはどこ?」

 

「冷たい・・・そんなの知るわけ・・」

 

「そう、じゃああなたを消して証拠をけすしかなさそう。」

 

「わかった・・・!引き出しの中のUSBだ。」

 

私は机に向かいUSBを回収してバックアップがないかカンナカムイの力でハッキングして

消し飛ばした。

 

「家のパソコンには入ってるの?」

 

「もうありません・・・もう許して・・・」

 

まだ嘘をついてるかもしれないから手荒にしてもいいよね?

そう思って雷を纏った拳を振り上げた。

 

sideボティス

 

「意外じゃな・・・あの甘ちゃんのヒサ子が・・・」

 

ワシは屑教師をボコボコにしてるヒサ子に驚きを隠せなかった。

 

「いや、怒らせて一番怖いのはヒサメだぞ。普段は優しいがな。」

 

「お前もあんまり怒らせないように気を付けろよー」

 

これからはヒサ子をからかうのもほどほどにしておこう・・・

それより・・・

 

「やっぱり恐ろしいです・・・」

 

「数年ぶりだからより怖い・・・」

 

お前たち幼馴染なんじゃからそんなに震えるな!

 

sideフィーア

そのあと声を編集して警察に提出教師は逮捕されることになった。

さらにそのあと依頼人は奨学金と合わせて普通のバイトをすることになった。

そしてカゲチヨは生徒に学校の七不思議として語られることになりました。

めでたしめでたし。

 

「めでたくねーよ!」

 

 

 

 

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