妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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鷹の爪EXの「頑張れデラックスファイター」見て衝動的に書いてみました・・・


頑張れ正義の味方

sideカゲチヨ

 

今日の依頼人はヒーローの衣装を着た男だった・・・

 

「正義の味方の手伝い?」

 

俺が確認する。

 

「あぁ、お前ら異宙の力を持ってて強いんだろ?」

 

「いやいや、何でアーシたち一般人の何でも屋が正義の味方の手伝いをしないといけないの・・・」

 

カンナが突っ込むなか依頼人は続ける・・・

 

「実はさー、黒い右手団っていうのは世界征服を企む秘密結社なんだよ・・・それにしかもお前らカレコレ屋と違って子供と遊んだり旅行好きな団体ってわけじゃないんだよ・・・」

 

「そんなありふれた悪の組織があるとは・・・」

 

フィーアも驚く・・・

 

「奴ら今度日本政府を脅迫してて俺になんとかしてくれって頼まれたんだ・・・なぁ頼むよ・・・」

 

「うぬ・・・どうする?四人とも。」

 

シディが聞いてくるが・・・

 

「いや、やらねぇ。」

 

俺は依頼を断る。

 

「何だと!?」

 

依頼人が驚く中ヒサが続ける。

 

「ネットで貴方の評価を見ましたけど一般人でも勝てる弱い敵しか相手にしてませんよね・・・それで結構叩かれてますよ・・・」

 

「うっ・・・」

 

「これは試練なんっすよ・・・貴方が真の正義の味方になれるかなれないかのな!」

 

俺が依頼人に宣言する。

 

「・・・わ、分かったよ!自分で何とかするよ!」

 

そう言って男は去っていった・・・

 

sideフィーア

 

「で、結局心配だから右手団の組織に来ちゃいましたね・・・」

 

ホント私たちって酔狂ですよね・・・

 

「でも、俺たちは見守るだけだぜ。」

 

「あぁ、そうだな。」

 

カゲチヨとシディさんが言う中依頼人が来ました・・・

 

「かなり警備が厳重だな・・・考えろ・・・どうする!」

 

さてどうするんでしょうか・・・

 

「そうだ!ピザの配達に成りすまそう!」

 

えぇ!?

 

「すみませーん!ピザを届けにきましたー!」

 

「普通ピザ用意してから行くでしょ!」

 

「それに中の人に確認取られたら詰みだよ・・・」

 

ヒサメちゃんとカンナちゃんの言う通りだよ・・・

そして案の定・・・

 

「何だと?ピザはどこにあるんだ?」

 

「えっと・・・それは・・・」

 

「怪しい奴だな!来てもらおうか!」

 

「ご、ごめんなさい・・・ごめんなさいー!」

 

二秒でバレてましたね・・・

 

「ヤベェ!アイツがやられたら日本が終わるぞ!」

 

全くここまでダメヒーローとは思いませんでしたよ!

 

 

「でもアーシたちはどうやって行く?」

 

確かにどうすれば・・・

 

「こんなこともあろうかとジニ率いる妖精王の森の技術班に透明人間ドリンクを作って貰ったぞ!」

 

シディさんが薬を出します。相変わらずチートですね・・・

 

 

sideヒサメ

そうしてアジトの中に入ったんだけど・・・

 

「助けてください・・・」

 

依頼人は怯えた顔で連行されていた・・・

 

「何だこの男は?」

 

上の立場らしき人が中にいたよ・・・

 

「ピザの配達員になりすまして中に入ろうとしていました・・・」

 

「何者だ?言え!」

 

「あ・・・あぁ・・うえええ・・・」

 

ヤバいよ・・・泣きすぎて何も言えてない・・・もうこうなったら・・・

 

「俺は正義の味方だー!お前たちの陰謀を叩きのめしてやるー!」

 

私は即興で声を当てる。

 

「何だと!お前がか!?」

 

「言ってない・・・俺言ってないよ!?」

 

「飛んで火にいる夏の虫だな!こいつを食器洗い器みたいにしてやれ!」

 

ヤバい!

 

「シディ!フィーア!」

 

「「了解!!」」

 

シディとフィーアちゃんが高速で兵士たちの背後に回りこみ吹き飛ばした!

 

「ぎゃああああ!?」

 

「何だ!何が起きた!」

 

「よし!次は俺が・・・」

 

カゲが依頼人の腕を借り・・・

 

「食らえ!正義の電撃だー!」

 

そう言った瞬間私が電撃を出して幹部を倒した!

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

そうして倒れたのを確認すると私たちは行動を開始した。

 

「シディと俺は依頼人を台車に乗せてボスのところに行く。三人は管理システムをハッキングしたり武器を破壊しててくれ!」

 

カゲの指示通り私たちは武器やシステムを使えなくした後ボスの所に向かった・・・

 

sideカンナ

 

そうしてボスのところに向かった・・・

 

「くそ!まさかここまで優秀なヒーローだとは・・・やってしまえ!」

 

部下たちが銃撃を繰り出してくるが・・・

 

「ふっ!」

 

カキン!カキン!

 

シディのバリアによって全弾防ぐ。

 

「そんな鉄砲玉俺には通用しないのよー!食らえ正義の念力パワー!」

 

ズガッ!ドコっ!

 

「ぎゃあああ!」

 

カゲチヨの演技に合わせてアーシたちが殴り飛ばして気絶させる!

 

「己!これはメインシステムにつながってねぇから動くんだ!ミサイル発射ボタンだ!」

 

まだ奥の手があったんだ・・・

 

「あぁ・・・ボタン持ってる・・・怖いよぉ・・・」

 

ああもう!

 

「カゲチヨ血液操作でアイツを拘束して!」

 

「おう!」

 

カゲチヨは鈴の吸血鬼がやっていた血液を循環させる拘束でボスを縛り上げる!

 

「な、なんだ!体が引き裂かれるように痛い・・・」

 

「ほら!アーシに合わせて!」

 

「仕返しされたら怖いよー!」

 

ああもう!

 

「私たちが依頼受けますから大丈夫ですよ!」

 

フィーアちゃんが答える・・・すると・・・

 

「う・・・ぁ・・・・」

 

おそらく自前の必殺であろうビームを出し始める・・・

 

「頑張れ・・・」

 

「そうだ・・・いいぞ・・・」

 

シディもカゲチヨ、いやアーシたち全員が見守る中発射しようとする・・・

 

「ビーム!」

 

「ぐわっ!」

 

そうしてボスは倒れた・・・

 

「うわーん!やったよー!俺頑張ったよー!」

 

「うん・・・今回はよくやったよ・・・」

 

「もうだいじょうぶだよ・・・」

 

アーシたちはなぜか母性があふれてしまい依頼人を慰めるのだった・・・

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