妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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洗脳ゲーム

sideカゲチヨ

今日の依頼は少し変わっていた・・・

 

「これが依頼の品か・・・」

 

「普通のゲーム機にしか見えないけど・・・ネットで有名なんだよね。」

 

シディとヒサの言う通り依頼は洗脳されるというゲームの調査だ。

 

「洗脳ってどんな風になるんですか?」

 

「なんかキャラが変わるみたいだよ。」

 

 

フィーアとカンナの言う通り人格が変わるゲーム・・・はっ!

 

「俺がクズなのも洗脳されてるのかも・・・」

 

「それは自前だろ。」

 

「クリアして欲しいという依頼だったな・・・」

 

「ネットではクリアすれば全員洗脳が解けるって書いてあるね・・・」

 

ふふふ・・・なら大丈夫だ!

 

「ここには人生の大半をゲームに捧げてるこの俺がいるんだぜ!?イージーだろ!」

 

「その分人生ハードモードそうだな・・・」

 

「まぁ、この依頼はカゲチヨに任せようか・・・」

 

sideヒサメ

 

「うわ~ん!シーちゃん!!ヒーちゃんがいじめるよぉ!ふざけんなって怒ってくるよぉ!!」

 

カゲが赤ちゃんみたいになったので怒ったんだけど本当に洗脳されてたみたい・・・

 

「ごめん・・・」

 

「し、しーちゃんってカゲチヨなんてなれなれしい呼び方なんですか・・・!」

 

「フィーアちゃんそんなこと言ってる場合じゃないでしょ・・・」

 

カンナちゃんの言う通りだよ・・・

 

「一時間たってゲームが終わってからずっとこの調子だな・・・」

 

洗脳されて赤ちゃんキャラになっちゃったってこと?

 

「ひーちゃん、おっぱい。」

 

「ふざけんな。」

 

ダメだ・・・早くなんとかしないと私の堪忍袋が持たない・・・

 

「今度は私がクリアするよ!」

 

「ホントに大丈夫か?」

 

「そうだよ、アーシがやっても・・・」

 

「怖いけどフィーアちゃんはまだ動揺してるし、それにゲームできないシディよりは可能性があるし、カンナちゃんはカゲのこと見てて!」

 

「結局幼児化したらアーシに押し付けるんだね・・・・」

 

ごめん!でもお願い!

 

sideカンナ

 

そして一時間後・・・

 

「ねぇーんっ?シ・デ・ィ❤」

 

ヒサメちゃんは淫乱キャラになっていた・・・

 

「ヒサメやめてくれ・・・」

 

「あああああぁ!?洗脳とは言え許しませんよ!」

 

フィーアちゃんが嫉妬でおかしくなったぁー!?

 

「ちょ・・・やめ、いやあああ!?」

 

すごい勢いで引き離した・・・

 

「?フィーアは何を・・・」

 

「さーて!作戦を考えようか!」

 

フィーアちゃんの行動をごまかしてアーシはシディと話す。

 

「順当にいったらゲームの上手いフィーアじゃないか?」

 

いやフィーアちゃんは・・・

「正気に戻って下さい!」

 

 

「や、やめて・・・揺らさないで。」

 

今取り込み中だから・・・

 

「アーシかシディがやるしかないね・・・」

 

「なら俺に任せてくれ。」

 

えっ・・・シディが?

 

「いくぞ!」

 

side黒幕

 

「くくく・・・またカモがきやがった・・・」

 

俺はリアルタイムで洗脳のプログラムを仕込む方法で数多の人間を相手に洗脳してきたのだ!

そうして男はプレイしたのだが・・・

 

「いや!なんで一時間たって最初の街出てねえってどういうことだよ!」

 

進めない方向に進もうとしたりNPCに134回も話しかけてるし!

 

「俺もなんで数えてるんだよ!」

 

どんだけやるか気になっちまったじゃねぇか!

 

「あとなんでモンスター倒さずに逃げるんだよ!」

 

だから町から出られねぇんだろ!

もうしょうがないからエンディングまで飛ばすことにした・・・

 

「はっ!モンスターが倒れてる!誰か―!助けてくれー!」

 

もしかしてモンスターの心配してたから逃げてたのか?

 

「お前がいつまでもクリアしねーから俺が飛ばしたんだよ!」

 

「それよりも倒れてるモンスターを・・・」

 

何なんだよこいつ!

 

「俺がゲームを作ったんだよ!」

 

「なら洗脳した人を解放してくれないか?」

 

「はー・・・クリアできたらするって約束だしな・・・」

 

「おぉ!お前は良い奴だな!」

 

はぁ?んなわけねぇだろ・・・

 

「仕事が上手くいかなくてむしゃくしゃしたときに洗脳プログラム拾ったからゲーム作って悪戯したんだよ・・・そんな奴クソだろ・・・」

 

「確かに良くないことだがお前のゲームは楽しかった、ゲームというのは人に楽しんでもらうための物なんだろ?それを楽しく作れるお前は良い奴だ!」

 

そう満面の笑みで答えた・・・

 

「ははは・・・最初の街も出てないのに楽しかったのかよ・・・」

 

ホント変な奴・・・

 

sideカゲチヨ

 

「あー・・・頭いてぇ・・・」

 

「カゲ・・・起きたんだ・・・」

 

ヒサ!?なんかぐったりしてねぇか?

 

「淫乱キャラになってシディに絡んでたらしくてフィーアちゃんに体揺らされてて・・・」

 

「すみません・・・頭が真っ白になってました・・・」

 

嫉妬って恐ろしいんだな・・・

 

「そういうカゲチヨは赤ちゃんになってたよ?」

 

カンナ!そうなのか!?

 

「二人とも元に戻って良かった。」

 

そりゃよかったけどさ・・・

 

「俺達なんて醜態を・・・!!」

 

「人に見せられないよね・・・」

 

って言うかシディ何してるんだ?

 

「あぁ!今日の様子をYOUTUBEにアップしたところだ!この前ヒサメに教わって今回もカンナにサポートしてもらったからな!」

 

「もちろん、フィーアちゃんが揺らしてるところはカットしたから大丈夫だよ!」

 

そういう問題じゃねーだろ!?

 

「「何してんの二人ともー!!」」

 

「うむ?喜んでもらえると思ったんだが?どうして二人とも怒ってるんだ?」

 

「シディ・・・ある意味アーシより恐ろしいかも・・・・」

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