妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
フィーアの料理は奇食ハンター鬼頭丈二に出てくる料理を使ってます。
https://www.youtube.com/watch?v=Q-FrrkZHR6I&list=PLnq6Zem-vrQDE35aiEk-BbD4TlgwcCimW&index=23
https://www.youtube.com/watch?v=gT4yWxWVUx8
sideフィーア
シディさんのおっかけ資金が尽きてきましたね・・・
「仕方ありませんね・・・やりますか。バイト。」
私は飲食店のバイトに応募しました・・・
そしてバイト当日・・・
「今日からよろしく・・・」
さっそく上司が来たんですけど・・・
「ヤバ女・・・まさかアンタがいるなんて。」
「出たわねトカゲ、私の邪魔はしないでよ?」
すでにティラとメンヘラ女が対立していました・・・
「何ですでに険悪なんだ・・・?」
上司の言う通りですよ・・・
「なんで二人はバイトしてるんですか?」
私が聞く。
「わっちは新しく可愛い服を買うためだぞ!」
「私はハックきゅんを覗き見る機材を買うためよ!」
相変わらず恋人のためなんですね・・・(人のこと言えない)
「だからってこんな公共の場で喧嘩しちゃダメですよ。私だってメンヘラ薬のことであなたの事は許せませんがこうして一緒にいるんですから。」
「わかったわよ・・・でもアンタも邪魔だけはしないでよ?」
はいはい・・・
「とにかく業務を説明するね。まずは厨房から・・・」
「あぁん!?私には無理よ。もし私の髪の毛が一本でも混じってハックきゅん以外に食べられたら・・・消すしかないわね・・・」
「衛生管理がしっかりしてるね・・・」
もう上司が諦めてポジティブな解釈をし始めた・・・
「厨房なんてそこのトカゲとフィーアちゃんにやらせれておけば?」
「私は別に構いませんけど・・・」
「わっちはいいぞ!料理もまともに出来ない奴が好きな人に振り向いてもらえるわけないし。」
なんでそう嫌味で返すんですか・・・
「もう!私は厨房と接客兼任するので私はティラちゃんと厨房に行ってます!」
「そうだね!僕も教えるよ!」
私と上司は喧嘩になる前に二人を引き離した・・・
sideティラ
「これがウチの看板メニュー、イタリア風ドリアの作り方だよ。一度じゃできないと思うからレシピを見ながら・・・」
「これでどうですか?」
「完璧にできてる・・・!しかも僕のよりおいしい・・・・!」
フィーアは流石ね・・・でも
「まっずいわね・・・!」
「?私の料理なにか不手際がありましたか?」
「そうじゃないわ。フィーアの料理の腕は完璧よ。でも料理自体がだめ。こんな恥ずかしい料理を出してたら嫌われちゃうじゃない!」
「いや、これ結構メジャーな料理な気が・・・」
「フィーアは黙ってて!見せてあげるぞ!」
わっちは店の一番いい食材を使ってドリアを作りあげた。
「二人とも味見お願い。」
「美味しいですね・・・ティラさんって料理できたんですね。」
「ウ、うまい!」
「しかもオリジナル感がありますね・・・」
そうだぞ、
「名づけてティラノ風ドリアね!」
「でも時間かけすぎてファミレスには向かないんじゃ・・・」
「それに売ればうるほど赤字に・・・」
「何?レストランに美味しい料理を出すこと以外に大切なことがあるの?」
文句は言わせないぞ?
「ありません!」
「押しに弱すぎじゃないですか?貴方・・・」
sideフィーア
こうして次は接客の様子を見に行ったのですが・・・
「さっさと開いてる席に座ってください。」
「水以外に出すものなんてありませ~ん。」
ダメだ・・・ハックさん以外に態度が悪すぎる・・・
「ちょっと!何やってるんですか!以前惚れ薬仕込んだときバイトしてたのに何で今はそんな態度なんですか!?」
「だってハックきゅんが来ないならこんな時間苦痛でしかないもの。」
「胃が痛くなってきました・・・」
まさかメンヘラ薬が欲しいと思う日が来るなんて・・・
「それでは泥と砂でよろしいですね?」
「もう来ないわ!」
ああ・・・帰っていっちゃいました・・・
「アルバイトって楽勝ね!」
「いや、できてないですから・・・」
すると次のお客さんが入ってきました・・・
「一名でよろた~ん!あれ?金髪のねーちゃんじゃん!マジで可愛いね!LINEやってる?」
「すみません・・・仕事中ですのでちょっと・・・」
「え~!いいじゃん少しくらい・・・」
ぐっ・・・吹っ飛ばしたい・・・そう思っていると。
「ちょっと、私のまえでクズなナンパなんてしないでよね。」
なんとメンヘラ女が銃を突き付けていました!
バキューン!
「ひぃぃぃぃ!」
男は叫びながら去っていきました・・・
「・・・ありがとうございます。」
「勘違いしないでよ。私の前でゴミみたいなことやってたから罰してやっただけよ。」
「何してるの!?」
当然上司に見つかってしましましたけどね・・・
sideカゲチヨ
今日はヤルミナの三人と一緒に飲食店に行こうとしていた・・・
「ギャパパ!この店のプリンが滅茶苦茶上手いんだ!」
「俺はこの店のお姉さんの一人が滅茶苦茶に罵倒してくれるって聞いたぞ!」
「接客態度最悪じゃないっすか。っていうかフィーアさんは今日いないんっすね。」
「フィーアちゃんはバイトだって。カレコレ屋もあるのに働くのに熱心だよね。」
カンナの言う通りだよな・・・
「カゲも見習ったら?」
「俺は良いんだよ。依頼でこそ俺は真のカッコよさを引き出せんだから。」
「何それ。」
そうして俺たちが店に入ると・・・
「ハックきゅん!」
「メンヘラ女さん!?」
最悪の奴が接客していた・・・
「一名様ですね!席にご案内しま~す!」
そうして俺たちはとてつもない素早さで拘束された・・・
「どうするつもりっすか!」
「大丈夫よ、明日は生ごみの日だし。」
やべぇ・・・そう思ってると。
「何ですか・・・って皆!?」
フィーア!?
「ここでバイトしてたの!?」
ヒサが驚く。
「はい・・・メンヘラ女さんすぐに皆を・・・」
「素直にならないとだめよ・・・」
「つっ・・・!?」
なんとメンヘラ女はフィーアに麻酔銃を撃ちこんだ!
「弾丸には麻酔銃の代わりに強力なメンヘラ薬を入れておいたから・・・」
「ではシディさんとハックさん二名ですね!」
「くっ・・・」
「アーシたち最悪料理にされるね・・・」
こうして俺たちは厨房に連れて行かれた・・・
sideティラ
やっぱりもっと食材の質を上げるべきかしら・・・わっちはそんなことを考えて調理していると・・・
「ダーリン!?」
なんと拘束されてるダーリンと豚、カレコレ屋のカゲチヨ、ヒサメ、カンナがいたの!
「げっ・・・」
「あ!ティラさん!ダーリン連れてきましたよ!逃げられると思って拘束はしてますけど。」
「どう考えてもアンタ薬飲まされてるじゃない!」
「ごめんね、キリンは見逃すわ。」
ヤバ女は苦い顔をしながらもダーリンを解放した。
「さてこの四人はどうするか・・・」
「そういえば豚肉が無かったですよね?」
「フィーアちゃん!?」
「もうおかしくなってる・・・」
「ぎゃぱぱ・・・」
「三人は厨房に転がしておきましょう!異宙の力を封じる縄で拘束しましたし。」
「おい!タブーをどうするつもりだ!」
ダーリン、そんなこと気にしないで料理をふるまってあげる!
sideシディ
キリンがやってきたところで俺たちは話を始める。
「四人は無事だったか・・・」
「カゲチヨ達はたぶん厨房に転がされてるけど・・・」
「どうしたんすかキリンさん!タブーさんはどうしたんすか!」
ハックが叫ぶと
「余計なことは言わないで欲しいんだぞ。」
ティラとメンヘラ女、フィーアがやってきた。
「今は食べることだけ考えて欲しいな。」
「さぁ、三人とも召し上がれ!」
キリンに運ばれたのは豚肉。
「お。おい、この肉ってまさか・・・」
「とびっきりのを使ったぞ!」
ハックのは明らかに髪の毛が入ったものだった・・・
「いつもよりやばいっすよね・・・?」
「今日は腕によりをかけて作ったの!」
俺の料理は・・・
「蜂の丸揚げにカエルの炒め物か・・・」
「カエルはパクチーで濃い目の味付け、蜂はガーリックを効かせてありますよ。」
「凄いのが出てきたッスね・・・」
「食べれるのか?それ・・・」
俺たちが最初に食べると・・・
「上手いな・・・」
「「「「ええっ!?」」」」
ハックにキリンだけでなく女子二人も驚いていた・・・
「あれが美味しいなんてわからなかったから何もしなかったわ・・・」
「アンタ・・・凄すぎるぞ・・・」
二人ともフィーアのスキルに驚く。
「俺たちも食べるか・・・げほっ!なんだこれ・・・変な味が・・・」
キリンが吐き出す。
「そんなわけないわ!ダーリンのために一番いい食材しか使ってないんだぞ!」
「ふふふ・・・やっぱりアンタの仕業ね!」
「毒を盛ったから早くしないとダーリンが死んじゃうわよ?」
それは飲食店としてアウトじゃないか?そう思ったが俺は飲み込んだ。
そうしてメンヘラ女はハックに食べさせたのだが・・・
「うおぇ・・・!」
「ハックきゅん!?」
「大丈夫か!ハック。」
「ハイっス・・・ありがとうございます。シディさん・・・」
俺は顔を青くして食べ物を吐き出したハックの介抱をする。
「トカゲ!アンタの仕業ね!」
「違うわよ!そんなの吐き出すに決まってるでしょ!?」
「私の爪と毛と汗や皮膚を入れた料理に何言うのよこのオストカゲ!」
仲間割れしてきたな・・・
「シディさん、アーンしてください。」
「すまん、うむうむ・・・」
「呑気っすね・・・そうだ!メンヘラ女さん俺今までキリンさんに脅されてたんっす。」
「何言ってんだお前!?」
「このままキリンさんとティラさんをやっつけてくれれば二人きりになれるっす。」
「そうか!ティラ・・・最後の言葉を聞いてくれ・・・・先に行っちまうみたいだ・・・あの女さえいなければ・・・がく・・・」
そうして二人は二人を潰し合わせた!
「ダーリンとはあの世で会いなさい。」
「あの世行きはアンタよ。はらわたをぶちまけてやるぞ!」
こうして俺たちは二人が争っているうちに厨房にやってきた・・・
「皆どこにいるんっすか!?」
「厨房に転がってたはずなんですけど・・・」
「なんでフィーアもいるんだよ!?」
「私はシディさんと一緒にいられればいいので。」
そんなやり取りをしてたときだった・・・
「ふぅ・・・危なかったぜ・・・」
「ギャパパ・・・食われなくて良かったぜ・・・」
「寒かった・・・」
「でもカゲのおかげで助かったよ!」
「皆無事だったんすね!」
良かった・・・
「冷凍庫に閉じ込められそうになったんだけどカゲの血液操作で扉の取っ手をあらかじめ掴んでおいて私の氷で風を防ぎつつカンナちゃんの炎で温めながら隙を伺ってたの・・・」
流石皆だ!
そうして俺たちは店を抜け出した・・・
sideフィーア
「あれ?私確か麻酔銃を食らって・・・」
また覚えてないんだけど・・・
「目が覚めたかフィーア。」
シディさん!?
「すみませんシディさん・・・また迷惑を・・・」
「いや、料理はおいしかったし仕方ないさ。フィーアのバイト代は店長に貰ったぞ。」
「あの店潰れるらしいしな!」
キリン・・・そうなんですね。
「にしても酷い目にあったぜ・・・」
「メンヘラ女にティラちゃん。二人合わさったらより厄介だよ・・・」
「ギャパパ・・・二人は俺が守らねぇと・・・」
「お願いしますっす・・・」
よほどひどかったんですね・・・帰ったら皆に料理をふるまいましょう!焼き芋虫とか!