妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋 作:ikkun
最初の四人は原作通りヒサたち似の男性です。
sideカゲチヨ
「皆のもの控えよ。今ここに新たな戦士が生まれた・・・その名はカゲミリー。」
「ありがとうございます・・・」
俺・・・いや、私は今戦士に任命された・・・なんで口調を変えてノリのが良いかって?
私は別の世界で女となっているから!
「おい新しい戦士は女だぞ!」
「可愛い!」
「カッコいい!憧れちゃう!」
ふふふ・・・これよ!これ!女戦士になればいじめっ子にボコボコにされるわ、カレコレ屋最弱のレッテルを貼られわ悔しい思いをしてきた・・・
「でもそれも今日でおしまい!」
女戦士なら弱かったら可愛いし強かったらカッコいいでいけるんだから!
そうして私は早速モンスターを倒していた・・・すると。
「やるなアンタ。」
「強いんだね!」
「最後の一人は決まりですね。」
「良かったら俺たちとパーティ組まない?」
男四人の同じ戦士たちに声を掛けられた・・・
「私が?」
「この先にある森はモンスターも多い。一人で乗り込むより良いと思うよ?」
「それに食料も取りやすくなりますしね。」
「武器とか強くする素材集めも効率的になるからさ!お願い!」
四人ともイケメンね・・・!丁度探してたしラッキーね。
「良いわよ。私はカゲミリー。」
「俺はライ。」
「私はフィーです。」
「エンだよ。」
「ユノーだ。」
こうして俺たちは森の中を進んでいく。
「森を抜けるにはこっちが近道だ。そっちにはトラップがあるから気をつけろ。」
「あ、レアな武器の材料を落とすモンスターです。倒してきますね。」
「カゲミリー予備の剣ないの?俺の使ってない奴あげるよ。」
「お腹すいてない?なんか作ろうか?」
「四人ともありがとう。」
優しくしてもらえるしホントに最高ね!
こうして私たちのパーティは順調に森を進んでいった・・・
戦いで援護してもらったり、一緒に罠にかかった弱いモンスターを助けたりして進んだ。
そして・・・
「出たぞ!こいつがこのあたりで最強のモンスターだ!」
ボスとの戦いが始まった!
「くっ!」
「ユノー!!」
ユノーが敵の攻撃を受け止め・・・
「私たちで体力を削ります!」
「とりゃ!」
フィーとエンの息の合った攻撃で敵の体力を削り・・・
「俺も相手の視線を引き付ける!カゲミリー頼んだぞ!」
ライがさらに敵を引き付けてくれたおかげで俺は安心して・・・
「はぁっ!」
渾身の一撃を入れて敵を倒した!
「やったね!」
「よくやったな!カゲミリー!」
「完璧でしたよ。」
「大成功!」
俺は頭を撫でられて褒められたけれどそれはまだ序章に過ぎなかったの・・・すぐに新たな指令が下された。
「森を制した者たちよ。その力を見込んで新たな指名を託そう。この手紙は世界の運命を握る重大な秘密が書かれている。必ずや隣国まで届けるのだ。」
「はっ!」
そうして私たちは道中で釣りをしながら休憩していた。
「それにしても遠いわね・・・」
「文句言うな。長旅は腕をあげるチャンスでもある。」
「それにこうして釣りをするのもいい思い出ですよ!」
「それに俺はカゲミリーと一緒なら長旅も楽しいよ。」
「あれ?ライもしかしてカゲミリーのこと・・・」
「エン!?チゲーよ!?」
そんなことを言いながら楽しんでると
「引いてるぞ!」
「ホントだ!」
そうして釣り上げたときだった!
「見つけた。」
なんとローブで体を、仮面で顔を隠した奴らが襲ってきたの!
「危ない!」
「なんだこいつら!」
「ちっ!」
「マジか!」
四人は驚いていたが・・・
「本当にあれが?」
「間違いないよ。早く取り返さないと。」
「それにしても楽しそうだね~」
「まぁ、時間もないですしさっさとすませましょう。」
冷静にこちらを見ている。
「逃げろカゲミリー!」
え?
「どうやらあの手紙が狙いみたいだ。」
「僕たちに任せておいて!」
「任務優先ですよ。」
皆・・・
私は振り返らずに走り出す!
そうしてしばらくたったころに・・・
「待って!」
フードの四人がもう追い付いていた・・・
「安心してくれ彼らは無事だ。」
「私たちは密命も邪魔しません。」
「ただ来て欲しいところがあるんだよ。」
どういうこと・・・?
「分かったわ・・・ただ手紙を隣国に届けたらその場所に行くわ。」
「いいだろう。」
「臨時のパーティってとこね。」
「ま、もやもやしたままじゃ支障がでるしね。」
「行きましょうか・・・」
「ありがとう・・・」
そうして謎の四人と旅をつづけたんだけど・・・
「こっちが南だな!」
「そっちは北なんだけど・・・」
「こっちだよ!」
一人はめっちゃ方向音痴だったり・・・
「ふふふ・・・この毒キノコ他の戦士たちに似てる食べられるキノコと偽ってあげちゃおうよ・・・」
「それ犯罪だから!?」
「あははは・・・」
「食べられるキノコは料理しよう。」
もう一人は犯罪まがいのことを言っていた・・・けど
「はっ!」
「カゲミリー頼む!」
自然とコンビネーションがあったり・・・
「もぐもぐ・・・」
「あなたたちの仲間食べすぎじゃない・・・?」
「相変わらずだね・・・」
一緒に食事するときは凄く楽しかった・・・
「どうした貴方は女戦士になったの?」
ある日フードの一人が聞いてきた。
「理由なんてないわよ。私はそうなるべくして生まれてきたの。」
「それで満足してるのか?」
「勿論。」
別の一人も聞いてきたが私は満足しているの・・・
そうして居心地のいい時間は過ぎていき・・・
「ご苦労であったカゲミリー。」
「流石噂の女戦士だ。」
任務を果たし賞賛されたが私の気持ちは暗くなっていった・・・
「浮かない顔だな。」
「でも約束は守ってもらうよ。」
・・・・
「やっぱり嫌!私はこの世界が好きなの!」
「何我儘言ってるんですか・・・?」
「カゲチヨに依頼が来てるの!」
そう言って四人が仮面を外すとヒサにシディ、カンナとフィーアがいた。
「カゲチヨじゃないとできない依頼なんだ。」
「だから嫌なの!一緒に来て欲しいところってカレコレ屋でしょ!?」
シディが言うけどもうちょっとだけ!
「ゲームの世界に逃避しないでください。貴方は男でカゲチヨ。それがあなたのなるべくして生まれた姿です。」
「元気でなんてメモ残して何日たったと思ってるの?」
同じゲームに入れば会うとは思ってたけど・・・あっははははは!もう限界!なんで女なの!?」
うるさいー!お前にわかってたまるかー!
sideヒサメ
こうして私たちはカゲをカレコレ屋に引っ張り出すことに成功した。
「あー・・・女騎士になりたい・・・」
「まだ言ってる・・・」
「でもゲームは面白かったですね。」
「うんうん!家にこもらなかったらまた協力してやってあげるよ!」
「ありがとよ・・・」
カンナちゃんとフィーアちゃんもゲームを楽しんだようでカゲにいう。
「でもモテるために女子になったのに最初のお供はゲームのキャラだったな。」
「うっ・・・」
「ゲームでも女子でもボッチとはさすがだね・・・」
「もうやめてくれ・・・」
カゲのライフがゼロになってる・・・
「しかしカゲチヨが女子の口調で話してるのは新鮮さがあったな!今度は俺も女子になるか!」
「「「「あ、それはだめ。」」」」
あの時は本当に地獄だったから・・・