妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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人に指摘するのってきまずいですよね・・・


気まずい時にはどうすればよいか

sideカゲチヨ

今日の依頼人はイケメンの男性だったのだが、

 

「実は僕昔から何故か人に嫌われるんです。今日はその理由を調べてほしくて来ました。」

 

「は、はぁ・・・」

 

「そうなんですね・・・」

 

「なるほど・・・・」

 

俺とフィーア、ヒサは言葉を詰まらせた原因は明確だ。だがどういうふうに伝えればいいんだよ・・・

 

「教えてください!いったい僕のなにがいけないんでしょうか!?」

 

 

「な、何って・・・」

 

「それは・・・その~」

 

俺もヒサも全く気付いてない依頼人をどうやって傷つけずに伝えるか悩んだ。そのとき

フィーアがフォローいれてくれた。

 

「落ち着いてください、少し向こうで相談するので待っていてください。」

 

「わかりました。」

 

そうして壁の向こう側の死角に移動して話した。

 

「ヒサ・・・気づいてるよな。」

 

「うん、あの人が話すと・・・」

 

「口からかなりにおいますよね。歯磨きしてるか疑われるレベルですね。」

 

「イケメンで人当たりもいいのに嫌われるのは確実にあの口臭が原因だな。」

 

「では、だれが報告しますか?」

 

「じゃあ、ヒサ報告よろしく!」

 

「ちょっと待ってよ!?私も言いずらいんだけど!」

 

「なら私が言いましょうか。」

 

「「お前(フィーアちゃん)は容赦なくいって傷つけるだろ!」」

 

二人で突っ込むアイツ事実や正論いうと淡々と話すから偶に相手を怒らせるんだよなぁ・・・

 

「仕方ねーな、さりげなく誘導していくか。」

 

こうして依頼人に自分から気づいてもらう形式で口臭を治す方法を提示していくことになった。

 

sideフィーア

 

「原因はわかりませんが必ず見つけてみせます!」

 

「ありがとうございます!」

 

うっ・・・

 

強烈な匂いにカゲチヨと私は顔を背ける。

 

「どうかしましたか?」

 

そこでヒサメちゃんがフォローを入れる。

 

「あの!私飲み物用意しますよ!」

 

こうして依頼人の気をそらした。

シディとカンナちゃんが外出中でよかった・・・

あの二人がいたら素直にいってしまい、気まずくなることは確実でした。

 

「じゃあ、コーヒーを好きでよく飲むんです。その間にタバコ吸ってきますね・・・」

 

「おっと、コーヒーとタバコが好きな人はあまり好かれませんからね!喫煙者は叩かれがちですから禁煙しましょう!それと今度からはお茶か水を飲むことで親しみやすさをあげましょう!」

 

「は、はぁ・・・」

 

依頼人は戸惑っていましたが聞き入れてくれました。

お茶をいれる間に台所でまたはなしました。

 

「コーヒーとタバコが好きだと嫌われやすいなんて知らなかったよ。」

 

「タバコはともかくコーヒーはちげーよ。」

 

カゲチヨがわかってないヒサメちゃんに突っ込む。

話によるとコーヒー豆の微粒子、タバコのタールは悪臭の原因になる依頼人はどっちも

飲んだり、やっているのであわさってさらにひどくなるらしい、

その後も依頼人と話をしていたのだが、スマホを見ていた

カゲチヨによるとスマホをみることも唾液線を圧迫して口臭がひどくなるらしい、

 

「カゲもスマホよく見てるよね、臭くなったらちゃんと言ってあげるね。」

 

「そりゃ、親切にドーモ。」

 

二人の夫婦漫才を聞きまた依頼人とはなしたのですが・・・

 

「結局原因は何なんでしょうか・・・」

 

「なんだろうな~」

 

「なんでしょうね~」

 

そろそろ苦しくなってきました・・・

そうこうしていると依頼人のはらの虫がなったおとでした。

カゲチヨがお茶菓子をだしヒサメちゃんに食べないように注意して席をはなれた。

どうやら食事をしないことも匂いをひどくするらしい。

さっきから匂いをひどくする行動のオンパレードですね・・・

無自覚にやってるからいままで気づかなかったんですね。

 

「僕にむきあってくれてありがとうございます!」

 

なんと依頼人が顔を近づけてお礼を言ってきた!

キャァァァァァ!

とんでもない匂いにさすがの私たちも悶絶する。

そのとき、

 

「ただいま。」

 

「いま帰ったよ~」

 

最悪のタイミングで二人が帰ってきてしまった。

 

sideヒサメ

どうしよう・・・私は悩んだ。

まぁ二人とも子どもじゃないしそんなストレートには・・・

 

「実は僕人に嫌われるんです。初めのうちは仲良くしてくれてもそのうちあからさまに顔を背けたり、俯いたりするんです。」

 

「「それは・・・」」

 

まさか・・・

 

「息が臭いからじゃないか?」

 

「たぶんそのせいで俯いたり、かぎたくなくてそむけてるんですよ!」

 

シディ・・・カンナちゃん・・・

言っちゃったー!!!

依頼人もショックをうけてへたりこんだ

 

「そうだったのか・・・僕は今まで・・・」

 

そりゃそうだよね。無自覚とはいえ人が嫌がっていることにきづかなかったなんて人のいい依頼人にとってはつらいだろう。

 

「そんなことで落ち込まなくていいぞ。そのままのお前を受け入れてくれるひとは必ずいる。」

 

「そうですよ!落ち込まないでください!」

 

「俺とカンナに任せてくれ心あたりがある。」

 

「シディ、カンナ、お前たちよく耐えられるな・・・・」

 

「野生では珍しくないぞ。」

 

「アーシの友達にはもっとすごい人がいるよ?」

 

そうなんだ・・・

さすがカレコレ屋で一、二を争うコミュ力を持つ二人は違う。

 

こうして依頼人はシディとカンナちゃんに紹介された男女の異宙人と仲良くなっていた。

たのしくやっているようで安心した。

 

「ああいう種類の異宙人は歯をみがく習慣もないし、口臭に無頓着だからな。」

 

「根本的な口臭の解決にはなっていませんよね?」

 

フィーアちゃんが突っ込むが、

 

「依頼人が幸せならいいさ。」

 

「そういうこと!ひとはどこで繋がれるかわからないんだから!」

 

二人はそういってほほ笑んだのだった。

 

 

 

 

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