妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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今回は視点無しでゲームブック風にしてみます。
好きなキャラの番号に進んでください。


財布を盗む兄に対して・・・

今回の依頼人は女子学生だった。

 

「ニートの兄が私のお財布からお金を取るんです。」

 

「注意はしたんですね。」

 

 

フィーアが聞く。

 

「はい、俺はやってないってしらばっくれます・・・」

 

「常に財布を持っとけばいいんじゃないっすか?」

 

「お風呂の時を狙われるのでどうしようもなくて・・・」

 

カゲチヨの対策も抜け道を見つけられているようだ・・・

 

今この場にはカゲチヨ、フィーア、カンナがいる。誰に解決策を出してもらう?

 

カゲチヨ→①へ

 

フィーア→②へ

 

カンナ→③へ

 

 

 

 

①カゲチヨ

 

「カゲチヨさん、どうすればいいですか?」

 

依頼人がカゲチヨに聞く。

 

「なら札を入れるところにこの紙を入れといてください。」

 

カゲチヨは一枚の紙を手渡した。

 

そしてその日の夜。

 

「おい!俺を疑いやがって!ふざけんなよ!」

 

紙には「金は働いて自分で稼げ」と書かれていた・・・見てる時点で犯人確定なのだがクズな兄には効果が無かった・・・

 

「怒られちゃったじゃないですか~!」

 

「俺が悪いの!?」

 

「何やってるの・・・」

 

「相変わらず優しいやり方ですね。」

 

依頼人の兄をヒヤッとはさせれただろうがこれで良いのだろうか?

この回の最初に戻り選択をやり直してみよう。

 

②フィーア

 

「フィーアさん兄の性根をなおしてくれませんか?」

 

「勿論です。両親に許可を取ったのならすぐにでもできますよ。」

 

「お願いします!」

 

こうしてその日の夜。

 

「へへへ・・・ちょろいな・・・」

 

金を盗もうとした兄だったが・・・

 

「させませんよ。」

 

「な、なんだよ!?お前。」

 

「私が誰かなんてどうでもいいじゃないですか。妹から財布を盗むなんてアンタは兄の風上にもおけません。来てもらいますよ。」

 

「離せ~!」

 

そうして依頼人の兄は森に連れてかれて・・・

 

「まずはこの鉄棒で懸垂をしてもらいます。できたら今までのことはお互い忘れましょう。」

 

「はっ!懸垂王と呼ばれた俺の実力を見せてやる・・・」

 

そう言って鉄棒を掴むとドンドンと高くなり落ちたら終わりの高さまで上がっていた・・・

 

「言い忘れてましたけど懸垂しながら論語も読んでもらいますからね。」

 

「無理だろ!?」

 

ということで依頼人の兄はフィーアの特訓から逃げることはできずに懸垂やシャトルランをしながら論語を読むという修行僧のような苦行を強いられるようになった・・・

 

「はい!手を休めない!過ちて改むるに・・・」

 

「憚ることなかれ!」

 

こうして特訓を続けた結果彼は悟りを開き修行僧としてインドへと旅立った・・・

 

「どうしてこうなった・・・」

 

「これぞ私流の更生です。」

 

「でも親も兄が何かを見つけてくれて感謝してますよ!」

 

「これぞ脳筋だね・・・」

 

カゲチヨたちが兄を送り出しながらつぶやく。

 

さて他の結末も見たい方は初めに戻って選択してみよう。

 

③カンナ

 

「カンナさん、どうにかできませんか?」

 

「ふふふ・・・いいよ。とっておきの方法があるから。」

 

「「まさか・・・」」

 

カレコレ屋にカンナの笑いが響く中カゲチヨとフィーアは心配な顔で見るのであった・・・

 

そしてその日の夜。

 

「へへへ・・・また無遠慮に・・・ふぐっ!?」

 

風呂場で財布を盗もうとした兄は何者かに拘束されて倉庫につれてこられた・・・

 

「こんばんは。いい月夜だよね。」

 

「だ、誰なんだよ。お前は・・・」

 

「アーシが誰かなんてどうでもいいじゃん。それよりもさ、妹の財布今盗もうとしてたでしょ。」

 

「お、俺はやってねぇよ!」

 

カンナに拘束されてもなおしらばっくれる兄・・・

 

「ならアンタの体を綺麗にしてあげる・・・」

 

そうしてカンナは背中に熱湯をかける。

 

「ぎゃああああ!?」

 

そうしてカンナは金属製のブラシを持つと兄の背中を強くこすりあげた!

 

「ひぎいいいいいい!!」

 

とてつもない激痛に悲鳴を上げる兄、これは古代中国で行われていた刷洗と言われる処刑である、熱湯を背中にかけてブラシで磨けば最後は骨が丸見えになるという。現代風に金属のブラシを使っているので痛さは古代の比ではないだろう・・・

 

「ねぇ、盗んだこと認める?」

 

「認めます!認めます!」

 

「録音するからもう一回丁寧に言って?」

 

シャカシャカ・・・

 

「ああああ!・・・私は財布を盗んだ極悪人です・・・許して・・・」

 

「じゃあ働いてお金返す?」

 

シャカ・・・シャカ・・・

 

「あああ・・・はい・・・」

 

カンナは闇医者に依頼人の兄を連れて行き兄は働き始めた・・・のだが・・・

 

「SM喫茶で働き始めたんですよね・・・兄もいたぶられるのが好きになったみたいで私にも金返すから鞭で打ってくれって頼むんですよ・・・」

 

「おいカンナ、新しい世界開いてどうすんだよ・・・」

 

「いや~!これは想定外だったな!」

 

「ヤバいですね・・・」

 

こうして兄は盗んだ金を返しながら働くのであった・・・・

 

他の結末も見たい人は最初に戻って選択して欲しい。

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