妖精王としてカレコレの世界に転生した もう一つのカレコレ屋   作:ikkun

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ディープフェイクの闇

sideヨ―メイ

私は自分の部屋でSNSを見て落ち着いていたのですが・・・

 

「ん・・・?映画の登場人物?」

 

見つけたのはそんなアプリのサイトだった。

まずは自分の顔写真を登録・・・すると

 

「この魔法でもくらえ!」

 

見たことのある映画に自分の顔が組み込まれていました・・・それで表情が動いたりしていて手の込んだ編集がされていました。

 

「くだらないですね・・・」

 

私はサイトを閉じてバイトに向かいました。

そしてカウンターでお客様が来るまで待機していました・・・すると

 

「邪魔するぞ。」

 

「こんにちは。」

 

シディさんとフィーアさんが来ました!

 

「ひゃあああ!?お二人とも!?」

 

「何でそんなに驚くんですか?」

 

フィーアさんが聞いてきますが当たり前ですよ!

 

「会う予定が無かったので会う予定の顔をしてないんです。」

 

「?いつもと同じ顔だと思うぞ。」

 

「それで何のようですか?」

 

私はお二人に用件を聞きます。

 

「特に用はないんだが天気がいいから一緒に昼食を食べに来たんだ。」

 

シディさんの答えに唖然としてしまいます・・・私なんて人生で一度も誰かを昼食に誘ったことなんてないですよ!シディさんの陽キャヤバすぎです・・・

 

「何固まってるんですか?忙しいなら早く言ってください。」

 

「フィーア、そんな言い方は良くないぞ。考える時間をあげないと決められなくなってしまうぞ。」

 

シディさん・・・かばってくれてありがとうございます・・・

 

「い、いえ行きます!」

 

「なんで渋顔になってるんですか?」

 

察してください・・・

そして私は二人とお昼を食べてシディさんは寝てしまいました。

 

「私は飲み物を買ってきますがあなたは何かいりますか?」

 

「いえ、私は・・・」

 

「そうですか。・・・シディさんに変なことしないでくださいね?」

 

「しませんよ!?」

 

どんだけ信用ないんですか!

そうしてフィーアさんは飲み物を買いに行きました・・・

 

「・・・それにしても整った顔立ちしてますね。こんな人と付き合えたら・・・いやせめてあのアプリで!」

 

私は今朝のアプリを思い出して唾を飲み込む。

 

「べ、別に変なことじゃないですし・・・写真を撮るくらい・・・」

 

そうして写真を撮って二人と別れた後・・・

 

「あああああ!!これはとんでもなく刺激的です・・・!」

 

恋愛映画に写真を組み込んだのですが破壊力抜群すぎです・・・もっと!もっと!

そうなった時には私はすっかりアプリにハマっていました・・・

 

sideカゲチヨ

俺はカンナと一緒にヨ―メイの手伝いをしていた・・・

 

「何で俺たちが・・・」

 

「いいじゃん!箱の中身面白そうなものがありそうで興味あるし!」

 

「いや、開けちゃだめですよ!?」

 

カンナの発言にヨ―メイは慌てる。

 

「カゲチヨは暇なんだから少しは同じくか弱い陰キャな女子を手伝ってもばちは当たらないよ?」

 

「ヒデぇ!?」

 

「さりげなく私もディスられました!?」

 

流石カンナ・・・破壊力抜群だぜ・・・

 

「あ、見て!あのニュース。ディープフェイクだって。」

 

カンナがビルのテレビを指さす。

 

「勝手に人の画像を使ってそれをSNSにあげるね・・・完全に肖像権侵害じゃねーか。」

 

「しかもアダルト画像も多いって・・・世も末だよね・・・」

 

俺とカンナはため息をつきながら歩いていたが・・・

 

「・・・・」

 

ヨ―メイが青ざめた顔をしていた・・・

 

「どーした?」

 

「い、いえ!何でも・・・」

 

まぁ、今は深く聞かない方がいいか・・・

 

sideヨ―メイ

 

このサイト・・・使わない方が良いんでしょうか・・・

自分はSNSには上げてなくても登録した画像を赤の他人に使われるってのはクリスさんから聞いてたのでもやもやします・・・

そんなことを考えていると

 

「課金コンテンツ?」

 

皆の作った作品・・・私は嫌な予感がしてみてみましたがニュースで見たようなアダルト画像であふれていました・・・

 

そしてもやもやしながらカレコレ屋にいたのですが・・・

 

「皆!シディが痴漢で逮捕された!」

 

カゲチヨさんが持ってきた情報は衝撃的でした!

 

「嘘でしょ?シディはそんなことしないよ!」

 

「まさかとは思うけどあのニュースのディープフェイクでシディの画像が加工されたんじゃ・・・?」

 

ヒサメさんとカンナさんの言う通りかもしれません・・・

 

「フィーアが今死に物狂いで証拠やアリバイをかき集めてるから俺たちも向かうぞ!」

 

カゲチヨさんの声が聞こえませんでした・・・私のせいで・・・

 

「すみません・・・シディさんの顔が悪用されたの私のせいなんです!」

 

「どういうことなの?」

 

カンナさんに言われて私はアプリのことや今までのことも全て話した。

 

「なるほどな・・・」

 

「確かに一見したら面白そうだから仕方ないよ・・・」

 

カゲチヨさんもヒサメさんの慰めてくれましたが・・・

 

「別人になりたい人へのご相談ね・・・顔集めのために映画の主役で釣ってるってことだね。」

 

カンナさんの分析を聞いた後

 

「私も協力します!私はシディさんに謝らないといけないんです!」

 

この覚悟は本物です!

 

「・・・わかった。」

 

カゲチヨさんから許可を貰い私たちは捜査を始めました。

 

sideカゲチヨ

 

俺たちは電車に乗り込み奴が乗り込んだ車両に乗り込んだ・・・

 

「・・・」

 

やっぱりヨ―メイに手を出してきたな・・・

 

「見つけたぞ。顔無し野郎。」

 

「っ!?」

 

「痴漢です!」

 

こうして俺たちは電車から降りて男から話を聞いた。

 

「ねぇ、正直に話す?それとも鞭で叩いた後、塩攻めにする?」

 

「くっ・・・」

 

カンナの威圧で男はビビる、そしてダメ押しでヒサが協力者を捕まえて連れて来た。

 

「この人あなたの痴漢現場を撮影してたよ。」

 

「す、すみません・・・命令されて無理やり・・・」

 

「お、おいっ!」

 

やっぱりグルかよ・・・

 

「ふざけんな!?悪いのはアヘンに酔ってる馬鹿どもだろうが!馬鹿みたいに推しがーとか言ってる奴らが利用したからだ!」

 

何言ってんだ?こいつ?

 

「悪いのは痴漢した貴方たちだよ。」

 

「その言い訳が警察に通用するか試してみるんだな。」

 

俺とヒサが冷たい目で言う。

 

「さて、警察に突き出す前にアンタたちの傷口に塩でも押し付けようかな~。」

 

「「ぎゃあああああ!!」」

 

痴漢と共犯者はカンナにむち打ちとその傷口に塩を塗られて犯行手口を警察で自白した後精神を崩壊させたらしい・・・

そうしてフィーアが集めた証拠とアリバイのおかげでシディは釈放された。

 

sideフィーア

 

「すみませんでした!!」

 

ヨ―メイがシディさんに謝りました。

 

「会社が芋づる式に逮捕されても気に病んでしまいますよね・・・」

 

今回ばかりは同情します・・・

 

「別にヨ―メイは悪くないだろ。悪いのは俺の写真を悪用した人間だ。」

 

「でも・・・私が写真を使わなければ・・・」

 

ヨ―メイ・・・

 

「・・・そうだな、勝手に撮られるのは気分が良くない。」

 

「す、すみません。」

 

次の瞬間シディさんがヨ―メイと写真を撮っていました!

 

「これからは写真を撮りたいときには言ってくれ。本物の俺が近くにいるんだから。」

 

「そ、そんなの・・・ずるいですよ。」

 

・・・・・

 

「うう・・・ううぅうう~・・!!」

 

「よしよし、フィーアちゃんも証拠あつめお疲れ様。」

 

カンナちゃんが慰めてくれました・・・

 

「俺も結構活躍したよな!?シディがイケメンすぎて全部持ってかれた~!」

 

「今回はカッコ良かったよー。」

 

カゲチヨは相変わらずヒサメちゃんに慰められてました・・・

何でこんな結末なんですか~!

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